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第3章 ~よう
心がか⑩
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☆sideシン
『真霊』との会話は発見こそあっても、大した進展があったとは言えなかった。
「…『人間的合理性』の部屋と『不死』の部屋、よね?」
「そうだ」
ここの階層は、少し歪だ。無論、『パーフェクトボディー』の部屋がバカデカく、他の3つの部屋は大差ない。中は見てないが、大体の広さくらいは分かる。
<…問題は、中身だしな>
「『スマート』から行こ」
「…ああ」
『スマート』は『エンターテイナー』にとって思い出深い人物と聞いている。『エンターテイナー』は170㎝台の背丈になって、しかめっ面で歩いていた。感傷を感じられる返事や葛藤に水を差したくはないのだが、リンに聞かなければ行けないことを尋ねる。
〔…『真霊』は何ができるんだ…?〕
「… 脱力に特化してる。感情を冷めさせたり、酸化させたり、『霊体』に干渉できるから、『霊体不干渉フィールド』とか作ったり?」
<強くないか?>
せめて縛ったり、戦力を削ぐくらいはするべきだったかもしれない。
「戦力削ぐのは…邪魔されてた。死は…ダメだよ」
〔…ごめんごめん。訳があるならいいんだ〕
正直、『真霊』とは相対したくないと強く思った。
たぶん…少し情が湧いてしまっている。
口には絶対に出さないし、思ってるとも思わせない配慮をする。
〔『人間的合理性』を謳ってるヤツだ。十中八九、頭がいい。気を付けてくれよ〕
「…うん」
「……」
そんな会話をしていると『スマート』の部屋に着く。『真霊』の部屋とはドアの時点で違った。鍵付きなのもそうだが……
庶民的なノブにインターホン。
インターホンで音声通信に限定しているのも、意味がありそうに思えてくる。
〔…裏があるのか…?〕
ピーンポーーン
「…」
<まじか…>
リンは何も言わずにインターホンを鳴らす。程なくして、声がする。
「入ってどうぞ~~」
インターホン越しでの返事。手が離せないのだろうか。ノブから隙間を隅々まで疑っても、危険性が感じられない。不用心に開いている鍵が家主の性格を表しているようにも見えるが…。
〔…いつも、空いてるのか…?〕
「…そうだね。アイツはそう」
「…もういい?」
リンが部屋に入ろうとウズっている。
〔あぁ…〕
「お邪魔します」
「…します」
やはり、『真霊』とは対照的に非常に生活感のある空間。どこかで見たことあるかもしれないと思ってしまうほどの普通の間取り。その上、衣食住がここで行われている証拠が散乱していた。ハッキリ言って散らかっている。ゴミ屋敷とまではいかないが、ものが荒れてる。
「手が離せなくて悪いと思ってる。見ての通り、忙しい身でね」
思いっ切りゲームをしている。『人間的合理性』なんて言われてて、忙しいと言ってすることなのか??と思うが、警戒を緩めない。何かに連動している極悪非道なゲームなのかもしれない。
「ただのゲームだってば」
「…裏はないね」
「一緒すr…ってエンじゃん。おひさ」
「…久しぶり」
「…アピスの呪いから解放された感じ?」
「そんなとこ…」
「良かったじゃん。アレ好きだったよね?スルメ」
「今はそんな気分じゃ…」
「どんな時でも食べれるって言ってたじゃんwあー、嫌ならいいけど」
「……食べる」
少し抵抗するが、『エンターテイナー』は食べることを選択する。
「うまぃ……」
「好きなだけ食べな。あーあと、ココアもあるからな」
「ありがとぅ……」
『エンターテイナー』は顔を隠したいのか、リンに背中を向けて飲食する。
<…さすがに、疑う必要のない涙だ>
僅かに、残っていた疑念がそこで晴れたと客観的に感じる。合図や暗号めいたやり取りなどは、続けて見張るがおそらく必要ない。
「ごめんね。友達のために必要な時間だったんだ」
「いいよ。わたしは『最強』に用がある」
「そうだよね、うん。じゃあ、私もご一緒しようかな」
「…行くのか?」
『エンターテイナー』が飲食を止めて尋ねる。
「元から、見えないとこで運命決められてたまるかよって思ってたしね。下手したら『最強』とか星ごとヤりそうじゃん」
さらっと星崩壊ENDを口にする。本質が少し、露見したのだろうか?警戒が解くに解けない。
「分かった。ただ、体内の異物は壊すよ?」
「あぁそれはいいよ。あ、お願いなんだけど、『エンターテイナー』に罰はよしてくれないか」
「ん…」
<な……っ!>
ゴクッ…
「…っぱぁ!別にそこまでは求めてないって!」
「こいつはさ、言わば兵隊だ。命令されただけなんだ。不快に思わせたかもしれない、嘘を吐いたかもしれない。…実際、他人の顔して交渉の場を支配したりしてきたとは思う。でも、道具みたいに目的あっての出生、善悪の良識もまともに持つ機会なく、一般的な判断能力も有さなければ、仕方ない面も大いにあると思わないか?」
これは……
「……」
「私はね、『エンターテイナー』にはアピスの関りがない領域で生きるべきだと強く思うね。リンが勝っても、アピスが勝っても、だ。リンが勝つなら、もちろん、隔離なり何なりできるだろう。もし…アピスが勝ってしまうと、彼は殺される。これは明白だろう…」
悪意はない。綺麗な論述。だが、アピスの面影を感じてしまうオレは末期だ。
「そうだね…」
「……」
「だから…、DNAとかイジって、追跡の対策とかー、アピス細胞の注入対策とかを、してくれないかな?」
「……」
「……エンちゃんはどうしたいの?」
「…僕は……悪いことはしたと思うし、無罪なんて被害者面できない…。でも、記憶がイジられるのは嫌だ。…まともなコミュニティ形成ができない『エンターテイナー』なんて、ホントにクソだ。……自分勝手な気もするけど、解放されていいのかな?」
『エンターテイナー』の主張は、ストンと心に落ちるような心地良さすら感じる懺悔で…疑う気持ちは綺麗さっぱり消え去った。
『真霊』との会話は発見こそあっても、大した進展があったとは言えなかった。
「…『人間的合理性』の部屋と『不死』の部屋、よね?」
「そうだ」
ここの階層は、少し歪だ。無論、『パーフェクトボディー』の部屋がバカデカく、他の3つの部屋は大差ない。中は見てないが、大体の広さくらいは分かる。
<…問題は、中身だしな>
「『スマート』から行こ」
「…ああ」
『スマート』は『エンターテイナー』にとって思い出深い人物と聞いている。『エンターテイナー』は170㎝台の背丈になって、しかめっ面で歩いていた。感傷を感じられる返事や葛藤に水を差したくはないのだが、リンに聞かなければ行けないことを尋ねる。
〔…『真霊』は何ができるんだ…?〕
「… 脱力に特化してる。感情を冷めさせたり、酸化させたり、『霊体』に干渉できるから、『霊体不干渉フィールド』とか作ったり?」
<強くないか?>
せめて縛ったり、戦力を削ぐくらいはするべきだったかもしれない。
「戦力削ぐのは…邪魔されてた。死は…ダメだよ」
〔…ごめんごめん。訳があるならいいんだ〕
正直、『真霊』とは相対したくないと強く思った。
たぶん…少し情が湧いてしまっている。
口には絶対に出さないし、思ってるとも思わせない配慮をする。
〔『人間的合理性』を謳ってるヤツだ。十中八九、頭がいい。気を付けてくれよ〕
「…うん」
「……」
そんな会話をしていると『スマート』の部屋に着く。『真霊』の部屋とはドアの時点で違った。鍵付きなのもそうだが……
庶民的なノブにインターホン。
インターホンで音声通信に限定しているのも、意味がありそうに思えてくる。
〔…裏があるのか…?〕
ピーンポーーン
「…」
<まじか…>
リンは何も言わずにインターホンを鳴らす。程なくして、声がする。
「入ってどうぞ~~」
インターホン越しでの返事。手が離せないのだろうか。ノブから隙間を隅々まで疑っても、危険性が感じられない。不用心に開いている鍵が家主の性格を表しているようにも見えるが…。
〔…いつも、空いてるのか…?〕
「…そうだね。アイツはそう」
「…もういい?」
リンが部屋に入ろうとウズっている。
〔あぁ…〕
「お邪魔します」
「…します」
やはり、『真霊』とは対照的に非常に生活感のある空間。どこかで見たことあるかもしれないと思ってしまうほどの普通の間取り。その上、衣食住がここで行われている証拠が散乱していた。ハッキリ言って散らかっている。ゴミ屋敷とまではいかないが、ものが荒れてる。
「手が離せなくて悪いと思ってる。見ての通り、忙しい身でね」
思いっ切りゲームをしている。『人間的合理性』なんて言われてて、忙しいと言ってすることなのか??と思うが、警戒を緩めない。何かに連動している極悪非道なゲームなのかもしれない。
「ただのゲームだってば」
「…裏はないね」
「一緒すr…ってエンじゃん。おひさ」
「…久しぶり」
「…アピスの呪いから解放された感じ?」
「そんなとこ…」
「良かったじゃん。アレ好きだったよね?スルメ」
「今はそんな気分じゃ…」
「どんな時でも食べれるって言ってたじゃんwあー、嫌ならいいけど」
「……食べる」
少し抵抗するが、『エンターテイナー』は食べることを選択する。
「うまぃ……」
「好きなだけ食べな。あーあと、ココアもあるからな」
「ありがとぅ……」
『エンターテイナー』は顔を隠したいのか、リンに背中を向けて飲食する。
<…さすがに、疑う必要のない涙だ>
僅かに、残っていた疑念がそこで晴れたと客観的に感じる。合図や暗号めいたやり取りなどは、続けて見張るがおそらく必要ない。
「ごめんね。友達のために必要な時間だったんだ」
「いいよ。わたしは『最強』に用がある」
「そうだよね、うん。じゃあ、私もご一緒しようかな」
「…行くのか?」
『エンターテイナー』が飲食を止めて尋ねる。
「元から、見えないとこで運命決められてたまるかよって思ってたしね。下手したら『最強』とか星ごとヤりそうじゃん」
さらっと星崩壊ENDを口にする。本質が少し、露見したのだろうか?警戒が解くに解けない。
「分かった。ただ、体内の異物は壊すよ?」
「あぁそれはいいよ。あ、お願いなんだけど、『エンターテイナー』に罰はよしてくれないか」
「ん…」
<な……っ!>
ゴクッ…
「…っぱぁ!別にそこまでは求めてないって!」
「こいつはさ、言わば兵隊だ。命令されただけなんだ。不快に思わせたかもしれない、嘘を吐いたかもしれない。…実際、他人の顔して交渉の場を支配したりしてきたとは思う。でも、道具みたいに目的あっての出生、善悪の良識もまともに持つ機会なく、一般的な判断能力も有さなければ、仕方ない面も大いにあると思わないか?」
これは……
「……」
「私はね、『エンターテイナー』にはアピスの関りがない領域で生きるべきだと強く思うね。リンが勝っても、アピスが勝っても、だ。リンが勝つなら、もちろん、隔離なり何なりできるだろう。もし…アピスが勝ってしまうと、彼は殺される。これは明白だろう…」
悪意はない。綺麗な論述。だが、アピスの面影を感じてしまうオレは末期だ。
「そうだね…」
「……」
「だから…、DNAとかイジって、追跡の対策とかー、アピス細胞の注入対策とかを、してくれないかな?」
「……」
「……エンちゃんはどうしたいの?」
「…僕は……悪いことはしたと思うし、無罪なんて被害者面できない…。でも、記憶がイジられるのは嫌だ。…まともなコミュニティ形成ができない『エンターテイナー』なんて、ホントにクソだ。……自分勝手な気もするけど、解放されていいのかな?」
『エンターテイナー』の主張は、ストンと心に落ちるような心地良さすら感じる懺悔で…疑う気持ちは綺麗さっぱり消え去った。
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