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ちがう
よんじゅうにわめ
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「じゃあね。またお昼休みに。」
「うん。またね。」
黄野原君が自分の教室に戻っていく。
なんだろう。今日はおかしな日だな。
「…?」
咲柳が黄野原君が出てくところ見て笑ってる。
「…!どうしたの、千?」
「ううん。なんでも。」
「黄野原先輩…どうだった?」
「どうだったかって…私の気持ち的には嬉しかったな。」
「なら良かったじゃん?」
「うん。」
咲柳は私を見て笑う。
また咲柳に助けられたって事かな。
「黄野原君に何か言った?…ううん、言ってくれた?」
「…怒られると思ったんだけどね。アンタはなんでも投げやりって言うか…なら好きにしてって言うか…。」
あ、私が怒るって思ったんだ。
まぁ…怒られるなら私かな。
いっつも「好きにすれば」とか「なら別れるでしょ」とかで逃げててさ。
自分じゃ黄野原君に何も言えてない。
言いたい事、咲柳が言ってくれた。
………私も言いたい事あったんじゃん。
「ありがと。咲柳。」
「どーいたしましてよ。」
「うん。またね。」
黄野原君が自分の教室に戻っていく。
なんだろう。今日はおかしな日だな。
「…?」
咲柳が黄野原君が出てくところ見て笑ってる。
「…!どうしたの、千?」
「ううん。なんでも。」
「黄野原先輩…どうだった?」
「どうだったかって…私の気持ち的には嬉しかったな。」
「なら良かったじゃん?」
「うん。」
咲柳は私を見て笑う。
また咲柳に助けられたって事かな。
「黄野原君に何か言った?…ううん、言ってくれた?」
「…怒られると思ったんだけどね。アンタはなんでも投げやりって言うか…なら好きにしてって言うか…。」
あ、私が怒るって思ったんだ。
まぁ…怒られるなら私かな。
いっつも「好きにすれば」とか「なら別れるでしょ」とかで逃げててさ。
自分じゃ黄野原君に何も言えてない。
言いたい事、咲柳が言ってくれた。
………私も言いたい事あったんじゃん。
「ありがと。咲柳。」
「どーいたしましてよ。」
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みんなの感想(3件)
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面白いです
主人公、先輩に溺れきってますね。浮気好きの男にとっては、とても都合のいい女性かと。
いつか主人公が、先輩のいうように嫉妬を露わにしても、今度はその嫉妬をみたさに何度も浮気を繰り返しそうだし。
基本的にこの二人、相性悪いんじゃないんでしょうか?
現実だと、浮気しても必ず主人公の元に帰ってたのに、先輩に本気の本命が現れれば、あっさりと捨てられそうなタイプの主人公だなと思いました。
頑張って欲しい。
1話1話の進み方が速すぎかと
ご感想ありがとうございます。返信遅くなりました。
自学無しに進めてしまいました。申し訳ございません。
読みやすくなるよう、精進致します。