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上司の私への対応が理解出来ずに困っています
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しおりを挟む「小泉くん。これ、明日までに仕上げておいて」
そう言って任された仕事の内容を見て私はうんざりした。
明日までとか、絶対に無理だ。
残業が決定した私は夫へと連絡を入れておいた。
私の夫はとても優しく、夕食とかも作っておいてくれたりする。
だから連絡は怠らないのだ。
折角作ってくれるのに申し訳ないから。
夫からの『了解』と連絡があり『無理しないでね』と添えてあった。
有難い、これでどうにか頑張れる。
自分を奮起させてさっそく仕事にとりかかった。
★★★★★★★★★★★★
「終わった~」
「ありがとうね、手伝ってくれて」
私の残業を手伝ってくれた後輩を労いながらコーヒーを渡した。
「いえいえ。いつも先輩にはお世話になっておりますので」
後輩はそう言いながら、恭しく受け取ると『いただきます』とコーヒーを啜った。
「それにしても酷くないですか? こんなの一人じゃ絶対終わらないでしょうに、
それを先輩に押し付けて自分はさっさと帰っちゃうなんてあり得ないですよ!
何か先輩にばかり厳しくないですか? 」
「うん、まあね。流石に今回はきつかったかな。持つべきものは良き後輩ですな」
「お褒めに預かり光栄です」
上司の悪口を聞き流すのは自分でもよく分からないからだ。
こうして私に無理難題を押し付けて来たかと思えば、貰い物だとか言って高級な
ワインをくれたりするのだ。
アメとムチ的な事なのだろうか?
私にやる気を出さす為にやっている?
私って意外と気に入られているのか?
いろいろと考えてみたけど、自分でもそんなに仕事が出来るとも思っていないし
そこまでされる程好かれているとも思えないのだが?
もしかしてツンデレなのか?
「先輩、この後どうします? 」
「ああ、ごめん。すぐ帰るわ。旦那が待ってるから」
「いいな、結婚してる人は」
「今度、埋め合わせするから。じゃあ」
おじさんのツンデレなんてまったく興味がない私はさっさと家に帰って
愛する夫に慰めてもらおうと決めていた。
だから、後輩が『いい男を紹介してください』と強請られても、夫以上に
いい男なんて居ないなと思った。
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