追われる勇者と帰還の旅

MIYU1996

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特別編です。

明さんと魔王さんの名前決めです

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これは、旅に出る前のことです。
「明さんそう言えば、町とかでは、なんて呼べばいいですか?」
「なんだよ、急に。」
「いやだって、明さん今指名手配犯ですよね。そのまま呼んだら、兵隊さん達にばれないかと?」
「そのへんは大丈夫だ。一様は、この世界、何度か勇者召喚しているみたいでなぁ。その子孫達だっているからなのか。俺と同じ名前も結構いることがわかってる。ただこっちの人種と交わり過ぎて、全然俺達の人種には、にてないけどなぁ。」と明さんから言われました。
「ならいいですけど、魔王さんはどうします。」
「ああ確かに、町中で魔王呼びはないなぁ。それに俺のことを勇者って呼ばないように言っとかないとなぁ、てことで魔王のとこいくぞアリサ。」
「ああ待ってくださいよ。明さん。」と魔王さんのとこにいきました。
「なんじゃ、二人して、どうした。」
「いや何魔王お前名前ないのか。」明さん直球ですね。
「うん?はてのうは、生まれたときから、魔王としか言われとらんのう。それがどうした?」
「ええ、魔王さん名前ないの。」
「アリサうるさいのじゃ」と怒られちゃいました。
「なら呼び名を決めようと思ってなぁ。」
「なぜじゃ?」
「ほら私達町とか入る予定ですよ。魔王さんそうなると、魔王ってばれるのも、勇者ってばれるのもだめじゃないですか。」
「うん確かに。でものうは、ないからのう。勇者のことことはなんと呼べばいいのじゃ。」
「俺のことは明でいいだが魔王はどうするかなぁ。」と明さんと魔王さんが黙って考え込んでしまいました。
「あの魔王さん。」
「なんじゃのうは、なんと名乗るか考えとる邪魔せんでくれんかのう。」と言われてました。
「いやだから魔王さん、マイちゃんってどうですか。可愛いですし。」と提案すると。
「なぁ」と魔王さん顔を赤くしてしまいました。
「なぜのうがそんなぁ名前を」と怒りも出しましたね。可愛いです。
「いやたいした意味はないんですけど、魔王さんって時間を操る関係の魔法とか魔剣とか良く使っていたから。巻き戻す。をかけてマイってことですけど。」
「ハハいいじゃないか魔王、それに言えてるしなぁ」と明さんは、大笑いです。
「くぅ勇者、め」と明さんを睨んでいますね。
「それとも他にいい案でもあるか、魔王いやマイ」と明さんまんま悪い顔ですね。
「くぅないのう。まぁ良い。わかったのじゃ。のうは、今回の旅の間はマイと名乗るそれで良い。」と締めくくりました。
「マイお前のとこの幹部にもちゃんと言っとけよ。じゃないと。お前らが今後苦労するからなぁ。」と明さん、魔王さんに念押ししといていました。魔王さんは、
「わかっておる。」と答えてくれました。
さて明日から。長旅です。ああ楽しみですね。魔石とか魔物素材とか売って、買い物解かしたいですね。
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