64 / 89
第二章
27.王宮にて(シルヴァン)
そろそろ城を壊したくなってきた。できなくはないから癇に障るな。
「どうしました?」
「最愛の妹のことを考えておりました」
「…まあ。妬けますね」
傷付いたのは恋心ではなく、王女としての矜持だろうに。
「何度でも言いますが、私はあなたの夫にはなりません。身の丈に合わない願いは捨てなさい」
「なぜ?シルヴァンさえ頷けば、大切な妹君を見逃すと言っているのに」
……この馬鹿王女め。一から教育し直したいが、そんなことを言ったら喜んで指導を求めてくるのが目に見えるのが苛立つ。なぜたかが王女にブランシュの決定権があると思うのか。
「それは契約に触れると言っているでしょう。それから、私のことは家名でお呼びくださいと再三申し上げておりますよ」
「抜け道などいくらでも」
「魔法使いとの契約に、本当に抜け道があると思っているのですか?」
魔力を望んでいるくせに、魔法を理解していない。
稚気あふれると言えば聞こえはいいが、この方は人の上に立てる器ではないな。
ヴィルジール殿下の双子の姉とはいえ、この方が王太女になるのは難しいだろう。だから私と結婚しようとは何と短絡的なのか。
そもそも陛下は健在。王太子殿下ですら、まだその地位を手に入れていないのに。
もしや、篩にかけるために私を利用しているのか?まあ、ついでに私が失態を演じて王家の手に入れば儲けものという感じかな。
たったそれだけのために、ブランシュを不安にさせているのかと思うと業腹だ。
「あら、今日も二人で仲良くしていたのですね」
「まさか。そのように誤解されるのであれば、今すぐお暇させていただかなければなりません」
「シルヴァン!」
「王女殿下。どうぞ家名でお呼びください」
王女よりも母親の方が面倒だ。
治癒魔法の使い手であり、国民には『聖女』として愛されている王太子妃ジョゼット。
ある意味、ブランシュを不幸にした最たるものだ。
美しい銀の髪。それはノディエ前伯爵夫人だけでなく、妃殿下の色だった。
それを忘れた哀れな女性。だが、忘れても、その感情までは消えなかったのだろう。
王宮に留め置かれたおかげで、昔の事件を調べることができたのは良かったが、流石にこれ以上は駄目だ。
「娘をあまりいじめないであげて?」
「当然のことを申したまでです。依頼のありました防護壁は修繕致しました。仕事としての報酬も頂いておりますので、これ以上の滞在は身に余ります」
グダグダと日程を延ばしやがって何を言ってものらりくらりと……本当に苛々する。
「謙虚ですね。そういえば、貴方は公爵家に向かうおつもりですか?」
「はい。実家にはもう顔を出しましたので」
「そう。でも、公爵家がパーティーを開くことはご存知かしら」
「……いえ。今初めて聞きました」
こんな時期にどうして。レイモン様からは何も聞いていない。ということは急遽決まったことなのだろう。
「公爵夫人が、レナエルにも招待状を送ってくださったのよ。あちらもお孫様達が参加されるのですって」
……では、まさかブランシュも?
主催者は公爵夫人なのか。あの方はずっと社交はコンスタンス夫人に任せていたはずなのに。
それに王家がブランシュを狙っていることに気付いているだろうにどうして──
「それでね?あなたにレナエルのエスコートをお願いしますわ」
どのあたりがそれでと繋がるんだ。
「身に余るとお伝えしたはずです」
「あら、あなたはレナエルの初恋なのよ?
公式の場ではないのです。一度だけでも夢を見させて上げてくださらないかしら」
「絶対に無理だと分かっている夢を見させるのは優しさとは言えませんよ」
「私は!それを優しさだと思いますっ!」
「私は思いません。失礼いたします」
あれでブランシュより4つも歳上なのだから本当に頭が痛い。
とりあえず、早く王宮を出ないと魔法の制限が多過ぎる。レイモン様に連絡………いや、公爵夫人が絡んでいるなら、いっそリシャール君の方がいいのかもしれないな。
一番周りが見えているのが11歳の子どもとは。
それにしても、いっそのこと極悪人がいてくれた方がさっさと解決できるものを。
王家が最良の駒を手に入れようとするのは間違いではない。鬱陶しいだけで、法に触れるほど強引なことはしていない。
ただ、人の感情を軽視しているのが頂けない。
国のためという大義名分がすべてを狂わす。
……いや、そういうものだと理解せず、王子に恋をしてしまったオレリー夫人が間違っていたとも言えるのか。いや、時期が悪かったとも……
「……早く帰りたいな」
「どこにだい?」
「可愛い妹の所にですよ。ヴィルジール殿下」
王宮だからってちょっと歩くと王族に出会うっておかしくないか。
「そんなにも嫌そうな顔をされると傷付くのだが。俺はお前に求婚していないだろう?」
「ついでにブランシュにも手を出さないでくださったら笑顔で応対致しますよ」
「それが難しいことだとお前は分かっているはずだ。
公爵家の孫娘で治癒魔法が使えるギフテッド。
そのうえ母上と同じ銀の髪の美しい少女らしいじゃないか」
「幼女愛好家ですか?」
「何とでも」
ヴィルジール殿下が悪いわけではない。ただ、もっと温かで幸せな結婚をしてほしいと、どうしても願ってしまうだけだ。
「最初から一夫多妻の可能性を示唆するような男性に可愛い妹を嫁がせたくありませんね」
「ハハッ、確かに。俺も揉め事は嫌だからな。できれば妻は一人がいいと思うよ。確約はできないが」
「どこかでもっと強かで愛よりも権力を欲する女傑を見つけてきてくださいね」
「……おい。俺の幸せは?」
「ブランシュの方が大切です」
「お前が大切なものを手に入れられたのは喜ばしい。だが少し妬ましいな」
まだ骨格が細く、少年の域を出ていないのに、彼もブランシュと同じで、早くから子どもではいられなかった人だ。
王族だから仕方がないと笑える強さを持っている。だからこそ、精神的にも支え合える伴侶ができることを願ってはいるが。
「まずは私を倒せるようになってから言ってください」
「それは狡いだろう?!魔法だけでなく、剣まで扱えるくせに!!」
一人で守れる範囲はたかがれている。
残念ながら、殿下には国王陛下に王太子夫妻と双子の姉という、性格に難があることは別にして立派な家族がいる。
望んだものではないだろうが、王子という立場にいる君は私が手出しできるものではない。
「がんばれ、少年」
「雑だな?!」
13歳なら私が戦場にいた年頃だ。甘やかす必要はないだろう。
「どうしました?」
「最愛の妹のことを考えておりました」
「…まあ。妬けますね」
傷付いたのは恋心ではなく、王女としての矜持だろうに。
「何度でも言いますが、私はあなたの夫にはなりません。身の丈に合わない願いは捨てなさい」
「なぜ?シルヴァンさえ頷けば、大切な妹君を見逃すと言っているのに」
……この馬鹿王女め。一から教育し直したいが、そんなことを言ったら喜んで指導を求めてくるのが目に見えるのが苛立つ。なぜたかが王女にブランシュの決定権があると思うのか。
「それは契約に触れると言っているでしょう。それから、私のことは家名でお呼びくださいと再三申し上げておりますよ」
「抜け道などいくらでも」
「魔法使いとの契約に、本当に抜け道があると思っているのですか?」
魔力を望んでいるくせに、魔法を理解していない。
稚気あふれると言えば聞こえはいいが、この方は人の上に立てる器ではないな。
ヴィルジール殿下の双子の姉とはいえ、この方が王太女になるのは難しいだろう。だから私と結婚しようとは何と短絡的なのか。
そもそも陛下は健在。王太子殿下ですら、まだその地位を手に入れていないのに。
もしや、篩にかけるために私を利用しているのか?まあ、ついでに私が失態を演じて王家の手に入れば儲けものという感じかな。
たったそれだけのために、ブランシュを不安にさせているのかと思うと業腹だ。
「あら、今日も二人で仲良くしていたのですね」
「まさか。そのように誤解されるのであれば、今すぐお暇させていただかなければなりません」
「シルヴァン!」
「王女殿下。どうぞ家名でお呼びください」
王女よりも母親の方が面倒だ。
治癒魔法の使い手であり、国民には『聖女』として愛されている王太子妃ジョゼット。
ある意味、ブランシュを不幸にした最たるものだ。
美しい銀の髪。それはノディエ前伯爵夫人だけでなく、妃殿下の色だった。
それを忘れた哀れな女性。だが、忘れても、その感情までは消えなかったのだろう。
王宮に留め置かれたおかげで、昔の事件を調べることができたのは良かったが、流石にこれ以上は駄目だ。
「娘をあまりいじめないであげて?」
「当然のことを申したまでです。依頼のありました防護壁は修繕致しました。仕事としての報酬も頂いておりますので、これ以上の滞在は身に余ります」
グダグダと日程を延ばしやがって何を言ってものらりくらりと……本当に苛々する。
「謙虚ですね。そういえば、貴方は公爵家に向かうおつもりですか?」
「はい。実家にはもう顔を出しましたので」
「そう。でも、公爵家がパーティーを開くことはご存知かしら」
「……いえ。今初めて聞きました」
こんな時期にどうして。レイモン様からは何も聞いていない。ということは急遽決まったことなのだろう。
「公爵夫人が、レナエルにも招待状を送ってくださったのよ。あちらもお孫様達が参加されるのですって」
……では、まさかブランシュも?
主催者は公爵夫人なのか。あの方はずっと社交はコンスタンス夫人に任せていたはずなのに。
それに王家がブランシュを狙っていることに気付いているだろうにどうして──
「それでね?あなたにレナエルのエスコートをお願いしますわ」
どのあたりがそれでと繋がるんだ。
「身に余るとお伝えしたはずです」
「あら、あなたはレナエルの初恋なのよ?
公式の場ではないのです。一度だけでも夢を見させて上げてくださらないかしら」
「絶対に無理だと分かっている夢を見させるのは優しさとは言えませんよ」
「私は!それを優しさだと思いますっ!」
「私は思いません。失礼いたします」
あれでブランシュより4つも歳上なのだから本当に頭が痛い。
とりあえず、早く王宮を出ないと魔法の制限が多過ぎる。レイモン様に連絡………いや、公爵夫人が絡んでいるなら、いっそリシャール君の方がいいのかもしれないな。
一番周りが見えているのが11歳の子どもとは。
それにしても、いっそのこと極悪人がいてくれた方がさっさと解決できるものを。
王家が最良の駒を手に入れようとするのは間違いではない。鬱陶しいだけで、法に触れるほど強引なことはしていない。
ただ、人の感情を軽視しているのが頂けない。
国のためという大義名分がすべてを狂わす。
……いや、そういうものだと理解せず、王子に恋をしてしまったオレリー夫人が間違っていたとも言えるのか。いや、時期が悪かったとも……
「……早く帰りたいな」
「どこにだい?」
「可愛い妹の所にですよ。ヴィルジール殿下」
王宮だからってちょっと歩くと王族に出会うっておかしくないか。
「そんなにも嫌そうな顔をされると傷付くのだが。俺はお前に求婚していないだろう?」
「ついでにブランシュにも手を出さないでくださったら笑顔で応対致しますよ」
「それが難しいことだとお前は分かっているはずだ。
公爵家の孫娘で治癒魔法が使えるギフテッド。
そのうえ母上と同じ銀の髪の美しい少女らしいじゃないか」
「幼女愛好家ですか?」
「何とでも」
ヴィルジール殿下が悪いわけではない。ただ、もっと温かで幸せな結婚をしてほしいと、どうしても願ってしまうだけだ。
「最初から一夫多妻の可能性を示唆するような男性に可愛い妹を嫁がせたくありませんね」
「ハハッ、確かに。俺も揉め事は嫌だからな。できれば妻は一人がいいと思うよ。確約はできないが」
「どこかでもっと強かで愛よりも権力を欲する女傑を見つけてきてくださいね」
「……おい。俺の幸せは?」
「ブランシュの方が大切です」
「お前が大切なものを手に入れられたのは喜ばしい。だが少し妬ましいな」
まだ骨格が細く、少年の域を出ていないのに、彼もブランシュと同じで、早くから子どもではいられなかった人だ。
王族だから仕方がないと笑える強さを持っている。だからこそ、精神的にも支え合える伴侶ができることを願ってはいるが。
「まずは私を倒せるようになってから言ってください」
「それは狡いだろう?!魔法だけでなく、剣まで扱えるくせに!!」
一人で守れる範囲はたかがれている。
残念ながら、殿下には国王陛下に王太子夫妻と双子の姉という、性格に難があることは別にして立派な家族がいる。
望んだものではないだろうが、王子という立場にいる君は私が手出しできるものではない。
「がんばれ、少年」
「雑だな?!」
13歳なら私が戦場にいた年頃だ。甘やかす必要はないだろう。
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
【完結済】25年目の厄災
紫
恋愛
生まれてこの方、ずっと陽もささない地下牢に繋がれて、魔力を吸い出されている。どうやら生まれながらの罪人らしいが、自分に罪の記憶はない。
だが、明日……25歳の誕生日の朝には斬首されるのだそうだ。もう何もかもに疲れ果てた彼女に届いたのは……
25周年記念に、サクッと思い付きで書いた短編なので、これまで以上に拙いものですが、お暇潰しにでも読んで頂けたら嬉しいです。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
病弱な幼馴染と婚約者の目の前で私は攫われました。
鍋
恋愛
フィオナ・ローレラは、ローレラ伯爵家の長女。
キリアン・ライアット侯爵令息と婚約中。
けれど、夜会ではいつもキリアンは美しく儚げな女性をエスコートし、仲睦まじくダンスを踊っている。キリアンがエスコートしている女性の名はセレニティー・トマンティノ伯爵令嬢。
セレニティーとキリアンとフィオナは幼馴染。
キリアンはセレニティーが好きだったが、セレニティーは病弱で婚約出来ず、キリアンの両親は健康なフィオナを婚約者に選んだ。
『ごめん。セレニティーの身体が心配だから……。』
キリアンはそう言って、夜会ではいつもセレニティーをエスコートしていた。
そんなある日、フィオナはキリアンとセレニティーが濃厚な口づけを交わしているのを目撃してしまう。
※ゆるふわ設定
※ご都合主義
※一話の長さがバラバラになりがち。
※お人好しヒロインと俺様ヒーローです。
※感想欄ネタバレ配慮ないのでお気をつけくださいませ。
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
【完結】私はいてもいなくても同じなのですね ~三人姉妹の中でハズレの私~
紺青
恋愛
マルティナはスコールズ伯爵家の三姉妹の中でハズレの存在だ。才媛で美人な姉と愛嬌があり可愛い妹に挟まれた地味で不器用な次女として、家族の世話やフォローに振り回される生活を送っている。そんな自分を諦めて受け入れているマルティナの前に、マルティナの思い込みや常識を覆す存在が現れて―――家族にめぐまれなかったマルティナが、強引だけど優しいブラッドリーと出会って、少しずつ成長し、別離を経て、再生していく物語。
※三章まで上げて落とされる鬱展開続きます。
※因果応報はありますが、痛快爽快なざまぁはありません。
※なろうにも掲載しています。