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64.アシュリーの願いごと
しおりを挟む私の体が弱っていったのはルーチェが嫁いで暫らく経った頃でした。
無事にウィリアムの第一子が誕生し、そのお祝いをしたりと張り切ったせいかと思っていましたが、疲れやすくなり、床に臥すことが増えていったのです。
「駄目ね、もう年みたい」
「こら。君よりも年寄りな私に対する嫌味かな?」
「貴方はいくつになっても格好良いわ」
「君もいくつになっても綺麗だよ」
サラサラと落ちる砂時計のように、命がこぼれ落ちていくのを感じる。
それでも、1日1日を大切に生きようと決めました。
ジェフも私の命が長くないことをさとったのでしょう。
ある日、突然仕事を辞めて来たというからさすがに驚きました。
「アシュリー、海を見に行こうか」
それはきっとあの頃過ごした海辺の別荘のことでしょう。
「ふふ、昔に戻ったみたいね」
「やっと二人だけの時間を過ごせるようになったからな」
ジェフの優しさが嬉しかった。病を嘆かず、ただ寄り添ってくれることに本当に感謝しました。
それから二人であの頃過ごした別荘に向かいました。
体調のいい日はのんびりと散歩をし、あの頃の思い出を辿ったりと幸せな日々を過ごしました。
私はもっと早くにこの人生が終わる予定でした。
でも、ジェフに出会って運命が変わった。
貴方がいなければきっとここまで辿り着くことは出来なかったでしょう。
私はなんて恵まれているのかしら。
「どうした、アシュリー」
私の最愛が問い掛ける。どうした、と聞かれると、少し困ってしまいます。ただ呆けていただけのような、思い出を見つめていたような。
「大好きよ、ジェフ」
なんだか、どれも今の気持ちには当てはまらないような気がして、夫への愛を囁いてみました。
「私の方が愛していると思うがな」
そんなことを言いながら私を抱きしめてくれる夫は、世界で一番素敵な人だと思います。
もう恋や愛などを語る年では無いような気もするのに、こうしてジェフを見ていると、愛おしいなあと抱きしめたくなってしまう。
「今日のアシュリーは甘えただな?」
そう?そうかもしれません。
貴方に出会うまで、甘えるだなんて考えたこともなかった。
私は長女で、お姉ちゃんで、年上の妻で。
「…貴方の側は一等落ち着くの」
「それは嬉しいな」
優しく微笑みながら私の髪を撫でてくれるから、つい、うとうとと瞼が落ちそうになってしまいます。
まだもっと貴方への愛を伝えたいのに。
「愛してるよ、アシュリー」
ちゅっ、と優しく口付けが落ちる。
「…幸せね」
「ああ。だって君が願ってくれたから」
私の願い?……そうね。確かに願っているわ。
「…ジェフが…これからも幸せでありますように」
「私はもうずっと幸せだよ」
「そう?それならよかったわ」
だって、私もずっと幸せだから。
辛いことも、悲しいこともたくさんあったけど、こうして目を閉じれば、幸せだった事ばかりが溢れ出すもの。
「……眠い?」
「…ん。ごめんなさい、……貴方の腕の中は……幸せ過ぎて」
ここよりも安心できる場所なんてない。
「いいよ、眠っても。ずっとこうして抱きしめているから」
いいのかな。でも、もっと貴方と語らいたいと思うのに。
「大丈夫。ずっと側にいる。たとえ離れても、すぐに探しに行くから。だから……待っていてくれ」
「…迷子になったら、その場を動かないのが鉄則よ」
「ははっ、それなら君をすぐに見つけられそうだ」
「……本当に見つけてくれる?」
「当然だ。そうしたらまた一緒に散歩をしよう。小さな幸せを探しながら、二人でのんびりと」
「…うん、待ってる。貴方達の幸せを願いながら待ってるね」
なんだか酷く安心してしまいました。
「……少しだけ寝てもいい?」
「ああ。おやすみアシュリー、良い夢を」
額にやさしい口付けと、愛していると囁く声はまるで子守唄のようで。私はジェフの体温を感じながら、優しい眠りに誘われました。
幸せな思い出を胸に。
愛する人達の幸せを願いながら。
【end】
無事にウィリアムの第一子が誕生し、そのお祝いをしたりと張り切ったせいかと思っていましたが、疲れやすくなり、床に臥すことが増えていったのです。
「駄目ね、もう年みたい」
「こら。君よりも年寄りな私に対する嫌味かな?」
「貴方はいくつになっても格好良いわ」
「君もいくつになっても綺麗だよ」
サラサラと落ちる砂時計のように、命がこぼれ落ちていくのを感じる。
それでも、1日1日を大切に生きようと決めました。
ジェフも私の命が長くないことをさとったのでしょう。
ある日、突然仕事を辞めて来たというからさすがに驚きました。
「アシュリー、海を見に行こうか」
それはきっとあの頃過ごした海辺の別荘のことでしょう。
「ふふ、昔に戻ったみたいね」
「やっと二人だけの時間を過ごせるようになったからな」
ジェフの優しさが嬉しかった。病を嘆かず、ただ寄り添ってくれることに本当に感謝しました。
それから二人であの頃過ごした別荘に向かいました。
体調のいい日はのんびりと散歩をし、あの頃の思い出を辿ったりと幸せな日々を過ごしました。
私はもっと早くにこの人生が終わる予定でした。
でも、ジェフに出会って運命が変わった。
貴方がいなければきっとここまで辿り着くことは出来なかったでしょう。
私はなんて恵まれているのかしら。
「どうした、アシュリー」
私の最愛が問い掛ける。どうした、と聞かれると、少し困ってしまいます。ただ呆けていただけのような、思い出を見つめていたような。
「大好きよ、ジェフ」
なんだか、どれも今の気持ちには当てはまらないような気がして、夫への愛を囁いてみました。
「私の方が愛していると思うがな」
そんなことを言いながら私を抱きしめてくれる夫は、世界で一番素敵な人だと思います。
もう恋や愛などを語る年では無いような気もするのに、こうしてジェフを見ていると、愛おしいなあと抱きしめたくなってしまう。
「今日のアシュリーは甘えただな?」
そう?そうかもしれません。
貴方に出会うまで、甘えるだなんて考えたこともなかった。
私は長女で、お姉ちゃんで、年上の妻で。
「…貴方の側は一等落ち着くの」
「それは嬉しいな」
優しく微笑みながら私の髪を撫でてくれるから、つい、うとうとと瞼が落ちそうになってしまいます。
まだもっと貴方への愛を伝えたいのに。
「愛してるよ、アシュリー」
ちゅっ、と優しく口付けが落ちる。
「…幸せね」
「ああ。だって君が願ってくれたから」
私の願い?……そうね。確かに願っているわ。
「…ジェフが…これからも幸せでありますように」
「私はもうずっと幸せだよ」
「そう?それならよかったわ」
だって、私もずっと幸せだから。
辛いことも、悲しいこともたくさんあったけど、こうして目を閉じれば、幸せだった事ばかりが溢れ出すもの。
「……眠い?」
「…ん。ごめんなさい、……貴方の腕の中は……幸せ過ぎて」
ここよりも安心できる場所なんてない。
「いいよ、眠っても。ずっとこうして抱きしめているから」
いいのかな。でも、もっと貴方と語らいたいと思うのに。
「大丈夫。ずっと側にいる。たとえ離れても、すぐに探しに行くから。だから……待っていてくれ」
「…迷子になったら、その場を動かないのが鉄則よ」
「ははっ、それなら君をすぐに見つけられそうだ」
「……本当に見つけてくれる?」
「当然だ。そうしたらまた一緒に散歩をしよう。小さな幸せを探しながら、二人でのんびりと」
「…うん、待ってる。貴方達の幸せを願いながら待ってるね」
なんだか酷く安心してしまいました。
「……少しだけ寝てもいい?」
「ああ。おやすみアシュリー、良い夢を」
額にやさしい口付けと、愛していると囁く声はまるで子守唄のようで。私はジェフの体温を感じながら、優しい眠りに誘われました。
幸せな思い出を胸に。
愛する人達の幸せを願いながら。
【end】
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愛していても大切にするとは限らない、守ってくれるとは限らない、傷つけないとは限らない、を正に体現している元夫でした。アシュリーへの愛は本物でも、その愛は当の本人にとって何の助けにもならないどころか、後ろから撃たれまくってますし。
離婚時も制裁が無いどころか、色々お膳立てまでしてあげてモヤってましたが、それは徹頭徹尾ウィリアムの為であって、リオはそのおこぼれを受けてるだけなんですよね。それを「アシュリーは優しいから私にも〜」なんてまた勘違いしてるかもしませんが。
アシュリーは何度もリオに「変わって」とお願いしてましたが、リオみたいなタイプは変わらざるを得ない状況まで追い詰めないと、無理だと思います。
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色々ありましたが、最終的にアシュリーが幸せな最期を迎えられてほっとしました。リオも…不幸ではないけど、一変の曇りなく幸せとも言い切れないモヤモヤ感なラストが彼には相応なのかなと思います。
そして何より辛かったアシュリーの六年間の結婚生活も、子供達三人が無事に自立し幸せな未来を得た事で十分報われたと信じたいです。
長々と書き連ねてしまいましたが、アシュリーの物語を十分に楽しませて頂きました。執筆お疲れ様でした。
感想ありがとうございます。
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
数少ないコーデリアへの共感。本当に嬉しいです!
なんせ嫌われ者なので(笑)
こういう時代なので本当に致し方ない生き方を強いられて来た子でした。それを分かって頂けるのはやっぱりありがたいです。
もちろん、アシュリーのために憤って下さる感想も本当に嬉しいんですけどね。
基本、女性に甘い作者です(`・ω・´)✧
最後までお読み下さり、本当にありがとうございました!
ああ、もう涙が止まらないです。
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とても素敵なお話をありがとうございました<(_ _)>
感想ありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございません。
ラストが美しいと言っていただけて本当に嬉しいです。
残念ながら、死は誰にでも必ず訪れるものです。
その時、どれだけ未練無く生きることが出来るのか。
中々に難しいですが、アシュリーならば愛のために生き、最後は笑って逝けるかなと思って書きました。
そんなアシュリーの生き方をジェフはよく分かっていただろうなあ、と。
作者的にこれ以上の終わりはありません。
賛否あるかもしれないお話に最後までお付き合い頂けて本当に嬉しいです。
ありがとうございました!