ステルスウォーカー〈双剣の死神と呼ばれた男〉旧(仮)異世界転移に巻き込まれたので存在が薄いことを良い事に好き勝手してみました(笑)

裏おきな

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1章

第7話

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僕は先生とクラスメイトそれに王様に腕輪の事だけを話した、その代わり転移してきてからの事は話さないと言う約束で。もし話したらパンツの事や姫様の入浴に食事を拝借した事も言わなければならないからな……流石に殺されるかも!

「じゃあ何か!俺達は臼井に助けられたって事か?ちっ!」

「なるほどのぅあの時?お主もあの部屋に居たというわけか?そしてその後大臣の部屋について行き大臣の企みを知って、宝物庫にあったただの腕輪とすり替えたと言うわけなのだな?してお主はどうやって宝物庫に入ったのだ?あそこは兵士が常に居て鍵も掛かってる筈だが?」

「ああ!それは僕のスキルを使ってやったんだよ!でもどうやったかは教えない!」


「何だとー!言えよ臼井!」

「言う訳無いだろ?馬鹿じゃ無いのか?普通自分の能力を簡単に言うなんて、自分の弱点を言っているのと変わらないぞ?まぁお前達みたいな馬鹿が自慢しあってるのを見てて笑えたけどなププ♪」

「テメー臼井!」

「なんだいDQN君?」

「テメー俺の名前は君島 馨 (きみじまかおる)だ!」

「へー?そんな名前だったんだ?僕自分の興味の無い人は名前を覚えないからさ!で?何かな?かおるちゃん♪ププ♪」

「かおるちゃんって呼ぶなー!」

DQN事かおるちゃんが、腰に付けてたロングソードを抜き僕に斬りかかってきた!が、僕はステルスを使い剣劇をよけながら、足を引っ掛けて転ばし俯せに倒れてるかおるちゃんの背中に座り込み、ステルスを解除して自分の短剣をかおるちゃんの首元に当てた!

「何するんだよ?危ないだろ?」

「テメー!どきやがれ!」

「動くな?間違えて首でも斬ったら大変だよ?」

「ひっ!」

僕は冷めた目でかおるちゃんを見ながら声を出すと、かおるちゃんの首に一筋の赤い線が流れた!すると、かおるちゃんの股間の辺りからアンモニア臭と共に透明な水溜まりが出来た!


「うわっ!汚い!」

僕は直ぐに立ち上がりその場を離れた、そしてかおるちゃんをみると彼は白目を向いて気絶していた

「かおるちゃん大丈夫?ププ♪」

「臼井君!やりすぎよ!」

先生が僕に近づきながら叱ってきた!


「え?でも先に仕掛けて来たのはかおるちゃんですよね?それを僕はねじ伏せただけですよ?立派な正当防衛な筈ですよ?」

「それはそうだけど……」

「じゃあ何ですか?僕が斬られれば良かったとでも言うのですか?」

「それは駄目よ!……」

突然先生は大声を出すと、少し泣き顔を見せた!それを見た僕はやりすぎたと思い先生に謝ることにした!」

「ごめんなさい先生!ちょっと意地悪しすぎたよ」

「私の方こそごめんなさい!怒鳴ってしまって……臼井君が斬られたと思って気がついたら、俯せの肝島君に跨がりながら短剣を握ってたから、焦ってしまったのよ」


その後かおるちゃんはDQNの仲間に連れられて部屋に戻って行った。すると今度はイケメン君が近づいて来た。

「臼井君?君は僕達と一緒に魔王を倒すつもりは有るのかい?もしそうなら仲良くしようじゃないか!」

「ああ!その事があったか!忘れてた!あのな魔王何だけどこの世界には居ないぞ!」

「「「え?」」」

僕がそう言うとクラスメイトと先生が驚いた顔をしていた!

「ええ!臼井君?それは本当なの?」

「はいそうですよ!ですよね王様?」

「な、何を申す!魔王は居るそして魔王を倒せばお主達を元の世界に送り返す事が出来る!」

「嘘ですよね?だって大臣の部屋にこんな紙が有りましたよ?これによると王様達は異世界の僕達を転移させてから、隷属の腕輪をしてから他国との戦争の兵隊として使うつもりだって書いて有りますよ?」

僕は如何にも懐からだしたかのように、紙を出して書いてある事を皆に教えた。

「やっぱりそうだったのね!私も何だか怪しいとは思っていたのよ?魔王を倒してくれと言いながら、私達に与えた武器は見た目派手だけど性能は悪い物ばかりだったからね!」


「そ、それは本当なのですか?王様?」

イケメン君が動揺しながら王様に聞いていたが、王様は何も言わずそれが答えだとイケメン君も感じていた。そしてここで僕が言う事でクラスメイト達は絶望感に追いやられる。

「そしてこれも言っておこうか?」

「駄目よ臼井君!」

先生は僕が何を言おうとしてるのかを気づき止めにかかったけど、僕は止まらずに言い放つ!

「君達は元の世界地球の日本に帰れると思っているかも知れないけど、おそらく帰ることは出来ないと思う!だから君達はこれからどうするかを考えた方がいい!」

「そんな嘘ですよね?王様?ねぇ!」

イケメン君が王様にしがみつきながら聞くと、王様は目をそらしたするとイケメン君が

「嘘だー!そんな筈無い!絶対王様が帰してくれる!そうですよね!」

「スマン!小奴の言うとおり本当は帰す術は無いのだ!」

「嘘だ嘘だ………………」

イケメン君は両膝を床に付きブツブツと言っていた、そんな中1人の女子生徒が近づいて来たその女子生徒は、忘れもしない縞パン少女だった!

「あの?臼井君?さっきの話し方だと臼井君は既に何をしようか考えてるの?もし良ければ聞かせて欲しい!参考になるから……」

「縞……ああ良いけど?でも大したことじゃないよ?僕はとりあえず冒険者になってこの世界を見て回ろうと思っているよ!どうせ帰れないなら楽しく異世界ライフを楽しまなくちゃね!」

「そうなんだ……ありがとう参考になったよ……」

何だったんだろ?でも思わず縞パン少女と言いそうになってしまったよ…危ない危ない!さてそれじゃあそろそろ此処を出て行きますか?……あ!そうだったそうだった!しかもいいタイミング♪


「最後に王様?」

「なんだ?まだ何か有るのか?」

「いえただ一言だけ王様に忠告かな?……いくら何でもあんな年端もいかないメイドとの浮気は良くないと思いますよ?」

「な、何を言って、おるんだ、ききさまは」

「へ~それはどう言うことですか?あ・な・た?」

「げ!何故お前が此処に?」

「中々あなたが食事に来ないので迎えに来たんですけど、ちょうど面白い話が聞こえて来たのでねぇ!」

「ひぃ!いや!ちがうんだ!あれはそんなんじゃ!ひぃ!たすけてくれ!」

「それでは皆様ご機嫌よう!……さぁ!あなた行きますわよ!全て吐いて貰いますよ!フフ♪」

「嫌じゃ!儂はあの部屋には行きとうない!許して下さい女王様!……………」

「まったく臼井君妃様が来たタイミングでワザと話したでしょ?」

「え?何の事ですか?それより僕はもう行きますよ?それじゃあ先生お元気で!」

あの部屋って何だろ?まぁ自業自得だし僕達にしたことに比べれば大したことじゃないでしょ?そして僕はその場を後にして出口の扉に歩いていると、突然後ろから左腕を掴まれた!その捕まえて来た人はなんと先生だった。

「え?先生!どうしたんですか?」

「もうさっき言ったわよね!私は臼井君と一緒に旅をするって!」

「え?本気だったの?」

「そうよ!私は本気で臼井君と旅をします!それに他の生徒にも言って来たし!あなた方も好きにやりなさいって!それに妃様に言えば此処に置いてもらえるかもよってね♪それで私も臼井君と好きにやっていこうと決めたの!それに此処はもう日本じゃないから法律も関係無いしね♪」

「何を言ってるんですか?先生?」

「だからこう言う事!好きよ!」

すると先生は僕の前に来て顔を近づけて来て唇重ねて来た!

「んっんちゅちゅう」

「ぷはっ!」

僕は何が起きたか分からなかった!ただこの行為を見ていたクラスメイトは、キャーキャーと叫び声を上げる女子と、嘘だーと叫ぶ男子生徒の声が聞こえた様な気がしたが僕はあまりにも気持ちよさに意識は朦朧としていた!

「臼井君ううん!これからはシノブと呼ぶね!だから私の事もシズカと呼んでねせっかくの異世界ライフ何だからね♪ほら行くわよシノブ♪」

「はいシズカ先生!」

「ダメよシ・ズ・カよ敬語もいらないわ!ほらもう一度!」

「……シズカ…」

「よろしい♪じゃあ行きましょうか私達の異世界ライフを満喫しにね!」



僕達はそのまま腕を組ながら城を出て行った!……昨日出口を見つけておいて良かった!それにしてもまさか先生が僕の事を好きだなんてね?確かに匂いが好きとは言われたけどさ。でも正直嬉しいそんな事言われたの初めてだったしね、今まで皆僕に気がつかないのが当たり前だったからでもこれからは、先生いいや!シズカが僕の側に居てくれる。

「じゃあ先ずは冒険者登録だねシノブ?」

「そうだよ異世界物の定番だしね♪」

「じゃあそうと決まったら冒険者ギルドに行きましょう♪」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お読み下さりありがとうございます。

誤字脱字、感想を宜しくお願いします。


とりあえず今回で第1章を終わりとします!次回から冒険者編な感じにしたいと思ってます!それとそろそろタイトルの(仮)を外して正規のタイトルにしようと考えてます!皆様に参考になるものを募集したいと思います。何か無いですかね?自分はこのままでも良いかなとは思っているけど、もし良いのがあれば変えたいと思います。近況ボードに募集欄作ります!
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