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第一章
自分の恋は占えない
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季節は移り行き冬の12月。師走の呼び名に相応しい程忙しい日々は怒涛の様に過ぎ去り、占い師としてもやはりクリスマスイブという事もあり非常に忙しい日を送っていた。
外ももう気温がだいぶ下がり肌寒く、ファッションビルの中も暖房に切り替わっている。
秋がパリへ旅立ったのは10月に入ってすぐの事、小さな洋菓子店で修業していた秋に店主がパリに居る知り合いの店へ留学してみないかと声を掛けたのが切っ掛けらしい。
最初は渋っていたものの、オレにバレて話し合った事で決心が付きそれからは早かった。元々ミニマリストな秋は海外旅行用のキャリーケースといつものバッグだけで飛び立ち、今はパリの下宿先に住み込みで日々厳しいパティシエ修業に励んでいるそうだ。
相変わらず暇を見つけてはメッセージが飛んでくるので特に心配はしていない。『会いたいです』というその文字を指でなぞって、手短に『オレも』と打ち込むと返事を見るまでもなくポケットに仕舞って仕事に戻る。
タロットカードを混ぜて捲り、その結果で迷える人々を少しだけ導いてサポートする。この仕事は気に入っているので苦だと思った事は一度も無い。
それでも一度愛を知ってしまった心はやはり三か月という期間を長く感じさせた。客が途切れる度、仕事を終えて家に帰る度、何をしていても寂しさが募る。ぼんやりしていると受付からコールが鳴った。
「次のお客様入られます」
「ハイハーイ、どうぞご案内して下さい」
すると間もなくしていつもの通り扉がノックされる。ガチャリ、と扉が開き入ってきたのは――
「ステラさん」
「秋……」
現れたのは箱とバッグを持った黒髪が似合う長身の好青年で、良く見知った……毎日の様に会っていた愛しい秋の姿だった。ほんの少しだけ大人びた彼は対面の席に座りにっこりと笑む。
「俺恋人がいるんですけど、久々に会うので驚かせたくて……喜んで貰えそうか占って下さい」
「……わかりました、占いましょう」
込み上げる気持ちを押さえて、あくまでも占い師ステラとしてタロットカードを混ぜ、シャッフルして上から七枚目のカードを右に更に七枚目のカードを左に置く。
そっと右側のカードを捲ると正位置の太陽が現れる。静かに秋と視線を合わせて口を開いた。
「太陽の正位置が出ました。これは成功や希望を示す良いカードです。このカードを見るにその恋人はさぞ喜ぶのではないですかね。次に此方のカード……」
左側に置かれたタロットをまた静かに捲る。すると出て来たのは正位置の戦車。デジャヴを感じて思わず吹き出してしまった。
「アッハハ、正位置の戦車。これは言わずもがな……勝利や前進を示すものです。もう心当たりはありますね?」
「ただいま、智也さん」
「おかえり、秋」
腕時計を見ればもう店仕舞いの時間。ならば少しだけ私情を挟んでも良いだろう。心の底から湧き出す微笑みを向けて秋の黒髪をくしゃくしゃに撫で回してやった。
急いでコートを身に纏いバッグを手に占いの館を後にして、ファッションビルの正面玄関へと向かう。街はイルミネーションで鮮やかに装飾され、人々の服装もコートやマフラーですっかり冬に染まっている。ビルに入っていく楽し気な恋人達の声が今日をクリスマスイブだと物語らせていた。
探すまでもなく長身の秋はすぐに目に留まり、近付いて行けばあの時の様に此方をすぐに見付ける。もし生えていたら尻尾をぶんぶんと振っている事だろう。
「帰って来るの早すぎ」
「もう死ぬ程会いたくて必死で毎日毎日修業しまくって、予定よりだいぶ早く帰って来ちゃいました……」
「……オレだって会いたかった」
「ここがビルの前じゃなかったら抱き締めてました、危ない」
久々に会う秋は犬なのは相変わらずだがやっぱりほんの少し顔付きが大人になっていて、ちょっとだけときめいた。すると人込みから急に歓声が沸く。それに釣られて空を見上げればちらちらと白い雪が降り注ぎ始めていた。
「オレの家、いこっか」
「智也さん!?」
「残念ながらディナーはデリバリーだけど」
「そうだ、俺さっき店の厨房借りてケーキ作って来たんです。一緒に食べましょう」
「修行の成果期待しとく」
誰も見ていないのを確認してから秋の空いている手を指を絡めて握りコートのポケットに仕舞った。ファッションビルの前から歩き出してタクシーを拾うと住所を告げてすぐに発進する。
スマートフォンを片手で操作してそれらしいデリバリーを適当に注文しがてら横を見れば少し緊張した様子の秋が居た。コートのポケットで隠した繋いだ手は暖かくて、日溜まりの様で――久々に触れた体温に心が満たされる。そうしている内に高級マンションが立ち並ぶ一帯のうちのひとつに到着すると代金を支払ってタクシーを降りた。
「家、業者以外入れた事無いから」
「ふぇっ!?」
エントランスのロックを潜り、エレベーターで目的の階まで上がるとブランドのキーケースから自宅の鍵を選んで扉に差し込む。ガチャリと扉を開いて秋を招き入れると後ろ手に鍵をかけて明かりも点けずに口付けた。暖かい太陽を思わせる日溜まりの体温が唇を伝って寂しさを埋めていく。
キスを二度繰り返してからやっと満足してスイッチを入れ廊下の明かりを灯すと秋に強く抱き締められた。
「智也さんにやっと会えました」
「本当はもう少しオアズケの予定だったけどな」
「俺死んじゃいますぅ……」
そう言って首元に頬を擦り寄せる秋は本当に犬の様で、くぅんと寂しそうに大型犬が鳴くのが容易に想像出来る。つい笑いが込み上げて口元が弧を描いた。こうして笑うのも久々だ。
「ほら、上がって手洗って飯届くまでお座り」
「やっぱり犬だと思ってますよね!?」
靴を脱いで廊下に上がり、ケーキが入っていると思しき箱を奪い取り洗面所に秋を放り込んだ。箱の中身は外側からは伺えないが、後でのお楽しみとして取って置こうとキッチンに向かって冷蔵庫にそれを入れた。
そのままキッチンで手を洗いワイングラスを二つ、リビングのテーブルに持って行く。皿も何枚か必要だなと食器棚へ向かって用意し、貰い物の取って置きの赤ワインのボトルを冷蔵庫から出して栓抜きとそれも共に並べると少しはまぁそれらしくはなっただろうか。
そうしている内に手を洗った秋が恐る恐る顔を出す。手招いてやればすぐに傍に寄って来た。ソファーに座らせるとインターホンが鳴り、秋の頭をポンポンと撫でて丁度届いたデリバリーのオードブルとピザを取りに行く。
リビングに戻り開封すると注文したオードブルは思いの外立派で、揚げ物をメインにマリネや生ハムチーズ等のつまみ系も充実していた。ピザは無難なマルゲリータ、好みが分からなくても外れない無難な所だろう。それらをテーブルに置いて秋の横に座ると気を利かせた秋がワインボトルの栓を抜きグラスに二つ分注ぎ入れた。
「それじゃあ秋の帰国に乾杯?」
「はい!乾杯」
それぞれワイングラスを手にかちりと軽くぶつけてひとくち飲み込む。貰い物とは言え高級なワインらしく芳醇な香りが口いっぱいに広がって笑みが零れる。秋もアルコールは未熟なりに味わってみている様子で可笑しかった。
それからはパリで学んだ事や驚いた事を話す秋を微笑ましく眺めながらワインとピザを味わい、時折オードブルをつまんでいれば時間が過ぎていく。程良く腹も満たされた所でメインと言えるケーキの箱を取りに冷蔵庫へ向かい、フォーク二本と共にテーブルへと置くと秋が早速箱を開封した。
「どうです?智也さんの事考えて作りました」
「……うまそ」
お目見えしたそれはチョコレートケーキに見えるが飾られた星形の色とりどりのチョコといちごがふんだんに使われ、ツリーを模した飴細工が目にも美しい。シンプルな様でいて拘りの伺えるケーキだった。
「メリークリスマス、智也さん」
「イブだけどね」
向き合って笑って、幸せを嚙み締める。こんなに嬉しいクリスマスイブは本当に初めてだ。
徐に秋へフォークを渡して握らせ、悪戯に笑むといつかの日を思い出して口を開く。
「智也さん?」
「秋、食べさせて」
「またですか?」
少し照れながら秋がフォークをケーキに突き刺してひとくち分切り取り、開いた俺の口にそっと入れる。それに食らい付いて味わえばクリームは甘過ぎず、ほんの少しほろ苦いチョコレートケーキに甘酸っぱいいちごがアクセントになって非常に美味だった。
「うんまい」
「良かった」
ぺろりと唇についたクリームを舐め取ると微笑んで見せると微かに緊張していた秋がオレの反応に胸を撫で下ろしたのが分かる。
「ねぇ秋」
「はい、何ですか?」
「愛してる」
「えっ、あ……っ、俺も、智也さんのこと滅茶苦茶愛してます」
生まれてから一度も口にした事が無かった言葉。でも秋にはストレートに言えた。それを察したのか秋の目から一筋の涙が零れ落ちる。
それを笑いながら指で拭ってやり、想いの籠ったチョコレートケーキよりも、もっと甘く蕩ける様な口付けをした。
外ももう気温がだいぶ下がり肌寒く、ファッションビルの中も暖房に切り替わっている。
秋がパリへ旅立ったのは10月に入ってすぐの事、小さな洋菓子店で修業していた秋に店主がパリに居る知り合いの店へ留学してみないかと声を掛けたのが切っ掛けらしい。
最初は渋っていたものの、オレにバレて話し合った事で決心が付きそれからは早かった。元々ミニマリストな秋は海外旅行用のキャリーケースといつものバッグだけで飛び立ち、今はパリの下宿先に住み込みで日々厳しいパティシエ修業に励んでいるそうだ。
相変わらず暇を見つけてはメッセージが飛んでくるので特に心配はしていない。『会いたいです』というその文字を指でなぞって、手短に『オレも』と打ち込むと返事を見るまでもなくポケットに仕舞って仕事に戻る。
タロットカードを混ぜて捲り、その結果で迷える人々を少しだけ導いてサポートする。この仕事は気に入っているので苦だと思った事は一度も無い。
それでも一度愛を知ってしまった心はやはり三か月という期間を長く感じさせた。客が途切れる度、仕事を終えて家に帰る度、何をしていても寂しさが募る。ぼんやりしていると受付からコールが鳴った。
「次のお客様入られます」
「ハイハーイ、どうぞご案内して下さい」
すると間もなくしていつもの通り扉がノックされる。ガチャリ、と扉が開き入ってきたのは――
「ステラさん」
「秋……」
現れたのは箱とバッグを持った黒髪が似合う長身の好青年で、良く見知った……毎日の様に会っていた愛しい秋の姿だった。ほんの少しだけ大人びた彼は対面の席に座りにっこりと笑む。
「俺恋人がいるんですけど、久々に会うので驚かせたくて……喜んで貰えそうか占って下さい」
「……わかりました、占いましょう」
込み上げる気持ちを押さえて、あくまでも占い師ステラとしてタロットカードを混ぜ、シャッフルして上から七枚目のカードを右に更に七枚目のカードを左に置く。
そっと右側のカードを捲ると正位置の太陽が現れる。静かに秋と視線を合わせて口を開いた。
「太陽の正位置が出ました。これは成功や希望を示す良いカードです。このカードを見るにその恋人はさぞ喜ぶのではないですかね。次に此方のカード……」
左側に置かれたタロットをまた静かに捲る。すると出て来たのは正位置の戦車。デジャヴを感じて思わず吹き出してしまった。
「アッハハ、正位置の戦車。これは言わずもがな……勝利や前進を示すものです。もう心当たりはありますね?」
「ただいま、智也さん」
「おかえり、秋」
腕時計を見ればもう店仕舞いの時間。ならば少しだけ私情を挟んでも良いだろう。心の底から湧き出す微笑みを向けて秋の黒髪をくしゃくしゃに撫で回してやった。
急いでコートを身に纏いバッグを手に占いの館を後にして、ファッションビルの正面玄関へと向かう。街はイルミネーションで鮮やかに装飾され、人々の服装もコートやマフラーですっかり冬に染まっている。ビルに入っていく楽し気な恋人達の声が今日をクリスマスイブだと物語らせていた。
探すまでもなく長身の秋はすぐに目に留まり、近付いて行けばあの時の様に此方をすぐに見付ける。もし生えていたら尻尾をぶんぶんと振っている事だろう。
「帰って来るの早すぎ」
「もう死ぬ程会いたくて必死で毎日毎日修業しまくって、予定よりだいぶ早く帰って来ちゃいました……」
「……オレだって会いたかった」
「ここがビルの前じゃなかったら抱き締めてました、危ない」
久々に会う秋は犬なのは相変わらずだがやっぱりほんの少し顔付きが大人になっていて、ちょっとだけときめいた。すると人込みから急に歓声が沸く。それに釣られて空を見上げればちらちらと白い雪が降り注ぎ始めていた。
「オレの家、いこっか」
「智也さん!?」
「残念ながらディナーはデリバリーだけど」
「そうだ、俺さっき店の厨房借りてケーキ作って来たんです。一緒に食べましょう」
「修行の成果期待しとく」
誰も見ていないのを確認してから秋の空いている手を指を絡めて握りコートのポケットに仕舞った。ファッションビルの前から歩き出してタクシーを拾うと住所を告げてすぐに発進する。
スマートフォンを片手で操作してそれらしいデリバリーを適当に注文しがてら横を見れば少し緊張した様子の秋が居た。コートのポケットで隠した繋いだ手は暖かくて、日溜まりの様で――久々に触れた体温に心が満たされる。そうしている内に高級マンションが立ち並ぶ一帯のうちのひとつに到着すると代金を支払ってタクシーを降りた。
「家、業者以外入れた事無いから」
「ふぇっ!?」
エントランスのロックを潜り、エレベーターで目的の階まで上がるとブランドのキーケースから自宅の鍵を選んで扉に差し込む。ガチャリと扉を開いて秋を招き入れると後ろ手に鍵をかけて明かりも点けずに口付けた。暖かい太陽を思わせる日溜まりの体温が唇を伝って寂しさを埋めていく。
キスを二度繰り返してからやっと満足してスイッチを入れ廊下の明かりを灯すと秋に強く抱き締められた。
「智也さんにやっと会えました」
「本当はもう少しオアズケの予定だったけどな」
「俺死んじゃいますぅ……」
そう言って首元に頬を擦り寄せる秋は本当に犬の様で、くぅんと寂しそうに大型犬が鳴くのが容易に想像出来る。つい笑いが込み上げて口元が弧を描いた。こうして笑うのも久々だ。
「ほら、上がって手洗って飯届くまでお座り」
「やっぱり犬だと思ってますよね!?」
靴を脱いで廊下に上がり、ケーキが入っていると思しき箱を奪い取り洗面所に秋を放り込んだ。箱の中身は外側からは伺えないが、後でのお楽しみとして取って置こうとキッチンに向かって冷蔵庫にそれを入れた。
そのままキッチンで手を洗いワイングラスを二つ、リビングのテーブルに持って行く。皿も何枚か必要だなと食器棚へ向かって用意し、貰い物の取って置きの赤ワインのボトルを冷蔵庫から出して栓抜きとそれも共に並べると少しはまぁそれらしくはなっただろうか。
そうしている内に手を洗った秋が恐る恐る顔を出す。手招いてやればすぐに傍に寄って来た。ソファーに座らせるとインターホンが鳴り、秋の頭をポンポンと撫でて丁度届いたデリバリーのオードブルとピザを取りに行く。
リビングに戻り開封すると注文したオードブルは思いの外立派で、揚げ物をメインにマリネや生ハムチーズ等のつまみ系も充実していた。ピザは無難なマルゲリータ、好みが分からなくても外れない無難な所だろう。それらをテーブルに置いて秋の横に座ると気を利かせた秋がワインボトルの栓を抜きグラスに二つ分注ぎ入れた。
「それじゃあ秋の帰国に乾杯?」
「はい!乾杯」
それぞれワイングラスを手にかちりと軽くぶつけてひとくち飲み込む。貰い物とは言え高級なワインらしく芳醇な香りが口いっぱいに広がって笑みが零れる。秋もアルコールは未熟なりに味わってみている様子で可笑しかった。
それからはパリで学んだ事や驚いた事を話す秋を微笑ましく眺めながらワインとピザを味わい、時折オードブルをつまんでいれば時間が過ぎていく。程良く腹も満たされた所でメインと言えるケーキの箱を取りに冷蔵庫へ向かい、フォーク二本と共にテーブルへと置くと秋が早速箱を開封した。
「どうです?智也さんの事考えて作りました」
「……うまそ」
お目見えしたそれはチョコレートケーキに見えるが飾られた星形の色とりどりのチョコといちごがふんだんに使われ、ツリーを模した飴細工が目にも美しい。シンプルな様でいて拘りの伺えるケーキだった。
「メリークリスマス、智也さん」
「イブだけどね」
向き合って笑って、幸せを嚙み締める。こんなに嬉しいクリスマスイブは本当に初めてだ。
徐に秋へフォークを渡して握らせ、悪戯に笑むといつかの日を思い出して口を開く。
「智也さん?」
「秋、食べさせて」
「またですか?」
少し照れながら秋がフォークをケーキに突き刺してひとくち分切り取り、開いた俺の口にそっと入れる。それに食らい付いて味わえばクリームは甘過ぎず、ほんの少しほろ苦いチョコレートケーキに甘酸っぱいいちごがアクセントになって非常に美味だった。
「うんまい」
「良かった」
ぺろりと唇についたクリームを舐め取ると微笑んで見せると微かに緊張していた秋がオレの反応に胸を撫で下ろしたのが分かる。
「ねぇ秋」
「はい、何ですか?」
「愛してる」
「えっ、あ……っ、俺も、智也さんのこと滅茶苦茶愛してます」
生まれてから一度も口にした事が無かった言葉。でも秋にはストレートに言えた。それを察したのか秋の目から一筋の涙が零れ落ちる。
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