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第七十一話 シンシアの休日
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◇
「シンシア、今度の休日は空いていますか? 出来れば、わたくしに一日付き合って欲しいのですけど」
不意にラフィアお嬢様から声がかかる。私は二つ返事で返す。
「はい、大丈夫です。ラフィアお嬢様とでしたら何よりも優先します」
晴成様のお宅に厄介になってからの初の休日ではあるのだけども、特に何かが変わるわけでもなく、休日を持て余すのは目に見えていた。
「それは良かった。では、一日宜しくお願いしますね」
そう言ってあの方はにっこりと微笑む。
私はその笑みを向けられて、心に安らぎが満ち満ちていく。何という至高なお方なのかと再確認させられた。
しかし、休日を使ってまで私に何の用なのだろうか。大概の事なら仕事場か家でのやり取りで何とかなるはずなのに……
それに、あの様子から察するに、晴成様は関係なさげな様子だし……
「チーフ、書類の確認をお願いします」
ミーナが作成した書類を手渡してきた。私は思考を切り替え、目の前の作業に取り掛かる。
うん、ミスはないわね。それに仕事も早くなった。良いことね。
先日、晴成様から教えられた数字と計算式はとても便利でミスが少なく、計算がとても楽になった。
そういえば不思議な事を言っていたわね。古代ぎりしあに掛け算と割り算が無いとおかしいのだが、とかなんとか。ぎりしあってどこなのかしら……
掛け算といえば、私は“くく”の八段を暗記中だ。この年で新しいことを覚えるのは大変でもあり、楽しくもある。しかも、まだ先があるというのだ。学問とは実に奥が深いと改めて実感させられる。
「問題なし。これからも頼みますね、ミーナ」
私の言葉に彼女は笑顔の花を咲かせた。本当に頼もしくなった。晴成様やラフィアお嬢様と出会った頃の彼女と同じ人物とは思えないほどに……
この調子なら私の仕事をもう少し回してもいいかしら? ギルマスに土下座させる日もそう遠くはないかもね。
ミーナは返された書類を抱え、次の仕事へと取り掛かる。ミスが減った分、彼女がこなせる仕事量が増えた。目に見えて成長をしている彼女に初めてあった頃を思い出し、少し追憶に耽ていた。
◇◆◇◆
朝、私はいつも通り夜明け前に目が覚めた。十年以上の習慣だ。休日とは言え、自然といつも通り目が覚める。
「今日はラフィアお嬢様と一日ご一緒させてもらえる」
心なしか落ち着かない自分がいる。彼氏がいた経験が無いけど、これがデートを待つ気分なのか、と話に聞いた気分を味わえて少し心が躍っているのかもしれない。
身支度を整え、下へと降りていく。調理場ではすでにエリーさんが朝食の準備をしてくれていた。
「あ、おはようございます、シンシアさん」
「おはようございます、エリーさん。いつも美味しい食事を有難うございます」
「ありがとうございます。でも、私の腕というより、これらの調味料があればこその食事ですから……」
「いえいえ、それらを上手く使えるエリーさんの腕前があればこそ、です。先日も孤児院でその料理を振舞ってもらえてすごく嬉しかった、とミーナが話しておりました。美味しい食事は人を幸せにします。そんな謙遜をなさらないでください」
本当にうれしかったようで、家でも聞いた話を仕事場で再度話していましたからね。
「ふぁ~、おはよぉございましゅ」
朝の挨拶もほどほどに、ミーナが寝ぼけ顔で降りてきた。
「ミーナ、まずは顔を洗ってらっしゃい」
ふぁい、と眠たげな顔で水場に向かう彼女。昨日の評価を覆したくなる一幕ね。
「ふふふ、相変わらず朝が弱いみたいですね。ご飯を食べたらきっと目が覚めますよ」
「お恥ずかしい限りです」
すっかり馴染んでいる様子で良いことではあるのだろうけど、私たちはあくまで居候。そこの自覚は持って欲しい……
◇◆◇◆
「いってきまぁす」
「いってらっしゃい」
「お仕事、頑張ってきなさい」
元気よく家を出る彼女を晴成様達と見送って、私は朝食を摂る。
朝、ラフィアお嬢様と食事とご一緒するのは何気に初めてなので、少し落ち着かない。領主婦人であるユーリ様達もご一緒なのだが、随分と気を許しているようで、あまり身分を感じさせない。その様に努めていらっしゃるのかも、だが。
「シンシア、食事がすみましたら、貴女の部屋にお邪魔しますね」
賑やかしい食事の中、ラフィアお嬢様が用件を伝えてくる。私は分かりました、と返し、話題は次へと移っていった。
◇◆◇◆
「シンシア、今日は一日、わたくし専属メイドになってもらいます。宜しいですか?」
「はい。謹んでお受けいたします」
にっこりと微笑むお嬢様に私は畏まって返事を返す。
今日一日は正真正銘、ラフィアお嬢様にお仕えできるのね。
思ってもいなかったお願いに私は小躍りしたい気分だった。
「先ずは形から入りましょうか。これに着替えてもらえますか?」
手渡されたのはメイドたちが良く着る作業服と白い下着類。
ブラジャーは分かるのだけど、この紐? はどう使うのだろうか、と悩んでいるとお嬢様から説明が入った。
「あ、ガードルはまだ付けたことが無かったわね、教えるわ。着ているものを全部脱いでくれるかしら」
私は気恥ずかしさがあるものの、指示通りに服を脱いでいく。
一度、一糸纏わぬ姿となり、渡された下着をお嬢様の手を借りて身につける。
思わず、主従が逆よね、と呆れる自分が居た。
「完璧ね。どこからどう見てもメイドに見えるわ」
満足そうな顔で微笑むお嬢様。私は、ありがとうございます、と返事をする。
「それでお嬢様、これから何をいたしましょう」
フンス、と鼻息が荒くなるのを抑え、私は努めて冷静に対応する。
「先ずは買い物から、かしら?」
「分かりました。お供させていただきます」
お嬢様は、宜しくね、と返し、部屋を出る。私も、はい、と返事をして後を追った。
◇◆◇◆
「シンシア、いつもと違う自分になった気分はどうかしら?」
昼時、たまたま立ち寄った食堂でお嬢様が質問してきた。
「いつもと違う自分というよりかは、ラフィアお嬢様にお仕えできることが幸せですね」
夢心地だった。でも、今日が既に半分すぎていることに惜しむ自分が居た。
「ふふふ、シンシアが幸せならそれでいいわ」
お嬢様が微笑む度に胸が熱くなる。私は、はい、と返すのが精一杯だった。
「しかし、勿体ないですわねぇ」
「何がですか?」
急にお嬢様が不満顔になる。何に不満があるのだろうか?
「あ、食事ですか? 流石にエリーさんの料理には敵わないのは仕方ありませんよ」
彼女の料理は王侯貴族たちですら虜にするだろうと確信が持てるほどの料理だ。この店には申し訳ないが足元にも及ばない。
「違います。シンシア、貴女の事です」
「私ですか? すみません、何か粗相をしましたでしょうか?」
「そうではありません。あなたほどのいい女を何故世間がほっとくのか、勿体なくもあるし、納得のいかない事でもあるのです」
私がいい女? “仕事が出来る女”と言われたことは有っても、“いい女”と言われたことなど一度も無い。特に男性からは……
「そんなこと言われたのは初めてですね。それに適齢期を過ぎた年増など男たちは見向きも致しませんよ」
言ってて侘しくなる。五年位前までは行き遅れと言われても何とか結婚しようと頑張った。結果は見ての通り。若い子に勝てずに売れ残ったわけで……
あぁ、ダメだわ。考えれば考えるほど暗くなる……
「まぁ、世間の見る目が無い男たちは捨て置きましょう」
私は、はぁ、と生返事で返すのが精一杯だった。
「シンシアはまだ結婚願望が有りますか?」
お嬢様が身を乗り出して聞いてくる。
「それはしたいとは思いますが、先ほども言いましたが私も随分と年増なので相手がおりません」
自分で年の事を言うのは少し辛い。今はラフィアお嬢様と毎日生活を共にしているので幸せなのだけれども、やはり結婚への憧れが捨てきれない。
「お相手でしたら晴成さんが居ますよ。世間の男たちよりよっぽどいい男だと思います。どうです?」
え? あのそれはさすがに……
「あの、お嬢様、流石に年が離れすぎていませんか? 流石に晴成様が嫌がるかと思いますけど……それに、お嬢様やエリーさん、若いルナさんもいるわけですし……」
エリーさんはキャロちゃんという娘がいるが、それでも年齢は私より五つも若い。流石に私が名乗りを上げるのは申し訳ない。
「あら、晴成さんは全然気にしませんよ? むしろ歓迎してくれますよ。それと大事なのはシンシア、貴女の気持ちです。貴女が晴成さんと結婚しても良いと思えるかどうか、だけです」
「でも、晴成さんが成人する頃には私は三十歳を超えています。親子ほどの年齢差ですよ?」
「年は考えなくていいです。先ほども言った通り、重要なのは貴女の気持ちだけです。貴女が晴成さんを結婚したい相手と思えるかどうか、だけです」
力強い言葉に気圧される。
「ですが……」
「急に言われて戸惑いもあるでしょうから、答えは後日伺うとします。少し考えてみてください」
私は余りの提案にその後の事が頭に入らなかった……
◆
「シンシア、今度の休日は空いていますか? 出来れば、わたくしに一日付き合って欲しいのですけど」
不意にラフィアお嬢様から声がかかる。私は二つ返事で返す。
「はい、大丈夫です。ラフィアお嬢様とでしたら何よりも優先します」
晴成様のお宅に厄介になってからの初の休日ではあるのだけども、特に何かが変わるわけでもなく、休日を持て余すのは目に見えていた。
「それは良かった。では、一日宜しくお願いしますね」
そう言ってあの方はにっこりと微笑む。
私はその笑みを向けられて、心に安らぎが満ち満ちていく。何という至高なお方なのかと再確認させられた。
しかし、休日を使ってまで私に何の用なのだろうか。大概の事なら仕事場か家でのやり取りで何とかなるはずなのに……
それに、あの様子から察するに、晴成様は関係なさげな様子だし……
「チーフ、書類の確認をお願いします」
ミーナが作成した書類を手渡してきた。私は思考を切り替え、目の前の作業に取り掛かる。
うん、ミスはないわね。それに仕事も早くなった。良いことね。
先日、晴成様から教えられた数字と計算式はとても便利でミスが少なく、計算がとても楽になった。
そういえば不思議な事を言っていたわね。古代ぎりしあに掛け算と割り算が無いとおかしいのだが、とかなんとか。ぎりしあってどこなのかしら……
掛け算といえば、私は“くく”の八段を暗記中だ。この年で新しいことを覚えるのは大変でもあり、楽しくもある。しかも、まだ先があるというのだ。学問とは実に奥が深いと改めて実感させられる。
「問題なし。これからも頼みますね、ミーナ」
私の言葉に彼女は笑顔の花を咲かせた。本当に頼もしくなった。晴成様やラフィアお嬢様と出会った頃の彼女と同じ人物とは思えないほどに……
この調子なら私の仕事をもう少し回してもいいかしら? ギルマスに土下座させる日もそう遠くはないかもね。
ミーナは返された書類を抱え、次の仕事へと取り掛かる。ミスが減った分、彼女がこなせる仕事量が増えた。目に見えて成長をしている彼女に初めてあった頃を思い出し、少し追憶に耽ていた。
◇◆◇◆
朝、私はいつも通り夜明け前に目が覚めた。十年以上の習慣だ。休日とは言え、自然といつも通り目が覚める。
「今日はラフィアお嬢様と一日ご一緒させてもらえる」
心なしか落ち着かない自分がいる。彼氏がいた経験が無いけど、これがデートを待つ気分なのか、と話に聞いた気分を味わえて少し心が躍っているのかもしれない。
身支度を整え、下へと降りていく。調理場ではすでにエリーさんが朝食の準備をしてくれていた。
「あ、おはようございます、シンシアさん」
「おはようございます、エリーさん。いつも美味しい食事を有難うございます」
「ありがとうございます。でも、私の腕というより、これらの調味料があればこその食事ですから……」
「いえいえ、それらを上手く使えるエリーさんの腕前があればこそ、です。先日も孤児院でその料理を振舞ってもらえてすごく嬉しかった、とミーナが話しておりました。美味しい食事は人を幸せにします。そんな謙遜をなさらないでください」
本当にうれしかったようで、家でも聞いた話を仕事場で再度話していましたからね。
「ふぁ~、おはよぉございましゅ」
朝の挨拶もほどほどに、ミーナが寝ぼけ顔で降りてきた。
「ミーナ、まずは顔を洗ってらっしゃい」
ふぁい、と眠たげな顔で水場に向かう彼女。昨日の評価を覆したくなる一幕ね。
「ふふふ、相変わらず朝が弱いみたいですね。ご飯を食べたらきっと目が覚めますよ」
「お恥ずかしい限りです」
すっかり馴染んでいる様子で良いことではあるのだろうけど、私たちはあくまで居候。そこの自覚は持って欲しい……
◇◆◇◆
「いってきまぁす」
「いってらっしゃい」
「お仕事、頑張ってきなさい」
元気よく家を出る彼女を晴成様達と見送って、私は朝食を摂る。
朝、ラフィアお嬢様と食事とご一緒するのは何気に初めてなので、少し落ち着かない。領主婦人であるユーリ様達もご一緒なのだが、随分と気を許しているようで、あまり身分を感じさせない。その様に努めていらっしゃるのかも、だが。
「シンシア、食事がすみましたら、貴女の部屋にお邪魔しますね」
賑やかしい食事の中、ラフィアお嬢様が用件を伝えてくる。私は分かりました、と返し、話題は次へと移っていった。
◇◆◇◆
「シンシア、今日は一日、わたくし専属メイドになってもらいます。宜しいですか?」
「はい。謹んでお受けいたします」
にっこりと微笑むお嬢様に私は畏まって返事を返す。
今日一日は正真正銘、ラフィアお嬢様にお仕えできるのね。
思ってもいなかったお願いに私は小躍りしたい気分だった。
「先ずは形から入りましょうか。これに着替えてもらえますか?」
手渡されたのはメイドたちが良く着る作業服と白い下着類。
ブラジャーは分かるのだけど、この紐? はどう使うのだろうか、と悩んでいるとお嬢様から説明が入った。
「あ、ガードルはまだ付けたことが無かったわね、教えるわ。着ているものを全部脱いでくれるかしら」
私は気恥ずかしさがあるものの、指示通りに服を脱いでいく。
一度、一糸纏わぬ姿となり、渡された下着をお嬢様の手を借りて身につける。
思わず、主従が逆よね、と呆れる自分が居た。
「完璧ね。どこからどう見てもメイドに見えるわ」
満足そうな顔で微笑むお嬢様。私は、ありがとうございます、と返事をする。
「それでお嬢様、これから何をいたしましょう」
フンス、と鼻息が荒くなるのを抑え、私は努めて冷静に対応する。
「先ずは買い物から、かしら?」
「分かりました。お供させていただきます」
お嬢様は、宜しくね、と返し、部屋を出る。私も、はい、と返事をして後を追った。
◇◆◇◆
「シンシア、いつもと違う自分になった気分はどうかしら?」
昼時、たまたま立ち寄った食堂でお嬢様が質問してきた。
「いつもと違う自分というよりかは、ラフィアお嬢様にお仕えできることが幸せですね」
夢心地だった。でも、今日が既に半分すぎていることに惜しむ自分が居た。
「ふふふ、シンシアが幸せならそれでいいわ」
お嬢様が微笑む度に胸が熱くなる。私は、はい、と返すのが精一杯だった。
「しかし、勿体ないですわねぇ」
「何がですか?」
急にお嬢様が不満顔になる。何に不満があるのだろうか?
「あ、食事ですか? 流石にエリーさんの料理には敵わないのは仕方ありませんよ」
彼女の料理は王侯貴族たちですら虜にするだろうと確信が持てるほどの料理だ。この店には申し訳ないが足元にも及ばない。
「違います。シンシア、貴女の事です」
「私ですか? すみません、何か粗相をしましたでしょうか?」
「そうではありません。あなたほどのいい女を何故世間がほっとくのか、勿体なくもあるし、納得のいかない事でもあるのです」
私がいい女? “仕事が出来る女”と言われたことは有っても、“いい女”と言われたことなど一度も無い。特に男性からは……
「そんなこと言われたのは初めてですね。それに適齢期を過ぎた年増など男たちは見向きも致しませんよ」
言ってて侘しくなる。五年位前までは行き遅れと言われても何とか結婚しようと頑張った。結果は見ての通り。若い子に勝てずに売れ残ったわけで……
あぁ、ダメだわ。考えれば考えるほど暗くなる……
「まぁ、世間の見る目が無い男たちは捨て置きましょう」
私は、はぁ、と生返事で返すのが精一杯だった。
「シンシアはまだ結婚願望が有りますか?」
お嬢様が身を乗り出して聞いてくる。
「それはしたいとは思いますが、先ほども言いましたが私も随分と年増なので相手がおりません」
自分で年の事を言うのは少し辛い。今はラフィアお嬢様と毎日生活を共にしているので幸せなのだけれども、やはり結婚への憧れが捨てきれない。
「お相手でしたら晴成さんが居ますよ。世間の男たちよりよっぽどいい男だと思います。どうです?」
え? あのそれはさすがに……
「あの、お嬢様、流石に年が離れすぎていませんか? 流石に晴成様が嫌がるかと思いますけど……それに、お嬢様やエリーさん、若いルナさんもいるわけですし……」
エリーさんはキャロちゃんという娘がいるが、それでも年齢は私より五つも若い。流石に私が名乗りを上げるのは申し訳ない。
「あら、晴成さんは全然気にしませんよ? むしろ歓迎してくれますよ。それと大事なのはシンシア、貴女の気持ちです。貴女が晴成さんと結婚しても良いと思えるかどうか、だけです」
「でも、晴成さんが成人する頃には私は三十歳を超えています。親子ほどの年齢差ですよ?」
「年は考えなくていいです。先ほども言った通り、重要なのは貴女の気持ちだけです。貴女が晴成さんを結婚したい相手と思えるかどうか、だけです」
力強い言葉に気圧される。
「ですが……」
「急に言われて戸惑いもあるでしょうから、答えは後日伺うとします。少し考えてみてください」
私は余りの提案にその後の事が頭に入らなかった……
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