流石に異世界でもこのチートはやばくない?

裏おきな

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第16話

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レン達は今洞窟の中で夕御飯の準備をしていた。この洞窟はラクスが手頃な岩場を見つけてレンが分解で作った場所である。そのレンはアマテラスを見ながら何を食べようか考え中なのだ


「さて……何を食べようかな?……それにしても、ポイントを見たらまさかの15万越えてるよ……確かにボス鰐コウで5万貰えたけど、雑魚鰐コウだけでも5万貰えるほど倒してたのか!」


レンはキングリザードマンと戦いながらも、他のリザードマンも倒していたので、鑑定している余裕がなかったから、その倒した中にはレベル25~30のリザードマンが、何匹か含まれていたのを知らなかった。


「よし今日はソース焼きそばを作ろう!まず材料だな……とその前にアマテラスで大きなフライパンを買っておかないとな」

レンはスマホを操作してアマテラスでフライパンと足りない材料を揃えた。

キャベツ、もやし、天かすと魚粉、今日は豚挽き肉を使おう、俺はソース焼きそばの時は豚挽き肉、塩焼そばの時は豚腹スライスを使うようにしてる。特に意味はないただ俺がその方が好きだからなだけ……あとは、ソースはおた○くソースとウ○ターソースを1対1で混ぜて白だしを用意して材料が揃ったから次は下準備だな……キャベツを切って、もやしはザルとボールを重ねたやつに水と一緒に入れておく、挽き肉には軽く塩胡椒をする、これで準備出来た。


「下準備も終わったから、作りますか!まずは収納からコンロと買っておいた大きめのフライパンを火にかけ油を適量、挽き肉入れて炒めキャベツと水切りしたもやしを、炒めた挽き肉の上に乗せて、焼そばの麺をほぐしながら乗せ天かす、魚粉をかけて、100cc程の白だしとソースを回し入れ蒸気が出ている間に、フライパンを振りながら混ぜ合わせる。………おっ、ソースの酸っぱい匂いが消えたなこれで出来上がり!」


レンは出来た焼きそばを大きな皿に乗せて、青海苔と紅ショウガをトッピングして満面な笑顔で焼きそばを見ていた。


「それでは、いただきます!ズルズル ズルズル美味しいねぇ!このソースの酸味が消えて 野菜の旨味とコクが出てるのが実にいい!ズルズル ズルズル ズルズル …………ふぅーご馳走でした!」



食べ終え片付けも済んだレンは、またアマテラスを見ていた、何を見ていたかと言うと、昨日買いそびれたベッドをみていたのだ。


「う~~~ん?どうしようかな?悩むな……よし!決めたこの天然の木の簀の子のベッドに羽毛ふとんのセットにしよう!あと着替えと下着だな!本当は風呂も欲しいけど、お湯の問題がな…仕方ない今日も濡れたタオルで諦めるか………」


体を拭いて着替えたレンは、買ったベッドの上に寝転がり、布団の心地良さを堪能していた。


「うおぉーすげーフカフカ!柔らか!軽い!俺が現実世界で使ってたやつより数十倍いいね!しかも簀の子のベッドで通気性もいいしね!最高だな」

『ご主人様お腹減ったよう!……へったー!』

「おお!悪い悪い!忘れてた!今日はラクスも頑張ってくれたから、魔力を消費してるんだよな、ありがとな、えいっと、こんなもんかな?」

『ご主人様お腹いっぱいまんぷくぅ~』

「そうかそうか少し早いけどもう寝るかな、ラクス明日も朝6:30に起こしてくれな……‥…‥‥…zzzz zzzz zzzzzzzzzz」


『あれ?ご主人様?……………寝ちゃった、そんなに寝心地いいのかな?…… ご主人様おやすみなさい。』



ご、……………さま……………ご……し


『仕方ないな今日は最初からマックスで起こすよ!』


ん?んんん!

「いや!お、おきたたたたたったたった!……………………」

『……あれ?…ご主人様おきた?』

「お、おは‥よ…う‥ラクス!」

『もう!ご主人様起きたなら起きたって早く言わないと!次は死ぬよ?』

「お、おう!悪い次はちゃんと起きるよ!うん!起きないとね!……」

次は本当に起きないと危ないな……


「とりあえず朝食は、簡単にパンでも買って食べるかな……で、食べ終えてからアマテラスで買い物して武器を作ろう」


『え?ご主人様?武器なら雷神があるよ?』

「いや雷神は確かに強くていい武器だ!……だが強すぎるんだ!これから町とかで何かあった時に、雷神を使ったら被害が大きくなってしまうし、昨日のボス鰐コウみたいに動きの早い奴とかだと当たらないから近接の武器を作るんだ!もう大体頭では出来てるから素材を買えば良いだけだよ」


レンはさっさと朝食を食べて、アマテラスで鋼鉄製六角と模造刀の白鞘太刀龍神を買った。


「素材はこれで良いな……それじゃあ分解からの無限鍛冶!」

素材が目の前で光って合成が行われた……光が消えて現れたのが、白鞘に収まった刀だった


「お、出来たな!なかなか良い出来じゃん!今回は鞘自体も重く、

硬くしてあるので、鞘のまま殴っても殺さないように殺傷能力が抑えてある!刀は強化してあるのでそう簡単には折れないはず……」


まぁ折れたらまた違うの作ればいい!


レンは武器を作り終わり荷物を収納してジークに向かった。



『ご主人様!この先に人の気配があるよ!それと、データに無いモンスターも居る!どうする?』



もうすぐジークだからな流石にファイヤーバードを見られるのは、不味いよな……仕方ない歩くか。

「ラクス此処から歩くから下ろしてくれ……よし!それとラクスは、ファイヤーバードを収納してからしばらく、俺のポケットの中に居てくれ、なるべく話すときは周りに聞こえないようにな」

『うん分かった収納!』

レンはラクスを胸ポケットにしまい、この先に人が居るであろう場所に向かったその時、森に響きわたる悲鳴


「きゃーーーーーーーーーー」


「な、なんだ?……とりあえず急ぐか!」


レンがたどり着いたその先に居たのは、金色と茶色の混じった髪の女性と2メートルを越す体の大きなオークがいた。

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