マジメ御曹司を腐の沼に引き摺り込んだつもりが恋に堕ちていました

田沢みん

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11、痛くて苦しくて気持ちイイ *

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「ふ……は…っ……んっ……」

 オレンジ色の薄明かりが灯る部屋で、2人はお互いの唇をひたすら貪り合っていた。

ーー気持ちイイ……。

 キスがこんなにも気持ち良くて全身を痺れさせるものだなんて知らなかった。

 唇の柔らかさも、絡み合う舌の感触も、混ざる唾液の甘さも、お互いの口から漏れる吐息さえ……全てが身体中の細胞を敏感にさせ、快感に変えてしまう。

 もっと、もっと……。

 この気持ち良さを手放したくなくて、もっと気持ち良くなりたくて……。
 ヨーコは心が求めるままに、透の舌に自分のそれを絡ませ、彼の唾液をコクリと飲み干した。

 透の右手がヨーコのバスローブの紐をほどき、襟の合わせから手を入れると、白いタオル地が肌を滑り、丸みのある肩が露わになった。

「……脱がせるよ」

 少し掠れた声で言いながら、透に軽く背中を支えられ、纏っていたものがスルリと取り払われる。

 ヨーコの両脚の間で上半身を起こした透がジッと全身を観察している。
 恥ずかしいけれど、隠す気は無かった。
 どうせ昨日の夜に痴態を晒している。
 それに自分の趣味も恥ずかしい過去も知られているのだ。
 もう今更彼に隠すことは何一つ無い。

 全てを曝け出して、開放して……彼に心ごと抱き締めて欲しい、今はそう思えるから……。


「……綺麗だな」
「気に入った?」

「うん……胸に触ってもいい? あと、しゃぶりたい」
「好きにしてイイのデスヨ……トオルも脱いで、見せてクダサイ」
「分かった」

 透が白いシャツをガバッと脱ぐと、程よく筋肉のついた、だけどスラッとした上半身が露わになる。

 次いで膝立ちになってスラックスのベルトを抜き取りボクサーパンツごと一気に下ろすと、既に雄々しく勃ち上がっていたモノがブルンと飛び出して来た。

「ワオ……凄いですね」

 男性のモノをちゃんと見るのは初めてなので比較しようもないけれど、かなり立派なサイズだと思う。

「こんなに大きなモノが……私のナカにちゃんと入るのでショウカ」

「学生時代からみんなにデカチンって言われてたから、デカいんだと思う」
「ワ~オ……」

「俺が調べたところでは、ちゃんとほぐしてからなら痛みも少ないらしいけど……」

「知ってますヨ。潤滑油を使って菊門をゆっくりと解すのデス。最初はキツくても前立腺をイジればすぐにヨクなってヨガリ啼くのデスヨ!」

 透が肩をガックリ落として溜息をついた。

「ヨーコさん……BLの知識は豊富だけど男女の営みについてはド素人じゃないですか。女性に前立腺なんて無いですからね」

「トオルもシロウトじゃないデスカ」

 プクッと頬を膨らませたら、クスッと笑われた。

「俺は知識だけならバッチリです。なんで……俺なりに頑張らせてもらってもいいですか?」

 透がヨーコの胸に視線を移すと、彼の漲りがピクンと跳ねた。
 先端から透明な汁が滲んでいる。彼も興奮しているのだ。

「トオルが好きなようにして良いのデスヨ……でも、私も一緒に頑張りますからネ!」
「……っ、ヨーコ!」

 その言葉を合図に透がヨーコのEカップの胸の谷間に顔を埋めて来た。

 両手で胸をフニフニと揉みながら谷間を舌でツツッ……と舐め上げ、両方の乳房に交互に口づける。

 左の乳輪を舌で丸くなぞり、先端のピンクをペロッと舐められると、「あんっ!」と鼻にかかった声が出た。

「その声……めちゃくちゃ股間にクる。もっと聞かせて」

 ペチャペチャと音を立てながら、突起を執拗に攻め立てる。同じように右側も。
 舐めたり吸ったりしながら、右手が乳首をクリクリと弄り出す。

しこってきた……気持ちいい?」
「ん……気持ちイイっ……あん……っ」

 人差し指を使って細かいソフトタッチで突起を揺らす。ピンと勃っているのが自分でも分かる。
 そこを2本の指でキュッと挟まれる。

「あっ、ああっ……」

ーー嘘っ、上手すぎる!

 本当に彼は童貞なのだろうか。
 舌も指も唇も、すべての動きが絶妙だ。
 触れられたところからさざ波のような快感がジワジワと伝って行き、身体の中心が熱を持つ。

「トオル……もっと…」
「うん」

 胸からくぐもった声が聞こえて、彼の頭が下へと移動していく。ヘソに、腰骨にキスを落としながら、唇が太腿まで到着した。

 膝を立てられて、その間に顔が沈んでいく。グイッと開かれたソコを、ペロリと舐め上げられた。
 両手で花弁を掻き分けると、ひっそりと隠れていた蕾をジュッと勢いよく吸い上げる。

「ああっ、凄い!」

 前回も同じような事をされたのは薄っすらと記憶に残っている。気持ち良かったとは思う。
 だけど意識がハッキリしている今日の方が快感に敏感だ。
 感度の上がった全身は、与えられる刺激全てを貪欲に受け入れている。

「最初はナカよりもこっちの方が気持ちいいらしいから……ココでイかせてあげるね」

 尚もグイッと大きく開いたソコにチュッとキスをして、愛液を纏った指の腹でクルクルと丸く撫でる。

「ヨーコ、綺麗に剥けたよ。ココを攻めまくるからね。ちょっと苦しいかも知れないけど、快感をそのまま受け入れて、いっぱい啼いて」

ーー啼いて……って!

 BLで散々聞いてきた台詞を実際に吐かれると、言葉の威力が凄すぎる。
 それにしても、彼の学習能力の高さが半端ない!

 そんな事を考えていられたのはほんの束の間で……透にもたらされる波状攻撃にあっという間に思考が奪われていく。

「あっ、あっ……んんっ!」

 宣言通り、蕾をひたすら攻め立てられる。
 舌先で先端をチロチロと刺激され、ツンツンと突かれる。唇で喰みながらペロリと舐める。

「はっ……ん……イイっ……」
「凄いな……プックリしてきた。もう真っ赤に充血してる」

 歓喜の籠もった声音で言われ、恥ずかしいけれど嬉しくなる。
 彼から与えられる快感を更に求めて、自ら股を大きく開き、腰を突き出す。

 舌の動きが激しくなった。
 熟れた果実を器用に転がし、左右にプルプルと弾く。

「あんっ……あっ、あっ……トオル、私、もう……っ」
「いいよ、イっても」

 ガジガジと甘噛みしてから顔を離し、指で表面を擦り始めた。
 高速で弄られて、甘い刺激がり上がる。
 太腿に力が入り、足先を丸める。

「あっ、凄い……あっ、あ……」

 指で蕾をグッと押さえて強く揺らされた瞬間……目の前がパッと白くなり、何かがスパークした。

「やっ…… イクっ!」

 腰がビクンと大きく跳ねて、ヨーコは絶頂を迎えた。
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