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俺だけのブログ日記
6月7日
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まるで若い頃に戻ったようだった。学生時代の純粋な気持ちを取り戻した一日だった。この感覚、懐かしいな。
俺は山下とまた飲みに行きたかった。そして、誘いたいとずっと思っていた。話しかけるだけでも緊張している自分がいた。今までなら、何か適当な理由をつけて簡単に女の子を誘えていたのに。山下の事になるとどうしてもダメだ。まさか、自分がこんなに奥手だったなんて。笑えてくる。
勇気を出して山下を食事に誘う。別に恋愛的な意味で誘うのではない。ただの同僚として、仕事仲間として誘うだけ。自分に言い聞かせる。緊張が止まらない、手汗も止まらない。
仕事終わり、偶然を装って、駐車場で山下と対面する。ドキドキが止まらない。ものすごく緊張していた・
「あのさ…その、飲みに行かないかな?いや、予定があるなら別にいいんだけど…」
緊張し過ぎて考えていた誘い方ができない。なんて表現をすれば良いのだろうか。言葉が上手く出てこなくなる。
「えー、今から?予定もないし大丈夫!」
山下は誘いにあっさりオーケーしてくれた。嬉しさとホッとした感情が心に溢れてくる。しかし、俺のそのような心を知られる訳にはいかない。上手くいつも通りの表情ができているだろうか。
今度は、俺の車を自宅に置いて、山下の車で居酒屋へ。地方では車移動が必須。一台で移動した方が効率も良い。
今度は俺の話だけじゃなく、山下の話も聞こう。たくさん話をしよう。そう思っていたけれど、緊張して上手く話せなかった。どうして彼女を目の前にすると、緊張で言葉が出てこなくなるのだろうか。以前の俺が見たら爆笑されるだろう。
話題を考えながらビールを口にする。
そんな俺を見ながら山下は笑顔で色々と話題を出してくれていた。
お酒が回る頃にはすっかり喋れるようになっていて、互いに笑顔も多い飲みだったと思う。お酒がないと好きな人と喋れないなんて我ながら情けない。
下心がなかった訳ではないが、俺はもう過ちを繰り返したくない。運転手を任せている山下はノンアルコール。自宅まで送ってもらえた。
「今日もお疲れ様!」
最後の別れ際に見せる笑顔が可愛い。そして、離れてしまう事が悲しい。仕事場ですぐに会えるのに。
他人にやましいと思われない健全なサシ飲みで今日を終えた。
健全な付き合い。ただ一緒にご飯を食べただけ。これが同僚として正しい付き合い方だ。ちゃんと自分をセーブできている。大丈夫。
俺は山下とまた飲みに行きたかった。そして、誘いたいとずっと思っていた。話しかけるだけでも緊張している自分がいた。今までなら、何か適当な理由をつけて簡単に女の子を誘えていたのに。山下の事になるとどうしてもダメだ。まさか、自分がこんなに奥手だったなんて。笑えてくる。
勇気を出して山下を食事に誘う。別に恋愛的な意味で誘うのではない。ただの同僚として、仕事仲間として誘うだけ。自分に言い聞かせる。緊張が止まらない、手汗も止まらない。
仕事終わり、偶然を装って、駐車場で山下と対面する。ドキドキが止まらない。ものすごく緊張していた・
「あのさ…その、飲みに行かないかな?いや、予定があるなら別にいいんだけど…」
緊張し過ぎて考えていた誘い方ができない。なんて表現をすれば良いのだろうか。言葉が上手く出てこなくなる。
「えー、今から?予定もないし大丈夫!」
山下は誘いにあっさりオーケーしてくれた。嬉しさとホッとした感情が心に溢れてくる。しかし、俺のそのような心を知られる訳にはいかない。上手くいつも通りの表情ができているだろうか。
今度は、俺の車を自宅に置いて、山下の車で居酒屋へ。地方では車移動が必須。一台で移動した方が効率も良い。
今度は俺の話だけじゃなく、山下の話も聞こう。たくさん話をしよう。そう思っていたけれど、緊張して上手く話せなかった。どうして彼女を目の前にすると、緊張で言葉が出てこなくなるのだろうか。以前の俺が見たら爆笑されるだろう。
話題を考えながらビールを口にする。
そんな俺を見ながら山下は笑顔で色々と話題を出してくれていた。
お酒が回る頃にはすっかり喋れるようになっていて、互いに笑顔も多い飲みだったと思う。お酒がないと好きな人と喋れないなんて我ながら情けない。
下心がなかった訳ではないが、俺はもう過ちを繰り返したくない。運転手を任せている山下はノンアルコール。自宅まで送ってもらえた。
「今日もお疲れ様!」
最後の別れ際に見せる笑顔が可愛い。そして、離れてしまう事が悲しい。仕事場ですぐに会えるのに。
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