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第4章 クラステル魔法学園入学
最悪な隣人
グレイ騎士団長に会ってから数ヶ月、俺は6歳になり今日は入学式だ。
そのため、朝からウキウキして居るのだが…イグナシオは数日前から不機嫌らしい……
「………」
「…イグナシオ?…まだハグするのか??」
朝起きてイグナシオとのハグをしてから…かれこれ20分経った…
「…私とのハグは嫌ですか?」
「嫌じゃねぇよ…ただ俺は、お前の様子が違うから心配してるだけだっての」
「…心配…ですか……」
「当たり前だろ、お前がしょげてんだから………どうした?なにかあったのか?…」
「私が…しょげていると心配ですか?……」
「大切な奴が落ち込んでたら心配すんのは当たり前だ!」
「………そう…ですか…」
ふと嬉しそうに頬を染めて、イグナシオが視線をそらす……しかし、また俺の方に向き直ると…
「……レオンハルト様…もう少し抱き締めていても宜しいですか?…」
何時ものしっかりとした雰囲気とは打って変わってしおらしい…
お前は捨てられた子犬か!好きにしろよもう!!
「…おう」
「有り難う御座います…!」
ぱぁっと笑顔を浮かべて嬉しそうにするイグナシオは初めて見た。
あぁ…お前の後ろに割とハッキリ尻尾が見える…
………俺はそれから…なんやかんや言いくるめられて…1時間ほど抱き着かれたままだった……
イグナシオのお陰で入学式に遅刻した俺は小走りで自分の教室へと向かった。
既に教室の中には俺以外の生徒が揃って居て、俺は随分恥ずかしい思いをする羽目になった……
(…くっそ……なんでこの教室は後ろにドアねぇんだよ…!)
今すぐこの学園の設計者に抗議したい気分だ…
「随分と遅かったね、レオ」
「げっ……アルグレッド殿下…」
「げっとは…随分なご挨拶だね?女の子なら皆声をかけただけでも泣いて喜ぶのに」
「せんせー!席チェンジでお願いしますー!」
「聞いてない!僕の話聞いてないねレオ!?」
「うるっせぇな…つかレオって呼ぶんじゃねぇ、馴れ馴れしい」
「……一応…僕この国の第1王子なんだけどなぁ……」
何でこんなに馴れ馴れしくしてくるのかは謎だけど、コイツは要注意人物だ!
「…それは申し訳御座いませんでしたー…アルグレッド殿下」
「あはは、凄い棒読みだね」
「……」
王子は明るいし性格も良く見えるが…何処かゾワッとするもんを感じるんだよな……
と言うか…さっきから凄ぇドスの効いた視線でイグナシオが王子を睨んでるな……
「……っ💢…」
……止めとけイグナシオ…お前の視線は冗談じゃないだろ…多分……
そのため、朝からウキウキして居るのだが…イグナシオは数日前から不機嫌らしい……
「………」
「…イグナシオ?…まだハグするのか??」
朝起きてイグナシオとのハグをしてから…かれこれ20分経った…
「…私とのハグは嫌ですか?」
「嫌じゃねぇよ…ただ俺は、お前の様子が違うから心配してるだけだっての」
「…心配…ですか……」
「当たり前だろ、お前がしょげてんだから………どうした?なにかあったのか?…」
「私が…しょげていると心配ですか?……」
「大切な奴が落ち込んでたら心配すんのは当たり前だ!」
「………そう…ですか…」
ふと嬉しそうに頬を染めて、イグナシオが視線をそらす……しかし、また俺の方に向き直ると…
「……レオンハルト様…もう少し抱き締めていても宜しいですか?…」
何時ものしっかりとした雰囲気とは打って変わってしおらしい…
お前は捨てられた子犬か!好きにしろよもう!!
「…おう」
「有り難う御座います…!」
ぱぁっと笑顔を浮かべて嬉しそうにするイグナシオは初めて見た。
あぁ…お前の後ろに割とハッキリ尻尾が見える…
………俺はそれから…なんやかんや言いくるめられて…1時間ほど抱き着かれたままだった……
イグナシオのお陰で入学式に遅刻した俺は小走りで自分の教室へと向かった。
既に教室の中には俺以外の生徒が揃って居て、俺は随分恥ずかしい思いをする羽目になった……
(…くっそ……なんでこの教室は後ろにドアねぇんだよ…!)
今すぐこの学園の設計者に抗議したい気分だ…
「随分と遅かったね、レオ」
「げっ……アルグレッド殿下…」
「げっとは…随分なご挨拶だね?女の子なら皆声をかけただけでも泣いて喜ぶのに」
「せんせー!席チェンジでお願いしますー!」
「聞いてない!僕の話聞いてないねレオ!?」
「うるっせぇな…つかレオって呼ぶんじゃねぇ、馴れ馴れしい」
「……一応…僕この国の第1王子なんだけどなぁ……」
何でこんなに馴れ馴れしくしてくるのかは謎だけど、コイツは要注意人物だ!
「…それは申し訳御座いませんでしたー…アルグレッド殿下」
「あはは、凄い棒読みだね」
「……」
王子は明るいし性格も良く見えるが…何処かゾワッとするもんを感じるんだよな……
と言うか…さっきから凄ぇドスの効いた視線でイグナシオが王子を睨んでるな……
「……っ💢…」
……止めとけイグナシオ…お前の視線は冗談じゃないだろ…多分……
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