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「ディー、姉御おはよう♪」
先に起きてテーブルでお茶をしていたディーとカレンの前に、起きてきたシャクティーが挨拶をしてディーの向かいの椅子に座った。
「おはようシャクティー♪」
「ああおはよう。朝食はリィナが起きてからだな。既に出来てるから運ぶだけだ、とりあえずお茶でも飲んでな!」
シャクティーはカレンに渡されたお茶を飲み目が覚めていく感じだ。
「ふぁ~あ!ん~目が覚めるよ!それより!昨日の最後のディーは凄かったな?今までで一番の激しさだったな?何かあったのか?」
「それがなシャクティー…」
「うん♪えっとね凄いんだよシャクティー♪これ見て」
カレンは恥ずかしそうな感じに対して、ディーは興奮状態でそのままカレンの上着を捲り上げておっぱいをさらけ出
した。
「きゃ!ば、馬鹿ディー!ダメだって!」
「ディー?どうしたんだ?突然姉御の服捲って胸なんか出して?」
「ふふふ♪シャクティー見てて」
ディーはニコニコしながらカレンのおっぱいをもみし抱くと、乳首から白い液体が漏れてきた。
「あんディーダメだってまた濡れちゃうよ」
「ね♪凄いでしょ♪」
「あ、あ…それもしかかして?母乳か?」
「なんですって!母乳ですの!?まさかカレン!ディーの赤ちゃんが出来たんじゃ内ですわよね?そんなの許せませんわ!私もディーの赤ちゃんが欲しいですわ!」
突然寝室から起きてきた、リィナはカレンの乳首から流れ出る母乳を見て、興奮しながらカレンに迫ってきた。
「お、落ち着け!リィナ!これは違う!あ、違わないけど違う!良いから私の話を聞け!」
それからカレンは、リィナとシャクティーに母乳の事を話した。
「なる程昨日の最後の激しさは、この母乳の所為な訳ですわね?確かにこれは驚きますわね!」
「ああ!凄いな姉御!て、それより二人ともそろそろ終わりにしないか?」
シャクティーがそう言うのも当然、カレンが二人に説明をしている時に、ディーはカレンのおっぱいを弄り回しながら母乳を飲んでいた。
「あん……ディー気持ちいいの……あぅかんじゃ駄目よぅあんディーそんなにおっぱいが好きなのかしら?でもおっぱいを飲んでいるディーはかわいいわ」
「うん僕カレンさんのおっぱい大好きです。それにこのおっぱい飲むと元気になる感じなんだよねぇちゅー♪」
「あん駄目よ、そんな事言われたらもうおっぱいだけでイッテしまうわよぅ……イクッ」
カレンは気持ち良さにイッテしまい、そのままおっぱいを飲んでいるディーに抱きついた。
「あ~んディー可愛いわもう何でしょうこの気持ちは?ディーが愛おしくて仕方ない気持ちは?これが母性なのかしら」
「姉御?その話し方は猫を被っている時じゃないのか?」
「何を言ってるの?私は何時もの通りよ?何を言っているのかしら?シャクティーは?ねぇディーそうだわ私これからディーのママになりますね♪」
「ホントに?カレンさんが僕のママになってくれるの?」
「ええ♪本当よ♪これから私はディーのママになるわ」
「わーいママ大好き」
ディーとカレンは二人で抱きしめ合いイチャイチャしていた。
「か?カレン?何を言ってますの?本気ですか?」
「ええ!本気よ!ディーのお嫁さんも良いけど!何でしょうこの気持ちを知ってしまったら私はお嫁さんより、母親になりたいと思ってしまったのよ♪」
「駄目だよママ!ママは僕のお嫁さんで、ママになるんだよ」
「まぁママもお嫁さんでいいの?なんて可愛いのかしら私のディーはもう誰にも渡したくないわん~ちゅ」
「なあ?リィナ?姉御はどうしちまったんだい?」
「おそらく、アースさんを失った事をディーの体で忘れようとしてたけど、心の中ではずっと引きずっていたのを母乳が出る事になったお陰で、子供に対する母性愛が出てきたと思いますわ。多分?カレンはアースさんとの子供が欲しかった筈ですしね」
その後はディーとカレンがイチャイチャしながら朝食を食べ、それを向かい側で見ながらシャクティーとリィナは朝
食を食べてるが、二人は全く朝食の味が分からずイライラして食べていた。
「はいあ~んおいしいかしら?ディー?」
「うん♪美味しいよママの料理は何食べても美味しいよ。世界一だねじゃあ今度は僕がママに食べさせて
あげるね♪」
「まぁまぁ♪うれいしわ♪あ~んパク」
「だぁ!姉御いい加減にしろ!オレもディーとイチャイチャしたいぞ!」
「そうですわ!私もディーとあ~んしたいですわ!」
「アハハハ♪ごめんね二人とも♪何だかこの状況が楽しくてね♪ん、じゃあママこれで最後ねあ~ん♪」
「あ~んディーに食べさせて貰うと更に美味しいわ♪」
あれから三日が過ぎディー達が村に来てから約一週間がたった日の昼食の後に、シャクティーはカレンと話していた。今の時間ディーはリィナと魔法の勉強をしている。
「姉御あれから一週間流石に奴らも来ないみたいだね?オレ達の思い過ごしあだったのかな?」
「そうねぇ~…私達の思い過ごしなら、良いわねぇ?」
あれからカレンは淑女のような話し方をしていた。ディーはどちらでも良いって言ったけど、カレンはこちらにしたようだ。
と、その時。突然村の鐘の音と大きな声が聞こえて来た。
カン カン カン
「ゴブリンが出たぞ!早く避難をしろ!」
「姉御!」
「来たわね!」
シャクティーとカレンはお互いに頷き合い、武器を取り準備をしていたら後ろから声をかけられた。
「ママ!シャクティー!ゴブリンが攻めて来たの?」
「ええ!そうみたいね!じゃあ手はず通りに行きましょう!シャクティー!リィナお願いね!」
「分かりましたわ!」
「ああ!行ってくるぜ!」
「待って二人とも!」
シャクティーとリィナが出て行こうとしたら。ディーに呼び止められて振り向くと、ディーが近付いて来て二人にキスをきた。
「ちゅ」
「ちゅ」
「二人共々絶対に無理はしないでね!約束だよ!」
「ああ!大丈夫だ!絶対に無理はしない!ディーを悲しませる事はしないぞ!だから無事帰って来たら沢山愛してくれよ!ちゅ」
シャクティーはディーに返す言葉とお返しのキスをした。
「そうですわね!私達は無事に帰りますわ!だからディーあなたも無理はしないでね?ちゅ」
リィナはディーの心配をしてからキスをしてから、シャクティーと顔を合わせて頷き外に出て行った。
「ママ?二人は大丈夫だよね?」
「ええ!大丈夫よ!二人共ディーのお陰で強くなったんだから!ディーは信じていれば良いのよ!」
「うん!そうだね!じゃあ僕達も行こうか!」
「そうね!でもちょっと待って!」
出て行こうとしたディーを今度はカレンが止めて、ディーに抱きつきそのままキスをした
「んちゅ」
「ぷは♪ママ頑張ろうね♪」
「ええ♪」
ディーとカレンは部屋を出て村の中央広場に向かい走って行った。
「お待たせしました!これで全員ですか?」
ディーは広場に集まっている村人達に声をかけて確認をしていた。
「ああこれで全員じゃ!」
腰の曲がった白髪のお爺さんがディーに答えた。この老人はこの村の村長で1ある。
「村長さんじゃあここに結界を張りますので安心して下さい!」
「本当に大丈夫じゃろか?」
「ええ!それは大丈夫よ!私も確認しましたわ」
村長が心配そうに聞いてきて、それに答えたカレンの言葉で村長は信じていた。
「カレンさんが言うんじゃ大丈夫じゃな!」
ディーは広場の村人達を守る為に、結界の魔法使う。この魔法はまたまた何となく思いつきで出来た物で、リィナは驚きディーに教えて貰いながら頑張っんたが未だに出来ずに悔しがっているのは置いといて、ディーは結界を張った
「結界!」
すると広場に居る村人達の周りに薄く光る半球型のドームの様な結界が現れた。
「おお!凄い!坊主やるな!」
「これで大丈夫です!それとシャクティー達はどっちに行きましたか?」
「ああ!あの子等は西から来るゴブリン達をたおしに行ったよ!」
「じゃあママ!僕達は念の為に、東の入口に行こう!」
「そうね!じゃあ行きましょう!」
ディーとカレンは結界を張ると、東の入口に向かった。この村は元々村の周りを木の柵で囲っていただけだったが、それをディーが土属性の魔法で2m位の高さ厚さ50cm位の塀を作り出して、囲ってしまったのだ。この村の入口は、シャクティー達が向かった西の入口ディー達が森から入って来た入口と、反対側の東の入口がある。
「着いたわ今の所は異常は無いみたいだけど…どう思いますディー?」
「うん!今はしっかり門が閉まってるから大丈夫だけど!警戒はしてた方が良いと思うよ!」
「そうね!そうしましょう!」
◇◇◇◇◇◇◇◇
「シャクティー!あれを見て!」
シャクティーはリィナに言われ周りに居る、100匹近いゴブリンの奥に居る普通のゴブリンより大きなゴブリンを見つけた。
「あれは!ホブゴブリン!やっぱり上位種が居やがったか!でもホブゴブリンで良かったぜ!」
「ええ!ですがそのホブゴブリンも数匹居ますわね!」
そうゴブリン約100に対してホブゴブリンが10匹。ゴブリン10でホブゴブリン1匹の強さと言われてる。
「ああ10匹は居るなゴブリン100匹分だ!全部で約200!上等じゃないか!」
でもおかしいわね?この前あんだけ倒したのに、まだこれだけのゴブリンが居るだなんて?近くに相当大きなゴブリンの巣でもあるのかしら?
「シャクティー!気をつけて下さいませ!何だか嫌な予感がしますわ!」
リィナの忠告にシャクティーは、頷きゴブリン達に視線を向け注意深く見ていた。すると様子を見ていたゴブリン達は一斉に二人の所に走り出して来た。
「来たぞ!リィナ!」
「ええ!じゃあ私から行きますわ!ディーに教えてもらった魔法を喰らいなさい!ストーンガトリング!」
リィナが魔法を唱えると目の前に数十個の石のツブテが現れて、向かって来るゴブリン達に勢いよく飛んで行った。この魔法はディーが火の魔法でリィナを助けるときに使った物を、土属性でも出来たのでディーがリィナに教えたのだった。
「グギャギャ!ギャ!ギャ!」
ゴブリン達は体に無数の穴を空けバタバタと倒れた。
「凄いわ!流石ディーの魔法ですわ!」
「ああ!凄いな!じゃあ次はオレの番だな!オレもディーに教えて貰った技だ!ハー!ファイヤースラッシュ!」
シャクティーが剣に火の魔法を纏い、そのまま横一線に振り抜いた。すると剣から火の斬撃が飛び出してゴブリン達の体を切り裂いていた。
「シャクティーが放出系を使うだなんて、驚きですわ!」
「そうだろ!オレも出来た時は驚いたよ!何度も練習しても出来なかった放出系なのに!ディーに教えて貰ったら出来たんだよ!」
「全く二人してディーを特訓するはずが、反対に教えて貰うなんて駄目ですわね!だから無事帰ったら!もっとディーに教えて貰わないとイケナイですわ♪」
「ああ!そうだな!無事に帰ろう!」
二人は残りのゴブリン達とホブゴブリンを倒しに行った。
先に起きてテーブルでお茶をしていたディーとカレンの前に、起きてきたシャクティーが挨拶をしてディーの向かいの椅子に座った。
「おはようシャクティー♪」
「ああおはよう。朝食はリィナが起きてからだな。既に出来てるから運ぶだけだ、とりあえずお茶でも飲んでな!」
シャクティーはカレンに渡されたお茶を飲み目が覚めていく感じだ。
「ふぁ~あ!ん~目が覚めるよ!それより!昨日の最後のディーは凄かったな?今までで一番の激しさだったな?何かあったのか?」
「それがなシャクティー…」
「うん♪えっとね凄いんだよシャクティー♪これ見て」
カレンは恥ずかしそうな感じに対して、ディーは興奮状態でそのままカレンの上着を捲り上げておっぱいをさらけ出
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「きゃ!ば、馬鹿ディー!ダメだって!」
「ディー?どうしたんだ?突然姉御の服捲って胸なんか出して?」
「ふふふ♪シャクティー見てて」
ディーはニコニコしながらカレンのおっぱいをもみし抱くと、乳首から白い液体が漏れてきた。
「あんディーダメだってまた濡れちゃうよ」
「ね♪凄いでしょ♪」
「あ、あ…それもしかかして?母乳か?」
「なんですって!母乳ですの!?まさかカレン!ディーの赤ちゃんが出来たんじゃ内ですわよね?そんなの許せませんわ!私もディーの赤ちゃんが欲しいですわ!」
突然寝室から起きてきた、リィナはカレンの乳首から流れ出る母乳を見て、興奮しながらカレンに迫ってきた。
「お、落ち着け!リィナ!これは違う!あ、違わないけど違う!良いから私の話を聞け!」
それからカレンは、リィナとシャクティーに母乳の事を話した。
「なる程昨日の最後の激しさは、この母乳の所為な訳ですわね?確かにこれは驚きますわね!」
「ああ!凄いな姉御!て、それより二人ともそろそろ終わりにしないか?」
シャクティーがそう言うのも当然、カレンが二人に説明をしている時に、ディーはカレンのおっぱいを弄り回しながら母乳を飲んでいた。
「あん……ディー気持ちいいの……あぅかんじゃ駄目よぅあんディーそんなにおっぱいが好きなのかしら?でもおっぱいを飲んでいるディーはかわいいわ」
「うん僕カレンさんのおっぱい大好きです。それにこのおっぱい飲むと元気になる感じなんだよねぇちゅー♪」
「あん駄目よ、そんな事言われたらもうおっぱいだけでイッテしまうわよぅ……イクッ」
カレンは気持ち良さにイッテしまい、そのままおっぱいを飲んでいるディーに抱きついた。
「あ~んディー可愛いわもう何でしょうこの気持ちは?ディーが愛おしくて仕方ない気持ちは?これが母性なのかしら」
「姉御?その話し方は猫を被っている時じゃないのか?」
「何を言ってるの?私は何時もの通りよ?何を言っているのかしら?シャクティーは?ねぇディーそうだわ私これからディーのママになりますね♪」
「ホントに?カレンさんが僕のママになってくれるの?」
「ええ♪本当よ♪これから私はディーのママになるわ」
「わーいママ大好き」
ディーとカレンは二人で抱きしめ合いイチャイチャしていた。
「か?カレン?何を言ってますの?本気ですか?」
「ええ!本気よ!ディーのお嫁さんも良いけど!何でしょうこの気持ちを知ってしまったら私はお嫁さんより、母親になりたいと思ってしまったのよ♪」
「駄目だよママ!ママは僕のお嫁さんで、ママになるんだよ」
「まぁママもお嫁さんでいいの?なんて可愛いのかしら私のディーはもう誰にも渡したくないわん~ちゅ」
「なあ?リィナ?姉御はどうしちまったんだい?」
「おそらく、アースさんを失った事をディーの体で忘れようとしてたけど、心の中ではずっと引きずっていたのを母乳が出る事になったお陰で、子供に対する母性愛が出てきたと思いますわ。多分?カレンはアースさんとの子供が欲しかった筈ですしね」
その後はディーとカレンがイチャイチャしながら朝食を食べ、それを向かい側で見ながらシャクティーとリィナは朝
食を食べてるが、二人は全く朝食の味が分からずイライラして食べていた。
「はいあ~んおいしいかしら?ディー?」
「うん♪美味しいよママの料理は何食べても美味しいよ。世界一だねじゃあ今度は僕がママに食べさせて
あげるね♪」
「まぁまぁ♪うれいしわ♪あ~んパク」
「だぁ!姉御いい加減にしろ!オレもディーとイチャイチャしたいぞ!」
「そうですわ!私もディーとあ~んしたいですわ!」
「アハハハ♪ごめんね二人とも♪何だかこの状況が楽しくてね♪ん、じゃあママこれで最後ねあ~ん♪」
「あ~んディーに食べさせて貰うと更に美味しいわ♪」
あれから三日が過ぎディー達が村に来てから約一週間がたった日の昼食の後に、シャクティーはカレンと話していた。今の時間ディーはリィナと魔法の勉強をしている。
「姉御あれから一週間流石に奴らも来ないみたいだね?オレ達の思い過ごしあだったのかな?」
「そうねぇ~…私達の思い過ごしなら、良いわねぇ?」
あれからカレンは淑女のような話し方をしていた。ディーはどちらでも良いって言ったけど、カレンはこちらにしたようだ。
と、その時。突然村の鐘の音と大きな声が聞こえて来た。
カン カン カン
「ゴブリンが出たぞ!早く避難をしろ!」
「姉御!」
「来たわね!」
シャクティーとカレンはお互いに頷き合い、武器を取り準備をしていたら後ろから声をかけられた。
「ママ!シャクティー!ゴブリンが攻めて来たの?」
「ええ!そうみたいね!じゃあ手はず通りに行きましょう!シャクティー!リィナお願いね!」
「分かりましたわ!」
「ああ!行ってくるぜ!」
「待って二人とも!」
シャクティーとリィナが出て行こうとしたら。ディーに呼び止められて振り向くと、ディーが近付いて来て二人にキスをきた。
「ちゅ」
「ちゅ」
「二人共々絶対に無理はしないでね!約束だよ!」
「ああ!大丈夫だ!絶対に無理はしない!ディーを悲しませる事はしないぞ!だから無事帰って来たら沢山愛してくれよ!ちゅ」
シャクティーはディーに返す言葉とお返しのキスをした。
「そうですわね!私達は無事に帰りますわ!だからディーあなたも無理はしないでね?ちゅ」
リィナはディーの心配をしてからキスをしてから、シャクティーと顔を合わせて頷き外に出て行った。
「ママ?二人は大丈夫だよね?」
「ええ!大丈夫よ!二人共ディーのお陰で強くなったんだから!ディーは信じていれば良いのよ!」
「うん!そうだね!じゃあ僕達も行こうか!」
「そうね!でもちょっと待って!」
出て行こうとしたディーを今度はカレンが止めて、ディーに抱きつきそのままキスをした
「んちゅ」
「ぷは♪ママ頑張ろうね♪」
「ええ♪」
ディーとカレンは部屋を出て村の中央広場に向かい走って行った。
「お待たせしました!これで全員ですか?」
ディーは広場に集まっている村人達に声をかけて確認をしていた。
「ああこれで全員じゃ!」
腰の曲がった白髪のお爺さんがディーに答えた。この老人はこの村の村長で1ある。
「村長さんじゃあここに結界を張りますので安心して下さい!」
「本当に大丈夫じゃろか?」
「ええ!それは大丈夫よ!私も確認しましたわ」
村長が心配そうに聞いてきて、それに答えたカレンの言葉で村長は信じていた。
「カレンさんが言うんじゃ大丈夫じゃな!」
ディーは広場の村人達を守る為に、結界の魔法使う。この魔法はまたまた何となく思いつきで出来た物で、リィナは驚きディーに教えて貰いながら頑張っんたが未だに出来ずに悔しがっているのは置いといて、ディーは結界を張った
「結界!」
すると広場に居る村人達の周りに薄く光る半球型のドームの様な結界が現れた。
「おお!凄い!坊主やるな!」
「これで大丈夫です!それとシャクティー達はどっちに行きましたか?」
「ああ!あの子等は西から来るゴブリン達をたおしに行ったよ!」
「じゃあママ!僕達は念の為に、東の入口に行こう!」
「そうね!じゃあ行きましょう!」
ディーとカレンは結界を張ると、東の入口に向かった。この村は元々村の周りを木の柵で囲っていただけだったが、それをディーが土属性の魔法で2m位の高さ厚さ50cm位の塀を作り出して、囲ってしまったのだ。この村の入口は、シャクティー達が向かった西の入口ディー達が森から入って来た入口と、反対側の東の入口がある。
「着いたわ今の所は異常は無いみたいだけど…どう思いますディー?」
「うん!今はしっかり門が閉まってるから大丈夫だけど!警戒はしてた方が良いと思うよ!」
「そうね!そうしましょう!」
◇◇◇◇◇◇◇◇
「シャクティー!あれを見て!」
シャクティーはリィナに言われ周りに居る、100匹近いゴブリンの奥に居る普通のゴブリンより大きなゴブリンを見つけた。
「あれは!ホブゴブリン!やっぱり上位種が居やがったか!でもホブゴブリンで良かったぜ!」
「ええ!ですがそのホブゴブリンも数匹居ますわね!」
そうゴブリン約100に対してホブゴブリンが10匹。ゴブリン10でホブゴブリン1匹の強さと言われてる。
「ああ10匹は居るなゴブリン100匹分だ!全部で約200!上等じゃないか!」
でもおかしいわね?この前あんだけ倒したのに、まだこれだけのゴブリンが居るだなんて?近くに相当大きなゴブリンの巣でもあるのかしら?
「シャクティー!気をつけて下さいませ!何だか嫌な予感がしますわ!」
リィナの忠告にシャクティーは、頷きゴブリン達に視線を向け注意深く見ていた。すると様子を見ていたゴブリン達は一斉に二人の所に走り出して来た。
「来たぞ!リィナ!」
「ええ!じゃあ私から行きますわ!ディーに教えてもらった魔法を喰らいなさい!ストーンガトリング!」
リィナが魔法を唱えると目の前に数十個の石のツブテが現れて、向かって来るゴブリン達に勢いよく飛んで行った。この魔法はディーが火の魔法でリィナを助けるときに使った物を、土属性でも出来たのでディーがリィナに教えたのだった。
「グギャギャ!ギャ!ギャ!」
ゴブリン達は体に無数の穴を空けバタバタと倒れた。
「凄いわ!流石ディーの魔法ですわ!」
「ああ!凄いな!じゃあ次はオレの番だな!オレもディーに教えて貰った技だ!ハー!ファイヤースラッシュ!」
シャクティーが剣に火の魔法を纏い、そのまま横一線に振り抜いた。すると剣から火の斬撃が飛び出してゴブリン達の体を切り裂いていた。
「シャクティーが放出系を使うだなんて、驚きですわ!」
「そうだろ!オレも出来た時は驚いたよ!何度も練習しても出来なかった放出系なのに!ディーに教えて貰ったら出来たんだよ!」
「全く二人してディーを特訓するはずが、反対に教えて貰うなんて駄目ですわね!だから無事帰ったら!もっとディーに教えて貰わないとイケナイですわ♪」
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