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第5話 悪魔の本番
しおりを挟むワシ、只野助平は性欲の悪魔「エロース」から性的悪意をもった人間の女性を成敗(成敗)する使命を受けた。
性的悪意とは、エロースいわく、「パートナーがいるにもかかわらず、ほかの男性とあんなことやこんなことをしたり、過激な服装や思わせぶりな態度、言葉で男心を弄び苦しめる女性」を指すらしい。
「エロースはそう言うが……。ひとつ目のパートナーがいるのにってのはわかるよ。でも服装だけで悪意があるとは判断し難いよね」
「女から『ほな、好きな服着られへんやん!男に肌を見せるために着てるんちがうし』と言われればそれまで」
「けど、男子からしたら『そんな服着てたら俺ら、ムラムラするに決まってるやん!見てほしいから肌出してんちゃうの?誘ってるんやろ!目立ちたいんやろ!明らかに悪意あるやん』となる」
「でも派手な服着てるからって、お触りはあかんよ。あかんけど、男心を刺激してるのは、まちがいないねん……」
そういうと女性は「『じゃあ、やっぱり好きな服着んなってことか!』となる。考えても堂々巡り……。もうええわ。ワシにはわからん。まぁ、どっちもどっちちゃうんかなぁ……」
だが、悪意をもっているかどうか、ワシにはすぐわかる。口でなにを言おうとムダさ!だって悪意をもつ女が近くにいると下半身が反応するからね。ケケケッ。
いかん!脱線してもうたわい。では、話を戻そう。
悪魔の体を手に入れたワシはギャルに一度目の復讐を果たした。一ヶ月もかけて、体を弄んでやったもんね。買い物してるときも家事をしてるときも、食事中もとにかく犯し……、違う!性敗しまくってやったのだ。
んでっ、その後、とくに行くアテのなかったワシは、とりあえず、ギャル妻の家に居座ることにした。なにをしてたかって?風呂に入っているのを見たり、体を舐め回すように見ていた。見るだけで女性をムラムラさせるエビルアイでな!ギャル妻はワシに見られておる間、体をクネらせておったよ。ケケケ。そして、旦那とシテいるところも見た。
女はワシに犯され……、違う!性敗されてからというもの、その快感を覚え、旦那では満足できなくなったようじゃ。全然イッとらん。旦那が求めるから仕方なくやっとるだけ。だってエビルアイですぐわかるもん。
ギャル妻は昼間からワシを求めてひとりでしておった。ワシの体を求めて、ひとりで喘いでおってな、それが不憫で、ある日、旦那が仕事に行っと同時に犯して……、違う!性敗してやった。
よほどワシが恋しかったのだろう。頭を撫で撫でしただけでこの感じよう。体がビクンビクンしておった。
少し胸を揺すってやったらイキよった。このスケベ女め!
耳に息を吹きかけると、本日2度目のGO to Heaven。
その後は、舌を伸ばしての熱いキス。案の定、またイッたよ。本当にエロい女じゃ。だが、可愛い。可愛いのぅ。ワシはコイツが大好きじゃ。
「エッチの神様!また来てくれてありがとうございます。気持ちよくなりたいです。もっと、もっとしてくださあいあああぁぁぁい」と言うので、ギャル妻を寝室に連れて行き、ベッドに投げ倒して、普通の人間と同じようにシテみた。
でもワシはあまり気持ちよくない。やはりエロースの言っておったとおり、ワシの下半身は役目を終えてしまっている。ほとんど、なにも感じない。アソコの神経と指先の神経が入れ替わったから仕方ないが……。
だが、女は悦んでおったよ。「もっと、もっとしてください!メチャメチャにして」と懇願されたので、思いきり胸を揉みしだいてやった。
プニャンプニャンに柔らかく、それでいて弾けるようなオッパイ。人間だったころなら、ワシ、この刺激で死んどると思う。でも今は悪魔やし、もう死んでるから大丈夫。射精を自由自在にコントロールできるワシがイクことはない。
このパイ揉みで女は、さらに3回イキよった。だが、この程度でワシの性欲は収まらん。
「自分ばっかり気持ちよくなりよって!けしからん!」そう思ったワシは、口を開けさせ、伸ばした指先を挿入。これがまたいい!ワシにとってはフ○ラチオなんやもん。
そして、最後に楽しみにとっておいた、悪魔にとって最高の快感を得られるキッスをする!この時点で女は10回はイッた。体はガクガク、「死ぬうううぅぅぅっ!!」と叫んだので、これ以上やるとヤバいと思い次でフィニッシュすることにした。
最後に口から聖液を吐いて女の体に流し込む。これで、いったん成敗終了。焦らしすぎたかもしれんなぁ。ケケケケッ。ワシ、実はドSやったみたい。
これでこの女を成敗したと思っていた。じゃが、この女の性欲は増す一方。手強い、手強すぎる。
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