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第7章 もう一つの特訓、綺麗なお姉さんの誘惑にはご注意を
甘い罠!綺麗なお姉さんの巧妙な誘惑特訓(7)――重力の中で――
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エレベーターで二十四階まで上がると、そこはワンフロアすべてがトレーニング専用の空間だった。
「咲お嬢様、一週間の貸し切りにしておりますので、ご自由にお使いくださいませ。それと、お昼はどうなさいますか?」
支配人が丁寧に尋ねると、咲は壁に掲示されたメニューを手に取り、数品を選びながら答えた。
「うーん……じゃあ、これとこれ。あ、それもお願い。」
「恭弥くん、何か食べたいものある?」
「え、あ、いえ……。すみません、メニュー読めないので……お任せで……。」
「じゃあ、私が選んでおくわね。」
「では、こちらのご注文でお部屋のほうにお届けいたしますか?」
支配人がそう尋ねると、咲はトレーニング場で食べることを伝えた。
「それでは、この者たちに何なりとお申し付けください。良いトレーニングを。」
支配人は深く一礼し、そのまま静かに立ち去っていった。
残っていたスタッフにこの場所のシステムなどを簡単に教えてもらい、咲は初動の操作だけ済ませると、すぐにスタッフを帰らせた。
「少し、遅れちゃったけど。では修行を開始しましょうか。」
そう言って、咲は手元のスイッチを押す。すると、恭弥と咲の服が瞬時に変化した。ワゴン車の時のような水着ではなく、今回はちゃんとしたスポーツウェアだった。
ホッとする恭弥を見て、咲は今日のトレーニングの流れを語り始める。
「恭弥くんは、まだスタミナはあるけど、体幹と柔軟が足りないわ。だから今日は実戦じゃなくて、フィジカル面とメンタル面の強化を中心にやっていくね。あと、さらなる体力アップも兼ねて、ここの重力に少し負荷をかけるわ。きつかったら言ってね。緩和するから。」
そう言って、咲は手元のリモコンを操作した。
「恭弥くん、準備はいい? それじゃあ入れるね。」
次の瞬間、恭弥の全身に重たい圧力がかかった。
「……うっ。」
咲がもう一度確認すると、恭弥は「大丈夫」と頷いた。
(少し重たいけど、これくらいなら……いける。でも、姫柊先輩もこの中にいるのに全然平気って、やっぱり鍛え方が違うんだな……。)
恭弥は、普段通りに立っている咲を見て感心していた。
「恭弥くん、まずはこの重力に慣れるまで、少し歩こうか。」
咲の声に、恭弥は頷いて隣を並んで歩き出す。だが、徐々に太腿に重さがのしかかってきた。
「あはは、きつそうだね。でも、これはまだ序の口。今はレベル2の重力だよ。この一週間で、最低でもレベル8まで耐えてもらうからね。」
咲の言葉に、恭弥は遠くを見つめるしかなかった。
それから二十分後。ようやく重さに慣れてきた恭弥が、息を整えて言った。
「姫柊先輩、だいぶ慣れてきました。次、行ってもいいですよ。」
「分かったわ。では、ここからメンタル面の強化を始めます。」
そう言ったかと思うと、咲は突然、恭弥の背中にぴったりと身体をくっつけて、優しく負ぶさってきた。
「ひ、姫柊先輩っ!? ちょ、ちょっと……、当たってるんですけどっ! 降りてくださいっ!」
恭弥が必死に訴えるも、咲はどこ吹く風でこう言った。
「だから、メンタル面の強化って言ったでしょ。」
咲はさらに身体を密着させ、背中に柔らかな感触がはっきり伝わってくる。
(うそだろ……これがメンタルの強化って……いや、これ、理性の強化だろっ……!)
恭弥は頭の中で叫びながら、全神経を集中して思考を逸らそうとした。
(よしよし、恭弥くん……ちゃんと我慢してる。ちくしょ~う、可愛いなぁ……もうぅ。でも、これはまだ初歩だからね。阿修羅の“無限羞恥”を受けても平気でいられるくらいになってもらわないと、私と剣を交えるなんて到底ムリ。だから、耐えてね? ……って、私も実は……結構恥ずかしくて、顏から火が出そうなんだけどね。)
咲はそんなことを心の中で呟きながら、訓練を続けた。
「咲お嬢様、一週間の貸し切りにしておりますので、ご自由にお使いくださいませ。それと、お昼はどうなさいますか?」
支配人が丁寧に尋ねると、咲は壁に掲示されたメニューを手に取り、数品を選びながら答えた。
「うーん……じゃあ、これとこれ。あ、それもお願い。」
「恭弥くん、何か食べたいものある?」
「え、あ、いえ……。すみません、メニュー読めないので……お任せで……。」
「じゃあ、私が選んでおくわね。」
「では、こちらのご注文でお部屋のほうにお届けいたしますか?」
支配人がそう尋ねると、咲はトレーニング場で食べることを伝えた。
「それでは、この者たちに何なりとお申し付けください。良いトレーニングを。」
支配人は深く一礼し、そのまま静かに立ち去っていった。
残っていたスタッフにこの場所のシステムなどを簡単に教えてもらい、咲は初動の操作だけ済ませると、すぐにスタッフを帰らせた。
「少し、遅れちゃったけど。では修行を開始しましょうか。」
そう言って、咲は手元のスイッチを押す。すると、恭弥と咲の服が瞬時に変化した。ワゴン車の時のような水着ではなく、今回はちゃんとしたスポーツウェアだった。
ホッとする恭弥を見て、咲は今日のトレーニングの流れを語り始める。
「恭弥くんは、まだスタミナはあるけど、体幹と柔軟が足りないわ。だから今日は実戦じゃなくて、フィジカル面とメンタル面の強化を中心にやっていくね。あと、さらなる体力アップも兼ねて、ここの重力に少し負荷をかけるわ。きつかったら言ってね。緩和するから。」
そう言って、咲は手元のリモコンを操作した。
「恭弥くん、準備はいい? それじゃあ入れるね。」
次の瞬間、恭弥の全身に重たい圧力がかかった。
「……うっ。」
咲がもう一度確認すると、恭弥は「大丈夫」と頷いた。
(少し重たいけど、これくらいなら……いける。でも、姫柊先輩もこの中にいるのに全然平気って、やっぱり鍛え方が違うんだな……。)
恭弥は、普段通りに立っている咲を見て感心していた。
「恭弥くん、まずはこの重力に慣れるまで、少し歩こうか。」
咲の声に、恭弥は頷いて隣を並んで歩き出す。だが、徐々に太腿に重さがのしかかってきた。
「あはは、きつそうだね。でも、これはまだ序の口。今はレベル2の重力だよ。この一週間で、最低でもレベル8まで耐えてもらうからね。」
咲の言葉に、恭弥は遠くを見つめるしかなかった。
それから二十分後。ようやく重さに慣れてきた恭弥が、息を整えて言った。
「姫柊先輩、だいぶ慣れてきました。次、行ってもいいですよ。」
「分かったわ。では、ここからメンタル面の強化を始めます。」
そう言ったかと思うと、咲は突然、恭弥の背中にぴったりと身体をくっつけて、優しく負ぶさってきた。
「ひ、姫柊先輩っ!? ちょ、ちょっと……、当たってるんですけどっ! 降りてくださいっ!」
恭弥が必死に訴えるも、咲はどこ吹く風でこう言った。
「だから、メンタル面の強化って言ったでしょ。」
咲はさらに身体を密着させ、背中に柔らかな感触がはっきり伝わってくる。
(うそだろ……これがメンタルの強化って……いや、これ、理性の強化だろっ……!)
恭弥は頭の中で叫びながら、全神経を集中して思考を逸らそうとした。
(よしよし、恭弥くん……ちゃんと我慢してる。ちくしょ~う、可愛いなぁ……もうぅ。でも、これはまだ初歩だからね。阿修羅の“無限羞恥”を受けても平気でいられるくらいになってもらわないと、私と剣を交えるなんて到底ムリ。だから、耐えてね? ……って、私も実は……結構恥ずかしくて、顏から火が出そうなんだけどね。)
咲はそんなことを心の中で呟きながら、訓練を続けた。
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