追われる勇者と帰還の旅

MIYU1996

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その夜ドラゴンさんの過去

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「ねえ、ブラックさんはなんで神様に牙を向けたの?」
「主よさすがに唐突過ぎませんか?」と返してくれました。
「だって明さんのことを聞いてまだブラックさんのことも気になっちゃったんだもん。」
「そうですか。なら話します。」
そうやってブラックさんは話してくれました。
我はまず邪龍として生まれました。我々龍達は急に生まれることもあるのです。そして我は滅びの龍でもあります。
この世界に災いを起こすこそれが我の起こすべき事柄だったのです。ただ我は、そんな事をしたくなかった。そのことを我の存在に気がつき我を排除するため他の龍達が集まってきました。
そこで我の話しを聞いてなら力を封印してしまえば良いと言ってくれたものが現れました。
ただしそのことが神にばれてしまいました。
そのため神自ら現れそして滅びを初めたのです。
我はその時には能力のほとんどを封印されていました。我を受け入れてくれた同士がそのカギとなって、
そして神は我が同士達を殺してしまった。我はその時になるまできずいていなかった。
我々は干渉しないことを条件で我のカギになってくれた同士が全滅しない限り封印は外れないためきずけなかった。そして我は人形になり町にいるときに我の力戻ってしまった。
我はすぐに宿からでて森に入りました。我の封印が解けたことで同士に念話するために久しぶりに龍の姿になって、そしてその念話に神が答えたのです。
「なにをやっている邪龍よ。私はこの世界の滅びのために生まれてもらった存在がなにをのうのうと滅びの民達と暮らしている。愚か者」と
我は固まりました。そして聞き返しました。
「あなたは、いったい。我が同士達は、」
「決まっておろう。私自ら殺した。秩序を乱す愚か者達に粛清を与えてなぁ。」
「フフハハハ、我の我の同士を」生きることを許してくれた。カギになってくれた。
「なにをやっているさっさとこの世界を終焉せよ。」
「神よ。我が同士の仇必ずやとって見せる。我は何者にもとらわれない。我は神よお前の敵だ。」とその時に我は神龍になった。
邪龍が神龍になることが今までなかったことそのため神すら驚いていた。そして神はその時の教会を納める者に神託を与え我を殺そうとした。
なぜそうする必要があったのかはわからない。
だが神は言った。終焉などの秩序は一体しか生み出せないこと。そして我を殺し新たな終焉の秩序を生むには我を殺すことが必要になること。
だが神もまた秩序けして滅びない秩序だったため我では滅ぼせなかった。
神体は殺したが魂だけになり我を殺すことができないのであればしかたがないといい我を別空間に封印した。
そこからはこの世界がどうなったのかは知らない。
「それと我がいた時代でも勇者の召喚はされていましたよ。」とブラックさんは締めくくりました。
「ふんだから魔王さん達がブラックさんのことを知っていたのかな?」
「どういうことです主?」
「いやね。この世界結局のところ滅びなかった。そのため神様とブラックさんの戦いは神話としてこの世界に残ってしまった。ただ人間はそのことをどこかの時代で語られなくなったかも知れないけど。少なくとも長寿の魔族はこの神話を語り継いでいた。魔王は多分その終焉のかわり置き換えられた可能性があるかなぁって思っただけだよ。」
「ああそうか。本来の役目が変わった。だからか。」ブラックさんなにか納得言った感じだね。フフ
「これからもよろしくね。」
「はぁ我が主よ。」
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