残響ブルーム -bloom affection-

山の端さっど

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§04 根濁してマロウブルー

雅文松に返らずクリプトムネジア

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 空間が割れる。
 雷のような鋭い割断面を浴びて、鬼は立ちつくした。
(そっか、こいつの術、周りの景色にまで幻覚かけてたのか)
 その姿から、青白い炎が立ち上る。
 炎が長い爪の、指の、おおきな腕の形に膨れ上がる。剥がれた式神の身体を脱ぎ捨てて、頭をもたげる。髪の炎が滝と流れ落ちる。地面に触れれば悲鳴のような音が広がる。
 炎の腕が、燃える爪をこちらへ突き立てようとしている。
「ああ……」

 鬼ではない。
 いかったの形の炎だ。

 賀茂瓶児かものみかるはといえば、何やら必死に長い呪文を唱えている。式神の暴走なんて陰陽師には珍しくないかもしれないが、一瞬で片付けられる事態でもないだろう。
 ……不思議なほど驚きはない。焦りもない。こうなることが分かっていたような気がした。
(いやあの……ピアスのあいつが言ってたんだっけ? ここまで言ってたか?)
 ともあれ。
「なあ、あんた、何が憎いんだよ」
 炎もまた、響のその言葉と差し出す手を待っていたように見えた。

 掌が灼ける。
 手を取られた、なんて状況ではない。炎が降り注ぐ。肉の熱伝導率で腕に伝う。熱として肉の奥へ入り込んでくる。断片的な感情や光景が目の前をちらつく。頬に火の粉が飛んで、それは染みずにぱちんと弾かれた。
小折こおり?)

 肩をぐいと引かれた。
 思ったより強い力で、焼け縮んだ肉は簡単に後ろ向きに転げ、ない。
(いや何考えてんだ俺)
 ……身体のどこも火傷などしていない。あの炎だって幻覚のはずだ。肩を掴んだ手は本物だが転ぶほどではないし、遠方から今聞こえた何かの衝撃音も、自分の身体が焼けた音では決してない。とりあえず手の主に注意を向ける。

「やっと起きょったなぁあらくたもん乱暴者!」
「あ?」
「見ぃや」
 瓶児が扇子で示した方向には、鬼の式神……の残骸、が横たわっている。何かが燃えた様子はやはり無い。
「あ……」
 そしてそのはるか遠くに、青く激しく火柱が立ち上っているのが見えた。再び衝撃音がして、火が高さを増す。

「……れ、何だよ」
「分かるにゃろ。おんどれの壊した雁皮がんぴおんなしや。わたしが行かんと直せんで」
 同じ、とかは分からないが、言い方だけで嫌でも分かる。あの火柱は。
「……ミツダマ?」







 時を少し戻して、場所を移して。
 芽咲万朶がざきばんだはミツダマを背負い軽快に駆けていた。ほとんど小さい山へ続く獣道と化している細い荒れ道だ。
「うーん、やっぱりマカヤキっちと一緒だとウチのサトリうまく働かなくなるんっすよね! 前々前々(中略)前世の因縁っすー!」
「初耳だなあ」
「まあ今世で再会できる確証なかったっすからね」
「それでは今からでも、何処いずこかへ置いて参りましょうか?」
 少女、坊胡蝶ぼうのこちょうは首を傾げた。
「いや、流石に気絶した女の子ひとり置き去りも運送頼むのも危ないよ。この状況じゃね」
 赤い紙片が風に飛ばされる。その奥に見えてくるのは、また紙吹雪。きりがない。
「ま、目的地もうすぐのはずっすからね。ミツダマっち、こっちっすか?」
『うう、ん……こっち……』
「あ、見えたっすよ。ピオニィっち!」

「お~? なんだ、バンダちゃん共じゃ~ねえの。陰陽師の1人や2人でも来やがったら面白かったって~のになぁ?」
 大木の根元に咲いた紅色の大輪が螺旋らせんのリボン状にほどけ、緑の髪と褐色を思わせる赤い頭に変じた。

「そのケースだとピオニィっちは超絶ピンチだったっすよー」
「ムカつく言い方すんなって~の生真面目。知ってっし。ほ~ら」
 白い肌が木のうろの中からのぞく。何かが丸まって眠っている。
「ま~呪いで血まで活性化してるだけで、眠っても生きてもねえけど~ってな。ん?」
『あ……あ……』
「ミツダマっち、怖いことないっすよ。だーい丈夫っすからねー。ウチがついてるっすよ」
 芽咲万朶は背からゆっくりと下ろした幽霊を抱きしめた。
『ぼく……ど、なる……?』
「前に言ってた、鉄道旅行実行してみるのはどうっすか?」
『で、も……きない……』
「魂をいきなり刈り取りに来る天使も悪魔も、この世には存在しないっすよ、バンダちゃんの知る限り。これからのことは、記憶を取り戻してからゆっくり考えれば良いんっすよー」
 静かにさすられて、幽霊の半透明の表情が和らいでいく。ゆっくり頷いて立ち上がった。

「……よし。じゃ儀式を始めよっか。といっても、もともと一つだったものを繋ぎ合わせるだけだからね。バンダちゃん、場だけ整えといて」
「りょーかいっす!」
「胡蝶、撫物なでもの。ピオニィ君は何かやる?」
「あ~俺様? 手順ミスんね~か見張ってやろうか?」
「勘弁してよ。所詮人間レベルのまじない事だから……」
 軽口を叩いていた墓標ぼひょうの口からいつの間にか呪言が滑り出でる。ずるずると吐き出しながら、人型の紙を周囲に擦り付けていく。自分の身体、木肌、うろから引き出した白い腕、最後にミツダマの半透明の腕。紙を投げ捨てて、2つの手を繋げた。
「……はい、握手して。手ってけっこう敏感で薄いからね。触れたところを媒介に、自分を取り戻してこうか。分かる? 馴染んできてるのがさ」
 頷く透明な頭が、ゆっくりと色づいていく。
「血の一滴に至るまで存在は通常、肉体に縛られる。その認識が抜けないと、自由な意識すら存在と離れ離れになっちゃうわけだ。肉体はこうして使えない器となっても、変わらずこれは君だよ。この器の中に残された存在も、君のものだ。さあ、取り戻して」

 肌の色をした瞼が開かれた。
 目の色をした瞳が下から現れる。
 現れて、ギュッと縮む。
『思……い……だし……た……』
「成功かな。気分はど」
『あ……あぁあ?』
「ミツダマ君?」

『あ、は、あああああああああぁぁぁぁぁああぁああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああっ!!!』

 火が噴いた。
 一瞬至近距離で呑み込まれた墓標は、火を払ってまた近づく。
「大丈夫! 大丈夫。降霊時に混乱するのは自然な事だよ。ちょっとだけ落ち着いてね」
『やめて! やめろ、びゃ、』
「ちょっと手荒な事するよ。ごめんね」
 墓標は目の覆い布を少し持ち上げて、燃え盛るミツダマの顔だけを覗き込んだ。小さく何事か囁く。
「っ!」
 と、一歩、目を押さえてふらりとよろけた。
「あー……ごめん。失敗した。これ小手先の処置じゃ無理だ……ね……」
「墓標っち!」
「逃げて!」

 次の瞬間、青黒い焔がミツダマを中心に膨れ上がり、周囲の木々を包み込み、薙ぎ払って広がった。

『なんで……なんでな■■なんでなんで!!! なんで僕がこんな■■■目に遭わなきゃな■■■■■!!! お前のせいだお前達のせいだ! ■■■だろう! ■殺■■■■や■■■■■■■■■■二度と■■■■■■■■■■!!! あああああああああぁぁああああ!!!』

 焔の激しい音に紛れて、ほとんど怒声も聞こえない。







「……霊魂の暴走。距離十ちょう余り。走っても間に合わん……」
「今、どうなってるんだよ」
 賀茂瓶児は響に視線を移した。
「どうも何も。記憶を取り戻したんにゃろ」
「それで、何で」
「さあなぁ。とまれ、よ行かんと壊れるで」
 賀茂瓶児は扇子を拾い上げて、よた、と踏み出した。顔をしかめる。紙が千切り取られたように脚が一部千切れて欠けていた。
「人用の式なんと、どう書き直してもなぁ……いや、ものは試しや」

 いきなり右腕を掴まれる。強い静電気が走った。
「なっ?!」
「……ま、大元は護られとるか」
 違う。触れられている場所がずっと痺れている。先ほど火を浴びた時と同じだ。
 身体の芯で、小折春樹の編んだ対抗術が反応している。
「まあ一部でかまへんわ」

 二の腕の皮膚が折れ曲がった。

「んぐっ」
 骨が裏返る。指がすっと激痛の線を描く。真皮が爪と固着する。見えない墨が滑って形を変える。
「何しっ……ふざけ……」
「雁皮の式使とるだけや。おのれが受け入れたもんやろ。大人しく紙になりぃ」
「かみ……」
 思い付きは言葉にならない。その間にも、響の腕は変形して折り畳まれ、開かれ、完成していく。
 時々走る激痛と、それさえ霞む、ゾッとするような暴力的な快感。自由なはずの左手は顔を隠すことにしか使えない。
(またかよ……!)
 影や小折春樹に弄られた時と同じだ。終わって手を離されるまで、結局ろくに抵抗もできない。
「っ、いい加減に……」
 やっと離された腕を振ると、やけに軽く、分厚く風を押し下げる。
「あ?」
「存外に心地良ぃやろ?」

 式神の本体はあくまで紙と言うなら、背に乗られてこの軽さも納得するしかないのか。
 耳元で唱えられた呪文に反応して、勝手に右腕が動いた。
 折り広げられた肌が空を打つ。身体が傾いて、一気に持ち上げられる。
「!」
 響の右腕は丸ごと巨大な翼になっていた。

「……理解が追いつかねえんだけど」
 勝手に翼が力強く羽ばたけば、身体はグラグラ揺れるがなんとかバランスを取って高度を上げる。
「何や、おのれも早よ行きたいにゃろ? 自慢やけんど、片方これでも車より速いで」
「いや、そりゃ行きたいけど……」
 乗り物代わりにされたのは百歩譲るとして、片腕を改造された説明が何もない。
「簡単な話や。式神にするんに一番適したは何にゃと思う?」
「式神の素材? ……あ、あの和紙?」
 確か墓標が言っていたはずだ。御降おおりでも使っている特殊な和紙だとか何とか。

「外れや。正解は、人間」
「は?」
「正確には、適合者の肉体と紐づいたいくらかの精神、ゆう事になるなぁ」
 風が変形した腕の間を……羽の間を抜けていく。
「おのれもそうや、賢木響。雁皮や三又みつまたと同しにな」
「そ……」
「何でも術を記せて数百年記録して、陰陽おんようを好きに現せる理想的なや。奇跡的な確率やけんどな」

 今、この陰陽師は何と言った?

「あの鬼……いや、雁皮って奴は、元々人間……」
 青白い炎が成した、あの人間の形が頭をちらつく。
「知らんで、何で雁皮壊しとったんにゃ?」
「いや……非人道的な奴っぽいから……」
 後から何故と聞かれても困る死にかけた時に会ったピアスの男にぼんやり唆された、とは極めて説明しづらい。
「は。あないな化け物と仲良し子よしで、よう人道なんと語るわ」
 それはそうかもしれない。
「……じゃねえ、いや、だとしたらって話だけど……その、みつまたって言ったよな、今」
「そやな」
「ミツダマの事か?」
 賀茂瓶児はしばらく黙り込んだ。
「まだ分からんわ」
「は」
「会うてみるまで性質は分からん」
 響はゆっくり息を吐いた。

「それは、ミツダマがかどうかは見てみるまで分からないって意味か?」

 賀茂瓶児はかすかに笑みの音をこぼした。
「そうや」
 ……小折春樹はどこまで知っていただろう。バンダちゃんや墓標は、影は、誰かしらは、察して響に黙っていたのだろうか。
「あんたらが必死にミツダマ探してたのは、てかあんたがわざわざここまで来たのも、失くなった書類のありかを知ってる下手人の可能性があるからじゃなくて、ミツダマ自体が適合者で、探してた書類そのものが、丸ごと澄谷すみがやにあるかもしれないから……術を数百年保存しておける、適合者だったから……」

 バラバラとはいえ、肉体も精神も在処がほぼ全部分かっていた。圧さえかけてやれば黙っていても響達が肉体のパーツは勝手に集めてくれるし、亡霊のミツダマの精神も連れてきてくれる。そこをまとめて回収する……。

「もう一つ適合者も見つけて、万々歳になるとこやったんやけどなあ。一つ壊されて一つは何にゃら暴走、もう一つは御降のあやがべったりや。割に合わん」
「知るか。……つーか」
 恨み言を吐きたくなるのを堪える。
「コレ、この翼。どこに風当てりゃもっと速くなんの」
 瓶児は目を剥いた。
「何だよ」
「……風があるなら 滑翔かっしょうや。一気に高度を稼いでから滑空。羽ばたきに合わせて叩きつけてから、この角度で流す」
「こう?」
 握り込んだ左手から突風を流す。と、大きく身体が揺れた。
「強すぎや!」
「叩きつけるって言っただろ?!」
「調節しぃや! わたしが天才やなかったら滑落しとったで」
 自画自賛、するだけのことはあるのかもしれない。急な風で乱れた姿勢はすぐに翼を調節して立て直し、風を捉え直して確かに上昇させている。
「まぁええわ。次は安定した吹き上げの風やで。一定の風量や」
「……一定の力で風出し続けた事ねえな……」
「?! 風遣いの癖に何にゃの、おのれ……」
「しょうがねえだろ! ついさっきまで風操るなんて考えた事も無いんだから」
「はぁ?」

 ガタガタの軌跡で翼は空を滑走する。
「……なあ、ミツダマ止めるって何すんの」
「本体に触れれば一発やな。わたしの指一本でも当てれば、式神ならどんな式も止められる。天才やからなぁ」
「はいはい。……ん? 本体?」
「そや。あの火には触れられん。術師の制御外れて長い崩れた術や、下手するとわたしの式が燃え消えよる」
「どうやって本体に触れる気だよ」
「……ちなみに、おのれもあかんで」
「俺?」
「おのれの所業忘れたん? 雁皮と同しに壊れよったら困るやろ」
「あ……」
「遠くから式解析して術組むんは難儀ゃにゃあ……」
「どうすんだよ……」



 その時、目の前を黒い稲妻が横切った。



「D・I・Y」
「……あ!」

 稲妻は火を切り裂きながら、着地した。急な下降気流の風の道に、片翼も引きずり込まれる。

「……Don't Impose Your own opinion己の意見を押し付けるなかれ,and Don't Identify Yourself with anyone己を何者とも同一視するなかれ……わたくしは納得していません。貴方々は貴方々自身で始末をつけるべきです」
 響がなんとか受け身で着地した時には、スーツの少年の姿の稲妻は墓標とバンダちゃんを抱えていた。火傷を負ったらしい墓標が「あはは」と笑う。
「でも助けてくれるんだ? 馬喰ばくろ
「貴方を助けただけです。美路道ミロドウカゲと賢木響には助力しません」
 馬喰ニム、本名バノン・ニックス。少年は響に向けてため息をついた。
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