8 / 21
第三の記録
02
しおりを挟む
2月7日 大田原満子(31歳 女性 会社員)
用件 紛失
概要 イヤリングを紛失。時間帯はおおよそ午前中。昼食時に気づいたとのこと。午前中は近くのスーパーに出掛けていた。円型でオーソドックスなタイプ。色は金色。家の中は勿論、スーパーを一通り探したが、見当たらず、行き帰りの道にも無かった。不注意による紛失だと思われる。本人も、付け方が甘かったという点については、否定しきれない様子。署内に該当する物品は届いておらず。遺失届を受理。
補足 入室した際に、交番前に立っているのは誰かと聞かれたが、そのような男は、特に見当たらなかった。
2月9日 井上将人(23歳 男性 会社員)
用件 盗難
概要 自転車を盗難される被害。時間帯は昨日。昨日は所用で家に帰宅せず。早朝家に戻ったところ、自転車が無くなっているのを発見。自転車は黒で、変則付きとのこと。チェーンをかけ忘れたかもしれないという。相手についての心当たりは無いが、最近はこの手の窃盗が多い為、同一犯かと思われる。署内に該当する物品は届いておらず。被害届を受理。
補足 井上は、話している際に何度も背後を確認する素振りを見せていた。理由は不明。
2月15日 沢井元雄(53歳 男性 会社員)
用件 紛失或いは盗難
概要 財布を紛失。時間帯は午後。昼食の為に支払いをしたので、昼までは間違いがないという。帰宅後、発覚。財布には二万円程度の現金、免許証、ポイントカード類が入っていた。財布は黒で、革製。特に心当たりは無いそうだが、財布ということもあるので、盗難の線も十分に考えられる。署内に該当する物品は届いておらず。被害届を受理。
補足 帰り際に、あの目つきの悪い男はここの方ですかと質問を受けた。そのような男は、特に見当たらなかった。
2月18日 山田恭子(58歳 女性 パートとして勤務)
用件 不審人物
概要 交番の近辺に不審者を目撃。時間帯は午後2時頃。近くに交番があった為、連絡をしに来たとの事。道を通り過ぎた際に、全身黒い恰好をした男が、刃物のような物を所持しているのを目撃。一瞬の出来事であった故、情報は不確かな部分もあるかもしれないという。本庁へ周知。
補足 帰り際、あの男が近くにいるかもしれないと騒ぎ始め、30分程出ようとしなかった。警戒心が強いのだろうか。男は近辺には確認されず。
2月20日 北川清(42歳 男性 警備会社会社員)
用件 拾得物
概要 財布を拾得。交番近辺の自販機の下に落ちていたとの事。拾得したのは午後6時頃。会社の帰り、立ち寄った自販機にて発見。色は茶色。革製。中には三万二千の紙幣と、560円の硬貨。定期券なども。15日に受理した財布の被害届とは一致せず。交番にて保管。
補足 自販機で財布を拾得した際に、背後に奇妙な視線を感じたという。事によると、その気配が、所有者或いは盗難を働こうとしていたのかも知れないが、あくまでも気配であり、推測の域を超えない。
2月24日 浅間三郎(54歳 男性 会社員)
用件 放置自転車
概要 交番付近にて放置自転車を目撃。時間は午後7時半頃。現場にて事実を確認。白色の比較的小型な自転車。近所の放置自転車保管所に連絡を入れ、撤去。チェーンがかけられており、悪意のある悪質な行為との事。暫くしても、所有者は現れず。罰金を恐れたと推測される。
補足 放置自転車保管所は現場から近くにあったが、この男性は交番に連絡をした模様。理由については、保管所に向かおうとした際に何か妙な気配がした為、怖くなり交番に連絡を入れたとの事。
2月27日 小島久美子(72歳 女性 無職)
用件 架空請求
概要 電話での架空請求の被害。娘を伴って来訪。買っていない高額な辞書の請求。当初、混乱し自らの物覚えが悪いことから、払いそうになったが、娘に相談したところ引き留められ、相談をしに来たという。電話の記録を録音しており、テープを受理。音声の内容からも詐欺である事は間違いないと判断。被害届を受理し、音声テープは本庁へと送付。
補足 殆どの内容については娘による証言。久美子本人は、ここを訪れてから、どうも顔色が悪かった。案じて本人に聞いてみるも、返答は無し。娘にも聞いてみたが、理由は不明。ただ、しきりに背後を気にしていた。
2月28日
怪しげな男が交番の前で立ち尽くしている。
事情を伺う事にした。
用件 紛失
概要 イヤリングを紛失。時間帯はおおよそ午前中。昼食時に気づいたとのこと。午前中は近くのスーパーに出掛けていた。円型でオーソドックスなタイプ。色は金色。家の中は勿論、スーパーを一通り探したが、見当たらず、行き帰りの道にも無かった。不注意による紛失だと思われる。本人も、付け方が甘かったという点については、否定しきれない様子。署内に該当する物品は届いておらず。遺失届を受理。
補足 入室した際に、交番前に立っているのは誰かと聞かれたが、そのような男は、特に見当たらなかった。
2月9日 井上将人(23歳 男性 会社員)
用件 盗難
概要 自転車を盗難される被害。時間帯は昨日。昨日は所用で家に帰宅せず。早朝家に戻ったところ、自転車が無くなっているのを発見。自転車は黒で、変則付きとのこと。チェーンをかけ忘れたかもしれないという。相手についての心当たりは無いが、最近はこの手の窃盗が多い為、同一犯かと思われる。署内に該当する物品は届いておらず。被害届を受理。
補足 井上は、話している際に何度も背後を確認する素振りを見せていた。理由は不明。
2月15日 沢井元雄(53歳 男性 会社員)
用件 紛失或いは盗難
概要 財布を紛失。時間帯は午後。昼食の為に支払いをしたので、昼までは間違いがないという。帰宅後、発覚。財布には二万円程度の現金、免許証、ポイントカード類が入っていた。財布は黒で、革製。特に心当たりは無いそうだが、財布ということもあるので、盗難の線も十分に考えられる。署内に該当する物品は届いておらず。被害届を受理。
補足 帰り際に、あの目つきの悪い男はここの方ですかと質問を受けた。そのような男は、特に見当たらなかった。
2月18日 山田恭子(58歳 女性 パートとして勤務)
用件 不審人物
概要 交番の近辺に不審者を目撃。時間帯は午後2時頃。近くに交番があった為、連絡をしに来たとの事。道を通り過ぎた際に、全身黒い恰好をした男が、刃物のような物を所持しているのを目撃。一瞬の出来事であった故、情報は不確かな部分もあるかもしれないという。本庁へ周知。
補足 帰り際、あの男が近くにいるかもしれないと騒ぎ始め、30分程出ようとしなかった。警戒心が強いのだろうか。男は近辺には確認されず。
2月20日 北川清(42歳 男性 警備会社会社員)
用件 拾得物
概要 財布を拾得。交番近辺の自販機の下に落ちていたとの事。拾得したのは午後6時頃。会社の帰り、立ち寄った自販機にて発見。色は茶色。革製。中には三万二千の紙幣と、560円の硬貨。定期券なども。15日に受理した財布の被害届とは一致せず。交番にて保管。
補足 自販機で財布を拾得した際に、背後に奇妙な視線を感じたという。事によると、その気配が、所有者或いは盗難を働こうとしていたのかも知れないが、あくまでも気配であり、推測の域を超えない。
2月24日 浅間三郎(54歳 男性 会社員)
用件 放置自転車
概要 交番付近にて放置自転車を目撃。時間は午後7時半頃。現場にて事実を確認。白色の比較的小型な自転車。近所の放置自転車保管所に連絡を入れ、撤去。チェーンがかけられており、悪意のある悪質な行為との事。暫くしても、所有者は現れず。罰金を恐れたと推測される。
補足 放置自転車保管所は現場から近くにあったが、この男性は交番に連絡をした模様。理由については、保管所に向かおうとした際に何か妙な気配がした為、怖くなり交番に連絡を入れたとの事。
2月27日 小島久美子(72歳 女性 無職)
用件 架空請求
概要 電話での架空請求の被害。娘を伴って来訪。買っていない高額な辞書の請求。当初、混乱し自らの物覚えが悪いことから、払いそうになったが、娘に相談したところ引き留められ、相談をしに来たという。電話の記録を録音しており、テープを受理。音声の内容からも詐欺である事は間違いないと判断。被害届を受理し、音声テープは本庁へと送付。
補足 殆どの内容については娘による証言。久美子本人は、ここを訪れてから、どうも顔色が悪かった。案じて本人に聞いてみるも、返答は無し。娘にも聞いてみたが、理由は不明。ただ、しきりに背後を気にしていた。
2月28日
怪しげな男が交番の前で立ち尽くしている。
事情を伺う事にした。
0
あなたにおすすめの小説
視える僕らのシェアハウス
橘しづき
ホラー
安藤花音は、ごく普通のOLだった。だが25歳の誕生日を境に、急におかしなものが見え始める。
電車に飛び込んでバラバラになる男性、やせ細った子供の姿、どれもこの世のものではない者たち。家の中にまで入ってくるそれらに、花音は仕事にも行けず追い詰められていた。
ある日、駅のホームで電車を待っていると、霊に引き込まれそうになってしまう。そこを、見知らぬ男性が間一髪で救ってくれる。彼は花音の話を聞いて名刺を一枚手渡す。
『月乃庭 管理人 竜崎奏多』
不思議なルームシェアが、始まる。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
怪奇蒐集帳(短編集)
naomikoryo
ホラー
この世には、知ってはいけない話がある。
怪談、都市伝説、語り継がれる呪い——
どれもがただの作り話かもしれない。
だが、それでも時々、**「本物」**が紛れ込むことがある。
本書は、そんな“見つけてしまった”怪異を集めた一冊である。
最後のページを閉じるとき、あなたは“何か”に気づくことになるだろう——。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
【完結】ホラー短編集「隣の怪異」
シマセイ
ホラー
それは、あなたの『隣』にも潜んでいるのかもしれない。
日常風景が歪む瞬間、すぐそばに現れる異様な気配。
襖の隙間、スマートフォンの画面、アパートの天井裏、曰く付きの達磨…。
身近な場所を舞台にした怪異譚が、これから続々と語られていきます。
じわりと心を侵食する恐怖の記録、短編集『隣の怪異』。
今宵もまた、新たな怪異の扉が開かれる──。
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
意味がわかると怖い話
邪神 白猫
ホラー
【意味がわかると怖い話】解説付き
基本的には読めば誰でも分かるお話になっていますが、たまに激ムズが混ざっています。
※完結としますが、追加次第随時更新※
YouTubeにて、朗読始めました(*'ω'*)
お休み前や何かの作業のお供に、耳から読書はいかがですか?📕
https://youtube.com/@yuachanRio
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる