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第二巻
013 理系女子の初観劇(その4)
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ヤンジが歩いていた道筋を、誰かが走っていた。
専用の革鞄に仕舞われた一冊の本を、腰に携えた女性が裸足のまま、魔物の群れから逃げるようにして走り回っている。特に目的とする標もなく、ただやみくもに進む彼女だが、その足に追いつく魔物はいなかった。
「はぁ……はぁ…………」
それだけの速さがあった。フェイに匹敵する程の身体能力で駆ける彼女の背後では、朝日が差し込み、夜行性の魔獣達が徐々に身を引いていく。
そして彼女は、ノワール公国へと駆けていった。
****************************************
「あの革鞄欲しいよな……」
「あれ、先輩のどなたかの自作でしたっけ?」
「たしか手芸部が趣味で作ってたのを借りたとか、誰かが言ってたな。レザークラフトだろ、あれ」
暗転し、舞台上の書き割りが入れ替わるのを待ちながら、蒼葉は升水と雑談を続けていた。場面転換ということもあり、BGMも今は流していない。
「革製品ですか……私はあまり、好きになれないんですよね」
「ブランドものとか嫌いなの?」
「いえ、太客の一人がSM好きで、レザーのボンテージとか着させてくるからうんざりしてて……あれで性技能が一番すごいから、却って縁を切れないんですよね」
「だから俺童貞だってことを忘れないで。もう少し加減して」
ということは鞭も出るのだろうかと、蒼葉は軽く妄想した。
ボンテージに身を包み、鞭を振るって中年太りのハゲ親父を啼かせる後輩。
逆に革の拘束具で身動きを封じられ、抵抗できないまま身体中を貪られる後輩。
「……どっちもいけそうだな」
「どっちもいけますよ。頭に『微』の付く範囲でしたら」
蒼葉は升水の方を向く。
「……俺の心読んだ?」
「男の考えていることなんて、皆同じじゃないですか」
経験豊富な後輩に圧される、童貞の蒼葉であった。
****************************************
「……食べないの、ヤンジ」
「ああ……」
魔族達が暮らすノワール公国の隣国、ダーク。
その中心にある城の無駄に広い食卓でのことだった。朝食の席に着いたヤンジは、その向かいにいる母親、現魔王に促されるまま、目の前に並べられた朝食に口をつけた。
「もしかして……もう味がしなくなったの?」
「いいや、そうじゃない」
スパイスの効いたベーコンの塊を、切り分けては口に運ぶのを繰り返しているヤンジ。味はする、その感覚があることは脳内では理解している。しかし……
「……そろそろ、味がしなくなるんじゃないかと思うと、な」
「たしかに……もうすぐね」
『王』と『勇者』に『魔王』、その役割に身体を支配される時期が近づいてきている。徐々に五感を失い、自らの役割を義務と錯覚し、そして本能のまま動く、その時期が。
「もう通うのは止めたら? じゃないと……辛いわよ」
「分かってはいるけど……」
残りの塊にフォークを突き刺し、一息に噛み千切ったベーコンを咀嚼したヤンジは持ち替えたマグカップのコーヒーを口に流し込んだ。
「……ご馳走様」
未だに食事を続ける母をそのままに、ヤンジは食卓を後にした。自室へと戻り、煙草を吸っては備え付けの灰皿を汚しながら、天井を見上げる。
「諦めていないのはどっちだよ……」
何もできないのに、何も変わらないのに、何故か通い詰めてしまう。
つまりヤンジ自身も、信じているのだろう……奇跡というものを。
「あるわけないのにな……」
煙草を灰皿に押しつけたヤンジは、魔弾銃を懐に仕舞った。
向かう先は隣国であるノワール公国、いつもの煙草屋の前だった。
いつも通り『王』のフェイが飛び蹴りを繰り出し、『勇者』のビングが『魔王』のヤンジに挑んで敗れる。
そのじゃれ合いをしている内は、『『王』は『勇者』に、『魔王』を討てと命じる』という展開にならないと信じて。
「…………」
魔弾銃に魔力を込め、銃身内で圧縮させる。後は引き金を引けば、魔力塊の弾丸が放たれる仕組みだ。
撃てる状態にした魔弾銃の銃口を、ヤンジは……自らの頭に当てた。
しかし……いつも通り、引き金を引くことはできなかった。
「……やっぱり駄目か」
役割を終えるまで、死ぬことはできない。それができるなら、ここにヤンジは居ないはずだから。
銃身に魔力を込めたまま、魔弾銃を再び懐に仕舞ったヤンジは自室を出て、そのまま城を後にした。
****************************************
「馬鹿らしい……」
さすがにアップルフォンを取り出して周囲に迷惑をかけるようなことはしないだろうが、稲穂の様子から舞台の展開に飽きが見えているのが分かる。
「死にたきゃ、他にも手があるでしょうに……」
正直生ぬるいと、稲穂は感じていた。
人間、死ぬ気になればなんだってできる。だから稲穂は、カツアゲやオヤジ狩りの犯人相手に、容赦なく得物を振り下ろすことができていた。
後はやりたいことを見つければいい。逆に、やりたくないことはハッキリとしていた。
身体を売ることや、自らの命を絶つことはしたくない。だからそれ以外のことに手を染めてきた。
やりたくないことをやらなければいい。
……自らの母親を思い出す行為も、捨て子として命を粗末にする行為も、やらなければいい。
「……どうしようかしら?」
一瞬、帰ろうかという誘惑に駆られた稲穂だが、再び場面が変わってしまい、その機を逸してしまった。
再び、舞台に照明が点くのを、稲穂はまた見つめ始めた。
****************************************
その日、フェイはノワール公国の関所へと急いでいた。
「……姫っ!」
「よい。それより……」
衛兵が敬礼するのを遮り、フェイは関所内にある仮眠室へと入った。
そこには一人の女性が横たわっていた。
装いこそシンプルだが上質な生地を用いているのが分かる。育ちの良さそうな容姿をしているが、そうなると裸足のままでいるのはおかしい。
「この国の者でないのは間違いない。近隣でも見たことのない上質な生地の衣服を着て……一体何者?」
「分かりません。早朝の定期巡回の際に保護したのですが、夜中にほとんど丸腰で、魔獣達の群れの中を通ってこの国に辿り着いたのでは、と」
「そう……ほとんど?」
衛兵はベッド横の机にある一冊の本を指差した。専用の革鞄に仕舞われたそれは、留め金すら外されることなく、机の上に鎮座している。
「魔力を感じるので、魔導書の類だと思います。下手に触ると危険なので、鞄から出さないままにしてありますが」
「一体何なの……?」
魔力に関しては、ノワール公国で詳しい者はいない。フェイも多少の心得はあるものの、所詮はかじった程度だ。
「衛生兵はなんて?」
「足の傷はともかく、倒れた原因は過労とのことです」
「そう……ここはいい。ヤンジが来たらここに連れて来て」
「はっ!」
衛兵が立ち去った後も、フェイは近くの椅子を引き寄せて、ベッドの上で寝ている彼女の横顔を眺めていた。
「本当に珍しい……顔立ちすら、この辺りの人間のものじゃない」
「ぅ……」
微かな呻き声を耳にし、フェイは近くに置いてある衛兵用の剣を手に取った。
恐らくはもうすぐ目を覚ます。しかし……相手が味方とは限らない。
「…………ここは?」
「ノワール公国。国と言っても、小さな町だけどね」
その女性は首を振るだけで、上半身を起こそうとしない。恐らくはまだ、思考が朦朧しているのだろう。
「あなたはどうして、この国に来たの?」
「国、じゃない。私が行きたいのは……」
目が覚めたのか、突如上半身を起こしてきた。
それに合わせてフェイも椅子から立ち上がり、鞘から剣を引き抜いて構えた。しかし彼女は構わず、首を振り回して見つけた、自らの本を胸中に強く抱き寄せている。
「良かった、良かった……」
「……大切な本なの?」
フェイは剣を鞘に納めないまま、抜き身の状態で床に突き刺す。
突き立てた剣の柄を逆手に握ったまま、落ち着いた頃を見計らって再度、話を促した。
「それで、あなたは一体誰なの?」
「……私は、タオと言います」
落ち着いたのか、革鞄から本を取り出してから表紙を掲げて見せてくる。
「私は……造物主に逆らった国の、唯一の生き残りです」
その言葉の意味は、フェイには分からなかった。だから視線は、表紙に刻まれた一つの単語に向く。
「……創世?」
しかし、単語の意味が分かっても、何故その言葉が使われていたのかは分からずに、再度目を逸らすことになってしまう。
****************************************
「……もっとましな名前がなかったんですか?」
「世の中シンプルが一番だろ?」
「登場人物の名前、中国読みですよね。他は英語のくせに」
「変に弄ると厨二臭くなるから、嫌なんだよな……」
一から何かを作るということは、それだけ難しいということである。
専用の革鞄に仕舞われた一冊の本を、腰に携えた女性が裸足のまま、魔物の群れから逃げるようにして走り回っている。特に目的とする標もなく、ただやみくもに進む彼女だが、その足に追いつく魔物はいなかった。
「はぁ……はぁ…………」
それだけの速さがあった。フェイに匹敵する程の身体能力で駆ける彼女の背後では、朝日が差し込み、夜行性の魔獣達が徐々に身を引いていく。
そして彼女は、ノワール公国へと駆けていった。
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「あの革鞄欲しいよな……」
「あれ、先輩のどなたかの自作でしたっけ?」
「たしか手芸部が趣味で作ってたのを借りたとか、誰かが言ってたな。レザークラフトだろ、あれ」
暗転し、舞台上の書き割りが入れ替わるのを待ちながら、蒼葉は升水と雑談を続けていた。場面転換ということもあり、BGMも今は流していない。
「革製品ですか……私はあまり、好きになれないんですよね」
「ブランドものとか嫌いなの?」
「いえ、太客の一人がSM好きで、レザーのボンテージとか着させてくるからうんざりしてて……あれで性技能が一番すごいから、却って縁を切れないんですよね」
「だから俺童貞だってことを忘れないで。もう少し加減して」
ということは鞭も出るのだろうかと、蒼葉は軽く妄想した。
ボンテージに身を包み、鞭を振るって中年太りのハゲ親父を啼かせる後輩。
逆に革の拘束具で身動きを封じられ、抵抗できないまま身体中を貪られる後輩。
「……どっちもいけそうだな」
「どっちもいけますよ。頭に『微』の付く範囲でしたら」
蒼葉は升水の方を向く。
「……俺の心読んだ?」
「男の考えていることなんて、皆同じじゃないですか」
経験豊富な後輩に圧される、童貞の蒼葉であった。
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「……食べないの、ヤンジ」
「ああ……」
魔族達が暮らすノワール公国の隣国、ダーク。
その中心にある城の無駄に広い食卓でのことだった。朝食の席に着いたヤンジは、その向かいにいる母親、現魔王に促されるまま、目の前に並べられた朝食に口をつけた。
「もしかして……もう味がしなくなったの?」
「いいや、そうじゃない」
スパイスの効いたベーコンの塊を、切り分けては口に運ぶのを繰り返しているヤンジ。味はする、その感覚があることは脳内では理解している。しかし……
「……そろそろ、味がしなくなるんじゃないかと思うと、な」
「たしかに……もうすぐね」
『王』と『勇者』に『魔王』、その役割に身体を支配される時期が近づいてきている。徐々に五感を失い、自らの役割を義務と錯覚し、そして本能のまま動く、その時期が。
「もう通うのは止めたら? じゃないと……辛いわよ」
「分かってはいるけど……」
残りの塊にフォークを突き刺し、一息に噛み千切ったベーコンを咀嚼したヤンジは持ち替えたマグカップのコーヒーを口に流し込んだ。
「……ご馳走様」
未だに食事を続ける母をそのままに、ヤンジは食卓を後にした。自室へと戻り、煙草を吸っては備え付けの灰皿を汚しながら、天井を見上げる。
「諦めていないのはどっちだよ……」
何もできないのに、何も変わらないのに、何故か通い詰めてしまう。
つまりヤンジ自身も、信じているのだろう……奇跡というものを。
「あるわけないのにな……」
煙草を灰皿に押しつけたヤンジは、魔弾銃を懐に仕舞った。
向かう先は隣国であるノワール公国、いつもの煙草屋の前だった。
いつも通り『王』のフェイが飛び蹴りを繰り出し、『勇者』のビングが『魔王』のヤンジに挑んで敗れる。
そのじゃれ合いをしている内は、『『王』は『勇者』に、『魔王』を討てと命じる』という展開にならないと信じて。
「…………」
魔弾銃に魔力を込め、銃身内で圧縮させる。後は引き金を引けば、魔力塊の弾丸が放たれる仕組みだ。
撃てる状態にした魔弾銃の銃口を、ヤンジは……自らの頭に当てた。
しかし……いつも通り、引き金を引くことはできなかった。
「……やっぱり駄目か」
役割を終えるまで、死ぬことはできない。それができるなら、ここにヤンジは居ないはずだから。
銃身に魔力を込めたまま、魔弾銃を再び懐に仕舞ったヤンジは自室を出て、そのまま城を後にした。
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「馬鹿らしい……」
さすがにアップルフォンを取り出して周囲に迷惑をかけるようなことはしないだろうが、稲穂の様子から舞台の展開に飽きが見えているのが分かる。
「死にたきゃ、他にも手があるでしょうに……」
正直生ぬるいと、稲穂は感じていた。
人間、死ぬ気になればなんだってできる。だから稲穂は、カツアゲやオヤジ狩りの犯人相手に、容赦なく得物を振り下ろすことができていた。
後はやりたいことを見つければいい。逆に、やりたくないことはハッキリとしていた。
身体を売ることや、自らの命を絶つことはしたくない。だからそれ以外のことに手を染めてきた。
やりたくないことをやらなければいい。
……自らの母親を思い出す行為も、捨て子として命を粗末にする行為も、やらなければいい。
「……どうしようかしら?」
一瞬、帰ろうかという誘惑に駆られた稲穂だが、再び場面が変わってしまい、その機を逸してしまった。
再び、舞台に照明が点くのを、稲穂はまた見つめ始めた。
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その日、フェイはノワール公国の関所へと急いでいた。
「……姫っ!」
「よい。それより……」
衛兵が敬礼するのを遮り、フェイは関所内にある仮眠室へと入った。
そこには一人の女性が横たわっていた。
装いこそシンプルだが上質な生地を用いているのが分かる。育ちの良さそうな容姿をしているが、そうなると裸足のままでいるのはおかしい。
「この国の者でないのは間違いない。近隣でも見たことのない上質な生地の衣服を着て……一体何者?」
「分かりません。早朝の定期巡回の際に保護したのですが、夜中にほとんど丸腰で、魔獣達の群れの中を通ってこの国に辿り着いたのでは、と」
「そう……ほとんど?」
衛兵はベッド横の机にある一冊の本を指差した。専用の革鞄に仕舞われたそれは、留め金すら外されることなく、机の上に鎮座している。
「魔力を感じるので、魔導書の類だと思います。下手に触ると危険なので、鞄から出さないままにしてありますが」
「一体何なの……?」
魔力に関しては、ノワール公国で詳しい者はいない。フェイも多少の心得はあるものの、所詮はかじった程度だ。
「衛生兵はなんて?」
「足の傷はともかく、倒れた原因は過労とのことです」
「そう……ここはいい。ヤンジが来たらここに連れて来て」
「はっ!」
衛兵が立ち去った後も、フェイは近くの椅子を引き寄せて、ベッドの上で寝ている彼女の横顔を眺めていた。
「本当に珍しい……顔立ちすら、この辺りの人間のものじゃない」
「ぅ……」
微かな呻き声を耳にし、フェイは近くに置いてある衛兵用の剣を手に取った。
恐らくはもうすぐ目を覚ます。しかし……相手が味方とは限らない。
「…………ここは?」
「ノワール公国。国と言っても、小さな町だけどね」
その女性は首を振るだけで、上半身を起こそうとしない。恐らくはまだ、思考が朦朧しているのだろう。
「あなたはどうして、この国に来たの?」
「国、じゃない。私が行きたいのは……」
目が覚めたのか、突如上半身を起こしてきた。
それに合わせてフェイも椅子から立ち上がり、鞘から剣を引き抜いて構えた。しかし彼女は構わず、首を振り回して見つけた、自らの本を胸中に強く抱き寄せている。
「良かった、良かった……」
「……大切な本なの?」
フェイは剣を鞘に納めないまま、抜き身の状態で床に突き刺す。
突き立てた剣の柄を逆手に握ったまま、落ち着いた頃を見計らって再度、話を促した。
「それで、あなたは一体誰なの?」
「……私は、タオと言います」
落ち着いたのか、革鞄から本を取り出してから表紙を掲げて見せてくる。
「私は……造物主に逆らった国の、唯一の生き残りです」
その言葉の意味は、フェイには分からなかった。だから視線は、表紙に刻まれた一つの単語に向く。
「……創世?」
しかし、単語の意味が分かっても、何故その言葉が使われていたのかは分からずに、再度目を逸らすことになってしまう。
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「……もっとましな名前がなかったんですか?」
「世の中シンプルが一番だろ?」
「登場人物の名前、中国読みですよね。他は英語のくせに」
「変に弄ると厨二臭くなるから、嫌なんだよな……」
一から何かを作るということは、それだけ難しいということである。
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