聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜

CHACOとJAGURA

文字の大きさ
14 / 304
第一部 幼年編

第十二回

しおりを挟む
 街はずれの荒れ野にて。イズヴァルトとヴィクトリアは木剣を持って合い向かった。

 今夜はマイヤは立ち会わなかった。久方ぶりの『灯り』がある部屋に泊まれるとのことで、持ってきた本を読もうと部屋に籠っているのだ。

 というわけでこの荒野にいるのは、彼と女戦士だけである。
 
「んじゃあ、さっさと始めようか?」

 ここんところ風呂に入ってなくて体中がかゆいんだよねえ、とヴィクトリアは木刀を構えながら言う。

「宿には部屋ごとに温かい風呂があるから、のんびりとつかって旅の疲れを癒したいわねぇ」

 あったかい布団にもさっさとありつけたいから、勝負はさっさと決める。覚悟しろと侮った表情を彼に向けた。

 イズヴァルトも常日頃、マイヤにチンカスだらけの男根をしゃぶらせてぐじゅぐじゅの大便ばかりを垂れ流させている。

 それに罪悪感を感じていたので、風呂に入って身を清めたいと切に思っていた。

「では、早々に決めるでござる!」

 突風の如く彼女に斬りかかる。しかしヴィクトリアは、斬り込まれては、ホップ、突きを入れらえた時は、ステップ、薙ぎこまれては、ジャンプ、と軽やかにイズヴァルトの剛撃をかわし続けた。

 ダンスを踊るかのように、優雅に、なにもかもを。イズヴァルトは餓狼の様になおもしつこく食い下がるが、彼女は素早い身のこなしで彼をかわし続けた。

 それが10分。15分。イズヴァルトは汗だくになった。しかしスロースターターと自認する彼は、ここからが本領発揮と意気込んだ。

 剣撃の鋭さと素早さが段違いに速くなり、流石のヴィクトリアも余裕をこいていられなかった。

 紙一重で木刀の切先をかわすが、風圧は確かに只者ではないことを感じさせる。

 最初に会った時も『とんでもないガキ』だと思っていたが、あの時は初見殺しの作法で、自分の得意に気づかれる前に相手を倒した、だけのこと。

 でも彼の訓練に付き合い、自分がどういうたぐいの戦士なのか、を知り尽された時、とてもじゃないがこの坊やに勝てる気がしない、と彼女は思う。

 ヴィクトリアは技巧と瞬発力、受け流しを得意とする戦士だった。ただ、持久力はイズヴァルトに敵わないし、長期戦に持ち込まれればどうにもならない。

 比較的非力な女の身で戦場で生き残るには、相手の勢いを利用して返す、というのが一番の手段である、と彼女は信じていた。

 突進するイズヴァルトの突きをうまく利用し、彼の脇腹に一撃を叩き込んだ。

 自分の勢いを利用されてより一層深い打撃を受けたイズヴァルトは、木刀を落としてその場にうずくまった。

「ふふん、アタイの勝ちね」

 彼女の息は、荒かった。けれども声は勝ち誇った響きがあって、イズヴァルトは口惜しさのあまりに落とした木刀の柄を握り、ゆっくりと立ち上がって「もう一戦、頼むでござる」と申し出た。

 その声を聴いた彼女は、何も言わずにイズヴァルトの腹を蹴り上げた。うめき声をあげて再び倒れたイズヴァルトに、彼女は冷たい声を放つ。

「甘ったれるんじゃないよ。これが実戦だったら坊やは死んでるんだよ」
「でも、まだ拙者は!」
「今日の勝負はここで仕舞いだよ。また鍛錬して出直してくるんだねッ!」

 どうしてもでござるか、と尋ねると、ヴィクトリアは「風呂に入って疲れを癒すんだよ」と彼の手を取る。

 が、彼女はその場でしゃがみ込んだ。取った少年の掌を、シャツ越しの乳房に押し当てて驚かせた。

「で、その前に、負けたアンタを好きなようにさせてもらうからね」

 そう告げて、己のズボンを脱ぐ。月光でかすかに見える、ヴィクトリアの下半身がイズヴァルトの目に映った。

 髪の毛と同じ赤い陰毛が生えたそこに目がってしまい、彼は激しく勃起する。

 けれどもヴィクトリアはズボンを起き上がらせているそれには目もくれず、彼の顔に馬乗りになって、「なめろ」と命令する。

 女戦士の甘くてしょっぱい汗。羊肉の様な女芯臭。酸味がきつすぎる尿それと微かな糞の臭いに、イズヴァルトの嗅覚は苛まれる。

「うう……ううっぷ……」
「なんだい? アンタはマイヤちゃんのを舐めたことが無いのかい?」
「拙者は、かようなことは……」
「あれだけ可愛い女の子のをなめてあげないなんて、とんだ旦那さまだねえ!」

 ヴィクトリアは笑みを浮かべた。先程の厳しい武芸の師匠のものではないし、いつもの女戦士としての顔でもない、まるで違った顔だった。

 思わず美しきご婦人とつぶやいてしまうような、慈愛と雅さに富んだ表情。イズヴァルトは彼女の顔と間近の女芯に胸の鼓動を早くした。

「今のヴィクトリアどのは、まるで……」

 いにしえの恋物語に出てくる、柔和で雅やか、けれども、殿方に対しては甘い意地悪を企む姫君のような顔だ。

 彼は美しさの魔力に惹かれ、おそるおそる彼女の陰核に舌をつけると、ヴィクトリアは彼の頬を軽く引っ叩いた。

「まずはそこからじゃないよ。せっかちだねえ。まわりから舐めなさいな」

 最初に本丸を攻めるのは、無粋な男か関係を深めた男がやることだとヴィクトリアは諭す。

「アンタ、ヤリチンがやらかすようなことをしなさんなよ。アタイはアンタの奉仕を楽しみにしているんだよ?」
「でも……」
「アンタには童貞っぽさが無くて可愛くないねェ。ほらほら、ちゃんとアタイの言うとおりにするんだよッ!」

 こう、でござるか、とイズヴァルトは毛だらけの会陰部を舐め始めた。しょっぱさとすっぱさでいっぱいの、15歳年上の大人の女性の味がした。

 びっしりと生えた陰毛の、ごわごわとした舌触りを感じながら、息をすると苦しくなる濃厚に臭いと格闘しつつ舌と唇で、尿の残りと動物のにおいのような恥垢を舐めとっていく。

 舌先はまだつたないものだったけれど、それでも感じやすい部分をこうも一生懸命に愛でられてしまったら、気持ちよくならないはずがない。

「そ、そうっ……もっと力強く、舌でぴったり受け取る様にッ……!」

 女戦士は豊かな乳房を揺らしながら喘いだ。ヴィクトリアは背徳感を覚えていた。

 イズヴァルトは大人の様な体躯だが、まだ10歳だ。本来ならこんなことをすれば人から罵られる。

 でもそれが高ぶらせる。彼女は戦士の顔ではなく、女の、たおやかな姫君のような顔になっていた。

 慈しみある心優しき姫が、ほんの一時の『悪さ』と言って、女官や小姓に愛でさせる、といった風情があった。

 事実、彼女は自分が深窓の令嬢になりきった気持ちで、大きな体の可愛らしいイズヴァルトに己の女陰を舐めとらせていた。

 いや、彼女の過去を知る者がいれば、それこそがヴィクトリアの本性である、と言って、生い立ちから何まで、イズヴァルトに教えたであろう。

 舌でくすぐられ、イズヴァルトの口のにおいに塗り替えさせたおまんこの周りを、彼女はすっと指で押し開く。

 羊肉の様なくさみが一層深くなったが、ヴィクトリアの美しいもう一つの顔に心を時めかされたイズヴァルトにとって、それはただの悪臭ではなくなっていた。

(ああ、なんというか、香しい。心が時めく様な、おちんちんが熱くたぎれるようなにおいでござるな。)

 羊のお姫さま、という言い方は何とも苦しいが、この膣口に魔力を感じ、彼は夢中になってねぶり始めた。

 奥の襞もまた、白い垢がところどころに付着していた。けれどもヴィクトリアがクンニリングスによって秘めていた本性を、その秘所は如実に表していた。

「はう……イズヴァルトくん……いいよ……感じるっ……!」

 ヴィクトリアが眉をゆがめながらささやく。彼女の顔は傷だらけだったが、ラヴィアは形が整っていてつるつるとしていた。傷1つ無かった。

 そこを丹念に舐り上げ、彼女に喜悦の声を挙げさせる。更に舌を膣の奥深くまで沈み込ませ、濡れた柔らかい壁をこすり、得も言われぬ酸味をすすった。

 それはまずい、というものでは無かった。飲めば飲むほど淫気が高ぶってくる奇妙なものだ。

 ここまでご婦人のアソコはこんなにも美味だとは思わなかった、とイズヴァルトは思った。
 
 女戦士は「くッ……!」と呻いて腰を引くが、少年騎士は頭を上げて朱い谷間に追いすがった。

(今度マイヤどのに頼んでみようか、あれほどまでに拙者の『ざあめん』を飲んでくれるのだから、拙者も彼女のおまんこを舐めて、気持ちよくさせてあげたいでござる。)

 快感に酔いしれるヴィクトリアは、イズヴァルトが『小さな想い人』の事を考えていることを敏感に感じ取り、彼女は彼のズボンの股をぎっ、と掴んだ。

「今は、アタイだけに集中して!」

 イズヴァルトはヴィクトリアの女陰臭と、にじみ出る酸味たっぷりの愛液に夢中で何も言えない。でも舌は雄弁に語っていた。

 勝手に意思を持つかのように、ヴァギナの入口を舌を出し入れし、奥から流れ出る愛液をこそぎ尽くす。

 女戦士はさらに興奮し、全身を汗びっしょりにさせると上着を脱ぎ捨て、豊かな乳房を揉みしだきながら腰を振った。

 イズヴァルトの舌と唇がまんべんなく女芯を撫でて、盛んにクリトリスを刺激する。興奮し、充血していた女の芽はさらに大きく膨張した。

 その身を隠していた肉のビロードから頭を出し、腰を振るたびにイズヴァルトの柔らかく大きい舌の腹に当たる。

「あ……い、イズヴァルトくん……」

 ヴィクトリアは熱にうなされるような声を漏らした。唇に触れるたび、舌の腹になでられるたびに快感が増していき、日焼けした肌が汗がにじみ出る。

 彼女の片手は自分の乳房に、そしてもう一方の手はイズヴァルトのそれを掴んでしごきたてる。

 腰を引くたび、美姫の貌を隠していた女戦士の面が、愛撫を続けるイズヴァルトの目に映った。

(……このお方は、本当の、美しき姫君にござる。)

 イズヴァルトからの快楽に酔いしれ、世界を信じ切っている世間知らずのあどけないお姫様の様な顔。計算高いが彼を慕っているマイヤとは違う、また別の美女を彼女に見い出した。

 思いのほか繊細な女戦士のひとしごきを受けた後、彼はズボンの中に盛大にぶちまけた。

 そして長く続いていた快楽が天まで上り詰めた女戦士の姿をした姫君も、ああっ、と力なくうめいた後、涙を流しながら大きく満ち引きする波に酔いしれた。

 さて、互いに愛撫をかわした少年騎士と女戦士はどの様な道のりを歩むのか?

 その続きについてはまた、次回にて。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

処理中です...