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第5章 学校生活再会しても恋は複雑なんです
主将凍夜の隠れた一面
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凍夜はひと呼吸おいてから、ふと真面目な顔で口を開いた。
「……それにしても、今年の新入部員の男子は血の気が多い猛者ぞろいで良いし、女子は強さに加えてスタイルと美貌も兼ね備えてる……素晴らしいことだ。」
一瞬、場が凍った。
「氷堂、お前、聞いてたのかよ!? いつからだ?」
日室が慌てて訊くと、答えたのは冬季だった。
「えっと……影山先輩が女子のスリーサイズを語りだしたあたりからです。兄さんが“今入ったら全員のサイズが分からない”って言って止められてました。」
全員の視線が一斉に凍夜に集まる。
「氷堂、お前、むっつりだな。」
日室の一言で凍夜は咳き込み、女子たちはドン引きと苦笑いが入り混じった視線を送った。
「全国ナンバーワンの主将も、中身はただの中三男子ってことか……。」
影山がぼそりと呟くと、金山がにっこり言った。
「氷堂くんのエッチ。」
凍夜は真っ赤になって、顔を背けた。
「……冗談はここまでだ。訓練を始めるぞ。」
しかし、咲がすかさずツッコミを入れる。
「凍夜先輩、なんで後ろ向いて言うんですか? 金山先輩の言葉聞いて、すぐ顔そらしたでしょ? まさか好みだったりして? それとも、吹田先輩のナイスボディの方がタイプですか? 教えてくださいよ~。」
普段は無口な主将の照れた姿に、部員たちは大爆笑した。
「咲、失礼だよ……主将にそんなこと言ったら。」
姫香が注意するも、咲のターゲットは姫香に移った。
「なに姫香? 好きな人、冬季くんから凍夜先輩に乗り換えたの? 姫香とこないだ一緒にお風呂入ったけど……姫香って胸の大きさはないけど、めっちゃ形キレイなんだよ。ハリはあるし、小さくても柔らかいし、手にぴったり収まるし♪どうです?凍夜主将、姫香もなかなかですよ!」
「ちょ、咲っ、やめなってばっ!」
姫香は慌てて咲の口を塞いだ。
「冬季くん、信じちゃダメだからね!? 冗談だからねっ!」
だが、当の冬季は思春期真っ盛り。姫香の胸へのイメージが脳内で再生されて、あたふたしていた。そして凍夜も思わず、姫香を凝視してしまった。
「ねぇ、冬季くん。私で変な想像しないでよ~……。」
姫香は恥ずかしさに顔を真っ赤にして、手で顔を隠した。
『……こんな部活でいいのか?』
恭弥は心の中で思いつつも、ふと隣にいた聖奈を見て、その横顔に見惚れていた――。
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しかし、咲がすかさずツッコミを入れる。
「凍夜先輩、なんで後ろ向いて言うんですか? 金山先輩の言葉聞いて、すぐ顔そらしたでしょ? まさか好みだったりして? それとも、吹田先輩のナイスボディの方がタイプですか? 教えてくださいよ~。」
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「咲、失礼だよ……主将にそんなこと言ったら。」
姫香が注意するも、咲のターゲットは姫香に移った。
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「ちょ、咲っ、やめなってばっ!」
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