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第二話 転化
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「ここが触手洞窟だ。どんな感じだ?」
ミチゴロウさんは触手洞窟に入ると僕の方を向きそう質問する
「とても、淫靡で妖艶です」
能力を使い暗いはずの洞窟が明るく見える
それは異質かつ異様な光景
床から壁面から天井に至るまでが触手に埋め尽くされているのだから
それにもっとも異常なのは壁
ピンク色の肉肉しい壁その壁に女の人が埋め込まれているのだ
皮膚は壁と同じピンク色に変色し目は虚で上を向き舌を出しよがり狂った表情のまま固まったそれはオブジェクトのようでもあった
僕はそんな状態の女性から目を離せないでいる
「今、助手くんが見ているのは養分化された人間です」
ミチゴロウさんはそう説明する
養分化…触手に襲われた人間の成れの果て
精神が壊れた人間は触手に取り込まれ養分として消化されるのだ
その状態がこれなのだと思い出す
と同時に前回触手にさらわれた少年を思い出す
異世界に来て早々に触手に襲われ最悪養分としてこの洞窟で果てる…なんだかかわいそうだと
「明るくした触手洞窟を覗いた人はよくこう言うんですよね“膣鏡で開かれた女性器みたいだ”って」
思いを馳せる僕に対しミチゴロウさんは冗談めかしてそう言うが僕はちっとも笑えなかった
「助手くん、今日は無愛想な日かい?」
腕を組み養分化された女性に目が釘付けの僕の間にミチゴロウさんが割って入ってくる
「ごめんなさい…さっきの少年のことを思い出してて…」
僕はハッとしミチゴロウさんに謝る
ミチゴロウさんは別にいいと返し
「助手くんあれはなんだ」
とどこかを指さしてそう言った
指の向いた方を見ると先ほどさらわれた少年が触手に四肢を絡まれ宙吊りになっている
よく見れば前開きのパジャマのボタンを外され下に着ているシャツは胸元まで捲られ
ズボンは下着ごと脱がされ膝に引っかかっている
そして、あらわになった恥ずかしい部分には触手が色々な絡み方をしている
触手がどこにどんな風に絡んでいるのか気になり近くまで寄ることにする
気がつけばとても自主的に動いている
ミチゴロウさんに導いてもらうのではなく自分から見物しに行っている
香りがするパンケーキを焼くような甘いいい香りが鼻腔をくすぐる
僕はその匂いに酔いしれながら吊るされている少年へと向かって歩いていった
近くまで行くと少年をよく観察する
まずは頭。
口の中に触手が入り込み少年は何かをゴクゴクと飲み下している
口以外に犯されている部分はなかったが
双眸は見開かれ涙が頬をつたい流れているのが見える
苦しいのだろうか気持ちいいのだろうか僕には想像できない
次に胸
平たい男の子の胸に先が手のひらのように割れた触手が張り付き揉みしだいている
次はヘソ
ヘソには先が鋭い針のような触手が刺さっている
どうして、針のようだとわかるのかと言うと刺さっている触手の根本が大きくなりまるで注射器の様な形から先が針のようだと予想できるのだ
最後に下半身
ペニスを触手が咥え込み睾丸を含めて丸呑みにされている
そして、アナル
お尻の穴に触手が深々と入り込んでいる
よく見ればお腹が妊娠しているかの様に膨らんでいるのも見える
僕はその光景をとても堪らない風景として捉えている
「口の触手は媚薬を流し込んでいるんだよ」
ミチゴロウさんが説明する
口の触手は対象者に媚薬を飲ませる役割
媚薬は対象者の好きな飲み物と同じ味がするらしく美味しさのあまりに飲まずにいられなくするのが狙い
ただし、口に入っている触手に歯を立てるなどのことをして触手の機嫌を損ねると青臭くて苦い精液の味になるとのことである
「胸の触手はお胸を大きくしヘソの触手は子宮と女性器を作り出す役目だよ」
詳しくは胸の触手は乳首に針を刺しそこから媚薬を流し込み乳腺を刺激し胸を大きくする役割
揉みしだいているのはその補助とのことである
「ペニスの触手は男性器を奪う役割でお尻の触手は栄養を注入しているんだ…それも媚薬兼用のな」
まだ、精通も射精も知らない少年から男性器を奪うなんてと少々残酷に思う
「じゃあ、お腹が膨らんでるのは?」
僕はミチゴロウさんに疑問を投げかける
「お腹が膨らんでるのは媚薬が飽和状態だからだよ…ヘソの触手が作ってる子宮と女性器精製補助だよ」
とミチゴロウさんは説明してくれる
「なるほど」
僕は納得し男の子を見つめ
ふと気になり男の子の心の中を覗く
(気持ちいい幸せ…気持ちいい幸せもっともっと気持ち良くして)
媚薬にどっぷりつけられ男の子の心はとろけきっている
僕の中で先ほどの心配が薄れるのを感じる
それと同時にまたあのいい匂いを感じ僕は深呼吸をする
少しして少年が少女に作り変えられそれが終わる
口に入っていた触手が抜き取られる
口の端から白濁液をこぼしながら荒い息を吸う
胸から触手が離れる
お胸はとても大きくなりおそらく少女の両手に余る大きさだ
ヘソの触手が抜ける
ヘソの触手は先が針というより鋭い剣の様であることが確認できる
ペニスの触手が離れる
ペニスが無くなりペニスのあった位置に小さな突起…陰核…クリトリスが残っているのがわかる
お尻の触手が抜ける
栓を抜いた様にお尻の穴から媚薬を吹き出すと思ったがそんなことはなかった
というのもお腹を満たしていた媚薬兼栄養剤は体に吸収されていたのだ
それを吸収したせいか体は成長していた
10歳くらいだった少年は15歳くらいの少女に変身していたのだ
10歳が15歳におおよそ1.5倍の年齢に急速成長したらどんな気持ちなのだろうか
僕は少し疑問に思う
だが、媚薬漬けで成長した少女はきっとすごく淫乱なのだろうとだけは予想できる
「以上が女体化の行程だ。助手くん質問は?」
ミチゴロウさんが僕の前に立ちそう訊いてくる
「質問かぁ…」
奇妙なことに体に力が入らない
気分がボーッとして何も考えれなくなってくる立っているのがやっとだ
「助手くん…その様子から察するに催淫ガスにやられたな」
ミチゴロウさんはあの時と同じ様に意地の悪い笑みを浮かべてそう言った
「催淫…ガ…ス?」
僕は力に入らない体でなんとかそう問いかける
「そう催淫ガス。いい匂いがしてただろうそれがそのガスで効果は…」
そう言って催淫ガスの説明をするミチゴロウさん
催淫ガスは触手洞窟で発生する特殊な気体で
吸い込むと初期症状としては身体が気だるく力が入らなくなる
さらに吸い込むと立っているのもやっとになり
それが進むと全身が性感帯のように気持ちが良くなり
最後には肺胞に媚薬成分が染み付き呼吸するたびにとても気持ちが良くなり軽く絶頂するようになるという
その効果が僕にも表れている…これはつまり改変で無効化しているはずの効果が無効化されていないということ
“騙された…もういっそこいつを殺して逃げよう“
僕はそう思い刀を抜いてミチゴロウさんを斬ろうとします
しかし、刀の柄を握った途端
両方の手に痺れるような快感が走り
それは腕肩全身へと至り僕は腰の刀を持ったまま地面にへたり込んでしまう
「早速、効果が出てきたようだね助手くん」
ミチゴロウさん…いや、ミチゴロウは嬉々としながら僕を見てきます
「殺してやる」
僕はミチゴロウを睨みそう言うがまったく説得力がない
というのも、全身くまなく快感に襲われ声は裏返り途切れ途切れになりながらそう言ってしまったのだから
完全に生殺与奪を握られた僕はそう思い
目を閉じ襲ってくる快感に必死に抵抗する
「助手くん。お前さんの出番はもう少し後だ…今はその感覚を楽しんでくれ」
ミチゴロウは僕にそう言い残し去っていく
一方の僕は快感に抗うことがやっとで何を言われたかわからなかった
ミチゴロウさんは触手洞窟に入ると僕の方を向きそう質問する
「とても、淫靡で妖艶です」
能力を使い暗いはずの洞窟が明るく見える
それは異質かつ異様な光景
床から壁面から天井に至るまでが触手に埋め尽くされているのだから
それにもっとも異常なのは壁
ピンク色の肉肉しい壁その壁に女の人が埋め込まれているのだ
皮膚は壁と同じピンク色に変色し目は虚で上を向き舌を出しよがり狂った表情のまま固まったそれはオブジェクトのようでもあった
僕はそんな状態の女性から目を離せないでいる
「今、助手くんが見ているのは養分化された人間です」
ミチゴロウさんはそう説明する
養分化…触手に襲われた人間の成れの果て
精神が壊れた人間は触手に取り込まれ養分として消化されるのだ
その状態がこれなのだと思い出す
と同時に前回触手にさらわれた少年を思い出す
異世界に来て早々に触手に襲われ最悪養分としてこの洞窟で果てる…なんだかかわいそうだと
「明るくした触手洞窟を覗いた人はよくこう言うんですよね“膣鏡で開かれた女性器みたいだ”って」
思いを馳せる僕に対しミチゴロウさんは冗談めかしてそう言うが僕はちっとも笑えなかった
「助手くん、今日は無愛想な日かい?」
腕を組み養分化された女性に目が釘付けの僕の間にミチゴロウさんが割って入ってくる
「ごめんなさい…さっきの少年のことを思い出してて…」
僕はハッとしミチゴロウさんに謝る
ミチゴロウさんは別にいいと返し
「助手くんあれはなんだ」
とどこかを指さしてそう言った
指の向いた方を見ると先ほどさらわれた少年が触手に四肢を絡まれ宙吊りになっている
よく見れば前開きのパジャマのボタンを外され下に着ているシャツは胸元まで捲られ
ズボンは下着ごと脱がされ膝に引っかかっている
そして、あらわになった恥ずかしい部分には触手が色々な絡み方をしている
触手がどこにどんな風に絡んでいるのか気になり近くまで寄ることにする
気がつけばとても自主的に動いている
ミチゴロウさんに導いてもらうのではなく自分から見物しに行っている
香りがするパンケーキを焼くような甘いいい香りが鼻腔をくすぐる
僕はその匂いに酔いしれながら吊るされている少年へと向かって歩いていった
近くまで行くと少年をよく観察する
まずは頭。
口の中に触手が入り込み少年は何かをゴクゴクと飲み下している
口以外に犯されている部分はなかったが
双眸は見開かれ涙が頬をつたい流れているのが見える
苦しいのだろうか気持ちいいのだろうか僕には想像できない
次に胸
平たい男の子の胸に先が手のひらのように割れた触手が張り付き揉みしだいている
次はヘソ
ヘソには先が鋭い針のような触手が刺さっている
どうして、針のようだとわかるのかと言うと刺さっている触手の根本が大きくなりまるで注射器の様な形から先が針のようだと予想できるのだ
最後に下半身
ペニスを触手が咥え込み睾丸を含めて丸呑みにされている
そして、アナル
お尻の穴に触手が深々と入り込んでいる
よく見ればお腹が妊娠しているかの様に膨らんでいるのも見える
僕はその光景をとても堪らない風景として捉えている
「口の触手は媚薬を流し込んでいるんだよ」
ミチゴロウさんが説明する
口の触手は対象者に媚薬を飲ませる役割
媚薬は対象者の好きな飲み物と同じ味がするらしく美味しさのあまりに飲まずにいられなくするのが狙い
ただし、口に入っている触手に歯を立てるなどのことをして触手の機嫌を損ねると青臭くて苦い精液の味になるとのことである
「胸の触手はお胸を大きくしヘソの触手は子宮と女性器を作り出す役目だよ」
詳しくは胸の触手は乳首に針を刺しそこから媚薬を流し込み乳腺を刺激し胸を大きくする役割
揉みしだいているのはその補助とのことである
「ペニスの触手は男性器を奪う役割でお尻の触手は栄養を注入しているんだ…それも媚薬兼用のな」
まだ、精通も射精も知らない少年から男性器を奪うなんてと少々残酷に思う
「じゃあ、お腹が膨らんでるのは?」
僕はミチゴロウさんに疑問を投げかける
「お腹が膨らんでるのは媚薬が飽和状態だからだよ…ヘソの触手が作ってる子宮と女性器精製補助だよ」
とミチゴロウさんは説明してくれる
「なるほど」
僕は納得し男の子を見つめ
ふと気になり男の子の心の中を覗く
(気持ちいい幸せ…気持ちいい幸せもっともっと気持ち良くして)
媚薬にどっぷりつけられ男の子の心はとろけきっている
僕の中で先ほどの心配が薄れるのを感じる
それと同時にまたあのいい匂いを感じ僕は深呼吸をする
少しして少年が少女に作り変えられそれが終わる
口に入っていた触手が抜き取られる
口の端から白濁液をこぼしながら荒い息を吸う
胸から触手が離れる
お胸はとても大きくなりおそらく少女の両手に余る大きさだ
ヘソの触手が抜ける
ヘソの触手は先が針というより鋭い剣の様であることが確認できる
ペニスの触手が離れる
ペニスが無くなりペニスのあった位置に小さな突起…陰核…クリトリスが残っているのがわかる
お尻の触手が抜ける
栓を抜いた様にお尻の穴から媚薬を吹き出すと思ったがそんなことはなかった
というのもお腹を満たしていた媚薬兼栄養剤は体に吸収されていたのだ
それを吸収したせいか体は成長していた
10歳くらいだった少年は15歳くらいの少女に変身していたのだ
10歳が15歳におおよそ1.5倍の年齢に急速成長したらどんな気持ちなのだろうか
僕は少し疑問に思う
だが、媚薬漬けで成長した少女はきっとすごく淫乱なのだろうとだけは予想できる
「以上が女体化の行程だ。助手くん質問は?」
ミチゴロウさんが僕の前に立ちそう訊いてくる
「質問かぁ…」
奇妙なことに体に力が入らない
気分がボーッとして何も考えれなくなってくる立っているのがやっとだ
「助手くん…その様子から察するに催淫ガスにやられたな」
ミチゴロウさんはあの時と同じ様に意地の悪い笑みを浮かべてそう言った
「催淫…ガ…ス?」
僕は力に入らない体でなんとかそう問いかける
「そう催淫ガス。いい匂いがしてただろうそれがそのガスで効果は…」
そう言って催淫ガスの説明をするミチゴロウさん
催淫ガスは触手洞窟で発生する特殊な気体で
吸い込むと初期症状としては身体が気だるく力が入らなくなる
さらに吸い込むと立っているのもやっとになり
それが進むと全身が性感帯のように気持ちが良くなり
最後には肺胞に媚薬成分が染み付き呼吸するたびにとても気持ちが良くなり軽く絶頂するようになるという
その効果が僕にも表れている…これはつまり改変で無効化しているはずの効果が無効化されていないということ
“騙された…もういっそこいつを殺して逃げよう“
僕はそう思い刀を抜いてミチゴロウさんを斬ろうとします
しかし、刀の柄を握った途端
両方の手に痺れるような快感が走り
それは腕肩全身へと至り僕は腰の刀を持ったまま地面にへたり込んでしまう
「早速、効果が出てきたようだね助手くん」
ミチゴロウさん…いや、ミチゴロウは嬉々としながら僕を見てきます
「殺してやる」
僕はミチゴロウを睨みそう言うがまったく説得力がない
というのも、全身くまなく快感に襲われ声は裏返り途切れ途切れになりながらそう言ってしまったのだから
完全に生殺与奪を握られた僕はそう思い
目を閉じ襲ってくる快感に必死に抵抗する
「助手くん。お前さんの出番はもう少し後だ…今はその感覚を楽しんでくれ」
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