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第3章 ~よう
余談~あの日を続け~
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――sideルピカ
私はずっとずっと…ずっとずっと走った。
「はぁはぁはぁ……」
ジャングルがこんなに長かっただろうか。リン様の匂いがまだついているからか襲われることはなかった。
《sideルピカ
それは私が使えていて、先代のお世話役からマニュアルを教えてもらったばかりのある日のことだった。
カラカラカラ……コンコンコン…
テーブルを廊下に置いて、ノックする。ながらノックは失礼だから、当然と言える。寝たきりのリンには、ノックも必要ないと言われるかもしれないが、グルバン様にも言われている上、礼儀としてしたいからする。
「失礼しま…え?」
リンが窓際の椅子に座っていた。グルバン様がお見舞いに来た際に座る椅子、だった。
<これまで目覚めたことがないはずなのに…ど、どうして…>
「……」
「ほら、することあるでしょ?リンが起きたのよ」
私に命令をしたのはケイト様が作り出した丸っこい自律ロボ『メハ』だ。
「準備します!」
「……」
元から、お薬と栄養補給のために伺ったのだが、こう言って起きることも想定して、いつでもご飯が用意できるようにテーブルの下の段には、いっぱい準備されていた。ただ、リンからの明確なアクションはない。顔は外に向いていた。
<眼が見えないって聞いたんだけどな…>
長らく使うことがなかった食器や食材をテキパキと準備するが、もちろん埃などはない。
<グルバン様も家で食べないからな…>
あえて質素で薄味なものから、お腹に優しく食べやすいようカットされたお肉、あらゆる味を揃えた飲み物に、錠剤や点滴と、簡単に用意できるものをまとめる。
コンコンコン
「…どうぞ」
「失礼します…」
テーブルを動かし、食べやすいように並べる。無心で、所作を意識していた。雑念が見透かされるような不思議な雰囲気がその場にはあった。
面接のような視線を、もっと…やんわりとした感じだ。
雑念を排除しようと試みていた。が、漏れる。
<…目覚めたのは…きっかけがあるのかな…>
「…ねてた」
「っ!?」
聞き間違いかと耳を疑った。リンは振り返る。
「…から?」
盲目なはずなのに、眼が合った気がした。
「…あー、やっぱり読めちゃうの?」
「ん…」
「……??」
メハとリンの会話についていけない。
「信じられないかもしれませんけど…リンはその、心が読めるんですよ…秘密にしてくださいよ?」
メハはロボらしくレンズを光らせる。私の人間性を疑っているのが見て取れる。
「もちろんですよ…!」
力強く答える。グルバン様への憧れや尊敬は本気だ。誰にも負けない自信があった。
<この心意気すら…読まれているってことだよな…?>
「……がんばって」
「……ぁ!」
リンはそう言って立ち上がる。息を飲む。それは通常立てるわけがない水面に直立するような不思議な錯覚を覚える。リンは歩くたびに波紋が小さく広がる。
錯覚だ
そう見えるほどに、不思議な力があった。余計な力が入ったり、ふらついたりすることがない。
「よ」
ボフン…
「リン。無理しないでね…」
「してない…」
ベッドまで移動しただけ、ゆっくりとしたただの歩みだけで、なにかの次元が違うことを確信する。食事には特に触られなかったが、久々に起きてお疲れなのだろう。眠った後に保存が利かないものの整理をしよう。
「ねぇ…」
「な、なんでしょうか」
リンはベッドにうつ伏せになったまま、続ける。
「100…歳だよ」
「そ、そんなわけ無いでしょう…!?」
メハは困ったような顔をする。
「脳は…起きてたんもんね…」
「しにたい…な」
!!!
「死んだらご両親が悲しみますよ!!」
反射的に口が答えていた。
「そう、かも…」
回答を間違えたような感覚に陥る。声色から感情が読みにくいのもある。でも、リンとメハには違う思惑があったように思えて仕方ない。
〈2人は親友〉〈2人でも相談はする。そこで解決するなら振られるものじゃない〉
〈…わざと振った話題?〉
〈私を試している?〉〈一番良い答えは…〉
「…話を聞かせてくれませんか…?」
何か裏があるんじゃないですか?と質問をぶつける。
「…ジョーダンですよ~~。ねぇ、リン?」
「しよ」
「…リン?」
リンはぎこちなく姿勢を変える。胡坐だろうか…、座り直している。正直、メハの声色はリンの何倍も読み易い。
<おそらく、リンがこの流れを望んでメハと芝居を打って、メハは冗談で言ったという保険を作った>
「あってる」
疑うつもりはなかったが、本当に心を読まれている。あのご両親の愛娘なのは伊達じゃない。
「……」
「私が考えるに…私の反応を試したい。もしくは、死んでもいいかもって少し思っている、からではないでしょうか?」
「…ちかい、ね」
渾身の推理だったが、少々違ったらしい。なんのためにやったのか傾聴しよう。
「…そういうもの、だから」
********************
<…へ?>
見え方が変わる。それは魔法にかけられたような空間だった。恐竜に、深海生物、ウィルスまでも生物の一生、そして霊になって踊り出し、古いものから消えていく。それら全てが同時にループ再生される…そんな映像が360度流れている。
<こ、これは…>
リンが見せている…。そう直感する。なら、メッセージは『ヒトの一生は100歳くらいなものだし、医療で無理矢理活かすのは良くない』と言いたいのだろうか?
「ちがう、かな」
どこからともなく声が響き、複数の映像が大きくなる。
<これは…>
義足や人工器具系、管など医療器具を用いて生活する人たちだった。これを見せるということは、医療器具との共生は否定するわけではない…。技術による延命には理解があるとなるはずだ。
「…まぁ、そぅ」
リンの返しが少し違和感があるのは……度が過ぎてはいけないかもと言ってるような気がした。体を変えてまで延命するグルバン様が脳裏に浮かぶが…、悪いとは言いたくない。非の打ち所がない正義だとは言わないが…あの方も被害者なのだから多少は許されると思ってしまう。
「……」
映像が切り替わる。それは様々な時代の歴史だ。革命や魔女狩り、飢饉、宗教戦争、独裁、資本主義、世界恐慌…。
ゴクリッ…
唾を飲んだ。
<世界ではこういうことがあった。人が築いた歴史だ。なんのために…?>
「そういうもの。ヒト、だもの」
リンは…リン様は、死生観を共有したかったんだと思う…。死にたいのかもしれないリン様を前にどう対応するかの質問の後に、理解するかは別として、世界の真理に近しい死生観を伝えたかったんじゃないだろうか…。
「ん」
少し、柔らかい言い方から、当たっているよという意思を感じる。
********************
現実世界に戻る。元からさっきのような世界自体、妄想だったのかもしれないが、
「…ホント」
噓じゃないらしい。リン様は心も読めるし、ああいった世界観で生きているんだと思う。自然に任せたようで、どこか諦観したそんな子供らしからぬ思想だ。
「リン…言うタイミング逃したけど、胡坐…はしたない…」
「…ごめん」
リンお嬢様は目を閉じて、メハの助言を聞き入れて足を伸ばす。
「ジュース…もらう」
「何味にしましょう?」
「…とまと」
「トマトですね?」
「ん」
私は持ってきたコップに音を立てずに注ぎ込む。
「よろしく、ルピカ」
「はい…リンお嬢様」
「余計…」
「リン…様?」
「…わかった…」
私のご主人様は…少々特殊だ。でも、これほどまでに使えがいのある家族が他にいるだろうか。仕事が大好きで、誇りを持っている》
sideルピカ
「あぁ…くそ。こんなに生々しく覚えてるのによ…」
私の記憶ではないらしい。家族、家庭、職場、なくなったと思って、最後に残されたのがリン様の傍だと思っていた。始めから居場所なんてなかった。
「ヒュー……ヒュー……」
ドクドクドクッ!
階段を上り切った段階で疲労感に耐えられず倒れる。
「………;….ッ……」
ドクドクドク……!
声にならない…。思い返してみても、ここに来てからリン様に頼り切りだ。人間の体だろうが、邪魔だったことには分かりない。思い上がりだ。涙を零しながら、這いずることくらいしか私には…
「意外と人生。そういう訳でもない…」
聞き覚えのある声が聞こえた――
私はずっとずっと…ずっとずっと走った。
「はぁはぁはぁ……」
ジャングルがこんなに長かっただろうか。リン様の匂いがまだついているからか襲われることはなかった。
《sideルピカ
それは私が使えていて、先代のお世話役からマニュアルを教えてもらったばかりのある日のことだった。
カラカラカラ……コンコンコン…
テーブルを廊下に置いて、ノックする。ながらノックは失礼だから、当然と言える。寝たきりのリンには、ノックも必要ないと言われるかもしれないが、グルバン様にも言われている上、礼儀としてしたいからする。
「失礼しま…え?」
リンが窓際の椅子に座っていた。グルバン様がお見舞いに来た際に座る椅子、だった。
<これまで目覚めたことがないはずなのに…ど、どうして…>
「……」
「ほら、することあるでしょ?リンが起きたのよ」
私に命令をしたのはケイト様が作り出した丸っこい自律ロボ『メハ』だ。
「準備します!」
「……」
元から、お薬と栄養補給のために伺ったのだが、こう言って起きることも想定して、いつでもご飯が用意できるようにテーブルの下の段には、いっぱい準備されていた。ただ、リンからの明確なアクションはない。顔は外に向いていた。
<眼が見えないって聞いたんだけどな…>
長らく使うことがなかった食器や食材をテキパキと準備するが、もちろん埃などはない。
<グルバン様も家で食べないからな…>
あえて質素で薄味なものから、お腹に優しく食べやすいようカットされたお肉、あらゆる味を揃えた飲み物に、錠剤や点滴と、簡単に用意できるものをまとめる。
コンコンコン
「…どうぞ」
「失礼します…」
テーブルを動かし、食べやすいように並べる。無心で、所作を意識していた。雑念が見透かされるような不思議な雰囲気がその場にはあった。
面接のような視線を、もっと…やんわりとした感じだ。
雑念を排除しようと試みていた。が、漏れる。
<…目覚めたのは…きっかけがあるのかな…>
「…ねてた」
「っ!?」
聞き間違いかと耳を疑った。リンは振り返る。
「…から?」
盲目なはずなのに、眼が合った気がした。
「…あー、やっぱり読めちゃうの?」
「ん…」
「……??」
メハとリンの会話についていけない。
「信じられないかもしれませんけど…リンはその、心が読めるんですよ…秘密にしてくださいよ?」
メハはロボらしくレンズを光らせる。私の人間性を疑っているのが見て取れる。
「もちろんですよ…!」
力強く答える。グルバン様への憧れや尊敬は本気だ。誰にも負けない自信があった。
<この心意気すら…読まれているってことだよな…?>
「……がんばって」
「……ぁ!」
リンはそう言って立ち上がる。息を飲む。それは通常立てるわけがない水面に直立するような不思議な錯覚を覚える。リンは歩くたびに波紋が小さく広がる。
錯覚だ
そう見えるほどに、不思議な力があった。余計な力が入ったり、ふらついたりすることがない。
「よ」
ボフン…
「リン。無理しないでね…」
「してない…」
ベッドまで移動しただけ、ゆっくりとしたただの歩みだけで、なにかの次元が違うことを確信する。食事には特に触られなかったが、久々に起きてお疲れなのだろう。眠った後に保存が利かないものの整理をしよう。
「ねぇ…」
「な、なんでしょうか」
リンはベッドにうつ伏せになったまま、続ける。
「100…歳だよ」
「そ、そんなわけ無いでしょう…!?」
メハは困ったような顔をする。
「脳は…起きてたんもんね…」
「しにたい…な」
!!!
「死んだらご両親が悲しみますよ!!」
反射的に口が答えていた。
「そう、かも…」
回答を間違えたような感覚に陥る。声色から感情が読みにくいのもある。でも、リンとメハには違う思惑があったように思えて仕方ない。
〈2人は親友〉〈2人でも相談はする。そこで解決するなら振られるものじゃない〉
〈…わざと振った話題?〉
〈私を試している?〉〈一番良い答えは…〉
「…話を聞かせてくれませんか…?」
何か裏があるんじゃないですか?と質問をぶつける。
「…ジョーダンですよ~~。ねぇ、リン?」
「しよ」
「…リン?」
リンはぎこちなく姿勢を変える。胡坐だろうか…、座り直している。正直、メハの声色はリンの何倍も読み易い。
<おそらく、リンがこの流れを望んでメハと芝居を打って、メハは冗談で言ったという保険を作った>
「あってる」
疑うつもりはなかったが、本当に心を読まれている。あのご両親の愛娘なのは伊達じゃない。
「……」
「私が考えるに…私の反応を試したい。もしくは、死んでもいいかもって少し思っている、からではないでしょうか?」
「…ちかい、ね」
渾身の推理だったが、少々違ったらしい。なんのためにやったのか傾聴しよう。
「…そういうもの、だから」
********************
<…へ?>
見え方が変わる。それは魔法にかけられたような空間だった。恐竜に、深海生物、ウィルスまでも生物の一生、そして霊になって踊り出し、古いものから消えていく。それら全てが同時にループ再生される…そんな映像が360度流れている。
<こ、これは…>
リンが見せている…。そう直感する。なら、メッセージは『ヒトの一生は100歳くらいなものだし、医療で無理矢理活かすのは良くない』と言いたいのだろうか?
「ちがう、かな」
どこからともなく声が響き、複数の映像が大きくなる。
<これは…>
義足や人工器具系、管など医療器具を用いて生活する人たちだった。これを見せるということは、医療器具との共生は否定するわけではない…。技術による延命には理解があるとなるはずだ。
「…まぁ、そぅ」
リンの返しが少し違和感があるのは……度が過ぎてはいけないかもと言ってるような気がした。体を変えてまで延命するグルバン様が脳裏に浮かぶが…、悪いとは言いたくない。非の打ち所がない正義だとは言わないが…あの方も被害者なのだから多少は許されると思ってしまう。
「……」
映像が切り替わる。それは様々な時代の歴史だ。革命や魔女狩り、飢饉、宗教戦争、独裁、資本主義、世界恐慌…。
ゴクリッ…
唾を飲んだ。
<世界ではこういうことがあった。人が築いた歴史だ。なんのために…?>
「そういうもの。ヒト、だもの」
リンは…リン様は、死生観を共有したかったんだと思う…。死にたいのかもしれないリン様を前にどう対応するかの質問の後に、理解するかは別として、世界の真理に近しい死生観を伝えたかったんじゃないだろうか…。
「ん」
少し、柔らかい言い方から、当たっているよという意思を感じる。
********************
現実世界に戻る。元からさっきのような世界自体、妄想だったのかもしれないが、
「…ホント」
噓じゃないらしい。リン様は心も読めるし、ああいった世界観で生きているんだと思う。自然に任せたようで、どこか諦観したそんな子供らしからぬ思想だ。
「リン…言うタイミング逃したけど、胡坐…はしたない…」
「…ごめん」
リンお嬢様は目を閉じて、メハの助言を聞き入れて足を伸ばす。
「ジュース…もらう」
「何味にしましょう?」
「…とまと」
「トマトですね?」
「ん」
私は持ってきたコップに音を立てずに注ぎ込む。
「よろしく、ルピカ」
「はい…リンお嬢様」
「余計…」
「リン…様?」
「…わかった…」
私のご主人様は…少々特殊だ。でも、これほどまでに使えがいのある家族が他にいるだろうか。仕事が大好きで、誇りを持っている》
sideルピカ
「あぁ…くそ。こんなに生々しく覚えてるのによ…」
私の記憶ではないらしい。家族、家庭、職場、なくなったと思って、最後に残されたのがリン様の傍だと思っていた。始めから居場所なんてなかった。
「ヒュー……ヒュー……」
ドクドクドクッ!
階段を上り切った段階で疲労感に耐えられず倒れる。
「………;….ッ……」
ドクドクドク……!
声にならない…。思い返してみても、ここに来てからリン様に頼り切りだ。人間の体だろうが、邪魔だったことには分かりない。思い上がりだ。涙を零しながら、這いずることくらいしか私には…
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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