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1章
第3話
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今日泊まる宿を見つけ、宿の食堂で食事をしている。何故かあれからテオは怒ってる?何故なんだ?あの豚に触ったのがいけなかったのか?
「なあテオ?なんで怒ってるんだ?そんなにあの豚に触ったのがいけなかったのか?」
「違います!……ただ……女の子にちやほ……何でもありません!」
「ん?なんだ?もしかしてテオギルドの受付にヤキモチ焼いたのか?」
「ち、違います!……」
「フッフ~ンなるほどなぁ……男の自分より…私の方に女の子が来たからヤキモチ焼いたのか!」
「ちが……」
あちゃーテオが俯いてしまった!おちょくり過ぎたか?
「ごめんごめん!悪かったさぁ残りを食べてしまおう!」
その後の食事中はなんとかテオは機嫌を直してくれて、それを良い事に私は酒を飲み始めてしまった。そして
「くふぅ~もう飲めにゃい……」
「ミコ様もう少しで部屋ですから頑張って下さい?」
私は疲れと慣れないお酒のせいか酔いすぎて、何とかテオに部屋まで連れてきて貰った
「ミコ様部屋につきましたここがベットです!」
「フッフ~テオ~ン~ン」
「ミコ様!止めて下さい……ふ、服を脱がさないで下さい」
「フフ良いでは無いか良いでは無いか!」
がばぁっ!
「うわぁ!」
「あ、だめぇ!み、ミコ様~」
チュンチュン チュンチュン
ん?朝?……いたたた!……ん~頭が痛い?昨日飲み過ぎたかな?こっちのお酒は強いのか私があれっぽっちで酔うなんて!
がさ
ん?私何時の間にベットで寝たのかも覚えて無いな?しかも服全部脱いでるし?
「ん~クシュン」
え?ベットに誰か居る?まさか!……私は掛け布団を捲りあげると、私の胸の下にうずくまってる裸のテオが寝ていた!
「え!て、テオ?どうして……まさか!」
私は驚き自分の体を調べた。あ!濡れてる!私は指を下半身の陰部に入れるとそこは濡れており、指を出して確かめると白く濁った液体が付いており匂いを嗅ぐとそれは濃厚な匂いがした。
「これはあの匂いだよな?まさかテオが私を?」
「んん~!」
私が今の状況に困惑してる寝ていたテオが目を覚ました。
「…………あ、おはようございますミコ様……!あ、あ、うわぁ!」
がばぁっ!
テオは目を覚ますと寝ぼけていたが、状況に気がつき慌てて毛布を自分の腰に巻きつけ壁に逃げた。
ん~普通逆の反応だよ……それより
「テオ1つ聞きたいんだけど?あんたが私を?」
「ち、違います!誤解です!これは昨日ミコ様が僕を無理やり脱がせて……そ、そのですね……」
ん?あれってもしかして?テオの体に痣が沢山付いてるけどもしかして……キスマーク?私がやったのか?
「テオ?その体の痣輪はもしかして?」
「え、はい……これはミコ様が僕の体にキ……」
「うわぁ!ごめん!テオ!うん!私が悪かった本当にごめん」
私は自分のした事に気づき必死にテオに謝罪をして頭を下げた。
「い、いえその初めは怖かったですけど、その途中からは……」
「え?テオ?それは私を許してくれるのか?それに嫌がって無い?」
「そ、それはその……」
テオは恥ずかしながら俯いていたが、その姿が凄く可愛くて私はテオに抱きついてしまった!
「テオ~~!ん~ん可愛い奴めそんな奴には、こうだ!」
「や、駄目ですよ!もう!」
「フッフ~ン!もう1度はしているのだ!またやっても同じ事、それに私は覚えて無いのが許せないからな!今からやり直しだ。」
「や~ミコ様目が恐いですよ?ね、もう朝だしよしましょう?」
私はテオが何かを言っていたが、無視をしてテオの腰に巻かれている毛布を剥ぎ取って抱きかかえ、ベットに放り投げたそしてそのままテオに覆い被さりキスしてテオを蹂躙したのだった。
チュンチュン チュンチュン
ムフーやっぱりいいね!美少年は学生の頃以来だね!その後は後輩の女の子達ばかりだったしな。まぁ女の子達も良いけど、可愛い男の子が良いね!
「くぅ~……ん?そう言えばお腹空いたな?そう言えばもうお昼頃かな?よしお昼にしよう!……テオ起きなご飯食べに行こう」
私はベットから起きあがると寝ているテオに呼びかけると、テオは疲れた顔で起きた
「……あ、…………そのおはようございますミコ様……っとそれよりミコ様早く服を着て下さい!はしたないですよ!」
「え?そうか別に今更テオに見られてもな?さっきあんなにお互いを求め合っていたんだし別に良いだろ?」
「あ、あれはミコ様が無理やりですね……ぼ、僕はその」
「えーじゃあテオは気持ち良くなかったのか?」
「気持ち良かった……です……」
「そんな照れたテオを見たらまたしたくなっちゃうだろ!」
「もう駄目ですよ!もうこんなに明るいんですから!」
「じゃあ暗くなったら良いんだな?よしじゃあ夜まで我慢するか!」
「え、ちが、そうじゃなくて」
「テオ早くお前も着替えろご飯食べようぜ!」
「もう!良いですよ!」
ん?テオが何か文句を言いながら着替え初め私も着替え終わると、2人で宿を出て市場らしき場所で食事をしていた。
「全くあの宿の女将私達のことニヤニヤして見て腹立つな!締めたろか!」
「だ、駄目ですよ!ミコ様あれは僕達が悪いんですから!」
「そうだぞもとはと言えばテオの声が大きいのがイケナイだ!テオが声を抑えれば良いんだ。」
「そ、それはミコ様があんな事するから!」
「テオ?あんな事って?言ってみな言ってくれないと私分からないよ?」
「そ、それはミコ様が僕の……お尻に……そのゆ、ゆびを……うわぁーなな何を言わせるんですか!そんな顔をニヤニヤさせて!」
「ごめんごめん!いや~テオがあまりにも可愛くてさついね?」
「もう!酷いですミコ様は……」
「でもお尻気持ち良かったんだろ?」
「そ、それは気持ち良かったです……て何言わせるんですか!」
「あははは!」
「はいよ!お待たせ!ホーンラビットの山賊ステーキ2丁!」
私達が頼んだホーンラビットのステーキが来た。テオの話しだと相当うまいらしい。
「おお本当にうまいな!」
「ホントですね!」
「ああそりゃあうまいさなんたってこの町一番の料理人のビグザ様が作ったんだからな!はっはは」
身長が余裕で2mを越す大柄で筋肉質スキンヘッドおっちゃんが、高笑いしながら自慢していた。
「おっちゃん?ビグザ様って誰なんだ?」
「ああそれは俺様の事だ!あははは」
「自分の事かよでも、本当にうまいぜおっちゃん!この肉汁とちょうど良いハーブと塩加減が絶妙ばよ!」
「おお嬢ちゃん分かるのか!嬉しいね!よし気に入った今日は俺の奢りださぁ食べてくれ!」
「え!良いのかおっちゃん!ありがとう!」
「ああ良いともさ!それに嬢ちゃんだろ?昨日ギルドでドンガメを倒したのは?」
「ドンガメ?……ああ昨日の豚の事か?あれがドンガメとか言う奴ならそうだが?」
「ああそいつだ!あいつにはみんな迷惑していたのさ!冒険者ランクがCで力があるもんだから、ここいらの店でやりたい放題でな困っていたんだ!それが昨日見たことも無い格好の女の子に1発で倒されたって聞いたからなみんな噂をしていたのさ!」
「もうそんな噂が?」
「おい!ビグザ?やっぱりそのお嬢さんがドンガメを倒した子なのか?」
「ああそうだ!子がそうだ!」
「おお!ありがとうお嬢さん!これも食べてくれ俺からのサービスだ!」
「本当にありがとうよ!さぁこれもお食べ!」
何か出店の主人達が沢山のお礼と食べきれない程の食べ物を持ってきて、中には涙まで流してお礼を言うおばあちゃんまでいた!
「うわぁ凄いなこの量は流石に私でも食べきれないぞ?」
「あははは!悪かったな嬢ちゃん!でもなみんな嬉しいんだ!だから食べきれるだけ食べてくれよな」
主人達が居なくなりテーブルの上の料理の数に驚いていたらビグザがそんな事を言って来た。
「ああ分かってる私も出来るだけ食べるよ!」
「もう仕方ありませんね!僕が持ちますよ」
「え?どう言う事だテオ?食べきれない物を持っていても腐らすだけだぞ?」
「ええ普通ならそうですけど!こうすれば大丈夫何ですよ!」
テオがおもむろに食べ物の上に手をかざすと、一瞬でテーブルの上の料理が全て消えたのだ!
「うわぁ!え!消えた?何処に……」
「坊主アイテムボックス持ちなのか!そいつは凄いな!」
「おっちゃんアイテムボックスって何だ?」
「なんだ嬢ちゃん知らないのか?アイテムボックスってのはどこかに物を閉まって置けるんだよ?」
「何処かって何処だよ?」
「ん……それは何処かだよ!」
「僕が説明しますね、アイテムボックスとはスキルの1つで、これは生まれつき持ってる物ですがあまり居ません。極僅かですねそのアイテムボックスの中は亜空間に繋がってまして、その中に好きなだけ閉まっておけるのです。そしてその中は時間進みませんので食べ物が腐ったりしません。因みに生物とかは入れる事は出来ません。」
「う~ん猫型ロボットのポケットみたいな奴か?」
「まぁ簡単に言えばそうですね。」
「おおそれは凄いな!じゃあ何時でも美味しい食べ物が食べれるって事だな!」
そして私達は今後の予定を食後のお茶を飲みながら話し合うことになった、ビグザのおっちゃんは忙しそうに動いていた。
「それでテオこれから私達は何をすれば良いんだ?」
「そうですね先ずはミコ様の武器を買うために武器屋に行きましょう。防具の方はまだそのままで大丈夫ですので。」
「このセーラー服って普通のじゃ無いのか?」
「ええそのセーラー服はそれなりに防御力があります!それにある程度ならすぐに自己再生をしますので、暫くは大丈夫ですね!」
「なるほど!じゃあその分テオの服を選ぼう!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お読み下さりありがとうございます。
感想。誤字脱字などよろしくお願いします。
「なあテオ?なんで怒ってるんだ?そんなにあの豚に触ったのがいけなかったのか?」
「違います!……ただ……女の子にちやほ……何でもありません!」
「ん?なんだ?もしかしてテオギルドの受付にヤキモチ焼いたのか?」
「ち、違います!……」
「フッフ~ンなるほどなぁ……男の自分より…私の方に女の子が来たからヤキモチ焼いたのか!」
「ちが……」
あちゃーテオが俯いてしまった!おちょくり過ぎたか?
「ごめんごめん!悪かったさぁ残りを食べてしまおう!」
その後の食事中はなんとかテオは機嫌を直してくれて、それを良い事に私は酒を飲み始めてしまった。そして
「くふぅ~もう飲めにゃい……」
「ミコ様もう少しで部屋ですから頑張って下さい?」
私は疲れと慣れないお酒のせいか酔いすぎて、何とかテオに部屋まで連れてきて貰った
「ミコ様部屋につきましたここがベットです!」
「フッフ~テオ~ン~ン」
「ミコ様!止めて下さい……ふ、服を脱がさないで下さい」
「フフ良いでは無いか良いでは無いか!」
がばぁっ!
「うわぁ!」
「あ、だめぇ!み、ミコ様~」
チュンチュン チュンチュン
ん?朝?……いたたた!……ん~頭が痛い?昨日飲み過ぎたかな?こっちのお酒は強いのか私があれっぽっちで酔うなんて!
がさ
ん?私何時の間にベットで寝たのかも覚えて無いな?しかも服全部脱いでるし?
「ん~クシュン」
え?ベットに誰か居る?まさか!……私は掛け布団を捲りあげると、私の胸の下にうずくまってる裸のテオが寝ていた!
「え!て、テオ?どうして……まさか!」
私は驚き自分の体を調べた。あ!濡れてる!私は指を下半身の陰部に入れるとそこは濡れており、指を出して確かめると白く濁った液体が付いており匂いを嗅ぐとそれは濃厚な匂いがした。
「これはあの匂いだよな?まさかテオが私を?」
「んん~!」
私が今の状況に困惑してる寝ていたテオが目を覚ました。
「…………あ、おはようございますミコ様……!あ、あ、うわぁ!」
がばぁっ!
テオは目を覚ますと寝ぼけていたが、状況に気がつき慌てて毛布を自分の腰に巻きつけ壁に逃げた。
ん~普通逆の反応だよ……それより
「テオ1つ聞きたいんだけど?あんたが私を?」
「ち、違います!誤解です!これは昨日ミコ様が僕を無理やり脱がせて……そ、そのですね……」
ん?あれってもしかして?テオの体に痣が沢山付いてるけどもしかして……キスマーク?私がやったのか?
「テオ?その体の痣輪はもしかして?」
「え、はい……これはミコ様が僕の体にキ……」
「うわぁ!ごめん!テオ!うん!私が悪かった本当にごめん」
私は自分のした事に気づき必死にテオに謝罪をして頭を下げた。
「い、いえその初めは怖かったですけど、その途中からは……」
「え?テオ?それは私を許してくれるのか?それに嫌がって無い?」
「そ、それはその……」
テオは恥ずかしながら俯いていたが、その姿が凄く可愛くて私はテオに抱きついてしまった!
「テオ~~!ん~ん可愛い奴めそんな奴には、こうだ!」
「や、駄目ですよ!もう!」
「フッフ~ン!もう1度はしているのだ!またやっても同じ事、それに私は覚えて無いのが許せないからな!今からやり直しだ。」
「や~ミコ様目が恐いですよ?ね、もう朝だしよしましょう?」
私はテオが何かを言っていたが、無視をしてテオの腰に巻かれている毛布を剥ぎ取って抱きかかえ、ベットに放り投げたそしてそのままテオに覆い被さりキスしてテオを蹂躙したのだった。
チュンチュン チュンチュン
ムフーやっぱりいいね!美少年は学生の頃以来だね!その後は後輩の女の子達ばかりだったしな。まぁ女の子達も良いけど、可愛い男の子が良いね!
「くぅ~……ん?そう言えばお腹空いたな?そう言えばもうお昼頃かな?よしお昼にしよう!……テオ起きなご飯食べに行こう」
私はベットから起きあがると寝ているテオに呼びかけると、テオは疲れた顔で起きた
「……あ、…………そのおはようございますミコ様……っとそれよりミコ様早く服を着て下さい!はしたないですよ!」
「え?そうか別に今更テオに見られてもな?さっきあんなにお互いを求め合っていたんだし別に良いだろ?」
「あ、あれはミコ様が無理やりですね……ぼ、僕はその」
「えーじゃあテオは気持ち良くなかったのか?」
「気持ち良かった……です……」
「そんな照れたテオを見たらまたしたくなっちゃうだろ!」
「もう駄目ですよ!もうこんなに明るいんですから!」
「じゃあ暗くなったら良いんだな?よしじゃあ夜まで我慢するか!」
「え、ちが、そうじゃなくて」
「テオ早くお前も着替えろご飯食べようぜ!」
「もう!良いですよ!」
ん?テオが何か文句を言いながら着替え初め私も着替え終わると、2人で宿を出て市場らしき場所で食事をしていた。
「全くあの宿の女将私達のことニヤニヤして見て腹立つな!締めたろか!」
「だ、駄目ですよ!ミコ様あれは僕達が悪いんですから!」
「そうだぞもとはと言えばテオの声が大きいのがイケナイだ!テオが声を抑えれば良いんだ。」
「そ、それはミコ様があんな事するから!」
「テオ?あんな事って?言ってみな言ってくれないと私分からないよ?」
「そ、それはミコ様が僕の……お尻に……そのゆ、ゆびを……うわぁーなな何を言わせるんですか!そんな顔をニヤニヤさせて!」
「ごめんごめん!いや~テオがあまりにも可愛くてさついね?」
「もう!酷いですミコ様は……」
「でもお尻気持ち良かったんだろ?」
「そ、それは気持ち良かったです……て何言わせるんですか!」
「あははは!」
「はいよ!お待たせ!ホーンラビットの山賊ステーキ2丁!」
私達が頼んだホーンラビットのステーキが来た。テオの話しだと相当うまいらしい。
「おお本当にうまいな!」
「ホントですね!」
「ああそりゃあうまいさなんたってこの町一番の料理人のビグザ様が作ったんだからな!はっはは」
身長が余裕で2mを越す大柄で筋肉質スキンヘッドおっちゃんが、高笑いしながら自慢していた。
「おっちゃん?ビグザ様って誰なんだ?」
「ああそれは俺様の事だ!あははは」
「自分の事かよでも、本当にうまいぜおっちゃん!この肉汁とちょうど良いハーブと塩加減が絶妙ばよ!」
「おお嬢ちゃん分かるのか!嬉しいね!よし気に入った今日は俺の奢りださぁ食べてくれ!」
「え!良いのかおっちゃん!ありがとう!」
「ああ良いともさ!それに嬢ちゃんだろ?昨日ギルドでドンガメを倒したのは?」
「ドンガメ?……ああ昨日の豚の事か?あれがドンガメとか言う奴ならそうだが?」
「ああそいつだ!あいつにはみんな迷惑していたのさ!冒険者ランクがCで力があるもんだから、ここいらの店でやりたい放題でな困っていたんだ!それが昨日見たことも無い格好の女の子に1発で倒されたって聞いたからなみんな噂をしていたのさ!」
「もうそんな噂が?」
「おい!ビグザ?やっぱりそのお嬢さんがドンガメを倒した子なのか?」
「ああそうだ!子がそうだ!」
「おお!ありがとうお嬢さん!これも食べてくれ俺からのサービスだ!」
「本当にありがとうよ!さぁこれもお食べ!」
何か出店の主人達が沢山のお礼と食べきれない程の食べ物を持ってきて、中には涙まで流してお礼を言うおばあちゃんまでいた!
「うわぁ凄いなこの量は流石に私でも食べきれないぞ?」
「あははは!悪かったな嬢ちゃん!でもなみんな嬉しいんだ!だから食べきれるだけ食べてくれよな」
主人達が居なくなりテーブルの上の料理の数に驚いていたらビグザがそんな事を言って来た。
「ああ分かってる私も出来るだけ食べるよ!」
「もう仕方ありませんね!僕が持ちますよ」
「え?どう言う事だテオ?食べきれない物を持っていても腐らすだけだぞ?」
「ええ普通ならそうですけど!こうすれば大丈夫何ですよ!」
テオがおもむろに食べ物の上に手をかざすと、一瞬でテーブルの上の料理が全て消えたのだ!
「うわぁ!え!消えた?何処に……」
「坊主アイテムボックス持ちなのか!そいつは凄いな!」
「おっちゃんアイテムボックスって何だ?」
「なんだ嬢ちゃん知らないのか?アイテムボックスってのはどこかに物を閉まって置けるんだよ?」
「何処かって何処だよ?」
「ん……それは何処かだよ!」
「僕が説明しますね、アイテムボックスとはスキルの1つで、これは生まれつき持ってる物ですがあまり居ません。極僅かですねそのアイテムボックスの中は亜空間に繋がってまして、その中に好きなだけ閉まっておけるのです。そしてその中は時間進みませんので食べ物が腐ったりしません。因みに生物とかは入れる事は出来ません。」
「う~ん猫型ロボットのポケットみたいな奴か?」
「まぁ簡単に言えばそうですね。」
「おおそれは凄いな!じゃあ何時でも美味しい食べ物が食べれるって事だな!」
そして私達は今後の予定を食後のお茶を飲みながら話し合うことになった、ビグザのおっちゃんは忙しそうに動いていた。
「それでテオこれから私達は何をすれば良いんだ?」
「そうですね先ずはミコ様の武器を買うために武器屋に行きましょう。防具の方はまだそのままで大丈夫ですので。」
「このセーラー服って普通のじゃ無いのか?」
「ええそのセーラー服はそれなりに防御力があります!それにある程度ならすぐに自己再生をしますので、暫くは大丈夫ですね!」
「なるほど!じゃあその分テオの服を選ぼう!」
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お読み下さりありがとうございます。
感想。誤字脱字などよろしくお願いします。
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