18 / 74
能力の暴走
しおりを挟む
俺達はアナウンスが入った所に向かっていたのだが…
「なんであんたもいるんだ?」
普通に横にいる楓恋に俺は声をかける。
「暴走言うのなら私の能力が役に立つ、そう思わない?」
そう言って俺が渡した銃を手でもてあそびながら言う。
「まぁ、そうだが…」
そんな会話をしていると、突然爆発音が響いた。
「姫野や吉沢達はどこにいる!」
っと端末で星野に連絡を撮る。
「今爆発が起こった辺にいる。いいか、楓恋さんを守れ。最悪犯人は逃がしても構わない」
そう言って通話は切られた。
…
そして俺達は爆発が起こった所に着いた。
「おいおい」
その場所はビルが崩壊し大勢の怪我人が居た。
そして1つの声が響き渡る。
「聞け!能力の組織の連中達!俺達は能力というものに縛られているんだ!
そんなのはおかしいと思わないのか!強さも、未来も全て能力に縛られて、だから俺がこんな町、こんな世界ぶっ壊してやる!」
っとがれきの山のてっぺんに立ちながら言う。そしてさっきも使ったのであろう手榴弾や爆弾を数個あたり一面に投げた。
「まずい!離れろッ!!」
と叫んでアイリ、楓恋をできるだけ遠くまで離れさせ、俺は吉沢、姫野を探す。
「吉沢~!姫野~どこだ!」
っと辺りを探していると
「勝!」
っと俺の名前を呼ぶ声が聞こえる。その声の主は吉沢だった。
「どうした?」
その場に駆け寄ると姫野が建物の瓦礫に足を挟まれて動けずに居た。
「お前らは最近サボりすぎなんだよ。だからこうなるんだよ」
そう言いながら俺は瓦礫をどける。
「お前達は離れろ、あとは俺とアイリで…」
俺は姫野を立たせながら言うとまた手榴弾が投げられた。
俺は銃を取り出し構えながら言う。
「吉沢!お前は姫野を連れて戻れ!」
そして俺達の方向に飛んでくる手榴弾に弾丸をあて爆発させる。
「勝様」
っと2人が駆け寄ってくる。
「まずい状況だ、敵はおそらく何かを作る能力か爆発系の能力者だ。だから迂闊には近づけない」
っとまだ飛んで来た手榴弾に弾丸をあて爆発させる。
「アイリ、お前は楓恋を連れて…ってあいつはどこだ!」
一瞬目を離すと楓恋だけ居なくなって居た。
「わ、分かりません。気付いたらどこにも…」
俺達は当たりを見渡しながら探す。
「どこも瓦礫だらけで視界も悪いので中々見つかりません」
そう、この場所は爆発の原因であたりは濁った土煙がたっており視界が悪くなっている。
「そこまでにして!」
っと1つの声が響き渡る。
「楓恋さん!?」
そこには爆発物を投げている男がたっている瓦礫の山を登りながら楓恋は叫んでいた。
「あいつ何考えてんだ!」
俺はそう叫びながら銃に弾を詰め楓恋の所へと走る。
「なんなんだお前は…楓恋…なんでここに」
その場に居る組織の物が一瞬でそこへと視線が向き静寂がなった。
「あなたはなんでこの世界を壊そうとするの?
この建物にいた人があなたに何かした?この世界は不平等だとみんな知ってる。理不尽なのも、それでも生きていかないといけない」
楓恋は1歩1歩その男に歩み寄っていく。
俺は素早く楓恋の前にいる男を射殺できる所まで移動した。
「それでも!俺達は能力というものに支配されてるんだ!そんなのおかしいだろ?強さも、価値も全て能力で判断されて、なら無能力者は要らない人間だってのか!」
「違う、必要だよ。あなたも、無能力者も、世の中というのは皆んながいるから成り立っているもの。
農家の人が居たから私達は今こうやって生きてこれてるし、服を作ってくれる人がいるから服を着れる。
私もファンの皆んながいるからこうやって活動出来る。そしてあなたのその爆発物も大切なもの、トンネルをほったり救助隊が閉ざされた所に行く時に使うかもしれない」
「俺…は」
男は泣きながら爆発物を地面に落とした。
「貴方の世の中を良くしようとする心は大切なもの、あなた1人が正しく生きようとすると周りのみんなも正しく生きようとする。
あなたの正義は尊くて素晴らしいものだから」
っと楓恋は優しそうに微笑み、俺が渡した麻酔銃を放った。
「…ふぅ~」
その場に膝をつき、疲れたように深呼吸をした。
「やるじゃねぇか、楓恋」
「…えぇ、結構疲れたわ」
やはり、楓恋という女の能力はそういう能力だったか。
数年前の事件、まだ未解決になってる事がある。それは…
「まだ、だ。
まだ俺の仕事は終わってはいない!」
っとさっき楓恋が沈めた男が立ち上がった。
「なんだと!?あの銃はしばらく動けないはずだ!」
俺の方に向かってくる男を回避し俺は楓恋をアイリがいる所へと連れて行った。
「ここからはどうなるか分からない。
さっきまでのあいつは精神的にも能力的にも暴走していたが今は違う。何が何だか分からねぇが人が変わっている。
だからアイリ、お前は楓恋を連れて離れてろ。何があっても守り抜け!」
そう言って俺は男の方へと向かうのだった。
「なんであんたもいるんだ?」
普通に横にいる楓恋に俺は声をかける。
「暴走言うのなら私の能力が役に立つ、そう思わない?」
そう言って俺が渡した銃を手でもてあそびながら言う。
「まぁ、そうだが…」
そんな会話をしていると、突然爆発音が響いた。
「姫野や吉沢達はどこにいる!」
っと端末で星野に連絡を撮る。
「今爆発が起こった辺にいる。いいか、楓恋さんを守れ。最悪犯人は逃がしても構わない」
そう言って通話は切られた。
…
そして俺達は爆発が起こった所に着いた。
「おいおい」
その場所はビルが崩壊し大勢の怪我人が居た。
そして1つの声が響き渡る。
「聞け!能力の組織の連中達!俺達は能力というものに縛られているんだ!
そんなのはおかしいと思わないのか!強さも、未来も全て能力に縛られて、だから俺がこんな町、こんな世界ぶっ壊してやる!」
っとがれきの山のてっぺんに立ちながら言う。そしてさっきも使ったのであろう手榴弾や爆弾を数個あたり一面に投げた。
「まずい!離れろッ!!」
と叫んでアイリ、楓恋をできるだけ遠くまで離れさせ、俺は吉沢、姫野を探す。
「吉沢~!姫野~どこだ!」
っと辺りを探していると
「勝!」
っと俺の名前を呼ぶ声が聞こえる。その声の主は吉沢だった。
「どうした?」
その場に駆け寄ると姫野が建物の瓦礫に足を挟まれて動けずに居た。
「お前らは最近サボりすぎなんだよ。だからこうなるんだよ」
そう言いながら俺は瓦礫をどける。
「お前達は離れろ、あとは俺とアイリで…」
俺は姫野を立たせながら言うとまた手榴弾が投げられた。
俺は銃を取り出し構えながら言う。
「吉沢!お前は姫野を連れて戻れ!」
そして俺達の方向に飛んでくる手榴弾に弾丸をあて爆発させる。
「勝様」
っと2人が駆け寄ってくる。
「まずい状況だ、敵はおそらく何かを作る能力か爆発系の能力者だ。だから迂闊には近づけない」
っとまだ飛んで来た手榴弾に弾丸をあて爆発させる。
「アイリ、お前は楓恋を連れて…ってあいつはどこだ!」
一瞬目を離すと楓恋だけ居なくなって居た。
「わ、分かりません。気付いたらどこにも…」
俺達は当たりを見渡しながら探す。
「どこも瓦礫だらけで視界も悪いので中々見つかりません」
そう、この場所は爆発の原因であたりは濁った土煙がたっており視界が悪くなっている。
「そこまでにして!」
っと1つの声が響き渡る。
「楓恋さん!?」
そこには爆発物を投げている男がたっている瓦礫の山を登りながら楓恋は叫んでいた。
「あいつ何考えてんだ!」
俺はそう叫びながら銃に弾を詰め楓恋の所へと走る。
「なんなんだお前は…楓恋…なんでここに」
その場に居る組織の物が一瞬でそこへと視線が向き静寂がなった。
「あなたはなんでこの世界を壊そうとするの?
この建物にいた人があなたに何かした?この世界は不平等だとみんな知ってる。理不尽なのも、それでも生きていかないといけない」
楓恋は1歩1歩その男に歩み寄っていく。
俺は素早く楓恋の前にいる男を射殺できる所まで移動した。
「それでも!俺達は能力というものに支配されてるんだ!そんなのおかしいだろ?強さも、価値も全て能力で判断されて、なら無能力者は要らない人間だってのか!」
「違う、必要だよ。あなたも、無能力者も、世の中というのは皆んながいるから成り立っているもの。
農家の人が居たから私達は今こうやって生きてこれてるし、服を作ってくれる人がいるから服を着れる。
私もファンの皆んながいるからこうやって活動出来る。そしてあなたのその爆発物も大切なもの、トンネルをほったり救助隊が閉ざされた所に行く時に使うかもしれない」
「俺…は」
男は泣きながら爆発物を地面に落とした。
「貴方の世の中を良くしようとする心は大切なもの、あなた1人が正しく生きようとすると周りのみんなも正しく生きようとする。
あなたの正義は尊くて素晴らしいものだから」
っと楓恋は優しそうに微笑み、俺が渡した麻酔銃を放った。
「…ふぅ~」
その場に膝をつき、疲れたように深呼吸をした。
「やるじゃねぇか、楓恋」
「…えぇ、結構疲れたわ」
やはり、楓恋という女の能力はそういう能力だったか。
数年前の事件、まだ未解決になってる事がある。それは…
「まだ、だ。
まだ俺の仕事は終わってはいない!」
っとさっき楓恋が沈めた男が立ち上がった。
「なんだと!?あの銃はしばらく動けないはずだ!」
俺の方に向かってくる男を回避し俺は楓恋をアイリがいる所へと連れて行った。
「ここからはどうなるか分からない。
さっきまでのあいつは精神的にも能力的にも暴走していたが今は違う。何が何だか分からねぇが人が変わっている。
だからアイリ、お前は楓恋を連れて離れてろ。何があっても守り抜け!」
そう言って俺は男の方へと向かうのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる