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PART2
課長との初キス…♡
しおりを挟む「目、泳いでるけど、動揺してるのか?」
こめかみをグリグリ押してきた課長の指が頭頂部に移動して、今度は頭をポンポンと優しく撫でてきた。
今朝、課長に嫌われたと思って地の底まで落ち込んでいたのに、期待してると意外な言葉を掛けてくれたり、今はこうやって優しく頭を撫でられている。
私の胸はいっぱいになり、感情メーターはついに振り切り、決壊した。
「泣くなよ。そんなに怖いのか?大丈夫だって、もうすぐ出れるから」
「な、泣いてません……!」
強がれば強がるほど涙が勝手に流れ出てしまう。
情けない、上司の前でこんな姿……。
新しい会社では絶対に人に弱みは見せないと決心していたのに、頭の芯が熱くなって涙が止まらなくなってしまった。
このままでは軟弱な女だというレッテルを貼られてしまう。
そんな風に自分の感情と戦っていると、課長は私の二の腕を両手で掴んできて、グイッと自分の体へ私の体を引き寄せた。
課長の胸元のシャツに私の顔が埋まる。何だか安心する匂いだ。
突然の出来事に私の心拍数は跳ね上がり、この興奮が何によるものなのか、もはや判断できなくなっていた。
「課長っ、ごめんなさい!シャツに私の化粧が付いちゃいますっ」
涙目でアイラインやマスカラが滲み、シャツに付着しないか気にして慌てて課長の胸元から離れようとしたが、課長はそれを制止して私の背中に腕を回して強く抱き締めた。
「シャツ位、気にすんな。
そんな風に泣かれると、こっちも変な気分になるだろ……」
「ご、ごめんなさい……!泣きたくて泣いてるわけじゃ、ないんですけど……なんか」
興奮と止まない恐怖が渦巻く頭の中で、課長の腕の中で抱かれているのが夢の続きなんじゃないかと錯覚した。
お互いに暗闇に目が慣れてきて顔の表情もハッキリと見えて来た頃だった。
課長が私の頬に自分の頬をくっつけ首筋に鼻柱を当ててきた。ゾクゾクと背中に電流が走る。
課長の呼吸が耳元や首筋に当たって、下腹部がキューッと疼いた。
「お前は俺に触れられて、嫌じゃない?」
「嫌じゃ無いです……!むしろその逆です」
嫌だと誤解をされてはこのラッキースケベが勿体無いと思い、照れながらも課長の背中に手を回して腕の力をキュッと入れた。
「その逆って……間に受けても、いいのか?
前言撤回は許されないけど」
「はい、その通りの意味です。むしろ嬉しいです」
そのまま数秒間の無言の中、課長に見つめられて目を逸らせなかった。切れ長で少し釣り上がった目だけど、優しい眼差しをしている。
仕事中も会話をする時は私の瞳をじっと見てくるけれど、今は仕事の事は頭の中に無く、私自身の存在だけをその瞳いっぱいに映してくれている。
抱き締められて密着していると、私の胸の辺りに課長の心臓の音が響いて伝わってきた。
そして私の鼻に自分の細い鼻筋をくっ付けてきて囁くように呟かれた。
「……キスしていい?」
恥ずかしさと嬉しさが混ざり、ふふっと笑い声を漏らしてしまった。課長はそれをイエスだと捉えたようにして、私の唇に自分の唇を当ててきた。
驚きと興奮で頭が真っ白になり、目眩がした。
想像以上に柔らかい感触に私は無我夢中になる。
ちゅ、と触れるだけのキスをして唇を離す。
そしてすぐ私の後頭部に課長は手を回して、今度は食いつくように唇を貪られた。
舌が口腔内を侵入してきた時、私の下腹部は疼きっぱなしでヒクヒクと性器が痙攣しているのが分かった。
それと同時に課長の右手は私の腰の下へと周り、感触を堪能するようにスカート越しにお尻を撫で回してきた。布越しに触れられただけなのに、あまりの気持ち良さに思わず声が喉で小さく鳴った。
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