聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜

CHACOとJAGURA

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第一部 幼年編

第十一回

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 それから3日後。イズヴァルトとマイヤは、ヴィクトリアの従者として30日に及ぶ軍旅に出た。

 およそ2000の陣容は、志願から選抜された500の戦士は屈強な者達。残りの1500は皆、誰もが期間労働と思ってやってきた、農夫や荷運び人ばかりであった。

 イズヴァルトはマイヤの身体を鞍の前に置いて手綱を引き、横に並ぶヴィクトリアに「これで本当に勝てるでござろうか?」と疑問をはさむ。

 女戦士は胸甲を荷運び用の馬に置いて薄手のシャツと騎馬ズボンという格好だった。大きな胸を揺らしながら、見回して鼻で笑う。

「所詮は騎士様と戦士様が戦うと思って気を抜いているんだろうねえ」
「……そうかもしれぬでござるな。見ればあまり鍛えていない様子に見受けられる」

 馬に乗る従者達は背が曲がり、歩行でゆく者は脚が痛いと主に訴えてばかりだ。

 少数精鋭で望むこの戦だが、ヴィクトリアはこの様子を見続けることで、「こりゃあ負け戦かもねぇ」と心の中で呟いた。

 平坦な道を延々と進み、一日目の夜に泊まる街にたどり着いた。さっそくイズヴァルトはヴィクトリアに、剣の手ほどきを受ける事となった。

 街はずれでマイヤ1人を見物に叩き合い、何度も彼女に木刀を斬り飛ばされる。

 それが何度も何度も、と続くものだから幼いマイヤはつまんなくなってきて眠りこけた時にである。

「この辺にしようかねえ」

 木刀をおさめたヴィクトリアが、イズヴァルトにこう助言した。

「てめえの力に頼り過ぎだね」
「さ、さようでござったか?」
「それと案外に無駄な動きが多い。アンタは素早いし体力があるからいいけど、それは試合やケンカであればの話さ」

 それから、あまり気を引き締め過ぎない事。戦場は戦う時よりも待つことが長く、気を張り詰めすぎて疲れすぎてしまう。堅物のアンタは充分注意して、と幼いイズヴァルトを諭した。

 彼女は深く眠ってしまったマイヤを抱きかかえ、冷えてしまった柔らかい頬を、己の首筋で暖めてあげて宿に戻ろうとする。

 イズヴァルトは悔しさのあまりに歯ぎしりした。

「では、勝負はいつになったらさせてくれるでござるのか?」
「あと5日間ぐらいは、様子を見たほうがいいねぇ」

 そう言って彼女は去ってしまった。

 それから翌日、イズヴァルトとマイヤは朝早くにヴィクトリアにたたき起こされてた。市場の食堂に連れて行ってくれるという。

「嬢ちゃん。どうしてそんなにご機嫌斜めなのかい?」
「なんでもありません」

 不機嫌だったのはイズヴァルトの男根から、『おはようミルク』を飲めなかったからだ。

 とはいえ当のイズヴァルトは陰嚢が軽く、夢精もしていなかった。鍛錬と長旅で疲れてぐっすり眠っていた夜中に、こっそりと起きたマイヤによって3発も抜かれたからだ。

 この少年騎士と侍女は寝床に入るといつも、素っ裸になって抱き合って眠っていた。一方に襲われる隙は十分にあったのだ。

 ただ、昨日の宿は風呂が無かった。ちんかすのついたくっさいペニスからイズヴァルトの乳を吸っていたマイヤは、口の中が苦くて仕方がなかった。

 それをさじですくった薄いスープで洗い流す。お腹がややごろごろと言っている。きっと腹を下すだろうと思った。

 ヴィクトリアはそこまでわからない。小さな娘のイライラを見て、凛々しい旦那様とのご同衾を楽しめなくてうずうずしているのだろうと考え、ニンマリと笑った。

「……ヴィクトリアさん。その笑みはなんですか?」
「いやいや。不機嫌な嬢ちゃんもなかなかに可愛いもんだって思ってねぇ……」

 男でも女でも、そのぐらいの年頃の子は目に入れても可愛いもんに思えて来るよ、とヴィクトリアは微笑んだ。
 
「アタイもさっさと結婚して、嬢ちゃんみたいなかわいい子供を産み育てたいもんさ」


□ □ □ □ □ 


 イズヴァルトらは朝10時の集合に間に合うよう、のんびりと時を過ごす事にした。

 マイヤは地理書を開き、イズヴァルトは彼女の傍で文字を追う。ヴィクトリアはその横で腰の細剣を抜いて布で磨く。

 そして出発。軍隊の列はゆっくりと動き、2日目の宿泊地にたどり着いたのだが、そこは野原。

 野宿となり、戦士達にあてがわれたテントを張って3人そろって眠ることになった。

 テントを張り終え、イズヴァルトとヴィクトリアが昨日のように訓練をこなすと、女戦士は大あくびをした。

「先に寝ているからアンタ達も早く寝な」

 そう言って早々に籠ってしまったので、彼等も続いた。ヴィクトリアがごろんと寝込んで早々に寝息を立てたのを見たマイヤは、しめた、と思った。

 イズヴァルトの手を引っ張ってこう告げた。

「イズヴァルトさん。おなかすいたよー」
「おなか? 今日の晩御飯は野営とはいえ、なかなかに量が多かったでござるが」
「ちがうよー!」

 彼女は唇を動かし、チュッパチュッパと音を立てる。イズヴァルトは察し、彼女を人気の無い草むらに連れて行った。

 マイヤは目を輝かせ、「のませて!」と言って彼のズボンの腰紐をゆるめていく。

 イズヴァルトはやれやれ、と思いつつも、マイヤのお口の中の気持ち良さにはぞっこんだった。

 彼女に脱がされて男根を屹立させる。まんざらでもない様子だった。ただ、この2日間は風呂に入っていなかったので、ペニスの亀頭は垢にまみれていた。

「ううむ……昼に休んだ小川で洗えばよかったでござる」

 ただそんなこともあろうかと、水筒を持ってきた。彼女が舐めやすいよう、さらけ出した男根の先を軽く流した。

 侍女の愛らしさと期待とで、男根はとても大きく膨らんでいた。それをマイヤは物欲しそうに見てにおいを嗅ぐ。

「くんくん……ちょっと臭うけど……いただきまーす!」

 ひょいぱく。可愛い口で彼の亀頭をくわえこんだ途端、イズヴァルトは意識のある中での2日ぶりのフェラチオの心地よさに、いたい感動を覚えた。

「ん、んふうっ。マイヤどの……拙者も努力するでござるが、どうか手短に」

 こく、と頷くおしゃぶり姫。けれども唇で、舌で舐り始めたイズヴァルトの味は、酸っぱくておとこのこ臭い。

(うえっ! おしっこの味がきっついや!)

 けれどもそのおしっこ筒から出される濃厚なとろみを楽しませてくれるであろう射出液を飲み干すがため、彼女の舌は果敢に動いた。

 もぐもぐもぐ、ちゅぱちゅぱちゅぱ、れろれろれろ。

 彼の粘膜の表面から、何だかねばり、としたものが浮き出て来た。

(おちんちんの垢がこびりついているなぁ……腹を下さないように気を付けよう、っと)

 りゅりりゅり、ちゅぷちゅぷちゅぷ、くにゅくにゅくにゅ。

(うん。尿道がぷっくり膨らんで来た。そろそろかな……)

 ううっ、とイズヴァルトが大きく腰を引き出すと射精へのカウントダウン。

「ああっ、いい! マイヤどのの口技、いつ味わっても素晴らしいでござる……!」

 開始から5分も経たぬうちに、イズヴァルトのシャフトは痺れ切っていた。幼な子は「いいよ、出して」と眼で合図する。イズヴァルトの口から小さいうめき声が聞こえて来た。

 びゅっ、びゅるるっ、びゅるるるるるっ!

 鼻の奥にまで、芳醇なカルキの匂いが染み渡った。マイヤは汗ばんでいるイズヴァルトのシャフトをしごきながら、大量の精液を喉で受け止めた。

 ぴゅっ、ぴゅるるっ。

 絶頂のうめきを聞きながら、幼な子はなおも続く放射を飲み込んだ。
 
「う…うう……」

 大量のザーメンを余す事無く飲み干されて、がっくりと項垂れるイズヴァルト。

 けれどもマイヤは物足りなさを感じていた。彼女はあらかた清め終えたペニスから口を離し、尚も反り返って元気一杯に膨らんでいる彼のペニスの先端に優しく語りかけた。

「おいしかった。いつも美味しいざーめんみるくを飲ましてくれて、ほんとうにありがとう!」

 自分専用のミルクの蛇口となっていた鈴口に、可愛くキスし、「あなたのこと、とーってもだいすき!」とささやいた。

 イズヴァルトは可愛らしさにドキリと心を時めかせ、更なる欲情を誘って雄の器管を再び活性化させると、彼女はにんまりと笑ってザーメン蛇口に口をつけた。

 マイヤの愛らしい口が、更に激しく嘗め回す。少年は精巣から伸びる管が大きく膨れ上がり、再び精液溜めの袋を満たす感覚を覚える。

 美しく淫蕩な幼女の繊細な舌と唇の技巧に、「ああ、もうなにもかもどうでもよくなってしまうでござる……」と、感慨にふける少年。

 再び彼の射出口から、ぴゅっく、ぴゅっくとゼリー状の塊を含んだ滋養ミルクが飛び出して、それをマイヤは美味しそうにすすりあげた。

 まだまだ大きいままの少年の大きなペニスに可愛い頬をくっつけて、「まだのめるかなー?」とマイヤはわざとらしく呟いた。

 イズヴァルトは「どうぞ……好きなだけ飲んで」と言うと、やったー! と叫んで口愛にいそしんだ。

 そうして3回、4回とたっぷり滋養が含まれたザーメンをいただき、それじゃあ5回目をいってみようか、と相次ぐ絶頂で顔をみっともなく蕩け歪ませていたイズヴァルトに言おうとしたところ。

「……ん! んんんん、んん!」

 マイヤのぽっこりとしたお腹から、ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる、という音が鳴り響いた。

 腹痛とともにマイヤは素早く大きなスカートをまくり上げて、白くて可愛いお尻を突き出してしゃがみ込んだ。

「ん、やばい。イズヴァルト、ここでうんちするから後ろを振り向いてて!」
「……見ててもいいでござるか?」

 少年騎士は期待を込めて頼みこむ。マイヤのお尻と小さなすぼまりから出るものの匂いに、彼は性的興奮を開発されつつあったのだ。

「嫌だと云ったら?!」
「今夜は5回目の精液を出せないかもしれぬでござろうな……」
「恥ずかしいったらありゃしないよっ!」

 マイヤは詰ったが、けれども自分の恥ずかしい所を間近で見られるのも楽しいかな、と考えた。

「でも、イズヴァルトさんにだったら別にいいよ!」
「いや、拙者は何度もマイヤどののおしりとうんちを見たでござるよ?」
「そうなんだけど……臭いだろうけど見てていいからねっ!」

 イズヴァルトは勃起したペニスをさらけ出したまま後ろへ回り込んで、照明石を入れたカンテラで、マイヤの小さなお尻を照らし出した。

 見えたのはマイヤの白くて愛らしいお尻と、ふっくらともりあがっている柔らかそうな肛門だ。間近で見たのは実は殆ど無かった。

「なんてかわいいしりあなちゃんでござろうか」
「やだなあ。恥ずかしいよ?」
「もうちょっと、間近で見てもよいでござるか?」
「イズヴァルトさんも大概にヘンタイさんだね。でも、いいよ!」

 イズヴァルトはマイヤのお尻の穴に顔を近づける。この2日清める事がなかったので、穴はやや黒ずんでいた。

 ぷすぷすぷす、とおならを奏でて『あまくてくっちゃい』においを放ち始める。マイヤは恥ずかしがって尻を引っ込めようとすると、イズヴァルトはそれを手で押し留めた。

「やっぱり、こういう所見られるのは恥ずかしいなあ」
「いいや。マイヤどののおしりのあなはとっても可愛らしいでござる。かわいいうんちのにおいを放っているでござるよ?」
「うええん。そういうほめ方って別にうれしくもないよ?」

 ただどうにもその穴は、見られる事でどうにも喜んでいるように見えた。さわって、さわってとささやきかけているようにも聞こえてならない。

 脱糞に向けてぴくぴくぴく、くにくに、とうごめくそのの周りを、思わず指で触れてしまった。

「んふっ!」

 何故か色っぽい声が、お尻の穴の向こう側から聞こえて来た。

「……今の声はなんでござろうか?」
「たぶん……気のせいだよ!」

 お尻の穴の周りが弛緩し、臀部がブルブルと震え始めてきた。マイヤは「まだ見ているの!」とイズヴァルトに呼びかける。

 ひくひくと動く小さな肛門が、ゆっくりと盛り上がった。お尻の割れ目のクレーターはみるみるうちに広がり、中から覗けた肛洞は、情欲を覚えた少年に向けて妖しげな魅力を放っていた。

 同時に、マイヤの股の間の小さな割れ目から、チョロチョロと流れ出たものを見たが、それはねっとりとした艶やかさを帯びて、地面へと伝い続けていた。
 
「さがってて、イズヴァルトさん!」

 マイヤの叫びとともにイズヴァルトは素早く顔を離し、一歩2歩後ずさって地面に両膝をついた。

 もちろんカンテラの明かりは、マイヤの可愛いお尻を照らし続けている。

 彼女のお尻から勢い良く液体ぎみの便が弧を描いて草むらを汚し、消化不良な生臭い便の匂いをイズヴァルトは存分に嗅ぎ付けた。
 
(ううん……この匂い、とても臭いというか香しいというか……)

 マイヤのお尻の穴がばちゃばちゃ、と液状のうんちをあらかた吐き出す光景が目の前で続く。

 女の子の腸の恥ずかしい悪臭とも言えるが、彼女に淡い恋心を抱いている心の広いイズヴァルトにとっては、この世の至福とも言うべき惚れ薬でもあった。

 それが鼻孔の中に入り込み、彼の脳髄を刺激して射精中枢に命令を伝えると、尿道に痺れにも似た甘い感覚が激しくのたうち、怒張したペニスの先端から、びゅるるるっと真っ白な精液が放たれた。

 そのうちの最初に飛び出たものが、縮み始めたマイヤの肛門に見事に当ってしまった。

「ひゃっ!」

 彼女は振り返りイズヴァルトのペニスが大量の精液を放ち続けているのを見るとあんぐりと口を開けたまま。

「ややっ、すまぬでござる!」
「も、もしかして私のお尻の穴を見ながらしごいちゃったのっ?!」

 イズヴァルトはちがうと断り、マイヤの脱糞を間近で見るといきなり出てしまった事を告げると、持っていた水筒で自分のペニスを清めた。

 液状のうんちで茶色く汚したお尻の穴の周りを突き出しながら、マイヤは「ほんとーにへんたいさんなんだからっ!」と、可愛いおならをぶり、とイズヴァルトに吹きかけた。

「くちゃいでござる。しっかしマイヤどのの前世は学究ではなく、ただの屁こき虫でござったかな?」
「ひどい言い方ねっ!」

 ああお尻がむずがゆい、とマイヤが突き出したおしりをフリフリとすると、イズヴァルトは立ち上がって彼女が突き出す尻に水筒の水を余さずかけてやった。

 尻の汚れを流した後、腰のポシェットから尻吹きの用の葉を取り出して、やさしく拭き始めた。

 マイヤは恥ずかしがって「それ、じぶんでするからー!」と叫んで抗ったが、イズヴァルトは彼女のお尻の周りの柔らかさに夢中になってしまっていた。

「おわっ。い、イズヴァルトさん。本当におねがいだから!」
「かまわんでござるよ。ほれ。お尻の穴の奥もきっとうんちがついているでござろう」

 穴襞だけでなく、肛門の奥までやさしく、ぐりぐりと。執拗なお清めを受けたマイヤは、思わず喘ぎ声を放ってしまう。

 彼女は常に『攻め』を行うのだが、お尻の穴を触られると途端に『受け』になってしまう体質だった。

 しかも葉っぱを通してだが、イズヴァルトにほじられている事に感激と快感を覚えてしまっていた。

(んっ、んんんっ、んんんんーっ……そんなにいじられちゃうと、私……)

 イッちゃうかもしれない、と心の中で叫ぶ。彼女はイズヴァルトに対して優位でありたい、という気持ちがあったから、それだけはやりたくなかった。

「もうそれ以上、いいからねっ!」

 お尻を引こうとするが、お尻の穴がまだむずがゆい。思わず両腿をすりすりとしていたのを見て、イズヴァルトはもう一枚をこよりのようにさせ、マイヤのお尻の穴をほじくり始めた。

「お尻の穴の中まで清めるでござるからな。便が残っていると痔になり易いでござるよ?」

(わっ、だめ、だめーっ!)

 幼い彼女は精一杯の力を込めて身体を固く閉じようとしたが、身体に力が入らなかった。

 股ぐらのその奥にある赤子を育むための玄室の入り口が、パクパクと伸び縮みしてしまう。開いたそこからどろりとしたおりものが流れ出て、膨らんだ小さな割れ目から愛液とともにとろとろと流れ出た。

 胸の苦しさを覚えつつも、マイヤは息を整えて気付かれない必死だ。イズヴァルトは彼女が達してしまったのを気付かず、お尻のこよりを引き抜き、スカートを元に戻して彼女を抱え込んだ。
 
「それで、やっぱりもう一発を飲ませた方がよいでござるか?」
「……ううん。なんだか眠くなっちゃったからいいよ。帰ろう、ね?」 

 マイヤは眠たそうにして、イズヴァルトの肩に寄りかかった。テントに戻るとヴィクトリアの姿は無かった。

「マイヤと同じ、うんちでござろうか?」
「ふあああ……イズヴァルトさんはほんとうにヘンタイさんだね……」

 マイヤはすっかり眠ってしまう。イズヴァルトも彼女を抱きつつ、2人で1枚の毛布にくるまってすやすやと眠りについた。

 それからようやく、ヴィクトリアはこっそりとテントの中に入って来た。イズヴァルトとしがみくマイヤに、呆れた様な笑みを向けていた。

(まったく……このボウヤたちはとんでもなく乱れていやがるわねェ……)

 遠目から見ていたかぎりだが、なかなかに楽しめた。ヴィクトリアは自分の毛布を手に取ると、イズヴァルトとマイヤを抱え込む様にして横たわり、目をつぶった。 


□ □ □ □ □


 シジョーナワテに着くまでの旅の間。イズヴァルトはヴィクトリアと何度も剣を打ち合った。

 技や身のこなしの手ほどきを受け、いいようにあしらわれ、「こんな程度じゃ勝負は駄目みたいね」と笑われて勝負を先延ばしにされ続けた。

 その都度マイヤは、試合ができなくて不機嫌になる彼をなだめてやった。

 彼のペニスから出る御馳走にありつける為に、彼に慰めの言葉をかけ、可愛らしい容姿を駆使してそそり立たせ、その男根をしゃぶり込んで放たせるという一連の所作をもって。

 そんな夜が毎日続いた。そしてシジョーナワテから一つ前の宿場に入ると、ヴィクトリアはイズヴァルトを呼んで「今夜、勝負をしようかね?」と彼に誘いかけた。

「よし、それなら望むところでござる!」

 イズヴァルトは発奮して激しく素振りを初めて風を切る音をこれでもか、と鳴らし続け、その勝負に臨むこととなった。

 さて、イズヴァルトは師匠とも言うべき異国の女戦士に、打ち勝つことができるのであろうか?

 その続きについては、また次回にて。
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