if TheWorld (もしもの世界)

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最近、ラブレターと言う人と出会わなかった世界についてずっと考えていた。
色んな世界を思い浮かべるのは楽しいことで、興味がある。
しかしあの人に出会えたのもとあるYouTuberや、色んな人のおかげで出会えたのだと改めて思う。
ラブレターと言う配信者に色んな初めてを貰った。推しも初めてできたし、配信スタイルも勉強になったし、色んなことを教えてもらった。推しはいつか飽きる…と誰かが言っていた。だがしかし俺は飽きないと断言できる。それほど好きってことなのだろうか?
まぁ、好きとかあんまり言わないんだけど。
どこかの国の挨拶には、「初めまして」と「さよなら」の意味が込められていると何かの本で読んだことがある。
そして「証明するために証人が存在し、受け継がれるために記憶するものが現れる。」これはどこかで言われた言葉だ。人は覚えてはいない。ただ印象に残っていたから覚えていたのだろう。
俺は夢や目的を叶えるために俺は一人で長い年月孤独を感じながら本を書き、暗闇の中を歩かないといけないと勝手に思っていた。しかし、ラブレター、あなたのおかげでそれは間違っていたと気付けた。だってそれまで孤独なんてなんとでもなかったし、クラスで1人で本を読んでても、夜、ずっと本を書いてても孤独がいいとばかり思っていた。しかし、あの人と出会ってからは人との関りが増えた。そして本も書きやすくなった。その人は行動で何かするわけでもない。ただ配信に入ると優しく接してくれる。そしてどんなものを作り、見せてもその人に関係するものならば喜んでくれる。今までは笑われたり、からかわれたりしたけど、その人は「私のために作ってくれた。それが上手かろうが下手かろうが関係ない、その気持ちが嬉しい」と本人は、そんなことないとか、自分をひげ的に見ている。それがいいことか、悪いのかは分からない。ただ自身満々な人よりかいいと思う。何気ない一言で元気、やる気、色んな感情をくれる。もしそれが嘘だったとしても、構わない。
出来ることは悩む必要はない、できない事もいくら悩んでも意味がない。俺はそんな考えをもって生きてきた。
もしラブレターと言う人が悩み事ができて誰かに相談したくなったら、話せる範囲でいい。リスナーに相談すればいいと思う。みんなで解決したい。あの人はとてもいい人で、配信者としても、人間としても素晴らしい。
そして俺が初めてこの人なら、もしかすると。っと思えた人で推しなんだ。もっと自信を持ってほしい。

もしラブレターと言う人間が将来何かを決断しその道に進むだろう。ただあなたがその道を「正しい」と信じる限りそのすべてに意味がある。そして俺も応援し続ける。
ラブレター、あなたとさよならをする日が必ず来る。それは覚悟はしている。永遠は作品にも魂にも約束されていない。
だがあなたの声が聞けなくなっても、あなたは永遠に俺の中で輝き続ける。
少し前にラブレターから言われたことがある。
「杉は私が配信やめた後私の代わりを見つけられるの?」
っと俺は二度とごめんだ。悪い意味じゃない。ただあの人以上に好きで居られて推せる人が居るとは思えない。俺は推しが2人いる。しかしあの人以上に推せるのか?
それははっきり言える。それはないと。
だってそうだろう?色んな事を教えてくれて、色んな初めてをくれた人を『「引退します」あぁそうですか、なら別の推し作りますね。』それはおかしいと思う。それは気持ちが軽いと言う事。
今があるのはラブレターのおかげ、と言うならこれは軽くではなく、重い。すぐに切り離せるほど軽く推してるつもりは無い。
軽いなら毎日配信に行き、グッツなんて買うか?それは無い。好きだから買うのだ。
だからこそ俺は今も、さよならしてからも言うのだろう。
「あなたに会えてよかった。ありがとう」
っと・‥‥
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