能力が基本となった世界4

楓恋と3人の能力者

私は星野さんと戦ってた能力者を追いかけていた。
「それにしても、妙な建物ね。広いしSF系のマンガとかアニメとかでよく見る敵のアジトみたい」
私は勝からもらった麻酔銃を手に持ちいつでも発射できるようにしながら進む。
そして私は逃げた能力者がおそらく仲間であろう2人の男と話しているのを見つけた。
「何話してんの？」
こっそり近ずき近くの大きな柱に身を隠しながら話を盗み聞く。
「どうだ？あの2人は。やつを殺せたか？」
「さぁな、向こう側の組織のリーダーと殺りやってたからな。見ようにもその光景が見れない所まで吹っ飛ばされたんでな」
「そうか、まぁあの2人ならできるだろう」
と3人の会話を聞きながら誰のことだろうと考えていると3人がこっちに歩いて来るのが見えたので少し離れる。
「あいつって誰のことなの？」
私が小さくつぶやくように言った声は誰にも聞こえることなく消えるのだった。