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プロローグ

第1話 

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あ~たるいな~早く帰りたい!仕事の就業時間まで後30分……この30分がやたら長く感じるんだよな!

「あの~先輩ちょっとよろしいですか?きょ~お私達みんなで合コンなんですけどぉ~もし宜しかったら一緒に行きませんかぁ~?」

ちっウザイね!このジャリ娘は自分が若くてモテるのを自慢したいだけで、毎度私を参加させるんだからね!まぁ私もタダ酒タダ飯をご馳走になれるから行くんだけどね!私みたいな40うん才の私なんかに男が寄り付く訳ないしな!

「あら?今日もあるのですか?でもまた私みたいなオバサンが行っても良いのかしら?」

「ええ良いですよ!先輩は全然オバサンではありませんよ!むしろ大人の色気があって憧れますよ!」

ちっ顔が笑ってるんだよ!小娘が!私を誰だと思ってるんだい!私はね昔は最強スケバンまたの名を戦巫女と呼ばれた程の女何だよ!手下数百人!男にだって喧嘩は負けない無敗の女!何だよ!それがつい最近までオシメをしていたようなジャリの小娘に馬鹿にされるだなんてね……ここがオジキの会社だから我慢してやってるんだ!チクショウなぐりてー!

「そう?そこまで言うのなら私も参加しようかしら?」

「本当ですか!良かった……じゃあ仕事終わったら駅前のいつものお店でお待ちしてます!」

「ええ、分かりましたわ!」

そして私はいつものごとくあのジャリ娘の引き立て役になり、タダ飯タダ酒をしこたま収めてきた。私は合コンは終わり家に向かって帰っていた。

「バカやろう!何が私合コン初めてなんですぅ~だ!毎週合コン開いてやりまくりのアバズレが!な~にいってやがるんだよ!」

おおっと今日はちょっと飲みすぎたかな?昔ならこんなの酔いの口だったのにさ!私も何だかんだで年くったのかね……

「おっ着いたよ我が家に」

まぁただの安アパートなんだけどな!昔この狭いアパートに舎弟やダチ等が集まって楽しかったな……
いつ頃からだろう……周りの奴らが居なくなりはじめたのは、結婚だ育児だと理由に集まりが悪くなって気づいたら誰も来なくなった………

カン カン カン

私は昔の事を思い出しながらアパートの二階にある自分の部屋に行くのに階段を登っていた。すると突然目の前が光私は階段を踏み外してしまった。

「うわぁ!」


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お読み下さりありがとうございます。

感想。誤字脱字など宜しくお願いします。


書き始める30分前に思いつき見切り発車で書き始めました。なのでどうなるか自分でも予想がつきません。とりあえずもう1話上げる予定でいますのでそちらも宜しくお願いします。


それとステルスウオォーカーと言うのも上げてますもし宜しければそちらもお読み下さると嬉しいです。(>_<)ゞ
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