元最強スケバンOLとショタ神様見習い

裏おきな

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1章

第5話

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「ミコ様このクエストの紙を受付に渡して下さい」

「ああ分かった渡せば良いんだろ?」

「はい。それでクエストが受けられます」

私はテオに言われるがまま紙を受け付けに渡すと、さっきの受け付けの子が興奮気味で話かけて来た

「お姉様お怪我は無いのですか?」

「ああ大丈夫だ!心配をかけたなそれよりありがとうな君のおかげで最初の攻撃をかわす事が出来たよ!」

「そ、そんな事ありません!私はお姉様が危ないと思ってとっさに声が出ただけです!」

「そうか?それより君の名前を聞いてもいいか?」

「はい!私は獣人族の犬属で名前はペルシャと言います!」

「そうかペルシャか良い名前だ!私はそうだなミコと呼んでくれ。」

「はいミコお姉様!」

でも確か?ペルシャって猫の種類だったと思うが?犬で猫?まぁ良いかそんな事。ん?あれは!

「おい!ペルシャこの腕の傷はもしかして!」

「えーとですね……先程床が弾け飛んだ時に石の破片が飛んできて、腕で庇った時に少し傷がついただけですよ。こんなの大した事ありませんよ。舐めておけば直りますし後でヒールでもかけてもらいますから。あ!」

私はペルシャの腕を掴み傷口にキスするかのように舐めてあげた。

「ミコ…おねぇ~さま~!あぁ………あん!」

「これで大丈夫か?」

ばたん

私がペルシャの腕を舐めてから手を離すと、ペルシャが悶えながら倒れてしまった。うん良い肌触りだったやっぱり可愛い子の肌は良いな!

「ペルシャ!どうしたのあなた?」

奥にいたギルド職員がペルシャの倒れた音に気づきペルシャの所に来た。

「うう、エヘヘミコお姉様~エヘっエヘ……」

「何この子笑いながら気絶してるわよ?」

「う~んお子様には刺激が強すぎたか?」

「全く何をしてるのですか!ミコ様!」

テオがまたヤキモチをやいてるなでもその顔がまた可愛い

「なんだ?テオもして貰いたいのか?」

「ち、違います!それより早くクエストを受けて下さい!」

「ああ!そうだったな!…済まないがペルシャがこうなって仕舞ったので、あんたがクエストを受けさせてくれないか?」

「ええ申し訳ありません!うちのペルシャがご迷惑をおかけして、クエストですね?分かりました。ゴブリン討伐とホーンラビット討伐ですね……はいお待たせしました!お気をつけて下さいね!」

そして私達はやっとクエストを受けて町の外に出て昨日も倒したゴブリン?ホーンラビット?を倒して回っていた。


「テオ~お腹空いたぞ!ご飯食べよう!」

「そうですねじゃあここで食べましょう」

私がテオに言うとテオがアイテムボックスとか言う場所から食べ物を出した。この食べ物は市場の屋台でもらった残りだった。その食べ物は出来たばかりのように湯気が出て来ていた。

「湯気?なる程これが時間を止めてたと言う事か!」

「そうですよ時間を止めて保存出きるので、温かい物は温かいまま。冷たい物は冷たいまま何ですよだから心配しないで食べて平気ですよ。」

「ああいただきます!おおあったけぇ~それにおいしいな!」

「ホントにおいしいです!」

「そうだなまたおっちゃん達の所で食べよう!」

「そうですねあそこは良い人も多いし食べ物もおいしいですしね、僕もまた行きたいです。」

食事を終えるとこの後もまたゴブリンとホーンラビットを狩ることになった。本当はクエストの分は倒しているんだけど、このクエストはそれ以上を狩っても報酬とギルドポイントがもらえるらしい。テオの話だとそのギルドポイントを沢山集めるともっと上の冒険者のクラスになれるらしく、そうするともっと強いモンスターを倒すクエストを受ける事が出来るらしい!それに報酬も高いからお金を稼ぐのにも良いんだって。私としても強い相手と戦えてお金ももらえるなんていい仕事だ!プロの格闘家みたいだな!

「さぁもっともっと倒すぞ!」

「はい頑張りましょう!それとミコ様!この後はショートソードを使って倒しましょう。」

「何でだ?別に殴りか蹴りで倒せるし大丈夫だぞ?」

「ええ今は平気ですが!この先は武器を使った方がいいモンスターも居るので、今の内に馴れましょう!」

「まぁテオがそう言うなら分かったよ!でも私武器屋でも言ったけど武器の使い方は知らないぞ?全て自己流だからなそれでも良いのか?」

「ええ昨日木で狩っているの見てましたけど、全然大丈夫ですよそれに昨日と違い今日はちゃんとした剣ですので、更に戦いやすいと思いますよ!」

「へー」

私は軽く剣を振るとビュンビュンと風切る音がしていた。なるほどね!そう言えば良く時代劇で鞘に入れてる状態から切り出すやり方で、居合い斬りだっけ?確か少し腰を下ろして素早く剣を引き抜くように水平に斬る!

ビュン!

バサバサ! バサバサ! ゴン ドドン!

「あ!」

「え?」

私が居合い斬りの真似事をして素振りをしたら、5m位離れた場所にある幅50cm高さ3m位の木が水平に斬れてこちらに倒れてきた。

「うわぁヤバい!」

私はとっさに隣りに居るテオを脇に持ち上げ後方にジャンプして逃げた。

ドシン!

「ふ~危なかった!何が起きたんだ?」

「魔法?いいえミコ様はまだ魔法は使えない筈です!と言う事はもしかして?ミコ様の剣技というよりも、基礎能力の上昇の恩恵での技術ですね!」

「簡単に言えば私のパワーで真空が出来て切れたって事か?確か鎌鼬だったよな?」

「そうですね!それと同じ事です凄いですミコ様!」

「よしこれを練習しながらもう少し狩るか!」

その後私達は鎌鼬を練習しながら狩りを続けて、暗くなる前に町に戻って来てギルドに向かっていたら、目に前に1人の女が立ちふさがった!その女の姿は水着のビキニみたいな格好で身長は私と同じ位で胸は私より大きくて髪は背中半分色は白と黒のメッシュのようだ、そして頭の上に獣の耳が付いていた。

「だれだいあんた?私に何かようかい?私達急いで居るんだどいてもらおうか?」

「いいねその態度!あたいと同じ匂いがするよ!あんた戦いに飢えているだろ?もっと強い相手が欲しいってね?どうだい図星だろ?あたいもそうなんだよ!だからさあたいと勝負しないか?それにもしあたいに勝ったら金貨5枚やろう!負けたらこのあたいシルビー様の子分になりな」

「へー面白そうだな良いぞ!但しもし私が勝ったらシルビーとか言ったか?あんた私のペットになるなら受けてやるよ!」

「ペットだと!それがどう言う事か分かって言っているんだろうな?」

「ああ!もちろん!」

「分かった!こっちから申し込んだ勝負だその条件で受けてやるよ!」

「そうかい!それで今からここでやるのか?私は何時でも良いぞ!」

「いいや明日の朝ギルドの練習場でやろう!これは正規の決闘だからなギルドに仕切って貰うんだ。ルールは武器は無し殺しも無しもし相手を殺したら殺した方の負けだ、それにもし武器を使ったら反則負けと言う事でギルドカードに一生消えない卑怯者の文字がかかれる。そのカードの持ち主はクエスト報酬の3割減になるからなこれでルールは以上だ」

「なるほど分かった明日を楽しみにしてるよ!」

「あああたいも久々に本気で行ける相手で嬉しいぞ!」

私達はギルドに向かいクエストの報告して、そして明日の決闘をギルドに報告した。


「えー皆様!大変です!なんと明日シルビー様とミコ様の決闘が正式に決まりました!」

「おおお!」

「まじか!そいつは面白いな!」

「おい!今いくつだ!」

「7対3でミコ様7シルビー様3です!」

「おおすげー!シルビー相手に7なのかこいつは面白いな!」

「7対3?なんだいそれは?」

「ああ今回は正規の決闘だから賭けが出来るんだもしあんたが勝ったら7倍あたいが勝ったら3倍って事さ!それと買っても負けてもその掛け金の何割かは自分の物になるよ!」

「なるほどね!それにしても私が7って事は私のが負けると思われているって事だな?」

「ああそれは仕方無いよあたいは今まで負けた事無いからな!それにあたい対戦して7ってのは初めてな事だ!普通は9良くて8だからな!」

「へー負けた事無いのか!そいつは楽しみだ!」

そして私達は宿に戻り食事を済ませ部屋に戻って来ていた。

「ミコ様?本当に明日は大丈夫なのですか?あの後少し調べてみたら何でもあのシルビーて女性はギルドランクBらしいです。みんなからは白虎のシルビーて呼ばれてますね!」

「Bクラスか!そいつは楽しみだ!」



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お読み下さりありがとうございます。

感想。誤字脱字などよろしくお願いします。
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