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12章
夏服の女の子
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緑色のジュータンが広がる中に、点々と草を喰む馬が見える。道に残る汚れた雪は、いつになったら姿を消すのだろう。
時折、冷蔵庫の様な冷たい空気が漂うこの町は、広い道のどこにも、人なんて歩いていない。
18年暮らした町に、夏希はまた戻ってきた。
この町から離れていた4年間は、長い人生の時間にすると、転んで足を擦りむいたくらいのものなんだろうか。擦りむいた傷は、澄んだ風に吹かれて、キレイな痂になっている。
どんな時間も、昨日と同じくらい短くて、明日は今日と同じくらい長い。
大学に通っていた4年間は、そんな当たり前の事に気がつかないまま、自分だけが、特別な時間を過ごしているような気持ちになっていた。
心は成長せず、何もわからないまま、社会人になった。
4月半ば。
「城田さん、みんないなくなるけど、留守番お願いね。」
「わかりました。」
夏希は机の中から、メモを出した。どうかどこからも電話が掛かってきませんように。夏希はそう思い、電話にお願いした。
先輩から、同じ様に作ってと言われた文章は、何度もやっても行がズレた。
「新人さんしかいないの?」
窓口に来た人が、夏希に言った。
「ごめんなさい。私が対応します。」
「これ、夏希さんの上司に渡しておいて。」
「わかりました。」
「頑張りなさい。暗い顔してたら、嫌な事が寄ってくるよ。」
男性はそう言った。
「いくつになった?」
「23になります。」
「そうか、時間が経つのは早いね。」
夕方、職場に人が戻ってきた。
夏希は上司に書類を渡した。
「校長先生、なんか言ってた?」
上司は夏希にそう言った。
「校長先生?」
「そっか、城田さんは知らなかったね。これを持ってきた人は小学校の校長。」
「知りませんでした。」
「城田さんも習っただろう。あの時は普通の教員だったけど、気が付かなかったの?」
あの人、だから私の名前を知っていたんだ。
「ちゃんと挨拶もできなくて、申し訳ないです。」
「困ったねぇ、そのメモに、似顔絵でも描いておきなよ。」
上司はそう言って笑った。
「城田さんのメモ、これで何冊目?それより、書類できた?」
隣りの席の先輩が、夏希のパソコンを見た。
「それが…、」
「昨日、教えただろう。ちゃんとメモにも書いていたから、大丈夫だと思ったのに。」
「すみません。もう一度、教えてください。」
「ほら、飴あげる。」
「ありがとうございます。」
「もう一度、メモして。」
仕事が終わった後、潤の家にやってきた。
店にはまだお客さんがいたので、家の方で待つように言われた。
「こっちにきて。」
潤は夏希を店に呼んだ。
夏希が店に行くと、潤は鏡の前に座っていた。
「夏希ちゃん、俺の髪、切ってよ。」
夏希は椅子に座った潤の後ろ髪を触った。
「潤さんの髪は、いつもさや香さんが切ってるの?」
「自分で切ってる。誰にも切らせないって決めていたんだけど、どうしても夏希ちゃんに、切ってもらいたくて。」
「私、人の髪なんて切った事ないよ。」
「どんな髪になっても、俺は怒らないから。」
夏希は潤に教えてもらいながら、ハサミを握った。
「10年分、切ってくれる?」
潤はそう言った。
「そんな、潤さんの髪、何もなくなっちゃうよ。」
潤は真剣な顔をしている。
夏希は困った。
「失敗したらどうしよう。」
「大丈夫、切ってみて。」
夏希は恐る恐る毛先だけ切ろうとしたが、怖くて手が震えた。
手のひらにかいた汗が、ハサミをすべらせて床に落とした。
「ごめんなさい。」
「いいよ、ほら。」
潤はもう一度前を向いた。
夏希はハサミを拾い鏡の前に置くと、
「できない。」
そう言って、下を向いた。
「ごめんなさい。私、すごい不器用だから。」
夏希は潤に謝った。
「そっか。」
潤はハサミを持って自分で髪を切り始めた。
「無理を言ってごめんね。」
「潤さん、忘れたい事、そんなにあるの?」
「夏希ちゃんのせいで、何を忘れたいのかも忘れた。」
潤はそう言って笑った。
「もしかして、美里さんっていう人の事?さや香さん、よく美里さんの名前を出すから。」
夏希は潤に聞いた。
「昔、ここに住んでいたらしいんだ。俺はその人の思い出に浸って、1人で暮らしていこうと思ったのに、夏希ちゃんがここにきたから…、1人で生きられなくなった。」
夏希は髪を切る潤の手を止めた。
「潤さん、貸して。」
夏希は潤からハサミをもらった。そして、自分の前髪を切ると、どう?と潤に顔を向けた。
「ガタガタだね。斜めだし。」
潤は吹き出した。
「あとでちゃんと切ってあげるよ。」
そう言って夏希の前髪を触る。
「潤さん、たくさん笑って。」
夏希はそう言った。
「ダメだ。俺、吹き出しそう。」
潤はケープを取った。
「私が切ったら、こうなったかもしれないんだよ。」
夏希は前髪を触りながら、潤に言った。
「危ないところだった。夏希ちゃん、ちゃんと揃えるから、ここに座って。」
「うん。」
「夏希ちゃん、今日は泊まっていきなよ。」
「いいの?」
「いいよ。たくさん話したい事あるから。」
潤の部屋に入ると、ベースのケースを見つけた。
「見てもいい?」
「いいよ。」
潤がケースからベースを出した。
「ベースってこんなに太い弦だったの?」
「そうだよ。」
潤はベースを弾いた。
「やってみるかい?」
潤は夏希の後ろに回ると、ベースのコードを教えた。
「潤さん、指が届かないよ。」
「女の子の手には難しいかもね。」
「どれくらい練習したら、上手くなるの?」
「音楽はセンスだから。」
潤はそう言うと決め顔をした。
「神様は不公平だね。カッコいい人には、なんでも与える。」
「夏希ちゃんも俺の所にきてくれたよね。」
「それって、」
「そういう意味だよ。」
潤は夏希の前髪を触った。
「やっぱり、短くなり過ぎたね。」
「そういえば高校の頃ね、新しい美容室が出来たから行ってごらんって、バスの中で言われたの。その女の子の名前が、ぜんぜん思い出せなくてね。ここら辺じゃ見ない制服だったし、それ以来会った事はないし。」
「夏希ちゃんが、最初のお客さんだったんだけどね。誰だろうね、その子。」
潤はベースをケースにしまった。
「この子はもう寝るの。」
夏希が言った。
「きっともう、寝てるよ。」
「下手な人が触ったから、疲れただろうね。」
「そんな事ないよ。」
「潤さん、ここから少し行ったら馬がいるでしょう。」
「いるね。いつも草を食べてる。」
「馬はわかるんだって、その人が自分を走らせてくれる人かどうか。」
「へぇー。夏希ちゃんは乗った事あるの?」
「あるよ。保育園の時、乗せてもらった事がある。」
「馬は走ってくれた?」
「ううん。少し歩いただけ。でも、馬の上で感じる風って、すごく気持ち良くてね、今でも覚えている。」
「夏希ちゃん、もう寝ようか。明日も仕事でしょう?」
「明日は土曜日だから休みだよ。」
「そっか。」
「潤さんは休みなしだね。」
「今はね。人が離れていくのはあっという間だよ。だからその時まで、精一杯やるしかないから。もう、寝ようか。このままなら、朝まで話しが続いていくよ。」
電気を消して潤もベッドに入った。
「夏希ちゃん、おいで。」
潤の広げた腕の中に入ると、夏希は目を閉じた。
「潤さん。」
「何?」
「潤さんの心臓の音で眠れない。」
潤は夏希にキスをすると、夏希の体をそっと包んだ。
あの日。
私の前に現れたのは、美里さんという人だったのかもしれない。
孤独な潤さんを心配して、私を美容室に導いた。
美里さん、なんで私を選んだの?
潤さんに釣り合うようなキレイな女の子なら、私じゃなくても良かったのに。
この町の夜はね、いつも真っ暗。
美里さんも知っているでしょう?
潤さんはいつも心配してる。1人で歩くのはダメだって。
暗闇はね、人の影も奪っていくんだよね。
潤さんが照らしてくれる光りは、月のように優しい。
永遠なんて、誰にもわからない。
だけど、少し信じてもいいかな。
このまま離れる事は、絶対ないって。
美里。
夏希ちゃんに声を掛けたのはお前なのか?
孤独な俺を心配して、夏希ちゃんを美容室に導いた。
抱えきれない思い出を抱いている子なんて、他にもたくさんいただろう。
夏希ちゃんは、いつも暗闇を歩いて帰ろうとするんだ。俺はそんな彼女を送っていくうちに、隣りにいたいと思うようになった。
そしてまた、新しい寂しさを抱えてしまったよ。
夏希ちゃんが降らす優しい雨は、アスファルトにも空と同じ星を映す。
変わらないものなんて、ひとつもないよ。
だけど、少しだけ信じてもいいかな。
誰かを想う気持ちは、ずっと変わらないって。
春の夜の静かな風は、雪解けの香りを運ぶ列車から、緑の草原の香りを運ぶ列車へと形を変える。
明日、仔馬達の鬣を揺らすのは、一体どんな形なのだろう。
終
時折、冷蔵庫の様な冷たい空気が漂うこの町は、広い道のどこにも、人なんて歩いていない。
18年暮らした町に、夏希はまた戻ってきた。
この町から離れていた4年間は、長い人生の時間にすると、転んで足を擦りむいたくらいのものなんだろうか。擦りむいた傷は、澄んだ風に吹かれて、キレイな痂になっている。
どんな時間も、昨日と同じくらい短くて、明日は今日と同じくらい長い。
大学に通っていた4年間は、そんな当たり前の事に気がつかないまま、自分だけが、特別な時間を過ごしているような気持ちになっていた。
心は成長せず、何もわからないまま、社会人になった。
4月半ば。
「城田さん、みんないなくなるけど、留守番お願いね。」
「わかりました。」
夏希は机の中から、メモを出した。どうかどこからも電話が掛かってきませんように。夏希はそう思い、電話にお願いした。
先輩から、同じ様に作ってと言われた文章は、何度もやっても行がズレた。
「新人さんしかいないの?」
窓口に来た人が、夏希に言った。
「ごめんなさい。私が対応します。」
「これ、夏希さんの上司に渡しておいて。」
「わかりました。」
「頑張りなさい。暗い顔してたら、嫌な事が寄ってくるよ。」
男性はそう言った。
「いくつになった?」
「23になります。」
「そうか、時間が経つのは早いね。」
夕方、職場に人が戻ってきた。
夏希は上司に書類を渡した。
「校長先生、なんか言ってた?」
上司は夏希にそう言った。
「校長先生?」
「そっか、城田さんは知らなかったね。これを持ってきた人は小学校の校長。」
「知りませんでした。」
「城田さんも習っただろう。あの時は普通の教員だったけど、気が付かなかったの?」
あの人、だから私の名前を知っていたんだ。
「ちゃんと挨拶もできなくて、申し訳ないです。」
「困ったねぇ、そのメモに、似顔絵でも描いておきなよ。」
上司はそう言って笑った。
「城田さんのメモ、これで何冊目?それより、書類できた?」
隣りの席の先輩が、夏希のパソコンを見た。
「それが…、」
「昨日、教えただろう。ちゃんとメモにも書いていたから、大丈夫だと思ったのに。」
「すみません。もう一度、教えてください。」
「ほら、飴あげる。」
「ありがとうございます。」
「もう一度、メモして。」
仕事が終わった後、潤の家にやってきた。
店にはまだお客さんがいたので、家の方で待つように言われた。
「こっちにきて。」
潤は夏希を店に呼んだ。
夏希が店に行くと、潤は鏡の前に座っていた。
「夏希ちゃん、俺の髪、切ってよ。」
夏希は椅子に座った潤の後ろ髪を触った。
「潤さんの髪は、いつもさや香さんが切ってるの?」
「自分で切ってる。誰にも切らせないって決めていたんだけど、どうしても夏希ちゃんに、切ってもらいたくて。」
「私、人の髪なんて切った事ないよ。」
「どんな髪になっても、俺は怒らないから。」
夏希は潤に教えてもらいながら、ハサミを握った。
「10年分、切ってくれる?」
潤はそう言った。
「そんな、潤さんの髪、何もなくなっちゃうよ。」
潤は真剣な顔をしている。
夏希は困った。
「失敗したらどうしよう。」
「大丈夫、切ってみて。」
夏希は恐る恐る毛先だけ切ろうとしたが、怖くて手が震えた。
手のひらにかいた汗が、ハサミをすべらせて床に落とした。
「ごめんなさい。」
「いいよ、ほら。」
潤はもう一度前を向いた。
夏希はハサミを拾い鏡の前に置くと、
「できない。」
そう言って、下を向いた。
「ごめんなさい。私、すごい不器用だから。」
夏希は潤に謝った。
「そっか。」
潤はハサミを持って自分で髪を切り始めた。
「無理を言ってごめんね。」
「潤さん、忘れたい事、そんなにあるの?」
「夏希ちゃんのせいで、何を忘れたいのかも忘れた。」
潤はそう言って笑った。
「もしかして、美里さんっていう人の事?さや香さん、よく美里さんの名前を出すから。」
夏希は潤に聞いた。
「昔、ここに住んでいたらしいんだ。俺はその人の思い出に浸って、1人で暮らしていこうと思ったのに、夏希ちゃんがここにきたから…、1人で生きられなくなった。」
夏希は髪を切る潤の手を止めた。
「潤さん、貸して。」
夏希は潤からハサミをもらった。そして、自分の前髪を切ると、どう?と潤に顔を向けた。
「ガタガタだね。斜めだし。」
潤は吹き出した。
「あとでちゃんと切ってあげるよ。」
そう言って夏希の前髪を触る。
「潤さん、たくさん笑って。」
夏希はそう言った。
「ダメだ。俺、吹き出しそう。」
潤はケープを取った。
「私が切ったら、こうなったかもしれないんだよ。」
夏希は前髪を触りながら、潤に言った。
「危ないところだった。夏希ちゃん、ちゃんと揃えるから、ここに座って。」
「うん。」
「夏希ちゃん、今日は泊まっていきなよ。」
「いいの?」
「いいよ。たくさん話したい事あるから。」
潤の部屋に入ると、ベースのケースを見つけた。
「見てもいい?」
「いいよ。」
潤がケースからベースを出した。
「ベースってこんなに太い弦だったの?」
「そうだよ。」
潤はベースを弾いた。
「やってみるかい?」
潤は夏希の後ろに回ると、ベースのコードを教えた。
「潤さん、指が届かないよ。」
「女の子の手には難しいかもね。」
「どれくらい練習したら、上手くなるの?」
「音楽はセンスだから。」
潤はそう言うと決め顔をした。
「神様は不公平だね。カッコいい人には、なんでも与える。」
「夏希ちゃんも俺の所にきてくれたよね。」
「それって、」
「そういう意味だよ。」
潤は夏希の前髪を触った。
「やっぱり、短くなり過ぎたね。」
「そういえば高校の頃ね、新しい美容室が出来たから行ってごらんって、バスの中で言われたの。その女の子の名前が、ぜんぜん思い出せなくてね。ここら辺じゃ見ない制服だったし、それ以来会った事はないし。」
「夏希ちゃんが、最初のお客さんだったんだけどね。誰だろうね、その子。」
潤はベースをケースにしまった。
「この子はもう寝るの。」
夏希が言った。
「きっともう、寝てるよ。」
「下手な人が触ったから、疲れただろうね。」
「そんな事ないよ。」
「潤さん、ここから少し行ったら馬がいるでしょう。」
「いるね。いつも草を食べてる。」
「馬はわかるんだって、その人が自分を走らせてくれる人かどうか。」
「へぇー。夏希ちゃんは乗った事あるの?」
「あるよ。保育園の時、乗せてもらった事がある。」
「馬は走ってくれた?」
「ううん。少し歩いただけ。でも、馬の上で感じる風って、すごく気持ち良くてね、今でも覚えている。」
「夏希ちゃん、もう寝ようか。明日も仕事でしょう?」
「明日は土曜日だから休みだよ。」
「そっか。」
「潤さんは休みなしだね。」
「今はね。人が離れていくのはあっという間だよ。だからその時まで、精一杯やるしかないから。もう、寝ようか。このままなら、朝まで話しが続いていくよ。」
電気を消して潤もベッドに入った。
「夏希ちゃん、おいで。」
潤の広げた腕の中に入ると、夏希は目を閉じた。
「潤さん。」
「何?」
「潤さんの心臓の音で眠れない。」
潤は夏希にキスをすると、夏希の体をそっと包んだ。
あの日。
私の前に現れたのは、美里さんという人だったのかもしれない。
孤独な潤さんを心配して、私を美容室に導いた。
美里さん、なんで私を選んだの?
潤さんに釣り合うようなキレイな女の子なら、私じゃなくても良かったのに。
この町の夜はね、いつも真っ暗。
美里さんも知っているでしょう?
潤さんはいつも心配してる。1人で歩くのはダメだって。
暗闇はね、人の影も奪っていくんだよね。
潤さんが照らしてくれる光りは、月のように優しい。
永遠なんて、誰にもわからない。
だけど、少し信じてもいいかな。
このまま離れる事は、絶対ないって。
美里。
夏希ちゃんに声を掛けたのはお前なのか?
孤独な俺を心配して、夏希ちゃんを美容室に導いた。
抱えきれない思い出を抱いている子なんて、他にもたくさんいただろう。
夏希ちゃんは、いつも暗闇を歩いて帰ろうとするんだ。俺はそんな彼女を送っていくうちに、隣りにいたいと思うようになった。
そしてまた、新しい寂しさを抱えてしまったよ。
夏希ちゃんが降らす優しい雨は、アスファルトにも空と同じ星を映す。
変わらないものなんて、ひとつもないよ。
だけど、少しだけ信じてもいいかな。
誰かを想う気持ちは、ずっと変わらないって。
春の夜の静かな風は、雪解けの香りを運ぶ列車から、緑の草原の香りを運ぶ列車へと形を変える。
明日、仔馬達の鬣を揺らすのは、一体どんな形なのだろう。
終
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