ミチゴロウさんの触手教室

チェ・キルロイ

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第三話 擬似餌

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さて、助手が倒れたことだしここからは私ミチゴロウが引き継ごう
助手くんは桂志乃助という名前の青年で
私と同じデウス・エクス・マキナだ
私が総合力で優れているなら助手の志乃助は戦闘に特化している
だからこそ、搦手に弱い今回もそういうところだ
触手洞窟では一体の髪の長い女性が触手から解放されている
服はここに貢げられた者たちから繕ったものを着せられている
この女は擬似餌
洞窟の外に出た後何かしらのシチュエーションを作り獲物となる男をこの洞窟に連れてくる役目を果たす
人間風にいえばハニートラップといったところだろう
一般的に擬似餌の女性は頭の中いっぱいに淫乱なことを考えているという
気持ち良くなりたい気持ち良くなりたい
そういう気持ちでいっぱいだと謂れている
この女性もおそらくそうだろう
ふと、頭の中に声が響いてくる
“気持チ良クナリタイノデアレバ獲物ヲ一人連レテコイ”
これは触手の出すテレパシーの一種
あの解放された女性に対しての声であったが
私が能力を使い聞き取っただけのことだ
その指示に従い女性はふらふらと洞窟の外へ出ていく
私は透視能力で女性の中を覗く
見てくれは女性の肢体だが脳に触手が埋め込まれているのが見える
そう、この宿っている触手に操られているのだ
あのテレパシーは女性に与えたのではなくその中の触手に与えた指示だったのだ
私は女性の後をつける
「オイ、コンナ所ニ女ガ居ルゼ」
洞窟を出て数十メートルほど進んだところでゴブリンに絡まれる
「いやああああ助けて」
ゴブリンに絡まれや否や早速否定の声を上げる女性
ゴブリンたちは何もしていないのに悲鳴を上げる女性に困惑する
これはいわば獲物を寄せるための動きだ
餌木を使ってイカを釣る際竿を立ててしゃくるのとほぼ同じ役割であると言えよう
触手に操られる女性の悲鳴は異性によく聞こえよく刺さるのである
そのため、悲鳴を聞きつければすぐ…
「そこまでだお前たち!」
そういう英雄気取りの若者が現れるのである
よく見れば悲鳴をあげた女性は服をはだけさせ肌の露出を増やし自らが被害者であるという風に装っていた
「チッ…」
その男が現れるとゴブリンたちは何もせず立ち去っていく
「大丈夫でしたか?」
若者は女性にそう問いかける
「ええ大丈夫よ」
そう言いながら女性は服を直す
若者は女性に目が釘付けだ
というのも女性は体型がグラマラスで顔も愛らしいときた
それゆえに若者は女性に目を奪われ鼻の下を伸ばしている
「よかったら、この先でイイコトしませんか?」
女性は肩をはだけ若者に言いよる
「えっ…いいんですか?!」
若者は息を荒くし声を裏返らせながらそう受け答えする
“このエロ猿め…”
私は目の前のノロケに少しイライラする
この女は擬似餌
こうやって男を籠絡して触手洞窟に引き込むのが役目なのだから仕方がない
私はそれを理解しつつことの成り行きを眺めることにする

「ここなら誰にも見られないし……いいよね?」
先ほどの触手洞窟に戻ると女性は恥ずかしそうにしながらそう振り返る
「もう我慢できないっす」
若者はとても興奮しつつ女性に詰め寄る
「まだダメよ」
女性は若者の口の前に指を立ててそう言いつつ跪き若者のズボンを脱がせる
「まずはお兄さんのオチンポ様を舐めさせていただくわね」
そのままパンツを脱がせイキリ勃った男のイチモツがあらわになる
女性はそれを口に咥え舐めはじめる
私は女性の口の中を透視する
口の中は触手で埋め尽くされまるでクチマンコかオナホールのようであるのが確認できる
これで若者のイチモツをシゴきあげ扱い切る
「うっ…くっ…お姉さん気持ちいいよ…」
若者は快感のあまりうめき声をあげそう呟く
じゅぽじゅぽといういやらしい音が触手の蠢く音に混じり合う
そう、ここは触手洞窟
壁や床、天井に至るまでが触手に覆われた肉の洞窟
その洞窟は触手の蠢くいやらしい音が響いている
普通の人間であればその音に嫌悪感や警戒感を示すが若者は気にしていなかった
何故なら、この洞窟に入る少し前
「ねえ、お願いがあるんだけど」
女性は若者の方へ振り返りそう言った
「なんだい?」
若者は乗り気で応える
「キスして欲しいんだけど…」
女性はすらりとそう言った
「キス?!…いいよ」
若者は目を丸くし驚いた後それを快諾する
んちゅ…ちゅ
二人の熱いキスが見える
私はまた透視で女性の中を覗く
脳の中の触手が蠢き女性の口の中に唾液と一緒に何か別の液体を出す…おそらくは媚薬
こうやって媚薬を飲ませ獲物の意識を混濁させ連れていくのだ
あの洞窟へ
そう、媚薬のせいで音も何もかもが気にならなくなっているからこそこの洞窟に足を踏み入れることができたのだ
「ごめん…俺もう…」
若者が息を荒くしそう呟く
女性のストロークが早くなり若者にスパートをかける
そして次の瞬間
「イクッ!」
男は絶頂を迎え身体を小刻みに揺らしながら射精している
透視で見てみると若者のイチモツからは精液がとめどなく出ている
永延に続くかのような射精だ
女性はそれを飲んでいる
透視で見ると飲み込まれた精液は胃ではなく精液を貯めるためのタンクの様な触手の中に収まっているのが見える
どうやら、この洞窟に居る間に女性の体には触手が入り込み体の作りを変える事ができるようだ
先程の口の中が触手のオナホール状になったのもそれのようだ
若者は腰の抜けるような射精の快感に襲われ打ち震えている
先ほどの媚薬とこの洞窟に充満する催淫ガスには勢力を増強する作用があるのだろう
それが若者の射精につながったのである

「ふぅ…ごちそうさま」
女性がイチモツから口を離しそう言う
若者のイチモツはいまだに元気なままだ
「次は一緒に楽しみましょう…」
女性は射精を終え息も絶え絶えの若者の手を引き壁に方へ連れて行く
そうして壁の前に立つと
「私を壁に押し付けて」
そう蠱惑的に囁く
男は言われるまま女性の肩を押す
「いやん」
押されて女性の左肩が壁の中にめり込む
女性はそのまま壁に体を預け飲み込まれていく
そして、脚をMの字に開いた形で全裸で出てくる
その姿は触手のサキュバスのようでとても蠱惑的だ
「さて、しよっか」
女性はそう囁くと若者は興奮しさらに硬くなったイチモツを女性の中に挿れる
そのまま挿れると壁に手をつき腰を落とし深く挿れていく
壁についた手がそのまま触手に取り込まれても気にせず若者は腰を激しく動かしだす
媚薬と催淫ガスの相乗効果で男の理性は吹き飛び本能の赴くまま女性の中を蹂躙し犯し始める
それから少しの間を置き若者はまた限界を迎え絶頂する
「イクッ…イックゥゥゥゥ!!!!」
そう情けない声をあげ射精をする

射精を終え若者は満足し壁から離れようとする
しかし、触手は若者の手足を飲み込み離そうとしない
それどころかお尻の穴に触手を押し込もうと弄る触手まで現れる始末である
「何するんだよもう離せよ」
若者は不満そうにそう言うが誰も聞き入れない
よく見れば先程の女性は養分化された女性と同じような状態だ
養分化された女性は上半身のみしか見えないがこれは別で
下半身は残りそれはMの字に開脚し男のイチモツを咥えたまま
ヘソから触手が生えてきているのも異様だ
この瞬間若者は蘇った理性で理解する
自分が触手の罠に引っかかってしまった事を
これから逃れることのできない快楽の拷問に襲われる事を
「ダメだ逃げないと…」
若者は必死に手足を揺するが触手はびくともしない
それどころか暴れれば暴れるほど締め付けを強くしてくる
「いってててくそ離せよ!」
若者は語気を荒くし必死に抵抗する
だが無意味
ついにはある尊厳が破られる
「お前どこに挿入ってるんだよ!」
若者は焦りと恐怖からそう叫ぶ
そう、お尻の穴に触手が入ってしまったのだ
先程からお尻の穴を弄っていたのはこれが狙いであった
触手はお尻の穴の周りに媚薬を染み込ませ括約筋の力を弱めていたのだ
そして、抵抗できない若者のお尻の穴…アナルに入り込みまさぐり犯しだした
「うっくっ…」
苦痛はなく媚薬の効果でたっぷりの異物感と快感を味わう若者
前立腺が刺激され無理矢理にでも勃起するイチモツ…ペニス
ペニスは女性器に入ったままだ
女性器を透視すると膣壁には小さな触手がブラシのよう生え
ペニスは媚薬愛液に漬けられ磨き上げられている
そうして一回目の絶頂を迎える
「イグイグウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ」
若者はまた情けない声を上げて絶頂する
射精を共なうウェットオーガズムで絶頂する
射精と共に前立腺が刺激され若者は視界が眩むほどの快感喰らっているだろう

「おヘソも気持ちいいイグウウッ!」
若者が五回目の絶頂を迎える今度はペニスとアナルだけでなくヘソにまで触手を挿し込まれ絶頂したようだ

「もうダメです許してください!イクッイグイグイグウウウウウウウウウウウウ」
十回目の絶頂だこの頃になってくるとウェットオーガズムだけでなくドライオーガズムの傾向が出始めている

「あああああああ気持ちいいいいいイクウウウウウウウウッッッッ!」
十五回目の絶頂 この頃になると声が甲高くなり絶頂も完全にドライオーガズム…メスイキだ
よく見ると(透視すると)ペニスが無くなり小さなお豆のようなクリトリスに変わっている
壁の女性オブジェクトの女性器から先が口のようになった触手が生えそれがクリトリスを咥え刺激を与えているようだ

「ああああああああああああイクううううううううううううう」
もはや断末魔とも言える絶頂の嬌声の悲鳴を上げる若者
正確には若者だった女がそこに誕生していた
ペニスは触手ブラシで溶かされ
ヘソ触手で子宮と膣を作られ
アナルとヘソだけでイカされ続けたこの娘
おまんこは犯されるいまだに処女のまま
この子にいったいどんな数奇な運命が待ち受けているのか私は楽しみだ
と同時に催淫ガスの中で放置プレイをされている助手の様子が気になりその場を後にする
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