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64.ほんのすこしのちょびっとのその半分くらい
「・・・ぐるぐる巻きはさ、関係あることに、しようか」
「へ?」
メイが、『いくらがんばっても、他の人より、私の方が、いい、には、ならない?』なんて聞くから悪い。
バスローブのベルトだった幅広の紐で、メイの両手を一緒に縛って、へッドボードのポールに括り付けてしまう。
それから、投げ出されていたシェーバーを手にもってスイッチを入れれたり切ったりして、メイに見せつける。
ビーッ カチ ビーッ カチ
「ひっ、いや、さとるさん、しぇーばーは、許してくれるって、ゆったのにっ」
「もっと名前呼んで。メイ。包帯まだまだあるよ。息が苦しくなるくらい、ぎゅうって縛る?足もお腹もおっぱいも、何をされても1センチも逃げられないぐらい、ぐるぐる巻きにする?」
脚を開かせて、ふーっと息をかけるだけで、足のばたばたが我慢できないメイは、痺れた場所を自分で刺激しては悶える。
「ぐううう。あ、あが、ひ。」
「ぬるぬる、すごくたくさん出てるよ。自分で足ばたばたの罰するのが気持ちいいのかな、それとも、さっきからずっと、俺に、めちゃくちゃつらくされるの、期待してる?」
「ほ、ほんのすこしのちょびっとのその半分くらいはっ。でもつらすぎてむりっ、ああっ、もうむりですっ」
あは。かわいいなぁ。いい子いい子。
「足、ばたばたするたびに苦しいよね、縛ってあげようか?」
「うう、おねがい、します、足、うごかなくして、ください、縛って」
メイの右足首に結んだ包帯はベッドの右足へ、左足首に結んだ包帯はベッドの左足に括り付ける。はじめから包帯で動き止めると擦り傷ができそうで嫌だったので、落ち着くまで俺が足を抑えた。
で、気づいてしまう。こいつ、足の爪もあちこち色が替わっている。これも自分でやらされたのだろうか。
そりゃ、混乱もするよな。
平和な国出身のさとるがイメージする普通のSMはお互いが評価し合うパターンのものだ。Mの人に気持ちいいと思ってもらえないSも、Sの人に楽しいと思ってもらえないMも脱落ってルールの範囲内なら変態枠だろうが本人たちの自由だと思う。
でも、世の中には動物虐待や幼児性愛者や差別主義者みたいな、お互いの評価って段階を避けて支配欲を満たすのが最優先の迷惑Sもいる。メイを長いことつつきまわしてきたのはそういうやつらで。
シューバの父がメイを監禁した場所を探そうなどと考えた時点で、自分はメイの世界を何も理解していなかった。シューバの父親を殺すことを考えていたら、もっと早く助けられた。
あー、まずい。俺がちょっと不安定になってきたな。いきなり突っ込んだりしないように一旦席はずした方がいいかも。
両手はまとめて頭の上側のポールに結ばれ、足は左右に開いて縛られで、メイはベッドに人の字型に固定されていた。
見かけはかなり煽情的だけれど、強制的に動けなくされて、やっと刺激が収まったメイは少しずつ落ち着いてくる。
さとるは額から髪を後ろに流すように頭を撫でながら、ゆっくりしゃべる。
「メイはさ、俺じゃない男とこういうことになっても、縛ってって頼むかなぁ」
「??」
「『ほんのすこしのちょびっとのその半分くらい』は、俺に、めちゃくちゃつらくされるの、期待したんだろ?体のたうたせるだけで、そんなに苦しむのに、クリ両側から震える軸で挟まれて、泣いても許してもらえなくて、つらくてたまらないイクをいっぱいされるの想像した?」
メイが、言葉をなぞって想像していくのがわかる。
青くなり、赤くなり、泣きそうな顔になり、
「し、して、ません」
と答える。
まぁ本当にやったら大変だろうが、妄想的にはオカズ範囲だ。
「じゃぁ、誰にされるのを、想像してこんなにぬるぬる?」
「へ?だれ?」
「メイさ、さっき、『他の人より私の方が、いい、にはならない』のかって、きいたろ?俺も同じ質問だ。メイは俺じゃない誰の方が、いい、になるんだろう」
「そんな、他の人、とか、不貞・・」
「あー、そういうのはいいや。頭で他の男を思い浮かべるだけならOKだろ?」
「さとるさんは、夫で、す、好きな人でっ」
「でも、代わりが利くんだよな」
そう言い捨てて、スイッチを切ったシェーバーの持ち手の方を、うるみ切った蜜口に差し込む。直径2cmくらいだし、長さも十数センチだし、足縛られてるしで、わりと簡単に入る。
「や、ゆるして、さとるさんっ」
「何を許して?他の男を思うこと?それとも代わりが利くっておもうこと?」
「かわりなんて、考えたこともないですっ」
「じゃぁ今考えて。俺がここにいると、他の人のこと、考えられないだろうから、いまから、このスイッチを入れて、で、しばらく一人にしてあげる。メイは俺じゃない男に色々されてるのを想像してみたらいい」
「ひっ、いや、死んじゃうっ」
「大丈夫、何回かイクだけだから安心して。あと、あんまりひどく手足を引っ張ったらだめだ、擦り傷になる。帰ってきた時、擦り傷できてたら許しません。気を付けて?」
一応警告をして、シェーバーのスイッチを入れる。
「きゃ、ああああ!」
振動は伝わっているだろうけれど、軸自体は、蜜口からはみ出してむなしく震えるだけで、どこにもあたってはいない。
本体の振動で、膣壁や陰唇やクリやその裏側が小さく揺らされつづけるだけ。
今は揺らされるとイきやすい時間帯だから、たぶんこれで十分。
あ、でも薬が切れはじめの、パチパチキャンディー期が来る時間って、やっぱり個人差あるだろうか。あの段階になると意志の力じゃ擦り傷防止できなそうな気がする。
ちょっと迷ってから、ベッド脚の包帯の結び方を変えた。擦れるくらいなら外れたほうがいい。この結びかたなら思い切り引っ張れば外れるはず。
それから、部屋を出る前に、一応ヒントの声掛けをする。
「ちなみに俺は、メイがいちばんいいし、今の瞬間もメイが一番なのにわかってもらえていないとか、メイを他と比べてるといわれるとか、すごく嫌だ」
ひどいうめき声をあげていたメイが、一瞬静かになる。
あ、目が合った。うれしい。
じゃぁ、短い時間だけど、ひとりで頑張れ。
俺は・・・一度抜いてくるから!
「へ?」
メイが、『いくらがんばっても、他の人より、私の方が、いい、には、ならない?』なんて聞くから悪い。
バスローブのベルトだった幅広の紐で、メイの両手を一緒に縛って、へッドボードのポールに括り付けてしまう。
それから、投げ出されていたシェーバーを手にもってスイッチを入れれたり切ったりして、メイに見せつける。
ビーッ カチ ビーッ カチ
「ひっ、いや、さとるさん、しぇーばーは、許してくれるって、ゆったのにっ」
「もっと名前呼んで。メイ。包帯まだまだあるよ。息が苦しくなるくらい、ぎゅうって縛る?足もお腹もおっぱいも、何をされても1センチも逃げられないぐらい、ぐるぐる巻きにする?」
脚を開かせて、ふーっと息をかけるだけで、足のばたばたが我慢できないメイは、痺れた場所を自分で刺激しては悶える。
「ぐううう。あ、あが、ひ。」
「ぬるぬる、すごくたくさん出てるよ。自分で足ばたばたの罰するのが気持ちいいのかな、それとも、さっきからずっと、俺に、めちゃくちゃつらくされるの、期待してる?」
「ほ、ほんのすこしのちょびっとのその半分くらいはっ。でもつらすぎてむりっ、ああっ、もうむりですっ」
あは。かわいいなぁ。いい子いい子。
「足、ばたばたするたびに苦しいよね、縛ってあげようか?」
「うう、おねがい、します、足、うごかなくして、ください、縛って」
メイの右足首に結んだ包帯はベッドの右足へ、左足首に結んだ包帯はベッドの左足に括り付ける。はじめから包帯で動き止めると擦り傷ができそうで嫌だったので、落ち着くまで俺が足を抑えた。
で、気づいてしまう。こいつ、足の爪もあちこち色が替わっている。これも自分でやらされたのだろうか。
そりゃ、混乱もするよな。
平和な国出身のさとるがイメージする普通のSMはお互いが評価し合うパターンのものだ。Mの人に気持ちいいと思ってもらえないSも、Sの人に楽しいと思ってもらえないMも脱落ってルールの範囲内なら変態枠だろうが本人たちの自由だと思う。
でも、世の中には動物虐待や幼児性愛者や差別主義者みたいな、お互いの評価って段階を避けて支配欲を満たすのが最優先の迷惑Sもいる。メイを長いことつつきまわしてきたのはそういうやつらで。
シューバの父がメイを監禁した場所を探そうなどと考えた時点で、自分はメイの世界を何も理解していなかった。シューバの父親を殺すことを考えていたら、もっと早く助けられた。
あー、まずい。俺がちょっと不安定になってきたな。いきなり突っ込んだりしないように一旦席はずした方がいいかも。
両手はまとめて頭の上側のポールに結ばれ、足は左右に開いて縛られで、メイはベッドに人の字型に固定されていた。
見かけはかなり煽情的だけれど、強制的に動けなくされて、やっと刺激が収まったメイは少しずつ落ち着いてくる。
さとるは額から髪を後ろに流すように頭を撫でながら、ゆっくりしゃべる。
「メイはさ、俺じゃない男とこういうことになっても、縛ってって頼むかなぁ」
「??」
「『ほんのすこしのちょびっとのその半分くらい』は、俺に、めちゃくちゃつらくされるの、期待したんだろ?体のたうたせるだけで、そんなに苦しむのに、クリ両側から震える軸で挟まれて、泣いても許してもらえなくて、つらくてたまらないイクをいっぱいされるの想像した?」
メイが、言葉をなぞって想像していくのがわかる。
青くなり、赤くなり、泣きそうな顔になり、
「し、して、ません」
と答える。
まぁ本当にやったら大変だろうが、妄想的にはオカズ範囲だ。
「じゃぁ、誰にされるのを、想像してこんなにぬるぬる?」
「へ?だれ?」
「メイさ、さっき、『他の人より私の方が、いい、にはならない』のかって、きいたろ?俺も同じ質問だ。メイは俺じゃない誰の方が、いい、になるんだろう」
「そんな、他の人、とか、不貞・・」
「あー、そういうのはいいや。頭で他の男を思い浮かべるだけならOKだろ?」
「さとるさんは、夫で、す、好きな人でっ」
「でも、代わりが利くんだよな」
そう言い捨てて、スイッチを切ったシェーバーの持ち手の方を、うるみ切った蜜口に差し込む。直径2cmくらいだし、長さも十数センチだし、足縛られてるしで、わりと簡単に入る。
「や、ゆるして、さとるさんっ」
「何を許して?他の男を思うこと?それとも代わりが利くっておもうこと?」
「かわりなんて、考えたこともないですっ」
「じゃぁ今考えて。俺がここにいると、他の人のこと、考えられないだろうから、いまから、このスイッチを入れて、で、しばらく一人にしてあげる。メイは俺じゃない男に色々されてるのを想像してみたらいい」
「ひっ、いや、死んじゃうっ」
「大丈夫、何回かイクだけだから安心して。あと、あんまりひどく手足を引っ張ったらだめだ、擦り傷になる。帰ってきた時、擦り傷できてたら許しません。気を付けて?」
一応警告をして、シェーバーのスイッチを入れる。
「きゃ、ああああ!」
振動は伝わっているだろうけれど、軸自体は、蜜口からはみ出してむなしく震えるだけで、どこにもあたってはいない。
本体の振動で、膣壁や陰唇やクリやその裏側が小さく揺らされつづけるだけ。
今は揺らされるとイきやすい時間帯だから、たぶんこれで十分。
あ、でも薬が切れはじめの、パチパチキャンディー期が来る時間って、やっぱり個人差あるだろうか。あの段階になると意志の力じゃ擦り傷防止できなそうな気がする。
ちょっと迷ってから、ベッド脚の包帯の結び方を変えた。擦れるくらいなら外れたほうがいい。この結びかたなら思い切り引っ張れば外れるはず。
それから、部屋を出る前に、一応ヒントの声掛けをする。
「ちなみに俺は、メイがいちばんいいし、今の瞬間もメイが一番なのにわかってもらえていないとか、メイを他と比べてるといわれるとか、すごく嫌だ」
ひどいうめき声をあげていたメイが、一瞬静かになる。
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じゃぁ、短い時間だけど、ひとりで頑張れ。
俺は・・・一度抜いてくるから!
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