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第四話 助手
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ミチゴロウが僕の元から去りどれほど時間が経っただろうか
僕は今、必死に息を止めている
地面に伏せ両方の手を口の前に持ってきて抑えている
そうしないと呼吸をしてしまいそうで仕方がないからだ
そして、その努力を嘲笑うかのように身体が限界を迎える
ふーっと思い切り深呼吸してしまうのだ
それと同時に全身を快感が駆け巡る
肺胞が媚薬に漬けられ
空気を吸うたびに酸素と一緒に媚薬成分が全身を襲う
お腹の奥にあるはずのない器官を感じそれにも困惑しつつ絶頂する
さらにここの空気は催淫ガス…薄い媚薬が空気に混じっている
その相乗効果は凄まじいもので僕は空気を吸うたびに絶頂を迎えていた
そう、呼吸のたびに絶頂していたのである
僕は絶頂しないように必死に息を止めているのだ
現実改変の力で脱出しようと思わないのかと思う人も多いだろうがそれができない
ミチゴロウに能力を封印されできないのだ
それゆえに快感から逃れることができない
罠にかけられハメられた…僕の心に悔しさがやってくる
その悔しさと快感の板挟みに置かれ気が狂れてしまいそうだ
そこにあの男が戻ってくる
「助手くん、どうだ催淫ガスの味は?」
地面に転がる僕にミチゴロウはからかうように問いかける
僕は息止めに必死でそれどころではない
「ん?おいおい、息を止めてたのかそんな事すると…」
問いかけに答えない僕の顔を覗き込むと一人で納得するミチゴロウ
僕はまた限界を迎え大きく深呼吸する
「そんな風にイクぞ」
僕はまた絶頂を迎え
全身をガクガクと震えさせ快感にのたうちまわる
「息を普通に吸え…このガスは深く吸えば深くイク仕組みだぞ」
僕はそれに驚くまったくの初耳だ
催淫ガス
僕は騙されたつもりで普通の呼吸をする
肺が空気で満たされて全身に酸素が巡る
全身が気持ち良くなる…が絶頂には至らない
その感覚に切なさともどかしさを感じ僕は息を吸う
「すまないね…教え忘れててな」
ミチゴロウは僕の近くにかがむとそう言ってくる
「絶頂を繰り返して辛かったろ…ヨシヨシ」
そう言いながら僕の頭を撫でてくる
罠に嵌めてきた憎いはずの仇敵に労われる
僕はその感覚に困惑すると同時に
今助けてもらなかったらあのまま絶頂地獄で気が狂れていたのではないかと思い涙が止まらない
「泣くほど辛かったか…すまんな」
泣き出した僕を見てミチゴロウは少し申し訳なさそうにする
「だが、お前さんにも役割がある」
ミチゴロウは立ち上がるとパチリと指を鳴らす
すると、僕の両腕が触手に抱えられ宙吊りになる
他の触手が連携して僕の服を脱がせてくる
甚平の紐を解き襟を開きズボンも脱がせてくる
僕は自分の体を見る
胸は膨らみかけ下半身にあるはずのあれ…ペニスがなくなっているのが見え僕は狂乱する「なんでだよ…どうして!」
僕は驚きのあまりそう声を張り上げる
「すまん、助手くん。そのガスにはTS作用も微弱ながらにあってな…」
ミチゴロウが説明する
催淫ガスにはTS作用が微弱ながらにもあり
その作用は絶頂すればするほど強く作用すること
普通に呼吸する分には微弱すぎて作用しないがより多くより深く吸うと作用しやすい事を教えてくる
僕は罠に嵌められたのではなく完全にミチゴロウの掌の上で弄ばれていたことに気がつき
悔しくて悔しくて仕方がない
その思いもすぐに立ち消えた
耳に触手が入ってきたのだから
耳の触手は耳の穴の中を絶妙な感度で弄る
その快感に酔いしれ僕は溺れていく
耳を弄られるたび頭の中がゾワゾワして心地よい
お耳が気持ちいいもっといじって欲しい
そんな気持ちでいっぱいだ
そんな中触手が特に心地よい部分をまさぐる
僕は視界が白飛びし真っ白になりながら絶頂する
絶頂すると同時に意識が遠巻きになりどんどんと薄れていくのを感じる
僕は今、必死に息を止めている
地面に伏せ両方の手を口の前に持ってきて抑えている
そうしないと呼吸をしてしまいそうで仕方がないからだ
そして、その努力を嘲笑うかのように身体が限界を迎える
ふーっと思い切り深呼吸してしまうのだ
それと同時に全身を快感が駆け巡る
肺胞が媚薬に漬けられ
空気を吸うたびに酸素と一緒に媚薬成分が全身を襲う
お腹の奥にあるはずのない器官を感じそれにも困惑しつつ絶頂する
さらにここの空気は催淫ガス…薄い媚薬が空気に混じっている
その相乗効果は凄まじいもので僕は空気を吸うたびに絶頂を迎えていた
そう、呼吸のたびに絶頂していたのである
僕は絶頂しないように必死に息を止めているのだ
現実改変の力で脱出しようと思わないのかと思う人も多いだろうがそれができない
ミチゴロウに能力を封印されできないのだ
それゆえに快感から逃れることができない
罠にかけられハメられた…僕の心に悔しさがやってくる
その悔しさと快感の板挟みに置かれ気が狂れてしまいそうだ
そこにあの男が戻ってくる
「助手くん、どうだ催淫ガスの味は?」
地面に転がる僕にミチゴロウはからかうように問いかける
僕は息止めに必死でそれどころではない
「ん?おいおい、息を止めてたのかそんな事すると…」
問いかけに答えない僕の顔を覗き込むと一人で納得するミチゴロウ
僕はまた限界を迎え大きく深呼吸する
「そんな風にイクぞ」
僕はまた絶頂を迎え
全身をガクガクと震えさせ快感にのたうちまわる
「息を普通に吸え…このガスは深く吸えば深くイク仕組みだぞ」
僕はそれに驚くまったくの初耳だ
催淫ガス
僕は騙されたつもりで普通の呼吸をする
肺が空気で満たされて全身に酸素が巡る
全身が気持ち良くなる…が絶頂には至らない
その感覚に切なさともどかしさを感じ僕は息を吸う
「すまないね…教え忘れててな」
ミチゴロウは僕の近くにかがむとそう言ってくる
「絶頂を繰り返して辛かったろ…ヨシヨシ」
そう言いながら僕の頭を撫でてくる
罠に嵌めてきた憎いはずの仇敵に労われる
僕はその感覚に困惑すると同時に
今助けてもらなかったらあのまま絶頂地獄で気が狂れていたのではないかと思い涙が止まらない
「泣くほど辛かったか…すまんな」
泣き出した僕を見てミチゴロウは少し申し訳なさそうにする
「だが、お前さんにも役割がある」
ミチゴロウは立ち上がるとパチリと指を鳴らす
すると、僕の両腕が触手に抱えられ宙吊りになる
他の触手が連携して僕の服を脱がせてくる
甚平の紐を解き襟を開きズボンも脱がせてくる
僕は自分の体を見る
胸は膨らみかけ下半身にあるはずのあれ…ペニスがなくなっているのが見え僕は狂乱する「なんでだよ…どうして!」
僕は驚きのあまりそう声を張り上げる
「すまん、助手くん。そのガスにはTS作用も微弱ながらにあってな…」
ミチゴロウが説明する
催淫ガスにはTS作用が微弱ながらにもあり
その作用は絶頂すればするほど強く作用すること
普通に呼吸する分には微弱すぎて作用しないがより多くより深く吸うと作用しやすい事を教えてくる
僕は罠に嵌められたのではなく完全にミチゴロウの掌の上で弄ばれていたことに気がつき
悔しくて悔しくて仕方がない
その思いもすぐに立ち消えた
耳に触手が入ってきたのだから
耳の触手は耳の穴の中を絶妙な感度で弄る
その快感に酔いしれ僕は溺れていく
耳を弄られるたび頭の中がゾワゾワして心地よい
お耳が気持ちいいもっといじって欲しい
そんな気持ちでいっぱいだ
そんな中触手が特に心地よい部分をまさぐる
僕は視界が白飛びし真っ白になりながら絶頂する
絶頂すると同時に意識が遠巻きになりどんどんと薄れていくのを感じる
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