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星野と勝
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楓恋が屋上を後にして少しすると星野がやって来た。
「よぅ、勝」
星野は両手に酒を持っておりそのうちの1つを俺に渡してきた。
「ほら、飲めよ」
「…ありがとう」
「はっ、お前が感謝したとこ初めて見たぞ」
「まぁ、こんな性格だからな」
そう言いながら酒を開け1口飲む。
「どうだ?美味いだろ」
「まぁ、嫌いじゃないな」
「たっく、のり悪ぃなそこはこうやって」
と星野は酒をぐびぐび飲みよく酒飲みが言うあれを言った。
「あ゛ぁぁ~~とかさ」
「俺がそんな飲み方するとでも?やっぱりお前バカだろ」
「せめてそこはギャグ担当と言ってくれよ。世の中少しバカな方が楽なんだよ。
いつまでも神経貼ってる方が疲れる。お前もだがそんなにつんつんしてたら疲れないか?」
「もう慣れたさ、あの家のおかげで色々とな」
そしてまた1口酒を飲む。
「なるほどなっ!」
星野は酒を一気に飲み干し開いた酒瓶を上に投げ手元に戻って来る瞬間、能力で酒瓶を消した。
「相変わらず妙な能力なことで」
「それはお前もだろ?」
星野が指で投げろという合図を出したので星野に向かって酒瓶を放り投げた。
「俺も実の所能力はよく分かってない。これはカイリのなのか、それとも俺のなのか分からない」
「前に言ってたやつか。
しかしあの場にいた未来さんが言うにカイリさんから付与というか持ってきた能力なんだろ?」
「…あぁ、北野の仲間だった奴だ」
すると星野は顎に手を当てて言った。
「もしかすると今回のホシはそいつじゃないか?」
「はぁ?なんで」
星野は手すりにもたれ掛かり星空を見上げながら言う。
「楓恋さんが暴走みたいな男を落ち着かせた後、妙な事が起きたとお前は言った。
そしてあの頃のお前とも、そして能力をお前が解放したのは融獄家は知らない。
なら元北野の仲間かこの組織しかありえない。まぁこの組織と言ってもお前の仲間か俺かしか知らない。だとすると明らかにそいつだ」
「元、北野の仲間…でもなんで今になって?
お前の弟の件から7年は経ってるはずだ」
「…確かに時間が開きすぎている…人材を集めるため?それか」
「自分の力を高めるための時間が必要だったかか?」
そんな会話をしていると星野の端末がなると同時にこの建物の入口付近にある門の方から爆発が起こった。
「なんだ!」
「何が起こってる!」
電話を終えたであろう星野に俺は話しかける。
「妙な奴らが攻撃を仕掛けてきたらしい。相手はおそらく全員能力者だ」
そうして俺たちは敵がいる場所へと向かうのだった。
「よぅ、勝」
星野は両手に酒を持っておりそのうちの1つを俺に渡してきた。
「ほら、飲めよ」
「…ありがとう」
「はっ、お前が感謝したとこ初めて見たぞ」
「まぁ、こんな性格だからな」
そう言いながら酒を開け1口飲む。
「どうだ?美味いだろ」
「まぁ、嫌いじゃないな」
「たっく、のり悪ぃなそこはこうやって」
と星野は酒をぐびぐび飲みよく酒飲みが言うあれを言った。
「あ゛ぁぁ~~とかさ」
「俺がそんな飲み方するとでも?やっぱりお前バカだろ」
「せめてそこはギャグ担当と言ってくれよ。世の中少しバカな方が楽なんだよ。
いつまでも神経貼ってる方が疲れる。お前もだがそんなにつんつんしてたら疲れないか?」
「もう慣れたさ、あの家のおかげで色々とな」
そしてまた1口酒を飲む。
「なるほどなっ!」
星野は酒を一気に飲み干し開いた酒瓶を上に投げ手元に戻って来る瞬間、能力で酒瓶を消した。
「相変わらず妙な能力なことで」
「それはお前もだろ?」
星野が指で投げろという合図を出したので星野に向かって酒瓶を放り投げた。
「俺も実の所能力はよく分かってない。これはカイリのなのか、それとも俺のなのか分からない」
「前に言ってたやつか。
しかしあの場にいた未来さんが言うにカイリさんから付与というか持ってきた能力なんだろ?」
「…あぁ、北野の仲間だった奴だ」
すると星野は顎に手を当てて言った。
「もしかすると今回のホシはそいつじゃないか?」
「はぁ?なんで」
星野は手すりにもたれ掛かり星空を見上げながら言う。
「楓恋さんが暴走みたいな男を落ち着かせた後、妙な事が起きたとお前は言った。
そしてあの頃のお前とも、そして能力をお前が解放したのは融獄家は知らない。
なら元北野の仲間かこの組織しかありえない。まぁこの組織と言ってもお前の仲間か俺かしか知らない。だとすると明らかにそいつだ」
「元、北野の仲間…でもなんで今になって?
お前の弟の件から7年は経ってるはずだ」
「…確かに時間が開きすぎている…人材を集めるため?それか」
「自分の力を高めるための時間が必要だったかか?」
そんな会話をしていると星野の端末がなると同時にこの建物の入口付近にある門の方から爆発が起こった。
「なんだ!」
「何が起こってる!」
電話を終えたであろう星野に俺は話しかける。
「妙な奴らが攻撃を仕掛けてきたらしい。相手はおそらく全員能力者だ」
そうして俺たちは敵がいる場所へと向かうのだった。
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