World End

nao

文字の大きさ
214 / 273
第8章:王国決戦編

勇者の人助け2

しおりを挟む
「おい、一応は死なねぇように遊んだけど、治しとけ」

 部屋に戻るとアリーネに声を掛けた。

「はいはーい」

 アホっぽい返事をしてアリーネは寝室へと向かった。

「む、娘に何をしたんだ?」

 デブが恐る恐る聞いてくる。

「別に、ただ少しばかり過激に楽しませてもらっただけだよ」

 どうやらあの女の悲鳴はこの部屋まで届いていたらしい。

「なんだその目は?」

 デブとその家族が恨みがましく俺を見てくる。

「あんまり不快にさせんなよ。せっかくあんたの娘のおかげで楽しめたのに、そんな目で見られたら、妹にもちょっかいかけたくなるじゃねぇか」

 俺は舌で唇を舐めながら、妹の方に目を向ける。小さく悲鳴を上げると、母親の背に隠れ、母親は庇うように妹を抱きしめて、怯えた表情を浮かべた。

「もー、遊びすぎだよ」

 アリーネがぶつくさ文句を言いながら戻ってきた。

「治したか?」

「まあね。でも私は傷を塞いだりするぐらいしか出来ないんだからね。飛び出た目玉を元に戻すことなんて出来ないし、ぐちゃぐちゃになった顔の骨だって強引に治すしかないから元に戻らないよ。切断された腕とか足とかぐらいならなんとかくっつけられるけど、それだって神経が繋がっているかどうかも分からないから障害が残るかもしれないし。火傷だって跡が残るよ。取り敢えず、破裂した内臓はなんとか治せたから命に別状はないけど。あーあ、可愛い子だったのに可哀想。あれじゃ、私なら死んだ方がマシって思うよ」

 なんの気兼ねもなく、つらつらとあの少女の状態を話す。我ながら遊びすぎた気もしなくもねぇ。デブ達の顔が強ばり、妹は泣き出し、母親は姉の所へと駆け出した。しばらくして母親の悲鳴が聞こえた。どうやら娘の状態を見て驚いたようだ。

「……あんたは悪魔だ」

「かはははは、悪魔? 違うよ。俺は勇者だ」

 笑いながら俺がそう言うと、デブは力なく崩れ落ちて膝をついた。

~~~~~~~~~~

「さてと、約束通り、お前らを守ってやるよ」

 そう告げると、デブ達はなんの感情もなくただ頷いた。その様子を見て、口を舐める。

「街から逃げるためのルートがあれば教えろ。俺が直々にボディーガードをしてやる」

「……わかった」

 来たばかりの街でルートを確保出来るだけの知識はねぇ。それならば奴らに案内させ、敵が来たら守ればいい。

「じゃあ今すぐ出るか?」

「ま、待ってくれ。まだシンシアが、あの子が目覚めていないんだ」

「シンシア? ああ、あの女か。別に置いて行ってもかまわねぇと思うが。待つ必要あんのか?」

「あ、あんたに人としての情は無いのか!」

「さあ?」

 馬鹿みたいな事を聞いてきたが、情があるかどうかなんて正直どうでもいい。俺の言葉に、一瞬デブは不快感を顕にするがすぐに隠した。残った妹の方を姉と同じ目に合わせたくなかったのだろう。少しだけ嗜虐心をくすぐられるが、今は性欲の方は収まっているので我慢した。どうやら俺にも情ってやつがあるらしい。

「さてと、それじゃあ起こしてやるとするか」

 俺が指を鳴らすとデブが慌てる。

「待て、待ってくれ! 私達がやるから!」

「かはは、そうか。残念だ」

 俺が笑いながら言うと、デブと妹は慌ててシンシアの部屋へと走っていった。

「あんまりいじめすぎちゃダメだよ?」

「まあ、程々にしとくよ」

「とか言って、どうせまた他でもやるんでしょ? もう何人潰したと思ってるの? ここ最近だけでも10人だよ10人。妹ちゃんで満足したら?」

「セルトで遊ぶのが一番好きだが、あんまりヤり過ぎて壊したら元も子もねぇだろ?」

 セルトを傷つけるのは好きだが、殺したいわけではねぇし、あの顔を壊したいわけでもねぇ。だからこの破壊衝動を満たすために代替物が必要なんだ。こいつらをそうしようかと思ったこともあるが、如何せん能力が高いので失うのが惜しい。だから結局、こうして街で適当に知り合った女で遊ぶ事になる。それをいちいちとやかく言われる筋合いはねぇ。

「つ、連れてきたぞ」

 片足を引きずるシンシアは残っている片目で俺の顔を見てブルブルと震えて半狂乱になって泣き出した。

「いやあああああああああああ!」

 悲鳴を上げる彼女に俺はイラつく。

「おいデブ。そいつを今すぐに黙らせねぇと殺すぞ」

 俺の声が本気である事に気がついたデブは、すぐにシンシアの口を塞ぐ。シンシアはそれでデブの手を思いっきり噛んだが、デブは脂汗を流しつつも耐えた。

「それじゃあ、出発するか」

 俺はその様子を見ながら全員に声をかけた。

~~~~~~~~~

「このルートならすぐに街を出られるはずだ」

 デブの案内の下、俺たちは通りを進んだ。遠くから化け物の叫び声と、戦闘音が聞こえてくる。どうやら街の騎士達が頑張っているらしい。全くご苦労な事だ。

「あー、見つけた!」

「探したんだよ!」

 遠くからウェネーとエリミスが駆け寄ってきた。

「おう。人助けは出来たか?」

 まあ、どうせやってなどいねぇだろうが。

「いっぱい送ってきたわよ!」

「取り敢えず死にかけの者だけね」

「本当に死にかけていた奴だけか? 全くお前らも大概外れているよな」

 「送る」と言うことはつまり殺したという事だ。それをなんの感慨もなく嬉々として語るあたり、俺と同じく人として破綻している。

「そんな事よりこれからどうするの?」

 ウェネーが尋ねてくる。

「このデブどもを街の外まで連れて行ったらさっさと街を離れるぞ」

「えー、あの化け物と戦わないの?」

「なんで?」

「だって勇者なんでしょ?」

 至極当然の疑問だが、戦うかどうかは俺が決める話だ。それに騎士が何人死のうが、この街が滅びようが、俺にはどうでもいい。

「だからなんでだよ?」

「まあ、勇者様がそれでいいなら別にいいけど……」

 一応提案はしたが、実際には対して興味がねぇ事を俺は知っている。人間として真っ当である事を演じているんだ。まあ、結局は出来てねぇが。

「さてと、さっさと行こうぜ」

「ああ、っと、その前に、その子はいいの?」

 デブが肩を貸して、片足を引きずりながら、なんとか歩いている片目の、顔の崩れた醜い少女を見て、エリミスは柄に手を乗せる。

「お、おい!」

 怯みながらデブが俺に声をかけてくる。

「あー、そいつは放置しておけ。街を『安全に』出る約束なんでな」

「……そう。分かった」

 その言葉を聞いて、デブは安心した様に息をつき、エリミスは剣の柄から手を離した。

「それじゃあ、改めて行くとしようか」

 俺はデブとその家族に笑いかけた。

~~~~~~~~~

「ほいっ、約束通り街の外だぜ」

 ウェネーとエリミスに合流した後、特に何もなく街の外に出る事が出来た。まあ、元々化け物が一体入り込んだだけだからな。奴に会わなければどうって事はねぇ。

「あ、ああ。これが約束の金だ」

 デブが背負っていた荷物の中から金貨の詰まった袋を取り出して俺に渡してくる。ズシリと重い。

「毎度!」

 俺が笑うと、デブが後ずさる。

「も、もう放っておいてくれ」

「ああ、当然だ。ここまでが『約束』だからな」

 俺がその言葉を言った瞬間、エリミスがシンシアに一気に駆け寄ると、その首を切り飛ばした。少女は悲鳴を上げることすらなく絶命した。エリミスがそんな少女の横で可愛らしく笑った。あいつの頭の中では多分、前途多難な少女を救った英雄だという妄想でも広がっているんだろう。

「シンシア!」

 母親が悲鳴を上げる。

「お姉ちゃん!」

 妹が倒れ落ちた姉に抱きつく。

「あ……ああ、ああああああああ!」

 デブが発狂した様に叫びながら、よろよろと切り飛ばされた顔に近寄り、持ち上げて抱きしめた。

「じゃあな」

「バイバーイ」

「元気でねー」

「早く逃げないと死んじゃうよー」

 三者三様で心にも無いことをウェネー達が口にする。泣き続ける家族を背に俺たちは次の街へと歩き始める。後ろではセルトが立ち止まってデブの家族の前にいた。

「ごめんなさい……」

 小さい声だが、耳にそんな言葉が届いてくる。チラリと後ろを振り向くと、彼女がデブに掴みかかられていた。一瞬で頭に血が上る。

「あー、全くセルトちゃんも鬼畜だねー」

 ウェネーが呟く。

「ほんとほんと」

 その言葉にアリーネが頷いた。

「あそこまで行くと善意を通り越して、もはや悪意だよね」

 エリミスが言う。なぜならその瞬間、俺が一瞬でデブ達の前に移動し、セルトの前で全員切り殺したからだ。血が飛び散り、彼女に掛かる。セルトは呆然とした目で目の前の死体を眺めていた。

「お前のせいだ」

「え?」

「お前がこいつらを構わなければ死ぬ事はなかったのにな。本当に酷い奴だよ、お前は」

「……どうして兄さんはこんな事をするんですか?」

 意を決したようにセルトが尋ねてくる。

「さあ?」

 だが俺の行為に明確な理由なんざねぇ。強いて言えばセルトへの独占欲か。こいつを傷つけていいのは俺だけだ。

「さっさと回収して行くぞ」

 俺の言葉にセルトは頷くと、ノロノロとデブの死体に寄って行くと、その懐や背負い鞄など、デブ達の持ち物を漁り、宝石や金を集めて一まとめにし、自身が持っていたリュックに詰め込んだ。

~~~~~~~~~

 それから1時間ほど歩いていると、向かい側から馬に乗った若ぇ男がジジイと美人ともう1人若ぇ男を引き連れて駆けてきた。歳は俺と同じくらいか。一目で強いと分かる。

「あんたら、この先の街から来たのか?」

「ん? ああ、そうだ」

 その言葉で、馬から男が降りて来る。

「悪いがどんな様子か教えてくれないか?」

 後ろで警戒する3人を無視して、俺は男に向かって知っている事を話す。

「……そうか。ありがとう。あんたら、最近物騒だから、気をつけろよ」

 俺はその言葉に頷いた。それから男は馬に飛び乗ると、お供を引き連れて、街へと向かって行った。

「あー、ああいう、いかにも善人そうですって奴、反吐が出るな」

 遠く去って行く背中を見ながら、俺は地面に唾を吐いた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

今日結婚した夫から2年経ったら出ていけと言われました

四折 柊
恋愛
 子爵令嬢であるコーデリアは高位貴族である公爵家から是非にと望まれ結婚した。美しくもなく身分の低い自分が何故? 理由は分からないが自分にひどい扱いをする実家を出て幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱く。ところがそこには思惑があり……。公爵は本当に愛する女性を妻にするためにコーデリアを利用したのだ。夫となった男は言った。「お前と本当の夫婦になるつもりはない。2年後には公爵邸から国外へ出ていってもらう。そして二度と戻ってくるな」と。(いいんですか? それは私にとって……ご褒美です!)

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

黄金の魔導書使い  -でも、騒動は来ないで欲しいー

志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥魔導書(グリモワール)。それは、不思議な儀式によって、人はその書物を手に入れ、そして体の中に取り込むのである。 そんな魔導書の中に、とんでもない力を持つものが、ある時出現し、そしてある少年の手に渡った。 ‥‥うん、出来ればさ、まだまともなのが欲しかった。けれども強すぎる力故に、狙ってくる奴とかが出てきて本当に大変なんだけど!?責任者出てこぉぉぉぃ!! これは、その魔導書を手に入れたが故に、のんびりしたいのに何かしらの騒動に巻き込まれる、ある意味哀れな最強の少年の物語である。 「小説家になろう」様でも投稿しています。作者名は同じです。基本的にストーリー重視ですが、誤字指摘などがあるなら受け付けます。

ゴミ捨て場領主のクラフト無双 ~最弱魔法【分解と合成】で領地を黄金郷に変えたら、俺を見下していた大貴族令嬢たちが掌を返してすり寄ってきた件~

namisan
ファンタジー
東西南北の大貴族から「毒の川」「凶暴な魔獣」「莫大な借金」を押し付けられ、王国の『ゴミ捨て場』と化したローゼンベルク領。 父と兄を謀殺され、その絶望の領地を押し付けられた無能貴族のアークは、領地の分割を企む高慢な令嬢たち(王女、公爵令嬢、姫将軍など)に嘲笑われていた。 だが、彼には現代の知識と、隠された最強チート能力があった! 触れたものを瞬時に素材に戻し、全く別のモノに作り変える神の御業――【分解と合成】。 「毒の川」を分解して『超高価な宝石と純水』へ! 「魔獣の死骸」と「瓦礫」を合成して『絶対に壊れない防壁』へ! 借金取りには新素材を高値で売りつけ、逆に敵の経済を支配していく。 圧倒的なクラフト能力で、瞬く間にゴミ捨て場を「無敵の黄金郷」へと作り変えていくアーク。 己の敗北を悟り、震え上がる悪徳貴族と高慢な令嬢たち。 さらに、アークの圧倒的な知略と底知れぬ実力は、気高い令嬢たちの本能に深く刻み込まれていく。 「どうか、私をあなたの手駒としてお使いください……っ!」 プライドを完全にへし折られた最高位の美少女たちは、いつしかアークの与える『恩恵』なしでは生きられないほど、彼に絶対の忠誠と依存を誓うようになっていく――。 最弱のゴミ捨て場から始まる、爽快クラフト内政&ざまぁファンタジー、堂々開幕!

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...