マジメ御曹司を腐の沼に引き摺り込んだつもりが恋に堕ちていました

田沢みん

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24、ご褒美の時間デス (2)*

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 クチュッ……グチュッ……

 右手を動かすたびに粘着質な音が響き渡る。
 根元の方をしごく手を休ませることなく、口は鈴口を丸ごと含み、舌で、唇で刺激を与え続けている。

「あ……っ…ヨーコ、駄目だ。こんな風にされたら……すぐ…っ…」

ーーイっても良いのデスヨ。

 そう言ってあげたかったけれど、残念ながら今は口の中にはパンパンに膨らんだ彼のモノで一杯だ。愛撫も中断したくない。

 言葉の代わりに動きを激しくすることで気持ちを伝えることにした。

「う……あっ……ヨーコ、気持ちいいよ……」

ーー嬉しい。

 未経験だけど、男性の喜ばせ方なら知っている。
 何処にどのように触れて、どうしたら感じるのか。
 知識だけは十分すぎるほど蓄えているのだ。

 舌先で先端の割れ目をチロチロとなぞり、溢れてきた汁をチュッと吸い上げる。
 カリに沿って舌を這わせれば、透が腰を浮かせて声を漏らした。

「駄目だ……ヨーコ。俺だけ先に…イってしまう…っ」

 堪らず口を離して懇願した。

「イっても良いのデス。トオル、私のお口で気持ち良くなって、イってクダサイ」

 ヌルル……と裏筋に舌を這わせると、再びパクッと咥えなおし、喉まで透自身を招き入れた。
 フィニッシュとばかりに顔を上下させる。

 ヨーコの唾液と透の液が混ざり合う。グチュグチュという音が、速く、大きくなっていく。

 ただでさえ長く太いモノが最大まで膨らみ硬くなって……

「うっ…あ…っ………」

 透の腰がビクンと跳ねて、直後に生暖かいものが口一杯に吐き出された。
 躊躇せずゴクリと飲み込む。青臭いモノだと聞いていたけれど、透のソレはほんのり甘くて美味だった。
 愛する彼のものなら、どんな味だろうが丸ごと味わい尽くすに決まっているけれど。

 口の中で勢いを失い柔らかくなってきたソレを、両手で大事に持って、ペロペロ舐める。

「あっ、ヨーコ、そんな事しなくても……うあっ…」
「お掃除だって彼女の役目なのデスヨ」

 根元から上に向かってレロリと丁寧に舐め上げ、先端は特に念入りに。舌が割れ目に到達した時には、既に透の漲りは硬さを取り戻し、天井に向かってそそり勃っていた。

 それを見た途端、ヨーコの身体の奥から蜜が湧き出してくる。
 既に先程から、透に愛撫を施しながら自分も疼いていた。

ーートオルのが欲しい。

 早く挿れたい、挿れて欲しい……そう思ったのと同時に、

「もう駄目だ。ヨーコの中に俺のを挿れたい」

 透が上半身を起こし、サイドテーブルの引き出しを開けた。

 ふと気付いたように手を止めて、「そう言えば選ばせてあげるって言ったね……」。前回の3つと追加の3つ。6つの箱ヨーコに見せようとシーツに置いた。

「ドレでも良いデス」
「えっ」
「片っ端から試しまショウ」

 一番近かった箱から1つ取り出して、封を切る。

「私がシテあげますからネ」
「えっ、あ……ヨーコ!」

 剛直の根元を握って固定すると、ゴムの先端を唇で挟み、亀頭の先端にそっと置く。
 甘ったるい香りが鼻腔をくすぐる。チョコレート味。だけど今はその香りを堪能するよりも、透自身を味わいたい。

 そのまま薄い被膜ごとカリまでパクッと咥え、下へ下へとゴムを広げて行く。

「ハッ……視覚からの刺激が凄いな…。コレだけでイっちゃいそうだ」
「イっても良いデスヨ。何度でも被せてあげますからネ」

「ふはっ……俺の彼女は最高だな」
「最高の彼氏と最高の彼女、最強の組み合わせじゃないデスカ」
「……言えてる」
「2人で気持ち良くなりまショ」

 トン……と熱い胸板を押すと、次に何が起こるか予想していたかのように、透が簡単に倒れ込む。
 枕に後頭部を沈め、熱に浮かれた瞳でジッと見上げている。

 彼の腰に跨り、立派な昂まりを握って固定すると、その先端目掛けてゆっくりと腰を落とした。

 ヌチャッ……

 水っぽい音。
 さっきからずっと疼いていたから、十分に濡れている。蜜壺は大きな膨らみを簡単に呑み込んだ。

 こんな風に自分から挿れるのは初めてだから、正直恐る恐るだった。
 だけど先端が入った時点で甘い痺れが湧き上がり、もう我慢が出来なくなった。

 ズンッ!

「あああっ!」

 一気に腰を落とすと、太い棒で子宮口まで突き上げられた。

「あっ、あっ……凄いっ…!」

 脳天まで貫く快感。キュッと太腿が締まる。

「うあっ、ヨーコ、凄い締め付け……っ」
「トオルの長いのが奥に当たって……刺激が強過ぎて…動けない…デス…」

「俺が……動くっ!」

 腰を掴み、下からズンッと突き上げられて、悲鳴が上がった。
 生まれて初めての衝撃。

 突き上げられるたびに、腰骨まで伝わる激しい振動。弱い電気が徐々に強まり、背筋に伝わり頭を痺れさせる。

 膣壁がギュンギュン締まる。次々と押し寄せる快感の波。この先は今まで感じたことのない未知の世界。怖い。だけどもう止まらない。イきたい。

 気付くと透の動きに合わせて自らも腰を振っていた。
 透のお腹に両手を置いて、クリを擦り付けるように一心不乱にスライドを続ける。
 ジワジワと襲ってきた波に耐え切れず、思わず動きを止める。

「も……駄目…デス…っ。刺激が強すぎて…動けマセン…」
「イきたいんだろ?」
「デモ、もう……変になっちゃうカラ……」

「……っ! 変になればいいっ!」

 ズンッ!

 再び激しい突き上げ。

「嫌ぁあ! こんなの……強すぎるっ!」
「イけっ」
「ああっ!」

 下からガッチリと腰を掴み、これでもかと突き上げられたあとは、ゆっくり掻き回され、ジワジワといたぶられる。
 強弱つけた快感の波に翻弄されて、思考が麻痺していく。

 再び子宮口まで貫かれた。あとはフィニッシュとばかりに連続した速い抽送。

 大きな波が迫り上がって来る。

 胸がブルンと揺れる。晒した白い喉を汗が流れる。太腿が震え出す。

「嫌っ……嫌っ、こんなの…イっちゃう、イっちゃう……っ!」
「うっ……ああっ、ヨーコ…っ…!」

 大きく腰が跳ね、隘路がキュッと狭まった。ナカで透がビクンビクンと動いている。
 絶頂を迎えたのは、ほぼ同時だった。

 そして、ブシュッと何かが噴き出す感覚。
 お漏らししたみたいな……。

ーーあっ、コレが……。

 これが噂の『潮吹き』なのか……と思いながら、あまりの快感にもう何も考えられなくなり、グッタリと透の胸に倒れ込んだ。

抱き締められ、優しく髪を梳く指の心地よさに身を任せ……

「幸せ……」

 万感の想いを込めて小さく呟くと、そのまま意識を手放した。
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