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男の俺が転生させられたら女勇者になってた件
第6話「心の中」
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その日、ディアーユとキクルはいままで外したことはないと言われる有名な占い師の居る街を訪れ、魔王の元まで最短で行く道のりを占ってもらっていた。
「この先、他の大陸を解放して最後に魔大陸に向かうのが最短と出ているのぅ」
「やっぱり近道はないのか」
「直接魔大陸に向かうとなると、様々な障害に阻まれて、結果としてより時間が掛かると占いに出とる」
「そうか、ありがとう。占ってくれて助かったよ」
「なんのなんの、孫を魔獣から救ってくれた礼じゃ、占いで危機が分かっておってもそれを覆せるのはその時運命を変えうる立場にある者だけじゃからな」
「知ってるからってその立場に立てるとは限らないのか」
「そういうものじゃ、だからこそワシに出来るのはこうして礼代わりにお前さん達を占ってやることくらいじゃて」
「それだけで十分だよ」
「さて、それじゃあ次はそちらのお若いのを占ってやろう」
「ぼ、僕はいいですよ、特に知りたいこともないですし」
「いいのか? 周りの話じゃこのじーさんに占ってもらえる機会なんて滅多にないらしいぞ?」
「……えぇ、いいんです」
ディアーユに占わなくて大丈夫と言うキクルの様子を見ていた占い師のおじいさんは少しだけ魔を置くと、にっこりと微笑みながら占い道具の水晶を掲げてこう言った。
「それなら一つ、お前さんたちの相性でも占ってやろう」
「は? ちょっと待てじーさん! それは占わなくていい!!」
「そ、そうですよ、僕とディア様の相性なんて見ても、」
「遠慮するでない、おぉそうじゃ、せっかくじゃしこういう時にピッタリなとっときの術をお見せしよう。ほれ行くぞ、心・言・世・界!!」
占い師の水晶が閃光を発したかと思うと、ディアーユとキクルは視界が暗転し、次に気が付くとそこはまるで奥行きがつかめない七色の光に包まれた空間となっていた。
「な、なんだここは?」
「ディア様、ここってどこなんでしょう?」
「術を受けた時の感覚からして転移の類って感じではなかったからな、とすると場所は変わらず見えている物だけが変化してるのか? どれ、」
ディアーユは自分の仮説を確かめるべく、光魔法の状態異常回復で元に戻るか試してみたが、周りの光景に変化はなかった。
「ちがうか……、たぶん危険はないだろうけど、キクル、とりあえず俺にくっついてろ」
「はい」ムギュ
――ん? なんかおかしいぞ? なんだろう…この違和感は…………んな!?
「ちょっ、離れろキクル!!」
「え? あ、はい」パッ
――なんだ? なにが起こった!? 俺が自分からキクルに抱き付くように促しただと!??
「あの…、ディア様、ちょっと怖いんで背中だけでもくっつけてていいですか?」
「おう良いぞ」ピトッ
――……は! ってだから違う! まさかこれはこの空間に居るせいか!?
「キクル! 一度離れろ! 結界魔法を使う!」
「わ、わかりました」
キクルを離してからディアーユは周囲に物理的な防壁を張るタイプの結界魔法を発動させると、改めて光魔法で状態異常回復を試みる。
「一体どうしたんですかディア様?」
「……キクル、お前は何もおかしく感じないのか?」
「なにがですか?」
――自覚がない? 俺だけが気付いてるのか? それとも……。
「キクル、お前と初めて会った時、お前の村を襲ってたのはなんだ?」
「急に何ですか? えっと、亜竜の一種のワイバーンでしたよね」
――合ってるな。別の存在と入れ替わってるってわけではないみたいだが、だとしたらこの現象は一体……。
「キクル、お前俺の事どう思ってる?」
――な、何聞いてんだ俺は!?
この空間をどう思う? と聞こうとしたしたディアーユはまたしても思っていたのとは別の言葉が出てしまった。
「え? 好きですよ。たとえ世界中の人がディア様の力を狙うことになっても最後までお守りしたいくらい大好きです」
――うぐ、さらっとくそ恥ずい台詞を吐きやがって……。ってそーじゃなーい!! なにかがおかしいのは確かだ。だが魔法では変化がなかった、とすると他に試してない方法は……。
「…ディア様、ディア様は僕の事どうおもっているんですか?」
「え…? どうって……」
この不可思議な空間から脱出するためにはどうすればいいか考えていると、急にキクルから投げかけられた疑問に対して、一瞬ディアーユは言葉を詰まらせる。
――どうって、ただの偽装婚約者兼弟子……だよな? とはいえそれを正直に言い放つのもあいつが可哀想……ってなんでこんなことで悩んでるんだよ俺は!
「あ~その~、俺にとってキクルは……」
「僕は?」
――どうしよう、地味に期待するようなキラキラした瞳しやがって。ああもう、変に気を持たせるかもしれんけど当たり障りなく答えとこう。うんそれが良い!
「結婚して子供作りたいくらい好きかな?」
――……ってなんじゃそりゃぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!?!?!
自分自身そんな事を言うつもりは一切なかったのにすらすらと出てきたその言葉の意味を自分の頭が理解した瞬間、ディアーユは本気で発火しそうなほど顔が熱くなり、真っ赤な顔で思考停止しているキクルに急いで詰め寄ると、
「わ、忘れろーーーーーーーーーーーー!!」
気が動転して顔を掴み、そのまま頭突きをかましてお互いに気絶した。
・
・
・
・
・
「ほ、起きたようじゃな」
いつの間にかベッドに寝かされていたディアーユが目を覚ますと、その横には占い師のおじいさんが椅子に座っていた。
「……ここは?」
「店の2階にあるワシの自宅じゃ、本来なら術の効果時間切れとともに放心状態で立っている身体に意識が戻るのじゃが、お前さんたちは時間切れとともに倒れての、ひとまずベッドに運んだのじゃが、どうじゃった? お互いの相性がどんなもんかわかったかの?」
結果を聞こうとした占い師のおじいさんにディアーユは無言で腕を首に回してヘッドロックを掛けると、別の質問で返答する。
「おい、さっきのはどういうことだ? 自分の意志とは関係ない言葉を言わせる術か?」
「あいたたたた、い、一体どうしたんじゃ? なにをそんなに怒っとる??」
「いいからあの空間はどういう代物なのかを説明しろっ!! 」
「わ、わかったわかった、さっきお前さん達に使ったあの術は『心言世界』と言って対象となる者達を心の世界に誘う術じゃ」
「心の世界?」
「そう、お互いの意識だけが術で作り出した世界に入り、心の奥底にある本音を言葉として出せるようになるモノなのじゃ」
「言葉に出せる様にって……本音!? アレが俺の本音だと!? 断じて違う!! っていうかなんでそんな術を掛けた!!?」
「お互いが相手の事をどう思っとるか知るのにこれほど便利な術はないからの、恋人の相性も一発でわかる」
「こ、恋人って……ざっけんなーーーー!!! それじゃ完全に俺があいつの事を……、ぬあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ絶対違-------う!!!!!」
占い師のおじいさんから術の詳細を聞かされたディアーユは認めたくない現実に対して頭を抱えて煩悶した。
それから半日後、遅れて目を覚ましたキクルに『心言世界』での事をディアーユが恐る恐る聞くと、
「すいません、七色の空間に入った事までは覚えてるんですけど、そこから先の記憶がなくて……」
と、あの時の頭突きが効いたのかどうかはわからないがキクルはディアーユが彼を好きだと言った時の記憶を失っていた。
「この先、他の大陸を解放して最後に魔大陸に向かうのが最短と出ているのぅ」
「やっぱり近道はないのか」
「直接魔大陸に向かうとなると、様々な障害に阻まれて、結果としてより時間が掛かると占いに出とる」
「そうか、ありがとう。占ってくれて助かったよ」
「なんのなんの、孫を魔獣から救ってくれた礼じゃ、占いで危機が分かっておってもそれを覆せるのはその時運命を変えうる立場にある者だけじゃからな」
「知ってるからってその立場に立てるとは限らないのか」
「そういうものじゃ、だからこそワシに出来るのはこうして礼代わりにお前さん達を占ってやることくらいじゃて」
「それだけで十分だよ」
「さて、それじゃあ次はそちらのお若いのを占ってやろう」
「ぼ、僕はいいですよ、特に知りたいこともないですし」
「いいのか? 周りの話じゃこのじーさんに占ってもらえる機会なんて滅多にないらしいぞ?」
「……えぇ、いいんです」
ディアーユに占わなくて大丈夫と言うキクルの様子を見ていた占い師のおじいさんは少しだけ魔を置くと、にっこりと微笑みながら占い道具の水晶を掲げてこう言った。
「それなら一つ、お前さんたちの相性でも占ってやろう」
「は? ちょっと待てじーさん! それは占わなくていい!!」
「そ、そうですよ、僕とディア様の相性なんて見ても、」
「遠慮するでない、おぉそうじゃ、せっかくじゃしこういう時にピッタリなとっときの術をお見せしよう。ほれ行くぞ、心・言・世・界!!」
占い師の水晶が閃光を発したかと思うと、ディアーユとキクルは視界が暗転し、次に気が付くとそこはまるで奥行きがつかめない七色の光に包まれた空間となっていた。
「な、なんだここは?」
「ディア様、ここってどこなんでしょう?」
「術を受けた時の感覚からして転移の類って感じではなかったからな、とすると場所は変わらず見えている物だけが変化してるのか? どれ、」
ディアーユは自分の仮説を確かめるべく、光魔法の状態異常回復で元に戻るか試してみたが、周りの光景に変化はなかった。
「ちがうか……、たぶん危険はないだろうけど、キクル、とりあえず俺にくっついてろ」
「はい」ムギュ
――ん? なんかおかしいぞ? なんだろう…この違和感は…………んな!?
「ちょっ、離れろキクル!!」
「え? あ、はい」パッ
――なんだ? なにが起こった!? 俺が自分からキクルに抱き付くように促しただと!??
「あの…、ディア様、ちょっと怖いんで背中だけでもくっつけてていいですか?」
「おう良いぞ」ピトッ
――……は! ってだから違う! まさかこれはこの空間に居るせいか!?
「キクル! 一度離れろ! 結界魔法を使う!」
「わ、わかりました」
キクルを離してからディアーユは周囲に物理的な防壁を張るタイプの結界魔法を発動させると、改めて光魔法で状態異常回復を試みる。
「一体どうしたんですかディア様?」
「……キクル、お前は何もおかしく感じないのか?」
「なにがですか?」
――自覚がない? 俺だけが気付いてるのか? それとも……。
「キクル、お前と初めて会った時、お前の村を襲ってたのはなんだ?」
「急に何ですか? えっと、亜竜の一種のワイバーンでしたよね」
――合ってるな。別の存在と入れ替わってるってわけではないみたいだが、だとしたらこの現象は一体……。
「キクル、お前俺の事どう思ってる?」
――な、何聞いてんだ俺は!?
この空間をどう思う? と聞こうとしたしたディアーユはまたしても思っていたのとは別の言葉が出てしまった。
「え? 好きですよ。たとえ世界中の人がディア様の力を狙うことになっても最後までお守りしたいくらい大好きです」
――うぐ、さらっとくそ恥ずい台詞を吐きやがって……。ってそーじゃなーい!! なにかがおかしいのは確かだ。だが魔法では変化がなかった、とすると他に試してない方法は……。
「…ディア様、ディア様は僕の事どうおもっているんですか?」
「え…? どうって……」
この不可思議な空間から脱出するためにはどうすればいいか考えていると、急にキクルから投げかけられた疑問に対して、一瞬ディアーユは言葉を詰まらせる。
――どうって、ただの偽装婚約者兼弟子……だよな? とはいえそれを正直に言い放つのもあいつが可哀想……ってなんでこんなことで悩んでるんだよ俺は!
「あ~その~、俺にとってキクルは……」
「僕は?」
――どうしよう、地味に期待するようなキラキラした瞳しやがって。ああもう、変に気を持たせるかもしれんけど当たり障りなく答えとこう。うんそれが良い!
「結婚して子供作りたいくらい好きかな?」
――……ってなんじゃそりゃぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!?!?!
自分自身そんな事を言うつもりは一切なかったのにすらすらと出てきたその言葉の意味を自分の頭が理解した瞬間、ディアーユは本気で発火しそうなほど顔が熱くなり、真っ赤な顔で思考停止しているキクルに急いで詰め寄ると、
「わ、忘れろーーーーーーーーーーーー!!」
気が動転して顔を掴み、そのまま頭突きをかましてお互いに気絶した。
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「ほ、起きたようじゃな」
いつの間にかベッドに寝かされていたディアーユが目を覚ますと、その横には占い師のおじいさんが椅子に座っていた。
「……ここは?」
「店の2階にあるワシの自宅じゃ、本来なら術の効果時間切れとともに放心状態で立っている身体に意識が戻るのじゃが、お前さんたちは時間切れとともに倒れての、ひとまずベッドに運んだのじゃが、どうじゃった? お互いの相性がどんなもんかわかったかの?」
結果を聞こうとした占い師のおじいさんにディアーユは無言で腕を首に回してヘッドロックを掛けると、別の質問で返答する。
「おい、さっきのはどういうことだ? 自分の意志とは関係ない言葉を言わせる術か?」
「あいたたたた、い、一体どうしたんじゃ? なにをそんなに怒っとる??」
「いいからあの空間はどういう代物なのかを説明しろっ!! 」
「わ、わかったわかった、さっきお前さん達に使ったあの術は『心言世界』と言って対象となる者達を心の世界に誘う術じゃ」
「心の世界?」
「そう、お互いの意識だけが術で作り出した世界に入り、心の奥底にある本音を言葉として出せるようになるモノなのじゃ」
「言葉に出せる様にって……本音!? アレが俺の本音だと!? 断じて違う!! っていうかなんでそんな術を掛けた!!?」
「お互いが相手の事をどう思っとるか知るのにこれほど便利な術はないからの、恋人の相性も一発でわかる」
「こ、恋人って……ざっけんなーーーー!!! それじゃ完全に俺があいつの事を……、ぬあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ絶対違-------う!!!!!」
占い師のおじいさんから術の詳細を聞かされたディアーユは認めたくない現実に対して頭を抱えて煩悶した。
それから半日後、遅れて目を覚ましたキクルに『心言世界』での事をディアーユが恐る恐る聞くと、
「すいません、七色の空間に入った事までは覚えてるんですけど、そこから先の記憶がなくて……」
と、あの時の頭突きが効いたのかどうかはわからないがキクルはディアーユが彼を好きだと言った時の記憶を失っていた。
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