言語チート転生〜幼女VTuberは世界を救う〜

可愛ケイ@VTuber兼小説家

文字の大きさ
24 / 50

第24話『1ヶ月記念配信』

しおりを挟む
「”わたしの言葉よあなたに届け!” 翻訳少女イロハでーす。というわけで、デビュー1ヶ月記念だぞー! わー、ぱちぱち! よろこべお前らー」

>>おめでとう!
>>長い1ヶ月だったなw
>>\1,680 初スパチャです! 1ヶ月記念おめでとうございます! いつもイロハちゃんの動画を見ながら、私も語学の勉強をしています! これからも応援してます!

>>\10,000 1ヶ月記念
>>$100.00 おめでとう(米)
>>₩100,000 おめでとう!(韓)

「みんな、ありがと~! うわっ、スパチャもこんなに!? ってVTuberのみんなまで!? いや~、めでたいな~。なんたって、今日でちょうど1ヶ月だもんなー。ね? みんな。今日で、ちょうど、1ヶ月、だよね?」

>>アッ、ハイ……
>>ちょうど1ヶ月だな!
>>先月は地軸の関係でひと月が40日くらいあったもんな!

「この1ヶ月ほんとあっという間だったよ。じつは銀の盾もちょうど届いたんだ。じゃんっ、こんな感じ」

>>なんか感慨深いな
>>映り込み対策エラい
>>まだ1ヶ月やけどなwww

「というわけで本題なんだけど、1ヶ月記念にとあるものを用意しました! よろこべ、今まで何度もお前らが『ないの?』『作らないの?』と言ってたやつだぞ」

>>なんだなんだ!
>>おっぱいマウスパッドか!?!?!?
>>イロハちゃんにおっぱいはないだろ、ふざけるな!

「オイ。じゃなくて、正解は……本日より、メンバーシップ解禁になります!」

>>うおぉおおお~~~~!
>>マジだ、入れる!?
>>待ってた!!!!

>>『メンバーへようこそ!』
>>『メンバーへようこそ!』
>>『メンバーへようこそ!』

「というわけで大変お待たせしましたー。さっそく登録してくれた人もありがと。遅くなったのには理由があって、じつはメンバーシップを実装をするかずっと悩んでたんだよねー。というか実装しないつもりだった」

>>え、なんで!?
>>そうだったの!?
>>実装してくれてよかった……

「ほら、わたしのチャンネルの視聴者って、ほかのVTuberと比べると未成年の割合が若干だけど多いんだよね。で、世の中にはわたしのようにおこづかいで苦しんでる子どもたちがいると思うんだよ。そんな中でメンバーシップを実装するとっ……!」

 思わず「くっ」と悔しさのあまり声が零れた。
 言葉に力が入らずにはいられない。

「メンバー限定配信を見れずっ! 悶え苦しむことになるっ! 大勢の視聴者がいると思うんだっ! だってわたし自身まだ収益が入ってなくて、おこづかいが足りず推しのメン限配信を見れてねぇんだよぉおおお!」

>>完全に私怨で草
>>さすがのVTuberヲタクっぷりwww
>>じゃあメン限配信しなけりゃいいだけじゃねーの?

「そう思うでしょ? けれど、なにかしらのメンバー特典を用意しないと、メンバーシップの解禁ってできないらしくって」

>>へぇ~、そうだったのか
>>知らなかった
>>特典なしでもいいから入らせて欲しいんやが

「そんなわけでメンバーシップの実装そのものをやめようと思ってたんだけど、あー姉ぇに説得されたんだよね。『もしイロハちゃんがお金に余裕あったらどうしたい?』って。メンシ欲しいよなぁ!?」

>>さすが、わかってる!
>>アネゴありがとう
>>これはファインプレー

「それでメンバーシップの特典を裏でこっそりと準備してました! それが……こちら! バッジとスタンプ! お、さっそく使ってくれてる。ありがとねー」

 メンバーシップに入った視聴者の名前が緑色になる。
 さらに名前の横に小さなアイコン――バッジが表示されていた。

 ほかにも、カスタム絵文字と呼ばれるこのチャンネル内限定で使える特別なスタンプがあったり、細かいけれどいろいろな機能が解放されている。

「バッジはメンバーになっている期間によって変化していくよ。ちなみにスタンプのラインナップはこんな感じでーす。って、さっそくスタンプで遊ぶな! 『イロハロー』じゃねぇよ! 変なあいさつを作るな!?」

>>イロハロー
>>イロハロー
>>これはレスポンス決まったな

「しまった!?」

 拾ってしまったがために、コメント欄がそれで埋まってしまう。
 元々は『「イロハ」と『おつかれーたー』のために用意した絵文字だったのだが、組み合わせて新たなあいさつを作られてしまった。

 ある意味、天才的というか……。
 こういうことをやらせたら、ネット民の右に出る者はいないな。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

せんせいとおばさん

悠生ゆう
恋愛
創作百合 樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。 ※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

義姉妹百合恋愛

沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。 「再婚するから」 そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。 次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。 それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。 ※他サイトにも掲載しております

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話

釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。 文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。 そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。 工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。 むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。 “特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。 工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。 兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。 工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。 スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。 二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。 零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。 かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。 ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。

処理中です...