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アルシア移住
ハグイェア大森林①
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家とは逆方向に街道を進むと、建物がまばらになって来た辺りに貸し馬屋がある。
「こんにちは、空いてる馬がいたら借りたいのですが」
馬屋のお爺さんは私を見て物凄くびっくりしたようだが、私が見せつけるように前に付き出してる国民カードの裏を見てもう一度驚いた。
「あれまあ、アルフォンス様の紋章じゃねえか」
「怪しいエルフじゃないですよ!」
「今おとなしいのが出払っててねえ、みんな森林に行くって言ってよ」
……そうでしょうねぇ。
まあ、居ないなら歩いていくから良いけど。
「魔馬ならおるんだがな」
魔馬とは先祖返りしちゃった魔臓持ち、どちらかと言えば魔物枠だ。
ちょっと気難しいけど、おとなしい馬達から産まれ育っているので野生より扱いやすい。
なので、先祖返りの魔馬は高価格で取引されている。
お爺ちゃんが見せてくれたのは二頭。
てか、二頭しか残ってないみたい。
「わぁ、六本足が居るなんて珍しい」
見事な青毛の六本足だ。
馬にも色々系統があるけど、野生と軍馬以外で六本足は見たこと無いなぁ。
大きいし、安定性抜群そう。
もう一頭は見た目は普通の栗毛馬だけど、魔力がダダ漏れ。
(魔馬は乗せて貰えるかどうか、だけなのよねぇ)
乗れさえすれば、まず逆らわない。
普通の馬より気難しいけど、序列には従う。
「早いのはこっちだな」
お爺ちゃんは栗毛を指差して言った。
「嬢ちゃんは初回だから金貨一枚。無事帰ってきたら、銀貨九枚返すぞ」
乗れたらな、と言いながら馬を引いて外に出た。
魔馬はどちらもオス。
名前はキャンディとクッキー……というらしい。
栗毛はキャンディさんだ。
「孫娘が付けたでよ」
お爺ちゃんはちょっと恥ずかしそうに微笑んだ。
キャンディが横目でこっちを見ている。
耳が引き絞られ、前搔きをしているので乗せたくない気満々だ。
出来れば脅さないで乗りたいのだけれど。
見つめ合うこと数十秒。
キャンディは降参した。
「あんれまあ! おったまげた」
お爺ちゃんはキャンディの様子を見て驚き、私から金貨を受け取った。
「嬢ちゃん、気に入ったらでええがコイツ買わんかね」
乗れるヒトがいないので、赤字馬らしい。
「戻ってから考えるわ」
手懐けてしまえばキャンディは良駒だった。
翼でもあるみたいに飛ぶように駆けて、早馬で二十分の距離を半分で走った。
走るのが好きな馬なんだろうな。
あっという間に森林警備の詰め所に到着。
警備の騎士がキャンディを見て驚き、私を見てもっと驚いた。
馬から降りて、言われる前に国民証を見せて通行証を手渡す。
問題なく許可が出たので、他の馬からちょっと離れた場所にキャンディを繋いだ。
キャンディが届く範囲内に牧草の種を蒔いて、成長させておく。
この牧草はイヴォークの遊牧民オススメの、柔らかくて美味しい牧草なのだ。
(すぐ戻れないかもだからね)
倒されないよう、木の傍に大きめの木桶を置いて、お水も用意。
水核と聖核入れれば無限に魔力水が生成される。
もちろん、桶に魔方陣があるので溢れることはない。
きっとキャンディは魔力水が好きなはず。
ほらね、飲んでる。
私が自分で再充填した魔核は、どうしても魔力水になってしまう。
(これはこれで役に立つけれど美味しくなさすぎて、自分の飲水用にはならないから野営のときはイマイチなのよねぇ)
お留守番のキャンディに、リンゴに似たプルナという果物をあげて。
詰め所まで戻り、数日戻らない場合のキャンディのお世話をお願いして森へ向かった。
見渡す限り森だったが、魔条網という網がずーっと続いている。
アルシア側は全部魔条網で囲われてて、一定距離に監視所が設けられている。
今回はこの網が一部破れていた為の事故らしい。
歩哨がゲートを開けてくれたので、私はそっとハグイェア大森林へ足を踏み入れた。
──転移の何が怖いって、無作為の転移が一番恐ろしい。
私だって行ったことの無い場所には気軽に転移出来ないし、普通はみんなそう。
例外はパニックになった子供、普通の状態じゃない精神状態……気が触れた人や認知症の人。
彼らは驚いたり混乱すると、目標を定めず転移してしまうことがある。
で、運が悪ければ海の上、岩の隙間、とんでもない場所に出てしまう。
特に混乱した子供は、周囲の保護者が把握してる以上に転移しがち。
五キロしか転移出来なかった筈の子供が、まさかの百キロ飛んでたとかね。
(大森林に居るとしたら、全範囲が捜索地域ね……)
広範囲の索敵魔法を使ってみると、西と南に捜索隊が居るようだ。
東部分は浅い部分にちらほら成人のヒトの気配があるけど、少なめ。
私は東に行くことにして、静かに森を探索し始めた。
ゲートから近い場所にいる魔物は警戒心が強いから、無闇に襲ってくることは無かった。
三時間ほど進み、奥地に行くにつれて好戦的な魔物が増えてきた。
私が先に見つけた場合は溺死か窒息死、又は押し潰す。
水魔法が実はあんまり得意じゃないんだけど、森の中では火も雷も使いにくいので仕方ない。
なるべく魔物に見つからないよう、隠蔽魔法と認識阻害で慎重に進む。
(ヘビが多い……)
熱感知タイプは隠蔽が効かない可能性あるのよね。
嗅覚はどうにでも誤魔化せるけど。
私はこういう時に鑑定はなるべく掛けない主義。
干渉系や鑑定は相手に気がつかれるから、不意討ちしたい場合は悪手なのだ。
目の前にいるヘビは十メートル以上ありそうで、嫌だなぁ。
頭が小型車サイズとは。
暴れられたら木が倒れて来そうだし。
(とりあえず眼球を起点にして凍らせて、頭を落とすのが最適解ね)
結構強めに氷結魔法をかけたのだけど、通りが悪い。
びったんびったん暴れる蛇を避けながら、結局力押しで凍らせた。
風魔法でしっかり頭を落としたあとに、一応鑑定しておく。
ハグイェアヘルペトン(122歳)
ハグイェア大森林固有種
魔法防御力が高く凶暴
毒もあるのか……そこそこ長生きの蛇だね。
時空庫に放り込んでおこう。
数日なら飲まず食わずで寝なくても平気だからキャンプする気はない。
見知らぬ場所、未知の魔物が多い地でのソロ野営はハイリスク過ぎる。
安全そうな場所があったら休憩するとして、もうちょっと奥に行ってみようかな。
転移で行き来もリスク高い。
(戻ってきた瞬間に目の前に魔物がいるのはどうにでもなるけれど、人目にはつきたくないし)
──深い森は日中も薄暗いけど、夜はもう本当に真っ暗闇だ。
私は視界確保の為、目に魔力を纏わせつつ更に奥へと向かった。
「こんにちは、空いてる馬がいたら借りたいのですが」
馬屋のお爺さんは私を見て物凄くびっくりしたようだが、私が見せつけるように前に付き出してる国民カードの裏を見てもう一度驚いた。
「あれまあ、アルフォンス様の紋章じゃねえか」
「怪しいエルフじゃないですよ!」
「今おとなしいのが出払っててねえ、みんな森林に行くって言ってよ」
……そうでしょうねぇ。
まあ、居ないなら歩いていくから良いけど。
「魔馬ならおるんだがな」
魔馬とは先祖返りしちゃった魔臓持ち、どちらかと言えば魔物枠だ。
ちょっと気難しいけど、おとなしい馬達から産まれ育っているので野生より扱いやすい。
なので、先祖返りの魔馬は高価格で取引されている。
お爺ちゃんが見せてくれたのは二頭。
てか、二頭しか残ってないみたい。
「わぁ、六本足が居るなんて珍しい」
見事な青毛の六本足だ。
馬にも色々系統があるけど、野生と軍馬以外で六本足は見たこと無いなぁ。
大きいし、安定性抜群そう。
もう一頭は見た目は普通の栗毛馬だけど、魔力がダダ漏れ。
(魔馬は乗せて貰えるかどうか、だけなのよねぇ)
乗れさえすれば、まず逆らわない。
普通の馬より気難しいけど、序列には従う。
「早いのはこっちだな」
お爺ちゃんは栗毛を指差して言った。
「嬢ちゃんは初回だから金貨一枚。無事帰ってきたら、銀貨九枚返すぞ」
乗れたらな、と言いながら馬を引いて外に出た。
魔馬はどちらもオス。
名前はキャンディとクッキー……というらしい。
栗毛はキャンディさんだ。
「孫娘が付けたでよ」
お爺ちゃんはちょっと恥ずかしそうに微笑んだ。
キャンディが横目でこっちを見ている。
耳が引き絞られ、前搔きをしているので乗せたくない気満々だ。
出来れば脅さないで乗りたいのだけれど。
見つめ合うこと数十秒。
キャンディは降参した。
「あんれまあ! おったまげた」
お爺ちゃんはキャンディの様子を見て驚き、私から金貨を受け取った。
「嬢ちゃん、気に入ったらでええがコイツ買わんかね」
乗れるヒトがいないので、赤字馬らしい。
「戻ってから考えるわ」
手懐けてしまえばキャンディは良駒だった。
翼でもあるみたいに飛ぶように駆けて、早馬で二十分の距離を半分で走った。
走るのが好きな馬なんだろうな。
あっという間に森林警備の詰め所に到着。
警備の騎士がキャンディを見て驚き、私を見てもっと驚いた。
馬から降りて、言われる前に国民証を見せて通行証を手渡す。
問題なく許可が出たので、他の馬からちょっと離れた場所にキャンディを繋いだ。
キャンディが届く範囲内に牧草の種を蒔いて、成長させておく。
この牧草はイヴォークの遊牧民オススメの、柔らかくて美味しい牧草なのだ。
(すぐ戻れないかもだからね)
倒されないよう、木の傍に大きめの木桶を置いて、お水も用意。
水核と聖核入れれば無限に魔力水が生成される。
もちろん、桶に魔方陣があるので溢れることはない。
きっとキャンディは魔力水が好きなはず。
ほらね、飲んでる。
私が自分で再充填した魔核は、どうしても魔力水になってしまう。
(これはこれで役に立つけれど美味しくなさすぎて、自分の飲水用にはならないから野営のときはイマイチなのよねぇ)
お留守番のキャンディに、リンゴに似たプルナという果物をあげて。
詰め所まで戻り、数日戻らない場合のキャンディのお世話をお願いして森へ向かった。
見渡す限り森だったが、魔条網という網がずーっと続いている。
アルシア側は全部魔条網で囲われてて、一定距離に監視所が設けられている。
今回はこの網が一部破れていた為の事故らしい。
歩哨がゲートを開けてくれたので、私はそっとハグイェア大森林へ足を踏み入れた。
──転移の何が怖いって、無作為の転移が一番恐ろしい。
私だって行ったことの無い場所には気軽に転移出来ないし、普通はみんなそう。
例外はパニックになった子供、普通の状態じゃない精神状態……気が触れた人や認知症の人。
彼らは驚いたり混乱すると、目標を定めず転移してしまうことがある。
で、運が悪ければ海の上、岩の隙間、とんでもない場所に出てしまう。
特に混乱した子供は、周囲の保護者が把握してる以上に転移しがち。
五キロしか転移出来なかった筈の子供が、まさかの百キロ飛んでたとかね。
(大森林に居るとしたら、全範囲が捜索地域ね……)
広範囲の索敵魔法を使ってみると、西と南に捜索隊が居るようだ。
東部分は浅い部分にちらほら成人のヒトの気配があるけど、少なめ。
私は東に行くことにして、静かに森を探索し始めた。
ゲートから近い場所にいる魔物は警戒心が強いから、無闇に襲ってくることは無かった。
三時間ほど進み、奥地に行くにつれて好戦的な魔物が増えてきた。
私が先に見つけた場合は溺死か窒息死、又は押し潰す。
水魔法が実はあんまり得意じゃないんだけど、森の中では火も雷も使いにくいので仕方ない。
なるべく魔物に見つからないよう、隠蔽魔法と認識阻害で慎重に進む。
(ヘビが多い……)
熱感知タイプは隠蔽が効かない可能性あるのよね。
嗅覚はどうにでも誤魔化せるけど。
私はこういう時に鑑定はなるべく掛けない主義。
干渉系や鑑定は相手に気がつかれるから、不意討ちしたい場合は悪手なのだ。
目の前にいるヘビは十メートル以上ありそうで、嫌だなぁ。
頭が小型車サイズとは。
暴れられたら木が倒れて来そうだし。
(とりあえず眼球を起点にして凍らせて、頭を落とすのが最適解ね)
結構強めに氷結魔法をかけたのだけど、通りが悪い。
びったんびったん暴れる蛇を避けながら、結局力押しで凍らせた。
風魔法でしっかり頭を落としたあとに、一応鑑定しておく。
ハグイェアヘルペトン(122歳)
ハグイェア大森林固有種
魔法防御力が高く凶暴
毒もあるのか……そこそこ長生きの蛇だね。
時空庫に放り込んでおこう。
数日なら飲まず食わずで寝なくても平気だからキャンプする気はない。
見知らぬ場所、未知の魔物が多い地でのソロ野営はハイリスク過ぎる。
安全そうな場所があったら休憩するとして、もうちょっと奥に行ってみようかな。
転移で行き来もリスク高い。
(戻ってきた瞬間に目の前に魔物がいるのはどうにでもなるけれど、人目にはつきたくないし)
──深い森は日中も薄暗いけど、夜はもう本当に真っ暗闇だ。
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