TRANSPORTER-BETA(旧題:進学理由『地元が廃村になりました』)

桐生彩音

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176 案件No.009_Treasure Hunt Tour(その14)

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 旅行三日目。滞在期間の延長手続きをおこないいたいので出発は遅くなるものの、事前準備をする必要がある為、全員が夜明けに合わせて起床していた。
「さすがに、監視カメラは朔がどうにかしてくれてるとはいえ……」
 昨今では多様なニーズに応える為、ホテルのような二十四時間経営に近い運用をおこなっている旅館も増えてきていた。ここはまだ警備員や有事に備えて待機しているスタッフだけとはいえ、人の目が途切れることはない。
 そのせいで監視カメラを掌握している朔夜の遠隔誘導の下、わざわざ人目をけて旅館の外に出なければならなかった。
「まあ……人が少ないおかげで、楽に出られたのはまだ良かったけどな」
「私も一緒に、出てこれましたからね……」
 旅館から出てきたのは三人。睦月と姫香、そして由希奈だった。朔夜も武器が用意されている車まではついて来なかったものの、今頃は監視カメラの相手をしつつ、自前の装備を広げている頃だろう。
「監視カメラは心配ないが……夜明け近くとはいえ、目撃情報には気を付けたい。誰か来たら教えてくれ」
「分かりました」
 一応、念の為にと暗視望遠鏡を由希奈に手渡してから、睦月は姫香と共に車に仕込んでおいた武器を引っ張り出し、それぞれで点検を始めた。
 山中に誰か、何かが潜んでいる以上、麓で悠長に点検している暇はない。その可能性を踏まえて、事前に銃器の動作や残弾数を確認していく。
狙撃銃ライフルは姫香に持たせるとして……擲弾発射器グレネードランチャーは俺か朔が持つか。残りの拳銃や手榴弾、小太刀はどうするかな?)
 自動拳銃ロータ・ガイスト狙撃銃ライフルの点検を済ませた姫香が車に仕込んだままの回転式拳銃リボルバーの動作も確認していたが、その全てを持っていけるわけではない。
 しかも、これから山を登るのだ。余分な装備を省いて、手荷物を軽減する必要がある。そうでなければ、無駄に体力を消耗してしまう。かといって削り過ぎてしまえば、有事の際に対応できなくなる。
 最低限かつ目的に合わせた内容の荷物を、必要な分だけ持つ。今回の睦月達で言えば『日帰り』、『遭難の可能性有』、『戦闘の可能性有』で考えればいい。
(登山靴も持ってくりゃ良かったな。とはいえ、ゆっくり買いに行ってる暇もないし……)
 動きやすい服装で、荷物の中身は緊急治療ファーストエイドキットと飲料水。特に廃鉱山は、水脈があっても鉱物により汚染されている可能性があるので、飲み水とするのはけておきたい。朝食は済ませていくつもりなので、食料は翌朝までの三食分、非常食を詰めていく。日暮れまでには引き返すつもりだが……何事も、予定通りにいかないのが世の常だ。備えは万全にするべきだろう。
 後は雨避け等も兼ねて、防弾アラミド繊維のシートをポンチョ代わりにすればいい。
 加工は面倒だが、包装材代わりにする為に、事前に車の隠し収納に合わせた大きさにした物を複数枚、纏めて詰めてきていた。それを一枚羽織るだけでも十分、ポンチョの代用品になるだろう。
 その上で、必要な武器を持てば十分だと、睦月は考えた。
自動拳銃ストライカーは、三丁とも持っていくか。弾倉マガジンは四つで、円盤型パン弾倉マガジンは二つ。弾倉マガジン型の煙幕スモーク手榴弾グレネードは……一つでいいな。残りは他の奴に配るとして……)
 結局、睦月は小太刀も一本持っていくことにした。後の二本は車の中に置いたままだが、一応すぐに取り出せるよう、上の方に仕舞い直す為に横へ避けておく。
(上手く小細工・・・はまれば、使うかもしれないしな……)
 結果はまだ出ていないが……武器を取りに戻る状況になったとしても、それはここに来る前に済ませた小細工位しか、大きな理由はなかった。後は逃げ出す以外にないので、換装を考える必要も暇もない。
「……姫香。回転式拳銃リボルバーはもういい。由希奈と見張りを交代してくれ」
 朔夜は旅館で作業し、姫香もすでに準備を終えている。睦月の用意が済めば……後、必要なのは由希奈だけだった。
「由希奈はたしか、彩未から自動拳銃オートマを借りてたよな。動作確認はしてあるか?」
「あ、はいっ! できる範囲で、ですけど……」
 念の為、由希奈自身の手で自動拳銃オートマティックを抜かせ、一度弾倉マガジンを外した状態で動作確認させてみた。睦月の目から見た範囲のみだが、特に問題はなさそうなので、そのまま仕舞うよう指示する。
「あの……睦月さんが手に取って、確認したりは……」
「必要なさそうだからいい。というか……あまり簡単に、誰かに自分の・・・得物を預けるな」
 正直に言って、彩未が由希奈に銃器を貸し出したのも、睦月からすればあまり気分の良いものではなかった。

「全員を無条件で疑えとは言わない。でもな、同じように……誰彼構わず信じるのはめておけ」

 どこかのライトノベルでも、『人を信じる為にはまず疑え』と、作中で語られていた。真偽や真意はともかくとして、相手を信じる信じないが極端になりやすい発達障害者ASD持ちには特に必要な言葉だと、睦月は読んだ後でそう感じた。
「いざという時、自分の生命いのちを守れるのは自分だけだ。だからこそ、自分の使う物は自分で管理しろ。それに……」
 保険として、袖の仕込みスリーブガンでも持たせようかとも考えていた睦月だったが……結局、めることにした。代わりに配ろうとしていた弾倉マガジン型の煙幕スモーク手榴弾グレネードを一つ、手渡すだけにとどめておくことにする。

「お前は死の間際を、たとえ故意でなくても……最期の瞬間を誰かのせい・・・・・にしながら迎えたいのか?」

「…………」
 黙り込む由希奈に、睦月は後頭部を一掻きしてから車内に手を伸ばし、取り出した弾倉マガジン型の煙幕スモーク手榴弾グレネードを手渡して説明し始めた。
「まあ、要は……整備は専門家に任せても、動作確認とかの点検は自分でやれ、ってことだよ。由希奈だって、自分で何かを買ってきても使う前に具合を見て、必要なら微調整とかするだろ? その程度でも、意識できてればいいさ」
 睦月の話を咀嚼そしゃくしているのか、弾倉マガジン型の煙幕スモーク手榴弾グレネードの使い方を教わりつつも、由希奈の意識はどこかへと彷徨さまよっているように見える。
 やがて、煙幕スモーク手榴弾グレネードの使い方と共に理解が追い付いたのか、顔を上げた由希奈は睦月を見返してきた。
「睦月さんも……いつも、誰かを疑ってるんですか?」
「疑う、というよりは……どちらかと言うと、不安を抱きやすいってところだな」
 不安で誰か、何かを信じられない。睦月がいつも抱いている想いを言語化すると、おおよそはその形だろう。
 発達障害ASDの影響も相まってか、人間関係でストレスを感じやすく、また人との距離感が掴みづらい。そのせいでいつも不安を抱き、誰かが何かをしても、自分の目で確認しなければ気が済まなかった。昔はそれで何度も同じことを聞きたくなり、元恋人カノの絵美に(割とガチ目に、)『いいかげんにしろ』と、よく怒られていたものだ。
 とはいえ、人を疑うのは信じられないからだが、不安で相手を勘ぐってしまうのもまた、不信感足り得るのかもしれない。
「同じ、ですね……私と」
「……まあ、同じ発達障害者ASD持ちだからな。そんなもんだろ」
 人間は他人を理解することはできないが、近い悩みを抱くことはある。だからこそ、発達障害ASDをはじめとした障害特性が徐々に研究で立証され、細分化されてきたのだろう。少なくとも、精神科や心療内科といった専門家が生まれる程度には。
「睦月さんは……独りで居たい、って思ったことはありますか」
「……嫌という程にな」
 だが、それでも発達障害者ASD持ちにとって、生きづらい世の中であることに変わりはない。自分の望む生き方を見つけても、各種福利厚生をこれでもかと開き直って利用し尽くしても……それでも、人との関わりだけは、どこまでもストレスを生み出す要因にしかならなかった。
 他者よりも多く、つらく……自ら、孤独を望んでしまう程に。
「両親を亡くしても、私にはまだお姉ちゃんが居ました。けど……孤独な方が、こんな苦しさとは無縁でいられるんでしょうか?」
「どうだろうな。俺も親父から勘当喰らってる上に、母親・・も居ないし……ただ、これだけは言える」
 完全に話がれてしまっているな、と睦月は溜息を吐きつつも、由希奈との会話を続けた。

「『自分が心の底から笑えれば、孤独かどうかなんて関係ないし、どうでもいい。大事なのは周囲と上手く付き合いつつ、一人で生活できる程度には生きられるようになることだけだ。その上で、隣に居て笑えそうな奴が居るなら気が向いた時に、そいつの傍に行ってつるめばいいんだよ』って……昔、親父に言われたな」

 自分を含め、誰にも裏切られない生き方を心掛けてきた。信じる信じないなんてのは、その上で考えればいい。それならまだ後悔は小さいし……それでもなお、人を傷付けようとする馬鹿は切り捨てれば良かった。
 かつて、秀吉にそう言われた睦月は、独りになる度にその言葉を思い出していた。
 生きている限り、公私を問わずに出会いと別れを繰り返していく。秀吉と別れて、未だに姫香を連れて、新たに由希奈と関わったのもまた、何かの縁だ。
「…………由希奈」
「はい?」
 本当は、詳しく話すつもりはなかった。ただ、ある組織に狙われているから、いざという時は何も言わずに消える。それだけ告げて、由希奈や高校の皆とはもう会わないつもりでいた。
 けれども……

「仕事が終わったら、話したいことがある。ちょっと長くなるかもしれないが……聞いてくれるか?」

 ……静かにうなずく由希奈に、睦月は何故か、色々と話したくなってしまっていた。
「ちなみに……これって、よくある死亡フラグですか?」
「内容は愛の告白とかじゃないから、多分大じょぶっ!?」
 むしろ、別れ話寄りだと告げるよりも早く、背中合わせになってきた由希奈が睦月の身体に勢い良くぶつかってきた。そのせいで今、車体ボディーに口付けする羽目におちいっている。
貼山靠ティエシャンカイの真似事なんて、誰から教わったんだよ……ぅぅ」
「漫画とかで読んで覚えたんですけど……これって、中国拳法の鉄山靠てつざんこうじゃないんですか?」
「説明ははぶくが、どっちも同じ意味で……どっちにしろ、今のだとただぶつかっただけだ。体当たりにすらなってねえよ」
 詳細を知りたい方は、中国拳法の『八極拳』で調べてみて下さい。有名な技どころなので、簡単に検索できると思います。



 武器の点検を済ませた睦月達は再び旅館に戻ると、朝食と滞在期間の延長手続きを済ませてから、車に乗り込んだ。
 幸いにも宿泊の延長が可能だったので、着替え等の余分な荷物は旅館に残していくことにした。
(それでも、車は置いていくことになるのだった……)
 まだ日が昇り切る少し前に、山の麓に駐車してから降りた睦月達は、最低限の・・・・登山道しか整備されていない山道を見上げてから各々、内心でそうぼやいた。
「……やっぱり、登山確定だな」
 車から荷物を降ろしながら、包装材代わりの防弾アラミド繊維をぐように取り出した睦月は、姫香達に一枚ずつ配っていく。
「衝撃までは殺しきれないが、全身をおおえる分、防具としてはましなはずだ。何かあればそれかぶって、近くの物陰に伏せてろ」
 最後に、睦月が由希奈に渡しながらそう言っている裏では、姫香と朔夜がすでに、防弾アラミド繊維のシートを固定しようと悪戦苦闘していた。
 ロープでもあれば留め具代わりにできたのだが、手元にあるのはワイヤータイプしかないので、最悪首が切断されかねない。途中、どこかに立ち寄ろうにも、開店前の早朝と過疎化した地域という条件が重なり、手に入れることはできなかった。
 仕方がないので、睦月達は防弾アラミド繊維のシートをポンチョになるようにまとい、それぞれ手で押さえたり、両端を首や腰元に引っ掛けるか結ぶかして、どうにか固定していった。
「で、隊列はどうする?」
「そうだな……」
 腰に巻き付けただけの睦月の横では、日除けも兼ねたフードをこしらえてかぶっていた朔夜が登山道を観察し、少し考えてから結論を出した。
「特に気にしなくていいと思うが……まあ、先頭は私だろうな」
 昔馴染みの内輪では観測手スポッター役を勤めていたので、索敵や探索に関しては、この面子の中だと朔夜が一番だろう。
「もう少し人数が居るなら、『運び屋お前』を斥候に出すんだけどな……睦月は殿しんがりを頼む。間に二人・・を挟めば、まあ何とかなるだろ」
 それが狙撃手スナイパー役の姫香ごと、素人アマチュアの由希奈を守りながら移動できる陣形だと、詳しく説明する必要はない。いずれにせよ、隊列を組む以上、それぞれが役割を全うしなければならないことに変わりはないのだ。
「そうだな。後は……平和に終わることを祈るのみだな」
めろ。思いっきりフラグだ」
 最後に装備を確認してから、睦月達は登山道へと足を踏み入れた。
 枯れ木も山の賑わいとはよく言ったもので、たとえ廃鉱山と化そうとも、その山肌は未だ枯れ果てた木々で覆われている。
(はてさて、鬼が出るか蛇が出るか……)
 待ち伏せにはもってこいな地形だと思うものの、不安に駆られて自動拳銃ストライカーを抜きたくなる衝動をどうにか抑えこんだ睦月は、何事もないように女性陣の後へと続くのだった。
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