11 / 77
11.目を合わせたらいけないものは?
しおりを挟む
居並ぶ妖怪たちが「目が合った」に反応した。
「目が合ったんだってよ!」「目が合ったんだって!」「目が合ったって!」「目が合った!」次から次に「目が」というものだから「め」「め」「め」「め」「め」とラジオが壊れたみたいになった。
なんだよ、「め」のスタンディングオーベーション? かなりブキミじゃない?まじゾッとする。こういうのって、やめてくれないかな。目が合ったからってなんだっていうの? 目が合っちゃいけないのはヤクザとネコだけではなかったのかよ。いや、ぼくはウワバミに目を合わせたつもりはなかったよ。見ただけだよ。そりゃ見るよ。うちの玄関から入ってきたお客さんは見るでしょう。フツー。
もとはと言えば里子おばさんがお化けの小説を書いて売り出したいってことで妖怪を呼び寄せたんじゃない? お化けも有名になりたいってことでおばさんのところに来たんだろう? それまでぼくはお化けなんか何にも見えなかったし、見たいとも思わなかったよ。100歩ゆずってだよ、お化けの皆さんがやってきたからぼくに見えるようになったとしよう。だけど、なんでパパやママには見えないの? そこんとこ説明してよ!
……と、ぼくが言ったわけではなく、思っただけなのだが、なぜか鳥取出身のアマノジャクが代わりにしゃべってくれた。しゃべってはくれたけど、居並ぶお化けどもは互いの顔を見合わせて、肩をすくめるばかり。
しばらくして座敷オヤジが腕を組んだまま、まずふーむとうなり、もったいをつけながら言った。
「説明のつくものは、そりゃ、科学の分野じゃ。わしらはもともと説明のつかない世界の住人じゃから、説明などはつかん。
しかーし、ものごとちゅうもんは意外と単純なもんじゃ。人間はすぐ意味ちゅうようなものを考えたがるがな、見えるものは見える、見えないものは見えないんじゃ。要するに目という器官がとらえられる範囲のものが見えるわけで、目という器官が感知できなければ見えない。ということはじゃ、ぼうずには普通の人にはない、わしらが見える性能をもった目を持っているんじゃないかと考えられるのじゃな。
では、なんでこの時期に見えるようになったか。それはわしらが集結したことで大気の密度が濃くなったということもあるじゃろう。じゃが、例えばじゃ、男の子なら声変わりするじゃろう? 女の子は声変わりしない。つまりぼうずにはこの時期目変わりのようなものがあって、それがわしらが集結した時期に重なった、と、こう考えるのが妥当のような気がするが、どうじゃ?」
説明がつかない世界の住人と言いながら結構まともそうな説明をつけるじゃないか。
「じゃさ、おばさんも今頃目変わりしたわけ?」
「おお、そうじゃのう。ぼうずに比べるとおばさんはちとオクテじゃのう。人間は個人差があるからのう。ぼうずもほれ、オネショが止まるのは人より遅かったろうが。そんなもんじゃ。ほっほっほっ」
全くいやなことを言う。
ぼくは顔をしかめたが、座敷オヤジは意に介することなく膝をすすめ、やや声をひそめて言った。
「しかしな、ここだけの話、神無月先生の場合はそうとばっかりは言い切れん。先生の中にはな、なんとしても世に出たいという焦がれるような思いがあってな、それが、われらの、もう一花咲かせたい、世に出たい、という思いとシンクロしたのじゃ。そんなわけで不肖、このわしがプロジェクト推進委員長として・・・」
「ちょっと待ったあ。委員長はこのおれじゃないのか」
再び野太い声がして三つ目入道が首をつっこんできた。
「そのなんちゃら言う実行委員長はこのおれ様じゃないのか?」
座敷オヤジが瞬間、舌打ちしたようなのをぼくは見た気がした。しかしすぐにオヤジは顔をほほえみでくるむと三つ目入道に向かって言った。
「おお、そうじゃとも、実際に行動するときの実行委員長はおぬしだ。しかしな、ものごとにはそこに到るまでの下準備がいる。わかるか?下準備じゃ」
座敷オヤジは下準備の下という言葉をことさらに強調して発音した。
「あ、ああ、下準備、うん…」
「それを不肖、このわしが務めている、とこういうわけじゃ。ほれ、人間でゆうたら、よびかけ、つまり手紙の宛名書きをするとか、本拠地の決定、つまり会場の手配をするとか、方針をたてたり意見の調整をしたり、苦情や申し込みの窓口になったりとか、そうした雑用をな、するのがわし、推進委員長とこういうわけじゃ」
「なるほど、わかった。しかし、なんでおぬしが前の席にいて、わしが後ろにいるのじゃ?」
へえ、三つ目入道もなかなかしつこく突っ込むじゃないか。
座敷オヤジはとみれば、またちらりといやな顔を見せたが、すぐに笑顔に差し替え、
「おぬしは人間界の国会中継を見たことがあるか?」と逆に質問した。
いったい何が言いたいのだろう?
「い、いや、な、ないが・・・」三つ目入道は言いよどんだ。三つ目入道は国会中継があることさえ知らないんじゃないかとぼくは感じた。座敷オヤジは様子をうかがうような目つきをしながら話を進めた。
「国会ではな、議長が一番前の高いところに座っていて、総理大臣はその下の何人も並んでいるところに座っておるんじゃ。おぬしは総理大臣と議長とどちらが偉いか知っておるか?」
「えーと・・・」
なぜか三つ目入道は自分の指を立てて見比べ始めた。
「総理大臣ですよ」こうもり傘お化けが三つ目入道の耳元でまわりに聞こえるようにささやいた。
「あ、ああ、わかっとるわい。総理大臣のほうが偉いに決まってるだろうが」
その答えに座敷オヤジはにんまり笑った。
「そうじゃ、総理大臣のほうが偉い。一国の宰相じゃからの。それが国会では二番目の席じゃ。そんなわけで、おぬしはその場所に座っておるのじゃ」
それを聞いて三つ目入道は満足げな顔で左右をみわたした。なるほど、座敷オヤジはこのために国会中継の話を持ち出したのか。三つ目入道はすっかり言いくるめられてしまった。おまけに「実際、事が起こった時は、おぬしが委員長なので、矢面に立ってくれ。わしは、準備委員会の委員長だから、そん時は後ろに下がるわ」なんて、責任を押し付けられそうな発言をされたにもかかわらず、三つ目入道は満面の笑みで「あいわかつた」などと言って満足そうに座った。
待てよ、ひょっとしてさっきのぼくも言いくるめられたのかな?
その時、ウワバミがふらふらっと立ち上がった。
「あ、酒の匂いだ・・・」
ウワバミは襖を開けると引き寄せられるように階下へ降りていってしまった。
きっとパパたちがお酒を出してきたんだ。
するとウワバミとは入れ違いのようにしてフクワライが下から上がってきて叫んだ。
「たいへん! 神無月ひかる先生の縁談が持ち上がっている」。
同時にろくろっ首も階段にそって下まで伸ばしていた首をするすると引っ込めて自分の肩の上に頭をガシャッと格納して言った。
「相手は今下に来てる大場くんだって!」
「 結婚したら、ディズニーランドの花火が見えるマンションに引っ越すそうよ!」これはフクワライとろくろっ首が同時に叫んだ。
「なんだって!?」
お化けどもは総立ちになった。
「するとわしらはどうなるんじゃ?」
会場はたちまち騒然となった。
「わしらのひと花はどうなるんしゃ?」
「咲くのか?咲かないのか?」
「名も無いものはこのまま埋もれ、名のあるものであっても忘れ去られるのか?」
「そしておれたちは再び暗がりの中で息をつめながらひっそりと暮らしていかなければならないのか?」
「あたいはまだ書いてもらってないんだよォ~、オン、オン、オン」
「うるせえ!」
後でカラス天狗のようなやつがわめいた。
「てめえのような小者妖怪の個人的な事情なんざどうでもいいんだ。それよりもわれら魑魅魍魎の世界を再びこの地上に展開させ、恐怖と畏敬で人間たちを支配する遠大なる計画はどうなるというんだ!?」
「へえ、そうだったの?」
ぼくは思わず座敷オヤジを振り返った。座敷オヤジは先程ちらっと見せたような苦い顔つきになっていた。カラス天狗のほうといえば、周りのやつらからげんこつをくらっている。失言をたしなめられているという構図だ。
「へえ、そうなんだ。でもさ、うちみたいなところにやってきて、おばさんに小説書かせたところで、そんな遠大な計画なんて成るのかな。だって、妖怪を扱った本なんてゴマンと出てるんだよ。そんなんでできるなら、今頃とっくにできてなきゃおかしいじゃん」
そう言ったら、座敷オヤジはしばらく宙をにらんで呆然としていたが、ややあって膝をポンとたたくと立ち上がった。
「目が合ったんだってよ!」「目が合ったんだって!」「目が合ったって!」「目が合った!」次から次に「目が」というものだから「め」「め」「め」「め」「め」とラジオが壊れたみたいになった。
なんだよ、「め」のスタンディングオーベーション? かなりブキミじゃない?まじゾッとする。こういうのって、やめてくれないかな。目が合ったからってなんだっていうの? 目が合っちゃいけないのはヤクザとネコだけではなかったのかよ。いや、ぼくはウワバミに目を合わせたつもりはなかったよ。見ただけだよ。そりゃ見るよ。うちの玄関から入ってきたお客さんは見るでしょう。フツー。
もとはと言えば里子おばさんがお化けの小説を書いて売り出したいってことで妖怪を呼び寄せたんじゃない? お化けも有名になりたいってことでおばさんのところに来たんだろう? それまでぼくはお化けなんか何にも見えなかったし、見たいとも思わなかったよ。100歩ゆずってだよ、お化けの皆さんがやってきたからぼくに見えるようになったとしよう。だけど、なんでパパやママには見えないの? そこんとこ説明してよ!
……と、ぼくが言ったわけではなく、思っただけなのだが、なぜか鳥取出身のアマノジャクが代わりにしゃべってくれた。しゃべってはくれたけど、居並ぶお化けどもは互いの顔を見合わせて、肩をすくめるばかり。
しばらくして座敷オヤジが腕を組んだまま、まずふーむとうなり、もったいをつけながら言った。
「説明のつくものは、そりゃ、科学の分野じゃ。わしらはもともと説明のつかない世界の住人じゃから、説明などはつかん。
しかーし、ものごとちゅうもんは意外と単純なもんじゃ。人間はすぐ意味ちゅうようなものを考えたがるがな、見えるものは見える、見えないものは見えないんじゃ。要するに目という器官がとらえられる範囲のものが見えるわけで、目という器官が感知できなければ見えない。ということはじゃ、ぼうずには普通の人にはない、わしらが見える性能をもった目を持っているんじゃないかと考えられるのじゃな。
では、なんでこの時期に見えるようになったか。それはわしらが集結したことで大気の密度が濃くなったということもあるじゃろう。じゃが、例えばじゃ、男の子なら声変わりするじゃろう? 女の子は声変わりしない。つまりぼうずにはこの時期目変わりのようなものがあって、それがわしらが集結した時期に重なった、と、こう考えるのが妥当のような気がするが、どうじゃ?」
説明がつかない世界の住人と言いながら結構まともそうな説明をつけるじゃないか。
「じゃさ、おばさんも今頃目変わりしたわけ?」
「おお、そうじゃのう。ぼうずに比べるとおばさんはちとオクテじゃのう。人間は個人差があるからのう。ぼうずもほれ、オネショが止まるのは人より遅かったろうが。そんなもんじゃ。ほっほっほっ」
全くいやなことを言う。
ぼくは顔をしかめたが、座敷オヤジは意に介することなく膝をすすめ、やや声をひそめて言った。
「しかしな、ここだけの話、神無月先生の場合はそうとばっかりは言い切れん。先生の中にはな、なんとしても世に出たいという焦がれるような思いがあってな、それが、われらの、もう一花咲かせたい、世に出たい、という思いとシンクロしたのじゃ。そんなわけで不肖、このわしがプロジェクト推進委員長として・・・」
「ちょっと待ったあ。委員長はこのおれじゃないのか」
再び野太い声がして三つ目入道が首をつっこんできた。
「そのなんちゃら言う実行委員長はこのおれ様じゃないのか?」
座敷オヤジが瞬間、舌打ちしたようなのをぼくは見た気がした。しかしすぐにオヤジは顔をほほえみでくるむと三つ目入道に向かって言った。
「おお、そうじゃとも、実際に行動するときの実行委員長はおぬしだ。しかしな、ものごとにはそこに到るまでの下準備がいる。わかるか?下準備じゃ」
座敷オヤジは下準備の下という言葉をことさらに強調して発音した。
「あ、ああ、下準備、うん…」
「それを不肖、このわしが務めている、とこういうわけじゃ。ほれ、人間でゆうたら、よびかけ、つまり手紙の宛名書きをするとか、本拠地の決定、つまり会場の手配をするとか、方針をたてたり意見の調整をしたり、苦情や申し込みの窓口になったりとか、そうした雑用をな、するのがわし、推進委員長とこういうわけじゃ」
「なるほど、わかった。しかし、なんでおぬしが前の席にいて、わしが後ろにいるのじゃ?」
へえ、三つ目入道もなかなかしつこく突っ込むじゃないか。
座敷オヤジはとみれば、またちらりといやな顔を見せたが、すぐに笑顔に差し替え、
「おぬしは人間界の国会中継を見たことがあるか?」と逆に質問した。
いったい何が言いたいのだろう?
「い、いや、な、ないが・・・」三つ目入道は言いよどんだ。三つ目入道は国会中継があることさえ知らないんじゃないかとぼくは感じた。座敷オヤジは様子をうかがうような目つきをしながら話を進めた。
「国会ではな、議長が一番前の高いところに座っていて、総理大臣はその下の何人も並んでいるところに座っておるんじゃ。おぬしは総理大臣と議長とどちらが偉いか知っておるか?」
「えーと・・・」
なぜか三つ目入道は自分の指を立てて見比べ始めた。
「総理大臣ですよ」こうもり傘お化けが三つ目入道の耳元でまわりに聞こえるようにささやいた。
「あ、ああ、わかっとるわい。総理大臣のほうが偉いに決まってるだろうが」
その答えに座敷オヤジはにんまり笑った。
「そうじゃ、総理大臣のほうが偉い。一国の宰相じゃからの。それが国会では二番目の席じゃ。そんなわけで、おぬしはその場所に座っておるのじゃ」
それを聞いて三つ目入道は満足げな顔で左右をみわたした。なるほど、座敷オヤジはこのために国会中継の話を持ち出したのか。三つ目入道はすっかり言いくるめられてしまった。おまけに「実際、事が起こった時は、おぬしが委員長なので、矢面に立ってくれ。わしは、準備委員会の委員長だから、そん時は後ろに下がるわ」なんて、責任を押し付けられそうな発言をされたにもかかわらず、三つ目入道は満面の笑みで「あいわかつた」などと言って満足そうに座った。
待てよ、ひょっとしてさっきのぼくも言いくるめられたのかな?
その時、ウワバミがふらふらっと立ち上がった。
「あ、酒の匂いだ・・・」
ウワバミは襖を開けると引き寄せられるように階下へ降りていってしまった。
きっとパパたちがお酒を出してきたんだ。
するとウワバミとは入れ違いのようにしてフクワライが下から上がってきて叫んだ。
「たいへん! 神無月ひかる先生の縁談が持ち上がっている」。
同時にろくろっ首も階段にそって下まで伸ばしていた首をするすると引っ込めて自分の肩の上に頭をガシャッと格納して言った。
「相手は今下に来てる大場くんだって!」
「 結婚したら、ディズニーランドの花火が見えるマンションに引っ越すそうよ!」これはフクワライとろくろっ首が同時に叫んだ。
「なんだって!?」
お化けどもは総立ちになった。
「するとわしらはどうなるんじゃ?」
会場はたちまち騒然となった。
「わしらのひと花はどうなるんしゃ?」
「咲くのか?咲かないのか?」
「名も無いものはこのまま埋もれ、名のあるものであっても忘れ去られるのか?」
「そしておれたちは再び暗がりの中で息をつめながらひっそりと暮らしていかなければならないのか?」
「あたいはまだ書いてもらってないんだよォ~、オン、オン、オン」
「うるせえ!」
後でカラス天狗のようなやつがわめいた。
「てめえのような小者妖怪の個人的な事情なんざどうでもいいんだ。それよりもわれら魑魅魍魎の世界を再びこの地上に展開させ、恐怖と畏敬で人間たちを支配する遠大なる計画はどうなるというんだ!?」
「へえ、そうだったの?」
ぼくは思わず座敷オヤジを振り返った。座敷オヤジは先程ちらっと見せたような苦い顔つきになっていた。カラス天狗のほうといえば、周りのやつらからげんこつをくらっている。失言をたしなめられているという構図だ。
「へえ、そうなんだ。でもさ、うちみたいなところにやってきて、おばさんに小説書かせたところで、そんな遠大な計画なんて成るのかな。だって、妖怪を扱った本なんてゴマンと出てるんだよ。そんなんでできるなら、今頃とっくにできてなきゃおかしいじゃん」
そう言ったら、座敷オヤジはしばらく宙をにらんで呆然としていたが、ややあって膝をポンとたたくと立ち上がった。
0
あなたにおすすめの小説
笑いの授業
ひろみ透夏
児童書・童話
大好きだった先先が別人のように変わってしまった。
文化祭前夜に突如始まった『笑いの授業』――。
それは身の毛もよだつほどに怖ろしく凄惨な課外授業だった。
伏線となる【神楽坂の章】から急展開する【高城の章】。
追い詰められた《神楽坂先生》が起こした教師としてありえない行動と、その真意とは……。
9日間
柏木みのり
児童書・童話
サマーキャンプから友達の健太と一緒に隣の世界に迷い込んだ竜(リョウ)は文武両道の11歳。魔法との出会い。人々との出会い。初めて経験する様々な気持ち。そして究極の選択——夢か友情か。
(also @ なろう)
【完結】カラフルな妖精たち
ひなこ
児童書・童話
星野愛虹(ほしの・あにー)は小学五年女子。絵を描くのが大好き。ある日、絵を描いていると色の妖精・彩(サイ)の一人、レッドに出会う。レッドはガスの火を変化させて見せる。サイは自分の色と同じ物質をあやつり、人の心にまで影響できる力を持つ。さらにそのサイを自由に使えるのが、愛虹たち”色使い”だ。
最近、学校では水曜日だけ現れるという「赤の魔女」が恐れられていた。が、実はサイの仲間で凶悪な「ノワール」が関わっていた。ノワールは、人間の心の隙間に入り込むことを狙っている。彼を封印するには、必要な色のサイたちをうまく集めなくてはいけない。愛虹の所有するサイは、目下、赤と白。それでは足りず、さらに光のカギもないといけない。一体どこにあるの?仲間を探し、サイを探し。
これは愛虹と仲間たちが、たくさんの色をめぐって奮闘する冒険物語。児童向け、コミカルタッチの色彩ファンタジーです。
荒川ハツコイ物語~宇宙から来た少女と過ごした小学生最後の夏休み~
釈 余白(しやく)
児童書・童話
今より少し前の時代には、子供らが荒川土手に集まって遊ぶのは当たり前だったらしい。野球をしたり凧揚げをしたり釣りをしたり、時には決闘したり下級生の自転車練習に付き合ったりと様々だ。
そんな話を親から聞かされながら育ったせいなのか、僕らの遊び場はもっぱら荒川土手だった。もちろん小学生最後となる六年生の夏休みもいつもと変わらず、いつものように幼馴染で集まってありきたりの遊びに精を出す毎日である。
そして今日は鯉釣りの予定だ。今まで一度も釣り上げたことのない鯉を小学生のうちに釣り上げるのが僕、田口暦(たぐち こよみ)の目標だった。
今日こそはと強い意気込みで釣りを始めた僕だったが、初めての鯉と出会う前に自分を宇宙人だと言う女子、ミクに出会い一目で恋に落ちてしまった。だが夏休みが終わるころには自分の星へ帰ってしまうと言う。
かくして小学生最後の夏休みは、彼女が帰る前に何でもいいから忘れられないくらいの思い出を作り、特別なものにするという目的が最優先となったのだった。
はたして初めての鯉と初めての恋の両方を成就させることができるのだろうか。
野良犬ぽちの冒険
KAORUwithAI
児童書・童話
――ぼくの名前、まだおぼえてる?
ぽちは、むかし だれかに かわいがられていた犬。
だけど、ひっこしの日に うっかり わすれられてしまって、
気がついたら、ひとりぼっちの「のらいぬ」に なっていた。
やさしい人もいれば、こわい人もいる。
あめの日も、さむい夜も、ぽちは がんばって生きていく。
それでも、ぽちは 思っている。
──また だれかが「ぽち」ってよんでくれる日が、くるんじゃないかって。
すこし さみしくて、すこし あたたかい、
のらいぬ・ぽちの ぼうけんが はじまります。
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる