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本編
がたんごとん
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闇を疾駆する鉄の塊。
地下に張り巡らされたトンネルを、地下鉄は走る。
清羅は窓の外に目をこらすが、そこは墨を流したように暗く、何も見えない。
「……外、何も見えないんだね」
「地下鉄ですから」
平日の夜の車内は、比較的空いている。
けれど、席が埋まっている程度には混んでいて、清羅と隆嗣はドアの前に立っていた。
清羅はドアを背中にして、隆嗣はスタンションポールを持って、清羅に向かい合っている。
ドアと隆嗣に挟まれた清羅は、重く怠い腰のあたりを、もう片方の隆嗣の手で支えられていた。
頬の熱さが去らない。
車両は、乗客と自身を合わせた重さを感じさせない軽やかな駆動音とともに、闇を悠々と走り続ける。
清羅は、煌々と照る車内で、その速さを遠くに感じていた。
速すぎて、まるで、時間が止まっているみたいだ。
ぶる、と清羅が肩を震わせると、隆嗣がジャケットを脱いで、清羅に着せかける。
指がすっかり隠れた袖を持ち上げると、隆嗣と目が合った。
「……ぶ、ぶかぶかだし……」
「ええ、でも着ていて下さい」
清羅もミニドレスに合わせたショールを羽織っていたが、そちらは隆嗣が器用に清羅の首元に巻く。指先が顎をかすめた。
「……っぁ……」
思わず甘い吐息が漏れると、隆嗣が僅かに目を大きくしてから、責めるように眇めた。
それから、彼女をロングシートとドアが作る角に押しやるようにして、立ち位置をずらした。
清羅からは、車内が見えなくなってしまう。見えるのは、隆嗣だけ。
胸の鼓動さえ聞こえてしまいそうな距離で、隆嗣の手が清羅の脇に下ろしていた手を握る。
「んっ……」
びりっと電流が走ったようで、清羅は息を詰める。
隆嗣はため息をついて、ゆっくりと頭を下げた。清羅の髪に、頬ずりするように。
「……僕は、清羅が思うよりも、もっと最低な男なんです」
「隆嗣」
「同じようになんて、君にはできません」
誰と、とは聞かなくてもわかった。
「誰でも同じでした……君でなければ」
隆嗣はひどいことを言っている。牡丹に対して、牡丹みたいに隆嗣に恋をしたであろう女の子達に対して。
ひどいのに、こんなにも嬉しいと思ってしまうのは、なぜだろう。
「……僕は、怖かった。君が大人になって、僕を捨ててどこかに行ってしまう日が来るんじゃないかと」
「そんな……こと、あるわけ、ないし」
隆嗣に去られることを恐れていたのは清羅だ。かつて、清羅が頻繁に喘息の発作を起こしていた頃、隆嗣が部屋を出て行くのを見送る度に、もう二度とこのドアが開かなかったらどうしようと、清羅は思っていた。
それは今でも変わらない。隆嗣がいなくなってしまわないのを確かめるために、清羅は彼を呼ぶ。隆嗣、何とかして、清羅を。清羅が、どんな無理を言っても、清羅からいなくならないで。
「そうですか? ひとの繋がりなんて、壊れる時はあっさり壊れてしまうでしょう」
悲しみも未練も、隆嗣の声には混じっていない。
清羅は隆嗣の父母を思い浮かべる。清羅には優しかったおじさん、おばさん。清羅はいいのよ、知らなくて、と言った清羅のパパとママ。
手を繋いで、少年時代を見送った隆嗣。
誰もが、清羅には親切で機嫌のよい顔を見せようとするから、彼女はいつも蚊帳の外に置かれてしまう。
だから、清羅は待つことしか出来なくなってしまう。
「知らなかったでしょう? 僕が、清羅をどんな目で見ていたか。長い間ずっと、無防備な君を、どうにかしてしまいたいと思っていたことも」
握った手が熱い。
滑るように走る電車は、時を駆ける。過去へ未来へと、清羅の意識はブランコのようにあちらこちら揺らされて、いるべき場所を見失う。
隆嗣以外の場所を。
「……本当に、君はかわいくて……僕の手の中に、いつまでも閉じ込めていられたらいいのに」
電車は次第に速度を落として、唸りは低くなる。電車は止まり、沸いたやかんみたいな音を立ててドアを開ける。冷たい空気が足元にさあっと流れ込んだ。
降りる客よりも、乗ってくる客の方が多かった。シートは埋まったままで、立ち乗り客の何人かは、隆嗣と清羅を胡乱げに見遣る。
彼らには、夜を一緒に過ごして、別れを惜しむ恋人同士が、車内で囁き合っているように見えたかも知れない。一瞥だけを投げて、距離を置いて吊革を探す。
清羅はもう、隆嗣に抱きしめられていた。ドアに肘を置いて、隆嗣は無機質な金属と自分の間に、清羅を囲い込む。指と指を絡ませるように握られた手。
「た、隆嗣、ち、近い……」
痛むほど強く握られた手が解ける。
「……好きです、清羅」
どんな名指揮者のシンフォニーだって、こんなに清羅の心を揺さぶることはない。
清羅は桜色の唇を開いて、言葉を失う。告白は唐突で、その分、清羅の胸に真っ直ぐに、豊かに響き渡った。
隆嗣はキャラメル色の瞳を甘く揺らめかせた。果てしなく深みを増した深い赤と黄色の混じった色。
「……ああ、言ってしまった」
子供みたいに彼は素直に悔しがる。屈託なく、鼻に皺を寄せて笑う。
「もう僕の負けです。……僕が、君に勝てたことは、一度もない」
隆嗣は自分が着せたジャケットの襟を、必要もないのにあわせ直した。
闇を滑る電車は光よりも速く、時が止まる。
「……せんせーは……?」
「言ったでしょう? 君でなければ、誰でも同じだって」
「……ほんと、ひどいね、隆嗣って……」
隆嗣は苦笑した。泣きはらして、腫れぼったくなった清羅の瞼を小鳥のように啄む。
親密すぎる行為に、清羅の心臓は何度目かの断末魔をあげる。
「男なんて、身勝手で、子供で、どうしようもないんですよ。だから、もう僕に隙を見せないようにして下さい」
「すき……?」
「もう、逃がしてあげられないし、逃がすつもりもありません」
隆嗣は、憧れの王子様でも、有能な副会長でも、気の置けない幼馴染みでもない、男の顔で、清羅の唇を親指で擦った。
電車がひとつ、大きく揺れた。
雲の上を歩いているような心地で、やっと家に帰り、清羅はベッドに倒れ込む。
幼い頃、隆嗣も女の子のように可愛らしかった。さくらんぼのようにくっついて過ごした幼い日々。
――好きです、清羅。
清羅のどこを好きになったのだろう。
彼のお荷物になってばかりだったはずだ。彼がいないと何も出来ないんでしょ、なんて詰られると、清羅は言い返せない。
――清羅は、僕のことを――。
隆嗣は最後まで聞かなかった。
――あたしは、隆嗣のことを……?
子供のままの好きではいられない。
隆嗣が仄めかしたもの、清羅を濡らし溶かすものを、彼は清羅に与えたいと思っている。
清羅を奪ってしまいたいと思っている。
「……隆嗣のくせに……」
だらしなく眠ってしまおう。化粧もドレスもそのままで。
でもそんなのは、子供でなくったって大人もやるわけで、大人と子供の境目というのは、子供が思うほど明らかなものではないのだった。
翌日、隆嗣と清羅は、また、別々に登校した。
けれど、それを悲しんでいる清羅ではない。
登校したなり、一目散に職員室に向かう。
そこで、今日で実習が最後の牡丹の姿を見つけると、眦を裂いて呼びかけた。
牡丹もびっくりして飛び上がるほどの大きな声で。
「せっ、せんせー! 話があるので、生徒会室まで来て下さいっ!」
周りにいた教員は、すわ一大事、喧嘩かとどよめくが、清羅が生徒会長に就任したのを思い出して、三々五々自分の仕事に戻っていく。
「……おはよう、黒木さん」
牡丹は鼻息荒い清羅に苦笑する。それを見て、やっぱり隆嗣と似ている、と清羅は思う。後ろめたさがあるのは、隆嗣の言葉のせいだ。本当にひどい男。どうでもいい相手には、簡単に優しくして、簡単に冷たくする。清羅には見せない彼の顔、おそらく一生見せることのない、彼の一面。
――でも、あたしは隆嗣が……。
「せんせー、教えて欲しいことがあるんです」
牡丹は清羅の態度に何かを感じ取ったようで、神妙に頷いた。
地下に張り巡らされたトンネルを、地下鉄は走る。
清羅は窓の外に目をこらすが、そこは墨を流したように暗く、何も見えない。
「……外、何も見えないんだね」
「地下鉄ですから」
平日の夜の車内は、比較的空いている。
けれど、席が埋まっている程度には混んでいて、清羅と隆嗣はドアの前に立っていた。
清羅はドアを背中にして、隆嗣はスタンションポールを持って、清羅に向かい合っている。
ドアと隆嗣に挟まれた清羅は、重く怠い腰のあたりを、もう片方の隆嗣の手で支えられていた。
頬の熱さが去らない。
車両は、乗客と自身を合わせた重さを感じさせない軽やかな駆動音とともに、闇を悠々と走り続ける。
清羅は、煌々と照る車内で、その速さを遠くに感じていた。
速すぎて、まるで、時間が止まっているみたいだ。
ぶる、と清羅が肩を震わせると、隆嗣がジャケットを脱いで、清羅に着せかける。
指がすっかり隠れた袖を持ち上げると、隆嗣と目が合った。
「……ぶ、ぶかぶかだし……」
「ええ、でも着ていて下さい」
清羅もミニドレスに合わせたショールを羽織っていたが、そちらは隆嗣が器用に清羅の首元に巻く。指先が顎をかすめた。
「……っぁ……」
思わず甘い吐息が漏れると、隆嗣が僅かに目を大きくしてから、責めるように眇めた。
それから、彼女をロングシートとドアが作る角に押しやるようにして、立ち位置をずらした。
清羅からは、車内が見えなくなってしまう。見えるのは、隆嗣だけ。
胸の鼓動さえ聞こえてしまいそうな距離で、隆嗣の手が清羅の脇に下ろしていた手を握る。
「んっ……」
びりっと電流が走ったようで、清羅は息を詰める。
隆嗣はため息をついて、ゆっくりと頭を下げた。清羅の髪に、頬ずりするように。
「……僕は、清羅が思うよりも、もっと最低な男なんです」
「隆嗣」
「同じようになんて、君にはできません」
誰と、とは聞かなくてもわかった。
「誰でも同じでした……君でなければ」
隆嗣はひどいことを言っている。牡丹に対して、牡丹みたいに隆嗣に恋をしたであろう女の子達に対して。
ひどいのに、こんなにも嬉しいと思ってしまうのは、なぜだろう。
「……僕は、怖かった。君が大人になって、僕を捨ててどこかに行ってしまう日が来るんじゃないかと」
「そんな……こと、あるわけ、ないし」
隆嗣に去られることを恐れていたのは清羅だ。かつて、清羅が頻繁に喘息の発作を起こしていた頃、隆嗣が部屋を出て行くのを見送る度に、もう二度とこのドアが開かなかったらどうしようと、清羅は思っていた。
それは今でも変わらない。隆嗣がいなくなってしまわないのを確かめるために、清羅は彼を呼ぶ。隆嗣、何とかして、清羅を。清羅が、どんな無理を言っても、清羅からいなくならないで。
「そうですか? ひとの繋がりなんて、壊れる時はあっさり壊れてしまうでしょう」
悲しみも未練も、隆嗣の声には混じっていない。
清羅は隆嗣の父母を思い浮かべる。清羅には優しかったおじさん、おばさん。清羅はいいのよ、知らなくて、と言った清羅のパパとママ。
手を繋いで、少年時代を見送った隆嗣。
誰もが、清羅には親切で機嫌のよい顔を見せようとするから、彼女はいつも蚊帳の外に置かれてしまう。
だから、清羅は待つことしか出来なくなってしまう。
「知らなかったでしょう? 僕が、清羅をどんな目で見ていたか。長い間ずっと、無防備な君を、どうにかしてしまいたいと思っていたことも」
握った手が熱い。
滑るように走る電車は、時を駆ける。過去へ未来へと、清羅の意識はブランコのようにあちらこちら揺らされて、いるべき場所を見失う。
隆嗣以外の場所を。
「……本当に、君はかわいくて……僕の手の中に、いつまでも閉じ込めていられたらいいのに」
電車は次第に速度を落として、唸りは低くなる。電車は止まり、沸いたやかんみたいな音を立ててドアを開ける。冷たい空気が足元にさあっと流れ込んだ。
降りる客よりも、乗ってくる客の方が多かった。シートは埋まったままで、立ち乗り客の何人かは、隆嗣と清羅を胡乱げに見遣る。
彼らには、夜を一緒に過ごして、別れを惜しむ恋人同士が、車内で囁き合っているように見えたかも知れない。一瞥だけを投げて、距離を置いて吊革を探す。
清羅はもう、隆嗣に抱きしめられていた。ドアに肘を置いて、隆嗣は無機質な金属と自分の間に、清羅を囲い込む。指と指を絡ませるように握られた手。
「た、隆嗣、ち、近い……」
痛むほど強く握られた手が解ける。
「……好きです、清羅」
どんな名指揮者のシンフォニーだって、こんなに清羅の心を揺さぶることはない。
清羅は桜色の唇を開いて、言葉を失う。告白は唐突で、その分、清羅の胸に真っ直ぐに、豊かに響き渡った。
隆嗣はキャラメル色の瞳を甘く揺らめかせた。果てしなく深みを増した深い赤と黄色の混じった色。
「……ああ、言ってしまった」
子供みたいに彼は素直に悔しがる。屈託なく、鼻に皺を寄せて笑う。
「もう僕の負けです。……僕が、君に勝てたことは、一度もない」
隆嗣は自分が着せたジャケットの襟を、必要もないのにあわせ直した。
闇を滑る電車は光よりも速く、時が止まる。
「……せんせーは……?」
「言ったでしょう? 君でなければ、誰でも同じだって」
「……ほんと、ひどいね、隆嗣って……」
隆嗣は苦笑した。泣きはらして、腫れぼったくなった清羅の瞼を小鳥のように啄む。
親密すぎる行為に、清羅の心臓は何度目かの断末魔をあげる。
「男なんて、身勝手で、子供で、どうしようもないんですよ。だから、もう僕に隙を見せないようにして下さい」
「すき……?」
「もう、逃がしてあげられないし、逃がすつもりもありません」
隆嗣は、憧れの王子様でも、有能な副会長でも、気の置けない幼馴染みでもない、男の顔で、清羅の唇を親指で擦った。
電車がひとつ、大きく揺れた。
雲の上を歩いているような心地で、やっと家に帰り、清羅はベッドに倒れ込む。
幼い頃、隆嗣も女の子のように可愛らしかった。さくらんぼのようにくっついて過ごした幼い日々。
――好きです、清羅。
清羅のどこを好きになったのだろう。
彼のお荷物になってばかりだったはずだ。彼がいないと何も出来ないんでしょ、なんて詰られると、清羅は言い返せない。
――清羅は、僕のことを――。
隆嗣は最後まで聞かなかった。
――あたしは、隆嗣のことを……?
子供のままの好きではいられない。
隆嗣が仄めかしたもの、清羅を濡らし溶かすものを、彼は清羅に与えたいと思っている。
清羅を奪ってしまいたいと思っている。
「……隆嗣のくせに……」
だらしなく眠ってしまおう。化粧もドレスもそのままで。
でもそんなのは、子供でなくったって大人もやるわけで、大人と子供の境目というのは、子供が思うほど明らかなものではないのだった。
翌日、隆嗣と清羅は、また、別々に登校した。
けれど、それを悲しんでいる清羅ではない。
登校したなり、一目散に職員室に向かう。
そこで、今日で実習が最後の牡丹の姿を見つけると、眦を裂いて呼びかけた。
牡丹もびっくりして飛び上がるほどの大きな声で。
「せっ、せんせー! 話があるので、生徒会室まで来て下さいっ!」
周りにいた教員は、すわ一大事、喧嘩かとどよめくが、清羅が生徒会長に就任したのを思い出して、三々五々自分の仕事に戻っていく。
「……おはよう、黒木さん」
牡丹は鼻息荒い清羅に苦笑する。それを見て、やっぱり隆嗣と似ている、と清羅は思う。後ろめたさがあるのは、隆嗣の言葉のせいだ。本当にひどい男。どうでもいい相手には、簡単に優しくして、簡単に冷たくする。清羅には見せない彼の顔、おそらく一生見せることのない、彼の一面。
――でも、あたしは隆嗣が……。
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