丹生子さんと25の開かれてない謎

山の端さっど

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4と残留思念

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丹生子にゅうこ。また面倒に絡まれたようだな」
「どうも。そっちは面倒がなくても忙しそうだね」
「貴様と違って暇じゃないからな」

 丹生子さんと挨拶を交わす男性、鹿猪かいの雄王ゆうおうさんは恰幅かっぷくの良い人だ。多忙の理由は様々な調査に有用な超能力、残留思念知サイコメトリーを持っているから。触れた物が最近置かれていた環境を、過去へと遡って読み取ることができる。強力な超能力エスパーだ。テレビで見る手品の本物バージョン。

「初めまして。本日はよろしくお願いいたします」
「あ? 丹生子、貴様の新しい付き人か?」
「いや、青丹あおにのだよ」
「青丹の?」

 面食らったような顔をしているので礼だけして目の前を辞す。もう一人優先で挨拶する人がいる。

「お久しぶりです、鶴姫つるきさん」
「お久、紙背しぜい君~」

 鹿猪鶴姫さんにはご挨拶した事がある。青丹さんの付き人になって間もないころ、たまたまアポが取れた。
 雄王さんとは従兄妹いとこにあたる。超能力者がまれに生まれることを誇りにしている鹿猪家の中では、とても気安い人だ。分家だからかもしれない。または、雄王さんほど長期間は物の記憶を辿れないから、跡目争いに加わらずに済んでいるからか。あるいは単純に若さ。頭に触れられそうになって後ずさる。

「逃げないでよ」
「青丹さんのプライベートは守秘義務対象ですので」
「ちぇっ」

 人は残留思念を読み取れる対象ではないらしい。髪の毛の束なら物体として扱えるが、分量が多くとも長時間の鮮明な思念が読み取れるとは限らないとか。鶴姫さん曰く、「超能力って毎度出力の変わるテキトーなもの」なので、深く考えない。と、雄王さんが鶴姫さんに話しかけに来た。

「鶴姫、こ」
「なあに」
「この付き人、まさか本物か?」
「本物だよ。兎月とげつに聞いてない? あたしこの前直接青丹に聞いてみたらすっごいにらまれちゃったー」
「な。何しに会いに行った?」

 兎月さんと松白まつしろさんにも挨拶する。それぞれ雄王さんと鶴姫さんの付き人だ。派閥にはあまり囚われていないのか、この二人は仲が良い。僕とも親しくしてくれる。

「紙背さんも大変ですね」
「僕はたまに丹生子さんのお手伝いをしているだけですので……」
「安全装置業はかどってます?」

 その呼び方は何なのだろう。

「そういえば、先日『アドベント』の現場で誰か捕まったとお聞きしましたけど」
「ああ……取調べ中のようです」

 丹生子さんが心を読んだと軽く聞いた。いわゆる住所不定、インターネット上で雇われただけで依頼主の顔も知らない人。やろうと思えばさらに調べられるが、そこまで手間をかけるべきかは微妙な手がかりだ。不発で済んだ投げこみ小型爆弾の方が情報量が多い。

「最近多い事例ですね」

 兎月さんの言葉はそっけなかった。



 控えて情報交換する付き人をよそに、超能力者サイドは仕事に取りかかっていた。あえて警視庁から離れた、交通の良い施設の一室に二つの資料が置かれている。

「ふざけた予告だ」

 アドベント4。それだけ書かれた紙に触れるのは鶴姫さんの方。雄王さんは「情報量の多い」封筒を担当する。どちらも丹生子さんの探偵事務所に届いたものだ。

「……配達中のことしか読めない。わざと配達に時間かかるようにしてたんだね」

 鶴姫さんはすぐに手を離して雄王さんに駆け寄る。

「……気が削がれる。最中に近づくな」
「あれー、サイコメトリーってそんなに弱い力だったっけ? あたし強くないけど、1時間は頭にイメージ焼きついて離れないなー」
「……まだ遡っている最中だ。趣味が悪い」
「何が悪いって?」
剃刀かみそり
「あー」

 小さく紙のれる音がした。違和感のある音。雄王さんが僕を見る。

「……場所が判明したらすぐ行くのか」
「付近の交番に連絡しますが、ここから車か公共交通機関で移動可能でしたら丹生子さんと僕も現地に行きます。お二人は?」
「可能だ。それから都内の宝飾店に連絡を回せ」

 雄王さんはこめかみに指を置いた。

「都内の郵便局まで車で30分の場所に、1ヶ月ほど手紙は置かれていた。その隣に宝石を嵌めた特徴のある指輪があった。盗難品かは知らん」
「移動経路について辿れる限りを、その次に指輪の詳細を願います」

 地図と絵描きツールの起動は済んでいる。

「……手紙はポストに放りこむ直前までハードケースに入れられていた。犯人の特徴と移動経路の正確性は期待するな」
「はい」
「経路を遡って辿る形で伝える。ポストから真横に10歩、車に移動。ポストを右手に直進。約40km/hキロで2分走行。右手に曲がり傾斜のきつい山道に入る……」

 ……想像よりはるかに丁寧な説明だ。残留思念の読み取りは現在から過去へ遡って行われるというから、読み取ったままの順番で言うのは負担が少ないだろう。それでも、向きの変化が正確なのはかなりありがたい。
 大きく遠回りしているが、最後まで聞く前から大体の場所は読めた。そもそもポストから30分以内の場所だ。兎月さんに合図して車を出してきてもらう。

「現地付近に移動しながらお聞きします」

 丹生子さんは助手席、雄王さんと僕は後部座席に座って聞き取りを続ける。
 ポストの設置場所から車で30分、それも回り道をしているのならなお範囲は絞れる。近づいている間に車内で残りのルートも聞き取れる誤差だ。

「……少し停止して、っ……み、いや大きく左折だ」
「休憩されますか」
「いらん。その付近に細長い車1台幅ほどの駐車スペースはあるか」
「あります。道なりにS字にカーブして少し進み、左手に。バックで駐車も可能ですが」
「おそらくそこだ。後は現地で他の候補も探せ」

 雄王さんは肩の力を抜いた。
 手紙の運搬者は、信号などで停車するたびに手紙を入れたケースの向きを変えたり振ったりしていた。その撹乱かくらんを完全に読みきって正しい方角を伝え続けるのは苦労しただろう。それから剃刀。

「……雄王さん、やはり少し休憩を」
「いらんと言っているだろう。……次は指輪だったな。メインの石は5カラットはない。インクルージョンがあり、決して最高級ではないが輝きファイアの強いマンダリンカラー。スファレライトだな……」

 読み上げられた特徴を書き取って絵を描いてみる。合間でハンカチを額に当てるくらいは断られなかった。

「失礼します。似ていますか」
「……ああ」

 パッと見た宝石単体では難しくとも、台座の意匠で価格帯が読めるタイプ。すぐに蜂庫はちこさんに絵のデータと連絡を回す。電話を切ると別の連絡が入っていた。

「心当たりがあるというお店から連絡がありました」
「妙に返事が早いな」
「知り合いのお店には、簡単な特徴だけ先にお伝えしたので」

 丹生子さんが。お店のリストを丹生子さんに渡したら、雄王さんの心を読んで、車を持ってくる前に連絡を回してくれた。読心サトリは便利な超能力だ。道案内ははっきりしたイメージがないので雄王さんから丁寧に聞いた方が良いだろうけれど、宝石の具体的な映像はすぐ分かる。
 僕の知り合いのさらに知り合いのお店で、盗難に遭った品だった。鹿猪家が使うような有名店ではない。他の品数点と共に店舗から盗まれており、盗難届提出済み。警察もすぐ気づけるだろう。一手だけ情報が入るのが早かっただけ。

「雄王様。こちらの道、やや怪しい駐車が見られます。普段なら気にしない程度の車ですが、いかがしますか」
「こういう時の嫌な勘は当たる。ルートを変えろ」
「はい」

 兎月さんはハンドルを滑らかに回した。確かに怪しい違法路駐車だ。道路上のルートを制限するような置き方をしている。

「しかし、わたくしどもは消印のあった郵便局からも、投函されたポストからも移動を開始していません。ここを通ることは予知でもなければ想定しがたいでしょう。……そして、予知能力者とは思えません」

 それもそうだ。路上で狙うなら目的地付近の方が効率がいい。……家がパズルのように詰まった、古くからの住宅地の民家の近所に、人目を気にせず仕掛けられるとは思えないけれど。
 家そのものは、長く無人なら、見覚えのない人が家族親戚を装って家を掃除に来ることはありえる。大荷物で来てもさほど怪しまれないかもしれない。……。

「どうした、安全装置」
「いえ」
「お前の心を読めるのはわたしだけだよ。言いな」

 丹生子さんの言葉に、雄王さんがこちらを見た。個人的なことを考えていたたけだ。でも何も言わないのも気まずい。

「……スファレライトはたしか割れやすい石です。それを残留思念でわざわざ犯人が見せたのは、何か宝石が傷つく程度の小さい衝撃を起こす仕掛けが家の中にあるからではと考えていました」
「可能性はある。短時間であれ陽の射す時間帯のある場所に宝石が置かれているというのも気に入らん。しかし、スファレライトを選んだのはもっと単純な理由だろう」
「はい?」
「足がつかんようにするのが上手いだけで、奴の知能が高いようには思えん。この撒く気のないルート取りといい、思いつきで計画を立てたのかと疑うな」
「……今、なんと」
「だから、スファレライトの石言葉は『幻惑』だろう。見分けのつきにくい他の石と同時に産出するため『裏切り』や『紛らわしい』という意味の語が語源になっている。超能力者の裏切り者として自分をアピールしたいのだろう」
「目的の家屋は周囲を背の高い家に囲まれています。10月にはほぼ室内に日光が射さないはずです」
「な」
「現地の今の状況によりますが」

 雄王さんはしばらく動きを止めた。

「……いや、ここで間違いない。貴様の引いたルートは完全に私の記憶と一致する」
「では合っているのでしょう」

 確認に使ったマップの写真撮影日を確認する。三ヶ月前。残留思念で読んだ一ヶ月ほど前には変化があったかもしれない。

「……丹生子」
「安心しな、雄王。安全装置はこういう奴で、お前にプレッシャーをかけようなんて微塵みじんも思っちゃいないよ。さあ行こう行こう」

 丹生子さんは運転を邪魔しない程度に騒ぐ。





 ……さて、「変化」の内容は、現地であっさりと知れた。

「家に大穴が空いているな」

 そこから射した日光が宝石と予告状を照らしていたわけだ。雄王さんが道案内に自信がなかった場合、陽が射しているという情報は嫌なブラフになっただろう。

「中から嫌な臭いがします。丹生子さん、透視をお願いできますか」
「うん」

 丹生子さんはなぜか僕の背に手を当てて、「……うん、人間じゃない」と呟いた。

「ただ手ぶらで入らない方がいいな」

 兎月さんがマスクを取り出した。









「鶴姫さん?」

 例の家の中には指輪は無かった。丹生子さんの透視で確かめたので間違いない。仕掛けどころか、超能力の及ばない不動領域すら無いもぬけの殻。残っていたのはかすかな生活痕と野生動物の亡骸だけ。近所の人の話では、二ヶ月ほど前、台風の夜が開けたらああなっていたらしい。野生動物も、自然に入りこんだのかもしれなかった。
 調査を終え、元の施設に戻ってきた僕は、待機中にいなくなってしまったという鶴姫さんを探していた。

「ちょいちょい」

 ……物陰から手招きされた。

「皆さんお探しですよ」
「ちょっとだけ雑談に付き合ってよ。せっかくのんびりできる仕事なのにさっさと帰りたくない」
「鶴姫さん……」
「鹿猪って息がつまるの。ね、ね、20分だけ。あのさ紙背君、超能力者サイ・エス連合のトップって人に直接会ったんでしょ。どうだった?」
「どう、というのは……守秘事項が多く言いづらいので……」
「前置きなしで」
「面接現場で会った審査担当の方に、良い印象だけ感じるのは無理です」
「嫌そ~」

 笑われた。

「リモートでは話したことあったけど、まあ、あの態度あたしがサイコメトリーだからかもだしねー。数日しか遡れないのにさー。あ、あれね、トップの双子の弟が超~弱いポストコグニションだから過去が読める系能力者には甘いって噂」
「もしかして、コーテスさんという方ですか」
「名前は知らない」

 ポストコグニション。いわゆる「過去知」。未来予知の対というか、過去のことを制限無く知れる超能力だ。派手ではないが、読める期間が短かろうと相当に強力な超能力だろう。

「超能力者って双子多いよね。丹生青にゅーあおもだし、あたしも双子だし」
「そうなんですか」

 声色に気を遣ったのが透けてしまったのか、鶴姫さんは笑った。

「妹は0歳で死んじゃってさ。何も覚えてないの」
「ああ……」
「で? な~んで双子トークに乗っかってこないの双子君」

 僕は肩をすくめた。

「僕は二卵性の双子なので」

 元々は完全に一つだった一卵性ではなく、たまたま同時に生まれることになった別の二人の子だ。僕は兄をそこまで双子とは思っていない、かもしれない。

「ところで僕が双子だとどこでお聞きに?」
「丹生子が言ってた」
「そうですか……」

 僕のプライベートをあまり撒かないようお願いしたことはなかった。今度しよう。

「でね……その……」
「はい」
「台本飛んだから本題に入っていい?」
「どうぞ」
「雄さんの身辺調査して」
「それはちょっと」

 もちろん「雄さん」は雄王さんのことだ。双子からどう話を繋いでここに持ってくる台本だったのか少し気になる。

「ほらさ、雄さん実は繊細な人だから、いろいろ鹿猪のこと考えて婚約者とか恋人とか作ろうとしないの。どうせ誰選んだって子供が超能力者になる確率はトーケー的に1割以下。奥さんになる人が居心地悪くならないように、家の中で十分な影響力持つまで結婚しないって決めてるんだって~。惚れない? そういうの」

 鶴姫さんは頬に片手を当てた。

「なら、あたしにもチャンスあると思うんだよね。たぶん道は二択で~。雄さんが盤石になる前に頭の固いじじ様きつけて、超能力発現者同士で子供作っておいた方が超能力者の産まれる確率上がっていいよねって思わせるか、」
「その案はお勧めしません」
「……やっぱりそう思う?」
「はい」

 3点問題がある。1点目は僕がそういう話にうといこと。

「疎いもので想像ですみません。その択は、『結婚』を目的とした人、それも人からの悪意に傷つかない人向けの方法でしょう。20分の息抜きを必要とする鶴姫さん向きではありません」
「あーね。そう言われると痛いかも」
「それから、その計画を実行する場合、僕は身辺調査を請け負いません。僕に情報が漏れた分鶴姫さんの不利になります」
「だめ?」

 鶴姫さんは傾けてみせた首をすぐに戻した。

「プラン組み直してくるねぇ……」
「あの、二択の二つ目は」
「今の時点で分からないお子様には言~わない」
「?」

 鶴姫さんは背伸びをして、「もうすぐ20分だね」と髪を整え始めた。時間感覚は残留思念知能力者の必須スキルだ。雄王さんほどの正確さでなくとも。



__________
Next 10/18 15:00
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