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27.それは愛ではない
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彼女の笑顔だけが色鮮やかに見えた。
なぜ彼女だったのかは今でも分からない。
「セレスティーヌと話がしたいんだ」
こんな頼みをしたのは初めてだった。彼女の情報を調べてくれたブラスが信じられないという顔をした。そんなに感情を顔に出すお前を見るとは思わなかったよ。
「秘密裏に連れてくるなど無謀ですよ」
「私が直接訪ねるわけにはいかないだろ?」
無謀なのは分かっているんだ。それでも諦められない私を笑うか?
「いっそ愛妾にしたらいいじゃないか」
「……彼女は未婚だ」
「適当な夫を作ればいい。何なら俺でもいいですよ。そうしないと無理だ。
彼女の求婚者の伯爵は嗜虐趣味の変態です。それで2度も離婚しているんですから。ですが、彼はベレニス妃の甥で権力も財力もある。あの手の変態はなかなか諦めませんよ。その点、貴方の愛妾ならばさすがに求婚を断れる」
「……許されないよ」
「なぜ?愛妾は国王の権利の一つだ」
なぜ。どうしてそんな惑わすことを言うんだ。
「貴方だって恋くらいしてもいいじゃないか」
本当に?もしも許されるなら。
「ただ、彼女を救えたらそれだけでいい」
私が救えたら嬉しい。
「……それならそういう契約にしましょう。形だけの愛妾契約です。実質は貴方の侍女として働いて貰うんですよ」
「だが、形だけでも愛妾なんて嫌がるだろう」
「そうですか?変態の後妻よりよっぽどいいですよ。貴方は顔だっていいし」
「オジサンの顔が多少良くても」
「たぶん明日にはもう一度求婚されて下手したら婚姻届にサインさせられて連れて行かれるかもしれませんよ」
「それは!」
「嫌なのでしょう?覚悟を決めてください。さあ、契約書を作りましょう。なるべく嫌らしいのがいい。男爵もどうしても断れなかったと言えるようなやつです」
まるで熱に浮かされる様に金と契約書を用意する。本当は愛妾などではなく恋人として側に置きたいが、国王という地位が邪魔をする。
だが、退位の手続きをしている間に結婚されたら面倒だ。
まあ、形に拘る必要もないか。
だってどうせ、形だけ。あの男を諦めさせて、適当なところで手放せばいいんだ。
私の国王という地位が役に立ってよかった。全てが終わったら私は退位しよう。形だけとはいえアンヌ達への裏切りに他無い。これが国王として最後の仕事とは申し訳ないけれど。
早く来い──
こんなに気持ちが浮き立つのは初めてだ。
ただ、会いたかった。
不思議なことに、セレスティーヌは真っ青になって私の愛を拒絶した。
なぜ?ただ気持ちを伝えるだけ、それがそこまで悍ましく感じてしまうのか?
「貴方様には王妃様達ご家族がいらっしゃるではありませんか!それなのに私を…、たった一度見かけただけの私を愛するなんてありえません!」
「セレスティーヌ、落ち着いてくれ」
どうして。ただ、気持ちを伝えたかっただけだ。ただ君を守りたかっただけ。私はそれすらも許されないのか?
「私を好きだなんてありえない!貴方のそれが愛のはずが無いわっ!!」
──パキリと。何かが壊れた気がした。
君が言うのか。私が初めて感じた幸福を君が否定するのかっ!!
「………そうか。よく分かったよ。これは権力者の戯れかな。うん、そうだね。でも、一目見て欲しいと思ったんだ。それは一目惚れで間違いないだろう?」
君が望んだ。これは愛ではないと。私は、若い娘を手に入れたいあの変態と変わらない汚らしい男だと。
「私の気持ちは私が一番分かっている。だから安心して愛されるがいい」
何かを察したのか、逃げようとするセレスティーヌを捕まえる。逃げられると余計に追いたくなるのを知らないのかい?
「駄目な子だね。私を酷い男にさせないでくれ」
ほら、君の思い描く暴君はこんな感じだろう。
演じるのは得意なんだ。ずっとそうやって生きてきたから。愛する君の望む通り、権力と金で支配する男になってあげるよ。
ドレスはプレゼントのラッピングの様だ。やっと見つけた宝物。
こんなはずではなかったのに。
怯えて泣く姿がいじらしい。
そうだ。こんな姿を見られるのは今日だけか。
セレスティーヌのすべてが見たい。すべてが欲しい。
愛欲に溺れる姿はいずれ見ることが出来る。
それならば、初めての行為に怯え、自分の痴態に恥じらい、破瓜の痛みに涙する、そんな今しか見られない姿を堪能しよう。
それからは至福の時だった。
今、ここで死んでしまいたい。
セレスティーヌを抱きしめたまま息絶えてしまいたい。
こんな醜い私が君の初めてを奪った。本当だね。こんなの愛じゃない。だって嬉しかった。私の愛の成り損ないを君に刻み付けて喜んだ。君を抱き締めて一つになれて泣き叫びたいくらい嬉しかった。こんなの、愛のはずがない。
ここは地獄だ。君にとっても私にとっても。
どうせ誰も私を裁かない。裁けない。
こんなことをしてしまったのに、これからも私は笑いながら生きて行くのだろう。そう望まれるのだろう。
彼女に憎まれながら、アンヌ達を傷付けながら、それでも無理矢理愛妾にして。
あの男に詫び状を送って、諦めさせて。あ、その前に夫を見つけなきゃ。
さっきの護衛──トリスタン。セレスティーヌに見惚れていた男。
………嫌だ。あいつだけは嫌だ。私は許されないのに。きっとあいつなら君は心を開くのだろう。同じなのに。あの時、君に心を奪われたのは同じなのにっ!!
結局、アンヌの計らいでトリスタンが夫になった。これが運命というやつか。
私がどれだけ愛してもそれは偽物なのに、あいつは認められるのか。
恋に恋した馬鹿な男を演じながら終わりに向けて準備をする。
アンヌとは退位と同時に離婚かな。なるべく早くに別れてあげないと。ビニシオはまだ少し頼りないけど……いや、私を憎めば覚悟が決まりそうだな。他の子達もきっと大丈夫。
ブラスは私をどうしたかった?
今でも良く分からない。
人を理解出来ず、ずっと演技し続ける私を支えてくれていた数少ない友。でも、違ったのかな。本当はずっと嫌ってたのかなあ。本当に仕方がないね。全部自分で壊してしまった。結局この手には何も残らない。何も掴めない。
それでも、お前に『恋をしていい』と言われて本当に嬉しかったんだ。ブラスだけが認めてくれた私の恋。
だから殺したいならいいよ。理由はもう何でもいいから。
早く、愚かな私を殺してくれ。
なぜ彼女だったのかは今でも分からない。
「セレスティーヌと話がしたいんだ」
こんな頼みをしたのは初めてだった。彼女の情報を調べてくれたブラスが信じられないという顔をした。そんなに感情を顔に出すお前を見るとは思わなかったよ。
「秘密裏に連れてくるなど無謀ですよ」
「私が直接訪ねるわけにはいかないだろ?」
無謀なのは分かっているんだ。それでも諦められない私を笑うか?
「いっそ愛妾にしたらいいじゃないか」
「……彼女は未婚だ」
「適当な夫を作ればいい。何なら俺でもいいですよ。そうしないと無理だ。
彼女の求婚者の伯爵は嗜虐趣味の変態です。それで2度も離婚しているんですから。ですが、彼はベレニス妃の甥で権力も財力もある。あの手の変態はなかなか諦めませんよ。その点、貴方の愛妾ならばさすがに求婚を断れる」
「……許されないよ」
「なぜ?愛妾は国王の権利の一つだ」
なぜ。どうしてそんな惑わすことを言うんだ。
「貴方だって恋くらいしてもいいじゃないか」
本当に?もしも許されるなら。
「ただ、彼女を救えたらそれだけでいい」
私が救えたら嬉しい。
「……それならそういう契約にしましょう。形だけの愛妾契約です。実質は貴方の侍女として働いて貰うんですよ」
「だが、形だけでも愛妾なんて嫌がるだろう」
「そうですか?変態の後妻よりよっぽどいいですよ。貴方は顔だっていいし」
「オジサンの顔が多少良くても」
「たぶん明日にはもう一度求婚されて下手したら婚姻届にサインさせられて連れて行かれるかもしれませんよ」
「それは!」
「嫌なのでしょう?覚悟を決めてください。さあ、契約書を作りましょう。なるべく嫌らしいのがいい。男爵もどうしても断れなかったと言えるようなやつです」
まるで熱に浮かされる様に金と契約書を用意する。本当は愛妾などではなく恋人として側に置きたいが、国王という地位が邪魔をする。
だが、退位の手続きをしている間に結婚されたら面倒だ。
まあ、形に拘る必要もないか。
だってどうせ、形だけ。あの男を諦めさせて、適当なところで手放せばいいんだ。
私の国王という地位が役に立ってよかった。全てが終わったら私は退位しよう。形だけとはいえアンヌ達への裏切りに他無い。これが国王として最後の仕事とは申し訳ないけれど。
早く来い──
こんなに気持ちが浮き立つのは初めてだ。
ただ、会いたかった。
不思議なことに、セレスティーヌは真っ青になって私の愛を拒絶した。
なぜ?ただ気持ちを伝えるだけ、それがそこまで悍ましく感じてしまうのか?
「貴方様には王妃様達ご家族がいらっしゃるではありませんか!それなのに私を…、たった一度見かけただけの私を愛するなんてありえません!」
「セレスティーヌ、落ち着いてくれ」
どうして。ただ、気持ちを伝えたかっただけだ。ただ君を守りたかっただけ。私はそれすらも許されないのか?
「私を好きだなんてありえない!貴方のそれが愛のはずが無いわっ!!」
──パキリと。何かが壊れた気がした。
君が言うのか。私が初めて感じた幸福を君が否定するのかっ!!
「………そうか。よく分かったよ。これは権力者の戯れかな。うん、そうだね。でも、一目見て欲しいと思ったんだ。それは一目惚れで間違いないだろう?」
君が望んだ。これは愛ではないと。私は、若い娘を手に入れたいあの変態と変わらない汚らしい男だと。
「私の気持ちは私が一番分かっている。だから安心して愛されるがいい」
何かを察したのか、逃げようとするセレスティーヌを捕まえる。逃げられると余計に追いたくなるのを知らないのかい?
「駄目な子だね。私を酷い男にさせないでくれ」
ほら、君の思い描く暴君はこんな感じだろう。
演じるのは得意なんだ。ずっとそうやって生きてきたから。愛する君の望む通り、権力と金で支配する男になってあげるよ。
ドレスはプレゼントのラッピングの様だ。やっと見つけた宝物。
こんなはずではなかったのに。
怯えて泣く姿がいじらしい。
そうだ。こんな姿を見られるのは今日だけか。
セレスティーヌのすべてが見たい。すべてが欲しい。
愛欲に溺れる姿はいずれ見ることが出来る。
それならば、初めての行為に怯え、自分の痴態に恥じらい、破瓜の痛みに涙する、そんな今しか見られない姿を堪能しよう。
それからは至福の時だった。
今、ここで死んでしまいたい。
セレスティーヌを抱きしめたまま息絶えてしまいたい。
こんな醜い私が君の初めてを奪った。本当だね。こんなの愛じゃない。だって嬉しかった。私の愛の成り損ないを君に刻み付けて喜んだ。君を抱き締めて一つになれて泣き叫びたいくらい嬉しかった。こんなの、愛のはずがない。
ここは地獄だ。君にとっても私にとっても。
どうせ誰も私を裁かない。裁けない。
こんなことをしてしまったのに、これからも私は笑いながら生きて行くのだろう。そう望まれるのだろう。
彼女に憎まれながら、アンヌ達を傷付けながら、それでも無理矢理愛妾にして。
あの男に詫び状を送って、諦めさせて。あ、その前に夫を見つけなきゃ。
さっきの護衛──トリスタン。セレスティーヌに見惚れていた男。
………嫌だ。あいつだけは嫌だ。私は許されないのに。きっとあいつなら君は心を開くのだろう。同じなのに。あの時、君に心を奪われたのは同じなのにっ!!
結局、アンヌの計らいでトリスタンが夫になった。これが運命というやつか。
私がどれだけ愛してもそれは偽物なのに、あいつは認められるのか。
恋に恋した馬鹿な男を演じながら終わりに向けて準備をする。
アンヌとは退位と同時に離婚かな。なるべく早くに別れてあげないと。ビニシオはまだ少し頼りないけど……いや、私を憎めば覚悟が決まりそうだな。他の子達もきっと大丈夫。
ブラスは私をどうしたかった?
今でも良く分からない。
人を理解出来ず、ずっと演技し続ける私を支えてくれていた数少ない友。でも、違ったのかな。本当はずっと嫌ってたのかなあ。本当に仕方がないね。全部自分で壊してしまった。結局この手には何も残らない。何も掴めない。
それでも、お前に『恋をしていい』と言われて本当に嬉しかったんだ。ブラスだけが認めてくれた私の恋。
だから殺したいならいいよ。理由はもう何でもいいから。
早く、愚かな私を殺してくれ。
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