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第十二章
腕(かいな)の中のリリアーナ 133(後日談)12章の最終話(後)
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「なに?」
ヴィルヘルムとそしてカイトも、突然のリリアーナの発言に驚いている。ヴィルヘルムが眉をしかめた。
「国を出て、一体どうするつもりだ?」
「カイトは色々な国から誘いがきているの、それも高待遇で。お父様が許してくれないのだったら、二人で国を出るわ」
カイトが当惑気味にリリアーナに尋ねる。
「リリアーナ、誘いがきている事をどうして知っているんだ?」
「………えっ?」
「断るつもりでいたので誰にも話していない。誰から聞いた?」
「本当に誘いがきているの?」
「……ん?」
カイトが首を傾げた。
「これは、ほら、あれ、……」
段々と声が小さくなっていく。
「”交渉事はハッタリが効果的よ”って……」
「サファイア様か――」
カイトが苦笑し、ヴィルヘルムも呆れ顔をして額を手で押さえた。控えていたベイジルに命じる。
「後で、サファイアを呼んでくれ」
「かしこまりました」
「それで? お前は他国から誘いを受けていて、私が結婚を承知しなければそちらへ移るとでも言いたいのか? リリアーナはプリンセスだ。いくら高待遇でも我が国と同じものは望めないだろう」
「同等の待遇を受けられる国を選びます」
「何ヵ国からか打診されているわけだ。しかしそれは、口先だけかもしれぬ」
「私はドラゴンの守護を受けております。約束を違えば恐ろしい目に合う事は、相手国も重々承知しているはず」
「やはり、……国を出て行かれたくなかったら、結婚を認めろと言いたいのだろう。私の可愛いリリアーナと、ドラゴンの守護を持つお前を失いたくなければと――」
カイトはその問いに対して、首を振った。
「いいえ」
そして胸を張って、堂々と言う。
「私は騎士としてヴィルヘルム国王陛下に忠誠を誓いました。それは国を治める姿勢や、分け隔てなく人と接する人柄、何事にも真摯に取り組む姿に、深い感銘と尊敬の念を抱いたからです。これからも、陛下を主君として仕えたいと強く願っております」
「………」
「だからこそ陛下には祝福のお心の下に、結婚をお許し頂きたいのです」
「そんな事を言われたら、NOと言えぬではないか」
「それでは……」
「許す――」
カイトとリリアーナの表情が、喜びで輝いた。
「ありがとうございます……!」
カイトは胸に手を当て礼をした後に、再び口を開く。
「恐れながら、もう一つ願いがあるのです」
「欲張りな奴だな。何だ?」
「イフリート団長と、クリスティアナ様の結婚も認めて頂きたいのです」
「お前達だけでなく、あの二人も認めろと?」
「はい。お二人は私共より先に婚約したにも拘わらず、まだ結婚に至っていません」
「どちらか一組しか認めないと言ったらどうする?」
「それは、……」
口を噤み傍らのリリアーナに視線を移すと、リリアーナが微笑んで頷いた。カイトは嬉しそうに頷き返し、ヴィルヘルムに視線を戻す。
「イフリート団長達をお認め下さい。……しかし、一組だけなどと、陛下はそんな狭量な方ではない事を、私はよく存じ上げております」
ヴィルヘルムの笑い声がいきなり部屋中に響き渡った。
「アレクセイが気に入るはずだ。よろしい、二組とも認めよう! 実はつい先ほどイフリートとクリスティアナがやって来てな、全く同じ事を言っておったわい」
「えっ、……」
「奴も”結婚の許しを得たい”から始まって、最後は”カイト達を先にして欲しい”と言いおった」
(イフリート団長――)
器が大きく懐の深い、イフリート。
(いつも、何くれとなく気に掛けてくれる……)
カイトはイフリートへの感謝の気持ちで、胸がいっぱいになる。そこではたと気づいた。
「と言う事は、私達の結婚は決まっていたのですか?」
「いや、イフリート達の結婚は認めたが、お前達の結婚は、お前達の出方次第だとイフリートに伝えた。幸せは自分の手で手に入れるものだと、私は思うからだ」
「もう婚約をしているのに、今更何を言っているのかしらね。この人は」
今まで黙していた王妃のイフゲニアが、横目でチラッとヴィルヘルムを見やる。
「可愛い娘達を嫁にやるんだ。相手がどんな男であるか、最後まで吟味すべきだろう」
「それにしたってネチネチいたぶらなくても……」
「いたぶったのではない。こういった駆け引きをする時に、人の生来の性質が分かるものだ」
「カイト、リリアーナも覚悟して。三か月以内に結婚式まで漕ぎつけるから。まず、クリスティアナとイフリートの式を挙げて、一週間後に貴方達。そうしたら、招待客も一回で済むでしょう?」
話半分でヴィルヘルムの話を聞きながら、イフゲニアは捲し立てる。
「一週間ずらすだけなら、結婚式を合同にしたほうが良いのではないか?」
「駄目よ、あなた。結婚式は花嫁の晴れ舞台なのよ? 主役が二人いては駄目!」
「合同でないなら、二度手間ではないか。時間もかかるぞ? せめて三か月と言わず、六か月に期間を伸ばして…」
「それも駄目! 誰かさんが娘を嫁がせるのを嫌がって散々待たせたんだから、急がないと可哀そうでしょう?」
一気に結婚式の話になだれ込み、言い合いを始めた国王夫妻にカイトが困惑していると、リリアーナにつんつんと袖を引っ張られた。
視線を落とすと、カイトを見上げていたリリアーナが、幸せそうに頬を染めて、顔をほころばせた。
「これでずっと……ずっと一緒に居られるのね」
「リリアーナ――」
ああ、この顔が見たかったのだ。騎士として、初めてリリアーナを助けた時から、この憂いのない、幸せそうな笑顔を――
「愛している」
自然と口から溢れ出た言葉に、リリアーナが満面の笑みを見せた。そっと、少しずつ身を屈ませて…カイトがリリアーナに顔を近づける。リリアーナも瞳を閉じ、カイトに向かって唇を差し出した。
柔らかく、二人の唇が重なる――
互いの温もりを確かめ合うような、ただ触れあうだけの優しいくちづけ。
「あら、あなた……見て」
激しく言い争っていた国王夫妻が動きを止めた。
「何て素敵なくちづけなの……。見ていると胸が温かさで満たされて、幸せに包まれるような……そんなくちづけ」
そこに居合わせた者達が、ほう……っ、と溜息交じりに二人に見惚れ、部屋に入ってきた者達も、用事を忘れて目を奪われる。
ヴィルヘルムの目元が和らいだ。
「お前の言う通り、これは急がないといけないな――」
カイトとリリアーナは時間を忘れて、互いの腕の中で……離れていた時を埋め合わせるように、優しいキスを繰り返した。
そして、怒涛の三か月を経て、二人は結婚をする――
今日で12章が終わりです。次の章は”結婚式”です。
次の章は、回収していない”時の女神ホーラ様”や、”絵師のベルナール”も出る予定です。
”R15のままでお願い”と”R18が読みたい” の、両方の要望があります。
悩みましたが本編をR15で、別枠でR18部分を作る事にしました(アルファポリスの中です)。
最後……どう終わらせるかで考えが迷走したのと、もう一つの話(ふたなり)も一緒に書いていたので遅くなりました。すいません。( ;∀;)
13章の結婚式ですが、始まるのは少し時間が掛かります。ふたなり が完結したのですが、一年以上放置したせめてものお詫びに、番外編を書いたのでそれを上げさせて頂いているからです。番外編は最後まで書き終えていますが、前半ヒーローがゲスで冷たいので、お嫌な方は避けて下さい。
ふたなりの後に何か短編を書きつつ、カイトを書き溜めたいと思います。私の悪い癖なのですが、アイデアを思いつくとそれを話に入れてしまってうだうだ長くなるので、今度は書き溜めてから投稿したいと思います。
ヴィルヘルムとそしてカイトも、突然のリリアーナの発言に驚いている。ヴィルヘルムが眉をしかめた。
「国を出て、一体どうするつもりだ?」
「カイトは色々な国から誘いがきているの、それも高待遇で。お父様が許してくれないのだったら、二人で国を出るわ」
カイトが当惑気味にリリアーナに尋ねる。
「リリアーナ、誘いがきている事をどうして知っているんだ?」
「………えっ?」
「断るつもりでいたので誰にも話していない。誰から聞いた?」
「本当に誘いがきているの?」
「……ん?」
カイトが首を傾げた。
「これは、ほら、あれ、……」
段々と声が小さくなっていく。
「”交渉事はハッタリが効果的よ”って……」
「サファイア様か――」
カイトが苦笑し、ヴィルヘルムも呆れ顔をして額を手で押さえた。控えていたベイジルに命じる。
「後で、サファイアを呼んでくれ」
「かしこまりました」
「それで? お前は他国から誘いを受けていて、私が結婚を承知しなければそちらへ移るとでも言いたいのか? リリアーナはプリンセスだ。いくら高待遇でも我が国と同じものは望めないだろう」
「同等の待遇を受けられる国を選びます」
「何ヵ国からか打診されているわけだ。しかしそれは、口先だけかもしれぬ」
「私はドラゴンの守護を受けております。約束を違えば恐ろしい目に合う事は、相手国も重々承知しているはず」
「やはり、……国を出て行かれたくなかったら、結婚を認めろと言いたいのだろう。私の可愛いリリアーナと、ドラゴンの守護を持つお前を失いたくなければと――」
カイトはその問いに対して、首を振った。
「いいえ」
そして胸を張って、堂々と言う。
「私は騎士としてヴィルヘルム国王陛下に忠誠を誓いました。それは国を治める姿勢や、分け隔てなく人と接する人柄、何事にも真摯に取り組む姿に、深い感銘と尊敬の念を抱いたからです。これからも、陛下を主君として仕えたいと強く願っております」
「………」
「だからこそ陛下には祝福のお心の下に、結婚をお許し頂きたいのです」
「そんな事を言われたら、NOと言えぬではないか」
「それでは……」
「許す――」
カイトとリリアーナの表情が、喜びで輝いた。
「ありがとうございます……!」
カイトは胸に手を当て礼をした後に、再び口を開く。
「恐れながら、もう一つ願いがあるのです」
「欲張りな奴だな。何だ?」
「イフリート団長と、クリスティアナ様の結婚も認めて頂きたいのです」
「お前達だけでなく、あの二人も認めろと?」
「はい。お二人は私共より先に婚約したにも拘わらず、まだ結婚に至っていません」
「どちらか一組しか認めないと言ったらどうする?」
「それは、……」
口を噤み傍らのリリアーナに視線を移すと、リリアーナが微笑んで頷いた。カイトは嬉しそうに頷き返し、ヴィルヘルムに視線を戻す。
「イフリート団長達をお認め下さい。……しかし、一組だけなどと、陛下はそんな狭量な方ではない事を、私はよく存じ上げております」
ヴィルヘルムの笑い声がいきなり部屋中に響き渡った。
「アレクセイが気に入るはずだ。よろしい、二組とも認めよう! 実はつい先ほどイフリートとクリスティアナがやって来てな、全く同じ事を言っておったわい」
「えっ、……」
「奴も”結婚の許しを得たい”から始まって、最後は”カイト達を先にして欲しい”と言いおった」
(イフリート団長――)
器が大きく懐の深い、イフリート。
(いつも、何くれとなく気に掛けてくれる……)
カイトはイフリートへの感謝の気持ちで、胸がいっぱいになる。そこではたと気づいた。
「と言う事は、私達の結婚は決まっていたのですか?」
「いや、イフリート達の結婚は認めたが、お前達の結婚は、お前達の出方次第だとイフリートに伝えた。幸せは自分の手で手に入れるものだと、私は思うからだ」
「もう婚約をしているのに、今更何を言っているのかしらね。この人は」
今まで黙していた王妃のイフゲニアが、横目でチラッとヴィルヘルムを見やる。
「可愛い娘達を嫁にやるんだ。相手がどんな男であるか、最後まで吟味すべきだろう」
「それにしたってネチネチいたぶらなくても……」
「いたぶったのではない。こういった駆け引きをする時に、人の生来の性質が分かるものだ」
「カイト、リリアーナも覚悟して。三か月以内に結婚式まで漕ぎつけるから。まず、クリスティアナとイフリートの式を挙げて、一週間後に貴方達。そうしたら、招待客も一回で済むでしょう?」
話半分でヴィルヘルムの話を聞きながら、イフゲニアは捲し立てる。
「一週間ずらすだけなら、結婚式を合同にしたほうが良いのではないか?」
「駄目よ、あなた。結婚式は花嫁の晴れ舞台なのよ? 主役が二人いては駄目!」
「合同でないなら、二度手間ではないか。時間もかかるぞ? せめて三か月と言わず、六か月に期間を伸ばして…」
「それも駄目! 誰かさんが娘を嫁がせるのを嫌がって散々待たせたんだから、急がないと可哀そうでしょう?」
一気に結婚式の話になだれ込み、言い合いを始めた国王夫妻にカイトが困惑していると、リリアーナにつんつんと袖を引っ張られた。
視線を落とすと、カイトを見上げていたリリアーナが、幸せそうに頬を染めて、顔をほころばせた。
「これでずっと……ずっと一緒に居られるのね」
「リリアーナ――」
ああ、この顔が見たかったのだ。騎士として、初めてリリアーナを助けた時から、この憂いのない、幸せそうな笑顔を――
「愛している」
自然と口から溢れ出た言葉に、リリアーナが満面の笑みを見せた。そっと、少しずつ身を屈ませて…カイトがリリアーナに顔を近づける。リリアーナも瞳を閉じ、カイトに向かって唇を差し出した。
柔らかく、二人の唇が重なる――
互いの温もりを確かめ合うような、ただ触れあうだけの優しいくちづけ。
「あら、あなた……見て」
激しく言い争っていた国王夫妻が動きを止めた。
「何て素敵なくちづけなの……。見ていると胸が温かさで満たされて、幸せに包まれるような……そんなくちづけ」
そこに居合わせた者達が、ほう……っ、と溜息交じりに二人に見惚れ、部屋に入ってきた者達も、用事を忘れて目を奪われる。
ヴィルヘルムの目元が和らいだ。
「お前の言う通り、これは急がないといけないな――」
カイトとリリアーナは時間を忘れて、互いの腕の中で……離れていた時を埋め合わせるように、優しいキスを繰り返した。
そして、怒涛の三か月を経て、二人は結婚をする――
今日で12章が終わりです。次の章は”結婚式”です。
次の章は、回収していない”時の女神ホーラ様”や、”絵師のベルナール”も出る予定です。
”R15のままでお願い”と”R18が読みたい” の、両方の要望があります。
悩みましたが本編をR15で、別枠でR18部分を作る事にしました(アルファポリスの中です)。
最後……どう終わらせるかで考えが迷走したのと、もう一つの話(ふたなり)も一緒に書いていたので遅くなりました。すいません。( ;∀;)
13章の結婚式ですが、始まるのは少し時間が掛かります。ふたなり が完結したのですが、一年以上放置したせめてものお詫びに、番外編を書いたのでそれを上げさせて頂いているからです。番外編は最後まで書き終えていますが、前半ヒーローがゲスで冷たいので、お嫌な方は避けて下さい。
ふたなりの後に何か短編を書きつつ、カイトを書き溜めたいと思います。私の悪い癖なのですが、アイデアを思いつくとそれを話に入れてしまってうだうだ長くなるので、今度は書き溜めてから投稿したいと思います。
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chii様 連絡を入れて下さりありがとうございます!
本当にとても嬉しかったです! .+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。
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だって仕方ないじゃないか……
やっと結婚が認められたんだから!!!!
ここまでくるのに長かった…
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次回の結婚式も楽しみにしてますね!
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ニャンコ先生! じゃなくて亜希暁様!
嬉しいコメントをありがとうございます!!
ニヤニヤしてるって言われてしまったんですね。(笑)
はい! 私も仕方がないと思います! 本当に、やっと結婚です!
長かったですよね~~~(^^;
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特に今回のお話は、ニヤニヤしながら読んで頂けたら嬉しい! と書いたので、とおぉおおおっても嬉しいです!
次回の結婚式も楽しみにしていて下さるとのことで、もう嬉し涙が止まりません! 。゚(PД`q*)゚
執筆も、頑張らせて頂きますね!
コメントの公開とお返事が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。<(_ _)>
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亜希暁様! コメントをありがとうございます! お陰様で書く力が湧きました!
ps. 私もにゃんこ先生大好きです♪♪♪