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第1章
33.寝たくないんです。
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ねむい。
ほんと、寝すぎじゃない?睡魔襲いすぎじゃない?どれだけ寝たの?俺。
ガイさんの抱っこヤバい。α波出てる。絶対出てる。ガイさん、睡魔を呼ぶなにか出てる。絶対出てる。じゃないとおかしい。
魔性の抱っこ。泣く子も眠るガイさん抱っこ。不眠知らずのガイさん抱っこ。
ねむい。ほんと眠い。
ついさっきまで寝てたんよ?俺。また寝るの?夜ねれんくなりそうで怖いんだけど。
「ユキ…」
やめていまそんな優しい声で呼ばないで。
「ユキ…寝る?」
寝ないよ!寝たくないの!夜寝れなくなるじゃん!
「そんなに寝ると夜寝れないぞ~アハハハ!」
アハハハじゃないよおっちゃん。その通りだよ。
俺は今それを懸念して頑張ってんだよ。
「無理せず寝ていいぞ?夜寝れなくても、眠たい時に寝ればいい」
ガイさん。甘やかしたらダメだよ。夜はちゃんと寝ないと!お化けでちゃう!ふふっ…お化け、でちゃうよ…ふふっ…ふっ……子供はそれを怖がって寝るんだよ。この世界は知らんけど。
「ん゛~~っ((グリグリ))」
ねむい。眠気を覚ます悪あがき。ガイさんの胸に頭グリグリする。これで覚めるわけじゃない。わかってるけど、なんとなく動かないと寝てしまいそうで、頭振ったら起きるかなって。それだけ。
「ほら、もう寝ろ」
「や゙ぁ~~ん゙~~ゔ~~っ」
「((ぽんぽんぽん))」
やめて、ぽんぽんしないで。ねる。やだ。ねる。寝たくないのに寝てしまう。夜一人で起きとかなきゃなの嫌なんです。
「や~め~て~っ!おきりゅにょ~~や~~っ」
「?どうして寝たくないんだ?」
「やーーにゃにょ~……ねむぅにゃい……ねむぅにゃいにょ~~ゔ~~っ」
「「??」」
頑張って抗う。睡魔よ、早く去れ!俺に襲ってくるな!別の子供の元へ行け!
「すぅ……すぅ……すぅ……」
「「ねた……なんだったんだ?」」
ほんと、寝すぎじゃない?睡魔襲いすぎじゃない?どれだけ寝たの?俺。
ガイさんの抱っこヤバい。α波出てる。絶対出てる。ガイさん、睡魔を呼ぶなにか出てる。絶対出てる。じゃないとおかしい。
魔性の抱っこ。泣く子も眠るガイさん抱っこ。不眠知らずのガイさん抱っこ。
ねむい。ほんと眠い。
ついさっきまで寝てたんよ?俺。また寝るの?夜ねれんくなりそうで怖いんだけど。
「ユキ…」
やめていまそんな優しい声で呼ばないで。
「ユキ…寝る?」
寝ないよ!寝たくないの!夜寝れなくなるじゃん!
「そんなに寝ると夜寝れないぞ~アハハハ!」
アハハハじゃないよおっちゃん。その通りだよ。
俺は今それを懸念して頑張ってんだよ。
「無理せず寝ていいぞ?夜寝れなくても、眠たい時に寝ればいい」
ガイさん。甘やかしたらダメだよ。夜はちゃんと寝ないと!お化けでちゃう!ふふっ…お化け、でちゃうよ…ふふっ…ふっ……子供はそれを怖がって寝るんだよ。この世界は知らんけど。
「ん゛~~っ((グリグリ))」
ねむい。眠気を覚ます悪あがき。ガイさんの胸に頭グリグリする。これで覚めるわけじゃない。わかってるけど、なんとなく動かないと寝てしまいそうで、頭振ったら起きるかなって。それだけ。
「ほら、もう寝ろ」
「や゙ぁ~~ん゙~~ゔ~~っ」
「((ぽんぽんぽん))」
やめて、ぽんぽんしないで。ねる。やだ。ねる。寝たくないのに寝てしまう。夜一人で起きとかなきゃなの嫌なんです。
「や~め~て~っ!おきりゅにょ~~や~~っ」
「?どうして寝たくないんだ?」
「やーーにゃにょ~……ねむぅにゃい……ねむぅにゃいにょ~~ゔ~~っ」
「「??」」
頑張って抗う。睡魔よ、早く去れ!俺に襲ってくるな!別の子供の元へ行け!
「すぅ……すぅ……すぅ……」
「「ねた……なんだったんだ?」」
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