22 / 80
6月 1
しおりを挟む
雨の多い季節の訪れは、営業マンにとってこれから数ヶ月、外回りが辛い日々がやってくることを意味していた。そんな中で暁斗は、奏人のディレット・マルティールのアドレスからのメールで、自分の誕生日が来たことを知らされた。
あまり誕生日を大げさに祝うことをしない家庭に育ったせいか、暁斗は自分の誕生日をほぼ毎年失念している。奏人からのメールには、祝いの言葉と、これからのますますの活躍を祈るといったことに、あなたとのご縁が長く続きますように、と添えてある。宇野から半笑いでスマートフォンを見つめているのを突っ込まれたが、誕生日アピールをしてしまうことになるため、適当にごまかした。
暁斗がロビーで倒れて医務室に運び込まれた話は、しばらく営業課の話のネタになった。体調が悪い時は無理せず休むように、と会社全体で訓示まで出てしまい、暁斗は若干肩身が狭かった。しかし暁斗が有休を使い療養した2日間に、人生最大レベルに幸福な時間を過ごしていたことを知る者はいない。
暁斗はあの翌朝の、奏人の憑き物が落ちたような清冽な表情を忘れることができない。別にあの夜、これまでになく激しく求め合った訳でもないのに、目覚めた奏人は初夜を過ごした処女のように、暁斗に対して恥じらうようなはにかみ笑いを見せた(暁斗はそれを見て悶死しそうになった)。そして朝日に髪を透かせながら、澄んだ目で暁斗を見つめた。そこにいたのは何かとても神聖な生き物のように、暁斗には思えた。
奏人は自分のお泊まりセットを置いて、暁斗の部屋のスペアキーを持って帰ったが、あの日以来部屋には来ていない。奏人が仕事を減らしているため、指名もなかなか出来ずにいた。ただ、LINEでのやり取りが激増したため、お互いがどう過ごしているかは何となく把握している。
奏人としっかり気持ちを通わせたことは、暁斗にも微妙な変化をもたらしていた。営業1課が関係の絶えていた会社との取り引きの再開にこぎ着けたり、営業2課が諦めていた案件を軌道に乗せることに成功したりしたのは、暁斗が粘り、細やかな配慮をしたからだった。暁斗は部下たちが頑張ってくれたからだと考えていた。だが、麻疹で寝込んでから桂山課長は悟りを開いたらしいと一部で噂になっていることを、暁斗自身は知らなかった。
雨の中みんなが外出し、課内にぽつりぽつりとしか人がいない中、部屋にやって来たのは営業部と企画部を統括する、岸圭輔だった。暁斗のかつての直属の上司である。
「桂山、ちょい顔貸して」
「今ですか?」
その場にいた全員が、アポ無しで訪れた統括部長――もうすぐ専務になろうかと噂される人物が現れたのに驚いたが、暁斗に対する妙な気安さを見て、1課に配属されたての新入社員たちがあ然とする。
「課長は新入社員の頃あの人の部下だったのよ」
「へぇ……」
和束がわざわざ説明するのに苦笑しながら、暁斗は部屋を出て、岸についてエレベーターに乗る。向かった先は人事部のフロアで、暁斗はさすがに岸に尋ねた。
「何のお話ですか、人事がらみなんて」
暁斗の頭に咄嗟に浮かんだのは、自分が同性愛者で、専用のデリヘルを使っていることがバレたのではないかということだった。しかし暁斗は、それがどうしたのだと考え直した。男が好きだということも、風俗店の世話になっているということも、個人の自由で、会社に迷惑はかけていない。暁斗は奏人と関わるうちに自分の性的指向を認め、マイノリティであることへの引け目を、自分でも気づかない間に消化し始めていたのである。
「暁斗に噛んで欲しい案件がある」
岸は昔のように、暁斗を下の名前で呼んだ。少し気が緩む。暁斗はこの人を尊敬しているし、こうして今でも気安く呼んでくれることは嬉しい。
人事部の女子社員が小さな会議室の厚い扉を開けると、先に人事部長と企画1課の山中が座っていた。暁斗はぎょっとする。本当にゲイの弾劾会議なのではないか?
「忙しいのに呼びつけて申し訳ないね、まあ楽にして」
人事部長の西山は笑顔で言ったが、人事にアポ無しで呼び出されて楽に出来る訳がない。山中はちらりと暁斗に微笑を送ってきて、緊張感は無い様子である。
「我が社でも性的マイノリティの社員に対する配慮を積極的にしていきたいと考えていてね」
西山は前置き無しに切り出した。
「山中君は早くから同性愛者であることをオープンにしているが、彼のようにしたくてもできない社員が沢山いると思うわけだ」
西山の言葉を岸が引き継ぐ。
「これまで優秀な社員がちょっとはっきりしない理由で退職することがあった、精査した中にそれを理由に社内で差別的な扱いを受けていた可能性がある人がいるとわかった」
暁斗にはその気の毒な退職者に心当たりが無かったが、そんなことはあるべきでないと感じた。そして自分がまさしく当事者であることを、この場の議題に挙げられる訳ではなさそうだと考え、やはり胸をなで下ろす。
「最近ではかなりましになりましたが私もいろいろ言われました、取引先の人にからかわれるのはまだしも、同じ社の人間に……例えば気持ち悪がられるなどというのは結構こたえます」
山中は言った。いつになく淡々とした調子だったが、達観した風情さえある。西山が続ける。
「優秀な社員が個人の自由に関することをとやかく言われて居づらくなるのは会社の損失だ、各種ハラスメントと同様しっかり対応すべき問題だろう……そこで各課の課長クラスから研修を始めて、近々社内で相談室のような組織を作れないかという話になってきている」
「2人には先陣を切って欲しくてね」
岸は楽しそうに暁斗のほうを見た。
「山中君は当事者だ、桂山君は社内外ともに関係者からの信頼が厚い……それに身内に性的マイノリティがいると聞いた」
暁斗は山中をちらりと見た。余計なことを言ってくれた。山中は暁斗と目が合うと、顔の前で右手を立てて謝罪の仕草をした。
「まあ山中君が桂山君の身内の話を我々にするのも、好ましくない行為ということになるかな」
「申し訳ありません、岸部長が誰とならうまくやれそうだとお尋ねになるので」
西山の指摘に、山中は素直に謝る。山中がこの「プロジェクト」に自分を指名したということか。暁斗はどうも落ち着かない。
「桂山君はどうかな? 強制はしない、忙しい君には負担が増えることになるからね……君は多様性を認める懐の広さがあるし、君のような人物が参加してくれると心強い」
「私を買ってくださるのは嬉しいですが」
暁斗がこの話を断る理由は無かった。性的マイノリティだけでなく、いろいろなマイノリティを認め受け入れる会社、ひいては社会は、マジョリティにとっても生きやすいと思うからだ。ただ、当事者であることを隠しながらでは、精神的にきつくなる予感がする。
「何か疑問や不安があるなら言ってくれるといい」
「いえ……少し荷が重いかなと」
暁斗の言葉に岸が小さく笑う。
「荷が重いくらいのほうが君のやる気が出るんじゃないかな」
「やめてくださいよ、そうして私の寿命を少しずつ縮めていらっしゃったんですから」
暁斗はつい岸に対して軽口になった。久しぶりに話したことや、褒めてもらえたことが素直に嬉しかったからだった。
結局ほぼ承認させられたような形になり、やや困惑気味に人事部を後にした。岸は暁斗に、若い子を連れてみんなで飲みに行こうと言ってくれた。
岸が先にエレベーターを降り、山中と二人残される。
「飲みに行かね?」
山中は会議室とはうらはらな軽い口調で言った。
「今日ですか?」
「うん、早いうちに……これたぶん俺ら二人で好きにできそうだろ、意思疎通しとこうや」
山中は楽しげだった。岸に誘われるほど嬉しくはないが、プライベートでは随分一緒に飲み食いしていないし、まあいいかと暁斗は考える。
「じゃ今日でもいいですよ、たかふみ君と約束は無いんですか?」
暁斗の嫌味に山中は笑った。
「おまえ良く覚えてるよな、あの子就活始まって俺より忙しいんだよね」
「名刺に書いてあることは脳みそに記録するのが習慣づいてますからね、……大学生なんですか」
知っていたが突っ込んでおく。
「かなと君はどうよ? ほっといてくれってあの可愛い顔で怒った?」
山中は反応せず、暁斗に逆に突っ込んでくる。話題選びを誤ったと思った。
「……何も言ってないです、あちらも大人なんだし」
「遠縁だと言いにくいかな、でもあの子はおまえのこと慕ってる感あるんだろ?」
どうもやりにくい。奏人の話をするだけで落ち着かないのだ。慕われているんだろうな、早く会いたい、と今関係ない思念が脳内に横入りしてくる。
「何? おまえが何でそんな困るわけ?」
エレベーターのドアが開いた。暁斗は先に出て急ぐふりをして、振り返る。
「7時でいいですか?」
「ああ、やばそうならメールするわ」
山中はエレベーターの前で笑顔で手を振っていた。食えない人だ。暁斗は今晩約束したことを少し後悔した。
あまり誕生日を大げさに祝うことをしない家庭に育ったせいか、暁斗は自分の誕生日をほぼ毎年失念している。奏人からのメールには、祝いの言葉と、これからのますますの活躍を祈るといったことに、あなたとのご縁が長く続きますように、と添えてある。宇野から半笑いでスマートフォンを見つめているのを突っ込まれたが、誕生日アピールをしてしまうことになるため、適当にごまかした。
暁斗がロビーで倒れて医務室に運び込まれた話は、しばらく営業課の話のネタになった。体調が悪い時は無理せず休むように、と会社全体で訓示まで出てしまい、暁斗は若干肩身が狭かった。しかし暁斗が有休を使い療養した2日間に、人生最大レベルに幸福な時間を過ごしていたことを知る者はいない。
暁斗はあの翌朝の、奏人の憑き物が落ちたような清冽な表情を忘れることができない。別にあの夜、これまでになく激しく求め合った訳でもないのに、目覚めた奏人は初夜を過ごした処女のように、暁斗に対して恥じらうようなはにかみ笑いを見せた(暁斗はそれを見て悶死しそうになった)。そして朝日に髪を透かせながら、澄んだ目で暁斗を見つめた。そこにいたのは何かとても神聖な生き物のように、暁斗には思えた。
奏人は自分のお泊まりセットを置いて、暁斗の部屋のスペアキーを持って帰ったが、あの日以来部屋には来ていない。奏人が仕事を減らしているため、指名もなかなか出来ずにいた。ただ、LINEでのやり取りが激増したため、お互いがどう過ごしているかは何となく把握している。
奏人としっかり気持ちを通わせたことは、暁斗にも微妙な変化をもたらしていた。営業1課が関係の絶えていた会社との取り引きの再開にこぎ着けたり、営業2課が諦めていた案件を軌道に乗せることに成功したりしたのは、暁斗が粘り、細やかな配慮をしたからだった。暁斗は部下たちが頑張ってくれたからだと考えていた。だが、麻疹で寝込んでから桂山課長は悟りを開いたらしいと一部で噂になっていることを、暁斗自身は知らなかった。
雨の中みんなが外出し、課内にぽつりぽつりとしか人がいない中、部屋にやって来たのは営業部と企画部を統括する、岸圭輔だった。暁斗のかつての直属の上司である。
「桂山、ちょい顔貸して」
「今ですか?」
その場にいた全員が、アポ無しで訪れた統括部長――もうすぐ専務になろうかと噂される人物が現れたのに驚いたが、暁斗に対する妙な気安さを見て、1課に配属されたての新入社員たちがあ然とする。
「課長は新入社員の頃あの人の部下だったのよ」
「へぇ……」
和束がわざわざ説明するのに苦笑しながら、暁斗は部屋を出て、岸についてエレベーターに乗る。向かった先は人事部のフロアで、暁斗はさすがに岸に尋ねた。
「何のお話ですか、人事がらみなんて」
暁斗の頭に咄嗟に浮かんだのは、自分が同性愛者で、専用のデリヘルを使っていることがバレたのではないかということだった。しかし暁斗は、それがどうしたのだと考え直した。男が好きだということも、風俗店の世話になっているということも、個人の自由で、会社に迷惑はかけていない。暁斗は奏人と関わるうちに自分の性的指向を認め、マイノリティであることへの引け目を、自分でも気づかない間に消化し始めていたのである。
「暁斗に噛んで欲しい案件がある」
岸は昔のように、暁斗を下の名前で呼んだ。少し気が緩む。暁斗はこの人を尊敬しているし、こうして今でも気安く呼んでくれることは嬉しい。
人事部の女子社員が小さな会議室の厚い扉を開けると、先に人事部長と企画1課の山中が座っていた。暁斗はぎょっとする。本当にゲイの弾劾会議なのではないか?
「忙しいのに呼びつけて申し訳ないね、まあ楽にして」
人事部長の西山は笑顔で言ったが、人事にアポ無しで呼び出されて楽に出来る訳がない。山中はちらりと暁斗に微笑を送ってきて、緊張感は無い様子である。
「我が社でも性的マイノリティの社員に対する配慮を積極的にしていきたいと考えていてね」
西山は前置き無しに切り出した。
「山中君は早くから同性愛者であることをオープンにしているが、彼のようにしたくてもできない社員が沢山いると思うわけだ」
西山の言葉を岸が引き継ぐ。
「これまで優秀な社員がちょっとはっきりしない理由で退職することがあった、精査した中にそれを理由に社内で差別的な扱いを受けていた可能性がある人がいるとわかった」
暁斗にはその気の毒な退職者に心当たりが無かったが、そんなことはあるべきでないと感じた。そして自分がまさしく当事者であることを、この場の議題に挙げられる訳ではなさそうだと考え、やはり胸をなで下ろす。
「最近ではかなりましになりましたが私もいろいろ言われました、取引先の人にからかわれるのはまだしも、同じ社の人間に……例えば気持ち悪がられるなどというのは結構こたえます」
山中は言った。いつになく淡々とした調子だったが、達観した風情さえある。西山が続ける。
「優秀な社員が個人の自由に関することをとやかく言われて居づらくなるのは会社の損失だ、各種ハラスメントと同様しっかり対応すべき問題だろう……そこで各課の課長クラスから研修を始めて、近々社内で相談室のような組織を作れないかという話になってきている」
「2人には先陣を切って欲しくてね」
岸は楽しそうに暁斗のほうを見た。
「山中君は当事者だ、桂山君は社内外ともに関係者からの信頼が厚い……それに身内に性的マイノリティがいると聞いた」
暁斗は山中をちらりと見た。余計なことを言ってくれた。山中は暁斗と目が合うと、顔の前で右手を立てて謝罪の仕草をした。
「まあ山中君が桂山君の身内の話を我々にするのも、好ましくない行為ということになるかな」
「申し訳ありません、岸部長が誰とならうまくやれそうだとお尋ねになるので」
西山の指摘に、山中は素直に謝る。山中がこの「プロジェクト」に自分を指名したということか。暁斗はどうも落ち着かない。
「桂山君はどうかな? 強制はしない、忙しい君には負担が増えることになるからね……君は多様性を認める懐の広さがあるし、君のような人物が参加してくれると心強い」
「私を買ってくださるのは嬉しいですが」
暁斗がこの話を断る理由は無かった。性的マイノリティだけでなく、いろいろなマイノリティを認め受け入れる会社、ひいては社会は、マジョリティにとっても生きやすいと思うからだ。ただ、当事者であることを隠しながらでは、精神的にきつくなる予感がする。
「何か疑問や不安があるなら言ってくれるといい」
「いえ……少し荷が重いかなと」
暁斗の言葉に岸が小さく笑う。
「荷が重いくらいのほうが君のやる気が出るんじゃないかな」
「やめてくださいよ、そうして私の寿命を少しずつ縮めていらっしゃったんですから」
暁斗はつい岸に対して軽口になった。久しぶりに話したことや、褒めてもらえたことが素直に嬉しかったからだった。
結局ほぼ承認させられたような形になり、やや困惑気味に人事部を後にした。岸は暁斗に、若い子を連れてみんなで飲みに行こうと言ってくれた。
岸が先にエレベーターを降り、山中と二人残される。
「飲みに行かね?」
山中は会議室とはうらはらな軽い口調で言った。
「今日ですか?」
「うん、早いうちに……これたぶん俺ら二人で好きにできそうだろ、意思疎通しとこうや」
山中は楽しげだった。岸に誘われるほど嬉しくはないが、プライベートでは随分一緒に飲み食いしていないし、まあいいかと暁斗は考える。
「じゃ今日でもいいですよ、たかふみ君と約束は無いんですか?」
暁斗の嫌味に山中は笑った。
「おまえ良く覚えてるよな、あの子就活始まって俺より忙しいんだよね」
「名刺に書いてあることは脳みそに記録するのが習慣づいてますからね、……大学生なんですか」
知っていたが突っ込んでおく。
「かなと君はどうよ? ほっといてくれってあの可愛い顔で怒った?」
山中は反応せず、暁斗に逆に突っ込んでくる。話題選びを誤ったと思った。
「……何も言ってないです、あちらも大人なんだし」
「遠縁だと言いにくいかな、でもあの子はおまえのこと慕ってる感あるんだろ?」
どうもやりにくい。奏人の話をするだけで落ち着かないのだ。慕われているんだろうな、早く会いたい、と今関係ない思念が脳内に横入りしてくる。
「何? おまえが何でそんな困るわけ?」
エレベーターのドアが開いた。暁斗は先に出て急ぐふりをして、振り返る。
「7時でいいですか?」
「ああ、やばそうならメールするわ」
山中はエレベーターの前で笑顔で手を振っていた。食えない人だ。暁斗は今晩約束したことを少し後悔した。
15
あなたにおすすめの小説
宵にまぎれて兎は回る
宇土為名
BL
高校3年の春、同級生の名取に告白した冬だったが名取にはあっさりと冗談だったことにされてしまう。それを否定することもなく卒業し手以来、冬は親友だった名取とは距離を置こうと一度も連絡を取らなかった。そして8年後、勤めている会社の取引先で転勤してきた名取と8年ぶりに再会を果たす。再会してすぐ名取は自身の結婚式に出席してくれと冬に頼んできた。はじめは断るつもりだった冬だが、名取の願いには弱く結局引き受けてしまう。そして式当日、幸せに溢れた雰囲気に疲れてしまった冬は式場の中庭で避難するように休憩した。いまだに思いを断ち切れていない自分の情けなさを反省していると、そこで別の式に出席している男と出会い…
人気作家は売り専男子を抱き枕として独占したい
白妙スイ@1/9新刊発売
BL
八架 深都は好奇心から売り専のバイトをしている大学生。
ある日、不眠症の小説家・秋木 晴士から指名が入る。
秋木の家で深都はもこもこの部屋着を着せられて、抱きもせず添い寝させられる。
戸惑った深都だったが、秋木は気に入ったと何度も指名してくるようになって……。
●八架 深都(はちか みと)
20歳、大学2年生
好奇心旺盛な性格
●秋木 晴士(あきぎ せいじ)
26歳、小説家
重度の不眠症らしいが……?
※性的描写が含まれます
完結いたしました!
【完結】初恋は、
は
BL
アンダーグラウンドで活躍している顔良しスタイル良しの天才ラッパー、雅。しかしいつもお決まりの台詞で彼女にフラれてしまっていたのだが、ある日何の気なしに訪れた近くのカフェで、まさかのまさか、一人の男性店員に一目惚れをしてしまうのだった。
ラッパー×カフェ店員の、特に何も起こらないもだもだほっこり話です。
※マークは性表現がありますのでお気をつけください。
2022.10.01に本編完結。
今後はラブラブ恋人編が始まります。
2022.10.29タイトル変更しました。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
【完結】催眠なんてかかるはずないと思っていた時が俺にもありました!【4/7~攻め視点追加】
隅枝 輝羽
BL
大学の同期生が催眠音声とやらを作っているのを知った。なにそれって思うじゃん。でも、試し聞きしてもこんなもんかーって感じ。催眠なんてそう簡単にかかるわけないよな。って、なんだよこれー!!
2025.4:本編の猶木(受け)視点の同時間軸高峰(攻め)視点を投稿始めます。
ムーンさん、エブさんでも投稿してます。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
ポケットのなかの空
三尾
BL
【ある朝、突然、目が見えなくなっていたらどうするだろう?】
大手電機メーカーに勤めるエンジニアの響野(ひびの)は、ある日、原因不明の失明状態で目を覚ました。
取るものも取りあえず向かった病院で、彼は中学時代に同級生だった水元(みずもと)と再会する。
十一年前、響野や友人たちに何も告げることなく転校していった水元は、複雑な家庭の事情を抱えていた。
目の不自由な響野を見かねてサポートを申し出てくれた水元とすごすうちに、友情だけではない感情を抱く響野だが、勇気を出して想いを伝えても「その感情は一時的なもの」と否定されてしまい……?
重い過去を持つ一途な攻め × 不幸に抗(あらが)う男前な受けのお話。
*-‥-‥-‥-‥-‥-‥-‥-*
・性描写のある回には「※」マークが付きます。
・水元視点の番外編もあり。
*-‥-‥-‥-‥-‥-‥-‥-*
※番外編はこちら
『光の部屋、花の下で。』https://www.alphapolis.co.jp/novel/728386436/614893182
Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる